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映画『コンフィデンスマンJP英雄編』ネタバレあらすじ感想

映画コンフィデンスマンJP英雄編ネタバレあらすじキャスト評価

映画『コンフィデンスマンJP英雄編』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『コンフィデンスマンJP英雄編』です。

長澤まさみさん主演の大人気シリーズ『コンフィデンスマンJP』の映画第3弾となります。

テンポの良いストーリー展開やどんでん返しなどで人気のコンフィデンスマンJPですが、果たして第3弾ということでクオリティが落ちていることはないのか?

厳しく評価していきたいと思います。

それではさっそく『コンフィデンスマンJP英雄編』の映画紹介をしていきましょう。

映画『コンフィデンスマンJP英雄編』は、2022年に公開された日本映画。

上映時間は127分です。

監督は『コンフィデンスマンJPロマンス編』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』に引き続き、田中亮監督が務めています。

【キャスト】

ダー子…長澤まさみ

ボクちゃん…東出昌大

リチャード…小日向文世

コックリ…関水渚

五十嵐…小手伸也

赤星栄介…江口洋介

モナコ…織田梨沙

波子…広末涼子

丹波…松重豊

三代目ツチノコ…角野卓造

ホー・ナムシェン…生瀬勝久

城ヶ崎…石黒賢

マルセル真梨邑…瀬戸康史

ジェラール・ゴンザレス…城田優

畠山麗奈…生田絵梨花

政府官僚…高嶋政宏

ジョージ松原…山田孝之

ほか。

 

映画『コンフィデンスマンJP英雄編』ネタバレ・あらすじ

養護施設の子供が誘拐される悪質な事件が起きます。

犯行の狙いは施設に飾られていた価値のある絵画で、絵画は盗まれてしまったものの誘拐された子供は無事に保護されます。

この事件の解決にあたっていたインターポールの刑事であるマルセル真梨邑(瀬戸康史)は、保護された子供の座っていたイスにツチノコのマークが書かれたカードを発見します。

ツチノコとは悪い人間から大金を奪い貧しい人々にお金を配っていた英雄的な詐欺師の名称です。

初代ツチノコは100年ほど前に存在していたと言われていて、三代目ツチノコ(角野卓造)の後の4代目ツチノコを誰が継ぐかは決まっていませんでした。

ダー子(長澤まさみ)は前回の事件から約2年間オサカナちゃん(獲物)を釣りあげていませんでした。

ボクちゃん(東出昌大)はダー子にコンフィデンスマン(詐欺師)の仕事を引退して欲しいと真剣に考えていましたが、ダー子は全く言うことを聞きませんでした。

一方リチャード(小日向文世)は、恩人である三代目ツチノコが引退間近ということで仕事への熱意を失いつつありました。

ダー子とボクちゃんとリチャードは、三代目ツチノコに育てられたコンフィデンスマンなのです。

刺激に飢えているダー子は4代目ツチノコの座をかけて、ボクちゃんとリチャードと期間内に誰がどれだけでお金を稼げるか勝負をしようと持ちかけました。

ダー子たち一行はマルタ共和国に行ってきました。

コンフィデンスマンの勝負の舞台はこのマルタ共和国になります。

期間は7日間。ダー子はマルタに住んでいるジェラール・ゴンザレス(城田優)が所有していると噂されている『踊るビーナス』という美術品を手に入れることを画策します。

ダー子は計画を遂行するために五十嵐(小手伸也)を仲間に引き入れました。

ダー子はゴンザレスに接触しようと計画を実行しますが、一足先にボクちゃんがゴンザレスと妻の麗奈(生田絵梨花)との接触に成功します。

焦ったダー子は五十嵐とともに日本大使館の人間に変装し、ゴンザレスの屋敷に潜り込むことに成功しました。

しかしその直後、同じく『踊るビーナス』の噂を聞きつけたインターポールのマルセル真梨邑もゴンザレスに接触を図り、ゴンザレスが開いた食事の場は予期せぬ豪華メンバーとなっていました。

