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映画『マイブラザー』ネタバレあらすじキャスト評価 ウォンビン【概要・キャスト】
今回の絶対おすすめ映画シリーズは『マイブラザー』です。
映画『マイブラザー』はウォンビン主演の兄弟の絆を描いた感動の映画です。
ウォンビンの兄役をシンハギュンが務めていて、映画『ガン&トークス』以来の兄弟役となっています。このシンハギュンの演技が素晴らしいのです。
そしてそれに呼応するようにウォンビンも反抗期の不良を魅力的に演じてくれています。涙なくしては観れない映画です。
それでは映画『マイブラザー』の映画紹介です。
映画『マイブラザー』は2005年に日本公開された韓国映画です。
上映時間は112分。
監督はアンクォンテ監督。
キャストは
ジョンヒョン・・・ウォンビン
ソンヒョン・・・シンハギュン
ミリョン・・・イボヨン
母・・・キムヘスク
オクス・・・キムテウク
ヨンチュン・・・チョンホビン
ほか。
映画『マイブラザー』あらすじ・ネタバレ
トンソン男子高校に通う高校生のジョンヒョン(ウォンビン)とソンヒョン(シンハギュン)兄弟。兄弟は年子でしたが、同じ学年で学んでいます。兄のソンヒョンが口唇口蓋裂のために手術を受けていたためです。
2人の兄弟は性格がまさに真逆といった感じでした。
兄のソンヒョンは非常に大人しい性格で争いを嫌い自己主張もまったくしない性格で、成績はトップの成績を誇っていました。
ソンヒョンは詩を書くのが好きで寡黙な分詩で表現することに長けていました。金貸し業を営む母親(キムヘスク)は口唇口蓋裂の兄のソンヒョンを特別可愛がっていました。
そんなソンヒョンに対して弟のジョンヒョンは昔風で言うならば札付きの悪です。
喧嘩が強くルックスも超がつくハンサムです。ジョンヒョンは兄ばかりを可愛がる母親の元でますます悪い方向に走って行ってしまっています。
男子校だけに女子との関りが皆無で、ジョンヒョンはそんな状況を打開するべくまったく興味がないのに文芸部に入ります。文芸部に入れば女子高との交流があったからでした。
特にジョンヒョンはミリョン(イボヨン)というマドンナ的存在の女子生徒に惚れていて、ミリョンと関わりたいために詩の活動を始めます。
しかし不良グループを牛耳っているオクス(キムテウク)がミリョンは自分の女だから手を出すなといちゃもんをつけてきて、ジョンヒョンは喧嘩をすることになります。
オクスは強くジョンヒョンは劣勢となります。するとそこに普段大人しい喧嘩などまったくしない兄のソンヒョンがオクスに飛び掛かります。
ソンヒョンはオクスの足にしがみつき殴られても蹴られても離れません。兄の手助けもありジョンヒョンは喧嘩に勝ちます。
しかし派手な喧嘩騒ぎを起こしたことで母親が学校に呼び出されます。
兄のソンヒョンを巻き込んでしまったこともありジョンヒョンは母から叱られることを覚悟しますが、母は騒ぎを起こしたことを必死に謝って学校を出ると、兄弟に「1人が殴られたら2人で殴り返しなさい。それが兄弟というものよ。」と言い、2人の行動を褒めました。
文芸部による詩の発表会が近づいてきます。
詩のことなどさっぱりわからないジョンヒョンはこっそり兄ソンヒョンのノートを見ます。「四つ葉のクローバー」という詩が書かれていて、そこにはミリョンらしき似顔絵が書かれていました。ジョンヒョンが想いを寄せているミリョンに、ソンヒョンも思いを寄せていたのでした。
ジョンヒョンは兄ソンヒョンの詩を盗作し、素晴らしい詩の出来栄えに賞賛を受けます。これをきっかけにジョンヒョンはミリョンとの交際をスタートします。
海辺でのデートの最中にキスをしているところを偶然兄のソンヒョンが目撃してしまい、ソンヒョンはショックを受けます。
ジョンヒョンは兄の詩を利用して始めた交際に罪を感じてミリョンと別れてしまいます。
ソンヒョンは難関のソウル大学医学部に合格します。母親が望んでいた通りの結果をソンヒョンはもたらしました。
ソンヒョンが医学部に合格したことで、医者の親として恥じないようにと母親は仕事を変え食堂をはじめようと大金をはたいてお店を借ります。
そしてジョンヒョンにもしっかりするようにとジョンヒョンを予備校に通わせます。
ソンヒョンは家を出て大学に通い始めます。
しかしここで事件が起こります。
母親が払った大金を不動産屋が持ち逃げしてしまったのです。家計は一気に窮地に陥り母はひどく落ち込みます。
ジョンヒョンは頭に血が上り完全にキレて怒鳴り込みますが、お金は戻ってきませんでした。
ジョンヒョンは家族のために借金の取り立てをはじめます。
ミリョンの兄ヨンチュンのところで働くことになります。
悪の道に再び戻ってしまうどころかエスカレートしてしまうこととなってしまいました。しかしジョンヒョンとしては母と兄のためでした。
実家に帰って来た際に兄のソンヒョンはジョンヒョンがやっていることを知り叱責します。兄弟の溝は深まります。
