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映画『アキラとあきら』ネタバレあらすじ感想

映画アキラとあきらネタバレあらすじ結末と感想評価

映画『アキラとあきら』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『アキラとあきら』です。

池井戸潤原作小説を竹内涼真と横浜流星主演で映画化した作品で、非常に見応えのある映画になっています。

ほかのキャストもいい味をかなり出していて、俳優陣の演技も楽しめる作品です。

WOWOW版も有名ですが、今回紹介するのは劇場公開映画の『アキラとあきら』です。

それでは『アキラとあきら』の映画紹介です。

映画『アキラとあきら』は2022年に公開された日本映画です。

上映時間は128分。

監督は三木孝弘監督

『思い、思われ。ふり、ふられ』『今夜、世界からこの恋が消えても』などを監督しています。

原作は池井戸潤の『アキラとあきら』

【キャスト】

山崎瑛…竹内涼真

階堂彬…横浜流星

階堂龍馬…高橋海人(King&prince)

水島カンナ…上白石萌歌

階堂崇…児島一哉

工藤武史…満島真之介

保原茂久…塚地武雅(ドランクドラゴン)

井口雅信…宇野祥平

階堂聡美…戸田菜穂

山崎孝造…杉本哲太

山崎淑子…酒井美紀

井口由子…馬淵英里何

羽根田一雄…奥田瑛二

階堂一磨…石丸幹二

階堂晋…ユースケ・サンタマリア

不動公二…江口洋介

山寺宏一

野間口徹

津田寛治

徳重聡

竹原慎二

ほか。

映画『アキラとあきら』ネタバレ・あらすじ

山崎瑛は町工場の子供として育ち、父親の山崎孝造(杉本哲太)の仕事に誇りを持っていました。

従業員の保原茂久(塚地武雅)は、父親の作るネジのすごさを瑛に教えてくれました。

しかし工場は段々と経営難になって借金を重ね、ついに倒産に追い込まれてしまいます。

家族で工場を出ていく日、瑛は父親の作ったネジを手に持って泣きながら走っていました。

そこに階堂郵船という企業の御曹司である階堂彬を乗せた車が通りかかり、瑛を轢きそうになります。

慌てて運転手が降りて瑛の身体を心配しますが、無傷の瑛は手に持っていたネジを放してしまい、懸命に探します。

彬が車から降りてきて、ネジを拾ってハンカチで拭いて瑛に渡しました。2人はちょうど同い年ぐらいの子供でした。

瑛と彬はこの時にすでに運命的な出会いを果たしていたのでした。

彬の父親は階堂郵船の社長で、階堂グループはほかにも大きな会社を持っていて兄弟が社長を務めていました。

しかし兄弟仲は決して良いとは言えず、彬の父親が優秀ゆえに毛嫌いされている状況でした。

彬は就職の時期になると階堂郵船ではなく、産業中央銀行への就職を希望しました。

見事に就職を果たした彬は新入社員のプレゼン対決で、同じく産業中央銀行に就職した瑛と火花を散らします。

融資部長の羽根田一雄(奥田瑛二)が目を見張るほどのハイレベルな対決を見せた2人の戦いは、後に伝説と言われるほど有名になります。

結果は粉飾決算を見破った瑛の勝利でした。

銀行内でも将来を渇望された2人でしたが、順調にキャリアを積んでいった彬とは裏腹に彬は強い正義感ゆえに出世につまづいてしまいます。

上野支店に配属された瑛は融資を担当していた町工場が不渡りを出した後に、社長の井口(宇野祥平)に差し押さえられる前に口座のお金を移すようにアドバイスしました。

瑛はそのお金が井口が娘の手術のために貯めているお金だと知っていたのでした。

できる限り回収しようと考える支店長の不動公二(江口洋介)の先回りをして、井口のお金を守ったのでした。

このことをきっかけに瑛は地方勤務を命じられ、完全に出世街道を外れて左遷されてしまいました。

瑛は地方でも地道に頑張りますが、心折れそうになってしまいます。

しかしそんな時に井口から子供の手術が成功した手紙をもらい、井口の娘の感謝している写真を見て自分のやっていることは間違っていないと泣きながら再確認したのでした。

瑛とは対照的に彬は本社勤務になり、どんどん出世街道を歩いていました。

しかしある日、父親の一磨が倒れてしまいます。

彬には弟がいて、弟の龍馬(高橋海人)は階堂郵船で働いていました。

龍馬は家業を継がなかったのに一目置かれている兄をよく思っていませんでした。

彬への意地もあり、龍馬は父親に代わって階堂郵船を継ぐことにします。彬はまだキャリアの浅い龍馬が継ぐことに反対でした。