さらにそこに日本からダー子たちを追ってきたという刑事・丹波(松重豊)も現れて、現場はさらに混乱をきたします。

さらにさらに、マルタにはダー子の天敵であり腐れ縁の赤星栄介(江口洋介)もやってきていて、ダー子の行方を追っていました。

それぞれが相手の懐を探る形でストーリーが展開していきます。

情に弱いボクちゃんはゴンザレスの妻である麗奈の境遇に同情し、さらに麗奈が心臓病であることを知ったボクちゃんは、麗奈のために『踊るビーナス』を入手します。

しかし麗奈を何者かに誘拐されてしまい、ボクちゃんも危害を加えられてしまいます。

覆面をしていた誘拐犯のボスと思われる人間は、なんとリチャードでした。

リチャードは4代目ツチノコを名乗っていて、マルセルの側近や丹波を金で買収し仲間に引き入れていました。

誘拐された麗奈は心臓に負担がかかり病院で心肺停止の状態になってしまいます。

責任を感じ泣きじゃくるボクちゃんに丹波がツチノコの居場所を吐くように迫り、さらにマルセルもツチノコの居場所を教えるようにボクちゃんの情に訴えました。

リチャードはダー子の仲間となっている五十嵐と手を組んで、ダー子とボクちゃんの動きをずっと探っていました。

ボクちゃんが『踊るビーナス』を手に入れたことも当然知っていて、最適なタイミングで誘拐を実行したのでした。

3人の勝負は『踊るヴィーナス』を手に入れたリチャードの勝ちかと思われました。

しかし、3人が集合した場所に警官が大挙して現れました。

リチャードの行動を許せなかったボクちゃんが、警察に通報していたのでした。

ダー子は逃亡を図りますが、警官に追い詰められてしまいあえなく丹波に逮捕されてしまいました。

3人は捕まり勾留されます。

ボクちゃんはリチャードがこれまで行ってきた非道な振る舞いを責め、ダー子にはいかに足を足洗ってほしかったかを涙ながらに訴えました。

ボクちゃんの気持ちを聞いたダー子も涙を流して感情をあらわにしました。

この様子を見て勝ち誇っていたのがインターポールのマルセルです。

マルセルは丹波を利用して赤星に近づきダー子たちの情報を求め、利用するなら情に弱いボクちゃんが最適だと赤星から無理やり情報を得ていました。

ダー子たちはマルセルの手によって法的ではない手段で始末されそうになりますが、丹波が赤星からダー子たちに騙された過去に関する被害届を取ってきてダー子たちの逮捕状を発行します。

これによって日本の警察にダー子たちの身柄は移され、船で輸送されることになります。

船で輸送されているダー子は自分のポケットの中に1枚のカードが入っていることに気がつきます。

そのカードにはツチノコのマークが記されていました。

4代目ツチノコを勝手に名乗っている人物は、マルセル真梨邑だったのです。

もちろんインターポールであることもでっちあげでした。

マルセルはダー子たちを騙して『踊るヴィーナス』を手に入れたことに歓喜していました。

養護施設で盗まれた絵画も、マルセルが盗みだしたものでした。

マルセルは自分が盗んだもののコレクションが置いてある小屋に向かい、喜びを爆発させていました。

しかしある時マルセルが自分のコレクション部屋に足を運ぶと、全てのコレクションが運び出され、も抜けの空になっていました。

すべてはダー子の計画通りでした。

4代目ツチノコの名前をかけて3人で勝負をすると決めた直後、ダー子のもとにフウ一族のプリンセスとなったコックリ(関水渚)が突然現れました。

コックリは養護施設で起きた誘拐事件は自分のせいだと言い、絵画を寄贈してしまったばっかりに養護施設の少年が誘拐されてしまったと泣きながらダー子に告げました。

ダー子はすぐにリチャードを呼び、コックリから詳しい話を聞きます。

コックリは誘拐事件を担当した人間が『伝説の詐欺師ツチノコ』の話をしていたことや、インターポールのマルセル真梨邑という名前であることを話しました。

この情報だけでダー子とリチャードはマルセル真梨邑が小物の詐欺師であることを確信していました。

ダー子は計画を実行するために、協力しているくれる子猫ちゃん(ダー子に協力してくれる人の愛称)を集め始めます。

ゴンザレスも麗奈も、実はダー子と繋がっている子猫ちゃんだったのです。

さらにダー子はこれまで何度も試し続けてきた赤星も仲間に引き入れていました。

さらに日本の刑事だと名乗っていた丹波は、ダー子に弟子入りを志願した詐欺師だったのです。

ダー子は子猫ちゃんたちと協力して着実に計画を進め、ツチノコを勝手に名乗っているマルセル真梨邑の盗品コレクションを全て奪ったのでした。

ダー子は今回の計画をボクちゃんには内緒にしていました。

リチャードは最初「ボクちゃんには言わなくていいのか?」とダー子に進言していましたが、ダー子はボクちゃんが情に弱いことを知っていて「騙された方が力を発揮するタイプ」としてボクちゃんには内緒で計画を進めました。