ジョンヒョンは借金の取り立てに行き、お金を払えない店の物を狂ったように怖し暴れまわります。
しかもそこの店は幼馴染でもある障害を持ったドュシクの母親が営んでいる店でした。
店内で暴れまわるジョンヒョンを必死に止めようとする子供と母親ですが、ジョンヒョンは構わず殴り倒します。
ジョンヒョンは暴れれば暴れるほど自分の中に空虚さが広がっていくのを感じていました。ジョンヒョンはミリョンの兄の元に行き、仕事をやめさせてくれるように頼みました。
もちろん何事もなく抜けられる世界ではないことはジョンヒョンはわかっていました。それでもジョンヒョンは足を洗いたいと考えたのです。
心がすっきりするのを感じながらジョンヒョンは1人で屋台でお酒を飲んでいました。
そこへ兄のソンヒョンが現れます。2人はいろんな話をしました。
ソンヒョンは今まで口にできなかったお願いをジョンヒョンにします。それは「一度でいいから兄さんって呼んでくれないかと」という願いでした。
今まで呼んだことがないので照れるジョンヒョン。あたたかい空気が兄弟の間に流れていました。
ソンヒョンは母親とお酒を飲んだ時に母から1人(ソンヒョン)は息子、1人(ジョンヒョン)には夫の代わりをさせてしまった、ジョンヒョンには申し訳ないことをしたと言葉を聞きます。ソンヒョンはジョンヒョンにそのことを伝えます。
これまでになかった心地よい空気が親子の間に漂っていました。
ソンヒョンが大学に通う為にソウルに帰る日の前夜、歯が痛くなった母を見てソンヒョンが鎮痛剤を買いに外に出ます。
ジョンヒョンのパーカーを借りて羽織り雨の中を買い物に出たソンヒョンですが、帰りが遅いことが気になったジョンヒョンが迎えに外に出ます。
そこに仕事をやめることを告げたヨンチュンが現れます。落とし前としてヨンチュンにボコボコにされるジョンヒョン。ジョンヒョンを痛めつけるとヨンチュンはその場を立ち去りました。
瀕死の状態になっているジョンヒョンの横を、ジョンヒョンが暴れた店の息子のドュシクが通りかかります。ドュシクはジョンヒョンの姿を見て恐怖に怯えました。
ジョンヒョンはドュシクに対して申し訳ない気持ちを持ちながら、力を振り絞って立ち上がり歩き出します。
するとジョンヒョンの目の前に血まみれの兄ソンヒョンが倒れていました。
ソンヒョンは弟ジョンヒョンのパーカーを着て雨の中を鎮痛剤を買いに行っていました。
そこへドュシクがヒョンジョンに復讐をしようと現れて、ソンヒョンをジョンヒョンだと思い込み、ブロックでソンヒョンを殴り殺してしまったのでした。
親子の関係が良好になった矢先の出来事でした。
母とジョンヒョンは大きなショックを受けています。そこへソウルから母に花束が届きます。ソンヒョンが事前に贈っていたものでした。
そして花束には手紙が添えられていて、手紙に母と弟に対する愛が綴られていました。優しいソンヒョンならではの手紙でした。
ジョンヒョンは兄のことを思います。
兄に高校時代に言えなかった、発音を気にして鉛筆を口にはさんで練習していた兄に、もう充分綺麗な発音だから練習しないでいいという言葉を一人呟きます。
生きている間に兄さんと呼べなかった自分、兄は呼ばれたがっていたのに。
写真を現像に出した時に、写真屋から誰が撮った写真ですか?と訊かれたジョンヒョンは堂々とはっきりと「僕の兄さんです」と言ったのでした。
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映画『マイブラザー』感想・評価
映画『マイブラザー』は本当に切ないラストが待ち受けている映画です。長い間わかりあえなかった親子、兄弟が分かり合えたと途端に起きる悲劇。涙なくては観れない作品となっています。
兄を演じたシンハギュンが本当にいい人なんだろうなこの人と思ってしまうぐらい(もちろん本当にいい人だと思いますが)、自然にいい人を演じてくれているのです。
いい人を演じるのはかなり難しいと僕は思っていて、いい人というのは演じるとリアリティが損なわれてしまうことが多いのです。しかしシンハギュンにはそれがなく、誰もが自然に愛してしまうキャラクターを見事に作り上げてくれています。
そしてウォンビンも純粋が故に道を踏み外してしまうキャラクターを魅力的に演じてくれています。
真面目なキャラクターが似合うルックスと雰囲気を持っているウォンビンですが、ブチギレテいるシーンは見事に怖いです。ラストシーンの見せ場では大きな感動を与えてくれます。
母親役のキムヘスクも言わずもがな素晴らしく、俳優陣が本当に魅力的な映画となっています。
悲しみの後に心が現れる感覚を味わえる映画です。おすすめ映画です。ぜひ。
映画『マイブラザー』
12歳の時は嫌いだったけど、20歳の今は僕のすべて。
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