その頃、一磨と仲のよくない兄弟の階堂晋(ユースケ・サンタマリア)と階堂崇(児島一哉)は、リゾートビジネスに手を出して失敗していました。

運転資金がショートしてしまい、龍馬を利用して階堂郵船を担保に多額の借金をします。

龍馬はことの重大さがわかっておらず、階堂郵船は一気に経営が傾きだします。

階堂郵船が危機に陥ろうとしている時に、地方に左遷されていた瑛が実績を認められ本社に帰ってきました。

その頃、階堂郵船のメインバンクだった産業中央銀行は、担当の水島(上白石萌歌)が謎の資産運用に気付いて龍馬に指摘します。

龍馬はごまかしますが、まさに叔父2人の口車に乗って出資したことによる負債でした。

そんな中、ストレスで龍馬が倒れ、彬は見舞いに行った時に弟から「階堂郵船を救ってくれ」と頼まれます。

彬は銀行を退職して階堂郵船に入社し立て直しを図ります。

本社に戻った瑛は実力を認められ、エリートだけが集まる部署に異動を命じられますが、この異動を断って水島とともに階堂郵船の担当になり立て直しを図ります。

彬は出世街道を断った瑛に怒りますが、瑛は一緒に階堂郵船を立て直そうと言葉をかけました。

瑛と彬は協力して階堂郵船はじめ階堂グループが生き残る方法を模索します。

赤字状態のリゾートホテルを売却しようと試みますが、黒字化の見通しがないホテルを買う会社はありませんでした。

残る道は晋と崇が社長を務める階堂商会と階堂観光を階堂郵船の傘下にする方法でした。その後に売却する方法なら光を見出すことができると2人は結論を出しました。

龍馬も同席して彬と晋と崇が話し合いを行います。

自分たちの非を認めずに開き直る叔父たちに、彬は土下座までして階堂グループを救おうとします。

叔父2人も彬の行動に心を動かされ、彬の提案に従うことになります。

今度は瑛の番でした。退職をかけて本部長に融資の稟議をかけます。

本部長はかつて瑛が左遷するきっかけになった不動でした。

果たして瑛は融資を通すことができるのか…

階堂グループは生き残ることができるのか…

瑛と彬の運命は…

結末は本編をご覧ください。

 

映画『アキラとあきら』感想・評価

俳優・横浜流星が好きなので鑑賞してみたのですが、面白かったですね~。めちゃくちゃ面白かったです。

ストーリー的には壮大なスケールでもないし、どんでん返しがあるわけでもないのですが、見応え充分というかあっという間に上映時間が過ぎた感じでした。

池井戸潤原作映画だけあって重厚感もしっかりあって、主演の2人は若い俳優にも関わらずしっかり重厚感を持たせていたので、すごいなぁと心から思いました。

演技力がなかったら浅くなってしまって重厚感なんて出ませんからね。

融資が通る通らないや、階堂グループを救うための策などはなかなか理解するのが大変でしたが(正直完全には理解できていないです)、融資が通るまでの展開がドラマチックで細かいところはいい意味で気になりませんでした。

瑛が階堂グループへの融資をお願いするのが因縁のある江口洋介さん演じる不動っていうのも胸アツでした。

竹内涼真さんはまっすぐな役と言うか純粋な役が本当に似合うし上手いですよね。顔立ちが温和ということもあると思いますが、瑛役にとってもハマっていました。

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もう1人の彬を演じた横浜流星さんも素晴らしかったです。

クールな顔立ちをされていて竹内涼真さんとの対比も良かったですし、感情を露わにするシーンもリアリティたっぷりで演技力の高さを見せつけてくれました。

すでに大活躍している俳優ですが、これかれもさらに大活躍する予感しかしません。本当に素敵な俳優だと思います。

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横浜流星さんの演技やデビューのきっかけに関する動画はこちらをご覧ください。

主演の2人のほかにも魅力的なキャストの方々がたくさんいて、観ていて飽きることがまったくない芝居が展開されます。

高橋海人さんも良かったし、児島一哉さんとユースケ・サンタマリアさんもいい味出してましてねぇ。

個人的には竹原慎二さんが意外といい演技をされていて驚いてしまいました。

映画『アキラとあきら』は、ストーリーも俳優陣の演技も楽しめる秀逸な作品になっています。

自信を持っておすすめします。

映画『アキラとあきら』

二人だから、戦える。

 

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