麗奈の心臓病や心肺停止の状況も、すべてウソでした。

全てを失ったマルセル真梨邑のもとには、本物のインターポールのマルセル真梨邑(真木よう子)がやってきました。

偽物のマルセルはボコボコにされ連行されていきました。

ホテルの一室ではダー子と子猫ちゃんたちが盛大なパーティーを開こうとしていました。

ボクちゃんはすねていましたが、説明を聞いて淡々と普段の僕ちゃんに戻りました。

ダー子は協力してくれた赤星にお礼を輸送すると約束していて、赤星のもとにダー子から骨董品が届きます。

見ため的に高価なものと思えなかった赤星は、またもやダー子におちょくられたと思い怒りに任せてその骨董品を叩きつけて割ってしまいます。

その様子を見て焦っていたのが鑑定士の城ヶ崎(石黒賢)でした。

なんとその骨董品は本当に価値のある信じられない高価なモノだったのです。

赤星は100%自分が悪いにもかかわらず、「騙すと思ったのに騙さないで結果的に俺を騙しやがった」とわけのわからないことを叫んでいました。

今回の作戦でダー子は「踊るヴィーナス」の偽物を現地の人間に作らせていました。

このことを知ったボクちゃんはダー子の倍の金額を提示して、出来上がったら自分に渡すようにと5万ユーロの大金を支払っていました。

しかし、これもダー子の計算通りでした。

ダー子はボクちゃんが現地の人間に支払った5万ユーロをぶちまけて大騒ぎしていましたが、水に濡れたお札にミミズのマークが現れ、偽札であることが判明します。

ダー子が贋作を作るように頼んだ現地の人間が、今回の勝負の勝者だったのです。

果たしてその人物の正体とは…。

衝撃の結末は本編をご覧ください。

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映画『コンフィデンスマンJP英雄編』感想・評価

映画『コンフィデンスマンJP英雄編』は、コンフィデンスマンシリーズの映画版の第3弾となっていますが、第3弾ともなると「クオリティが落ちているんじゃないか」と心配になる方も多いはず。

実際に観賞してみて思ったのは、脚本のクオリティは若干落ちているとも思えますが、キャストの演技などがより素敵になっているので、その分を十分カバーしているのではないかと思います。

『コンフィデンスマンJP英雄編』は、少しネタが尽きてきたのかなと思ってしまう部分も正直ありました。

ただこの部分に関しては、飽きがこないようにも新しいものを入れようという意識から生まれたものかもしれないので、一概にネタが尽きたと決めつけるわけにはいきません。

江口洋介さん演じる赤星がダー子と簡単に手を組むという設定が、これまでの流れを見ていると「ちょっと無理があるんじゃないか」と思いましたし、もしこの設定にするのであれば手を組むまでの状況をもう少し丁寧に描写して欲しかったなと思います。

これまでの流れでダー子と赤星の間に妙な友情が生まれていることは十分わかってはいるのですが。

今回もトリックと言うかダー子の仕掛ける罠がとにかく盛りだくさんなので、飽きることなく2時間少しの上映時間を楽しむことができますし、声を出して笑ってしまうシーンもたくさんありました。

それにしても長澤まさみさんの演技がこの映画では本当に光っています。

ダー子のキャラクターを作り上げて、しかも自然に演じてる長澤ためさんは女優として本当に凄いと思います。

あまりに表情豊かすぎて見ていて楽しくなってしまうんですよね。

そして今回の『コンフィデンスマンJP英雄編』のリチャード演じる小日向文世さんは、いつにも増してかっこよかったです。

城田優さんもかなり役にハマってていい感じでした。

瀬戸康史さんの演技が予想以上に素晴らしくてびっくりしました。

一瞬だけ三浦春馬さん演じるジェシーの存在が作品の中で描写されるのですが、やはりとても悲しくて寂しい気持ちになりました。

僕はコンフィデンスマンJPシリーズが大好きなので、今回でラストにならず絶対に続編を作って欲しいと思っています。

まさにエンターテイメントといった作品になっています。

おすすめ映画なのでまだ観ていない方は是非観てみてください。

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