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映画『ギルバートグレイプ』あらすじネタバレ感想

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映画『ギルバートグレイプ』作品情報

今回の絶対おすすめ映画シリーズは『ギルバート・グレイプ』です。

映画『ギルバートグレイプ』はピーター・ヘッジスの同名小説『ギルバートグレイプ』を映画化した作品です。

レオナルド・ディカプリオはこの作品でアカデミー賞にノミネートされました。

レオナルド・ディカプリオとジョニー・デップが兄弟役というもう信じられないキャスティングです。そしてジュリエット・ルイスもこの頃は人気女優。豪華キャストで贈る家族愛に溢れた感動の映画です。

それでは『ギルバートグレイプ』の映画紹介です。

映画『ギルバートグレイプ』は1994年に日本公開されたアメリカ映画です。

上映時間は118分。

監督はラッセ・ハルストレム監督

『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』『サイダーハウス・ルール』『ショコラ』『シッピング・ニュース』など人間ドラマを描く手腕に優れた監督です。

キャストは

ギルバート・グレイプ・・・ジョニー・デップ

アーニー・グレイプ・・・レオナルド・ディカプリオ

ベッキー・・・・ジュリエット・ルイス

ボニー・グレイプ・・・ダーレン・ケイツ

エイミー・グレイプ・・・ローラ・ハリントン

エレン・グレイプ・・・メアリー・ケイト・シェルハート

タッカー・・・ジョン・C・ライリー

ボビー・マクバーニー・・・クリスピング・ローヴァー

ベティ・カーヴァー・・・メアリー・スティーンバージェン

ケン・カーヴァー・・・ケヴィン・タイ

他。

映画『ギルバートグレイプ』ネタバレ・あらすじ

舞台は小さな町エンドーラ。その町の小さな食料品店で働くギルバート(ジョニー・デップ)には知的障害を持った弟のアーニー(レオナルド・ディカプリオ)がいました。

他に姉のエイミー(ローラ・ハリントン)、妹のエレン(メアリー・ケイト・シェルハート)、そして父親の死後、家から一歩も出なくなった母親のボニー(ダーレン・ケイツ)が一緒に住んでいました。

母親のボニーは昔は町一番の美人と評判の女性でしたが、現在200キロを超えるほどに太ってしまい、歩くのもままならない状態です。アーニーのことを心配し愛情を注いでいました。

アーニーは近々18歳の誕生日を迎える事になっていて、誕生パーティーが開かれる予定でした。

エンドーラにはある時期になると旅をしているトレーラーが幾台も通り過ぎるのですが、アーニーとギルバートはこのトレーラー達が通り過ぎるのを見に行きます。アーニーは通り過ぎるトレーラーを見て大はしゃぎです。

そのトレーラーの一台が故障によりエンドーラで立ち往生します。トレーラーに乗っていたのはベッキー(ジュリエット・ルイス)という女性とその祖母でした。

ベッキーを見掛けたギルバートは何となく気になり思わず目でベッキーを追ってしまいます。

アーニーの面倒を見るのはギルバートの役割でしたが、アーニーは悪気なくトラブルを起こしてしまいます。

ギルバートは食料品店のお客のベティ(メアリー・スティーンバージェン)と不倫関係にあり、配達に行った際に事に及んだりしていました。

ベティの旦那のカーヴァー氏は町の権力者でもちろん二人の関係はバレてはいけない関係です。

ある日アーニーを助手席に乗せベティのところに配達に来たギルバートは、アーニーを車で待たせベティと事に及びます。

そこへ旦那のカーヴァー氏が帰宅し、ギルバートは急いで車に戻りますが、車にいるはずのアーニーが見当たりません。

焦るギルバートの横をパトカーがサイレンを鳴らしながら通過し、ギルバートは胸騒ぎを覚えます。

アーニーは町のガスを供給している鉄塔に上っていました。

かなり高い位置まで昇ってしまっているアーニーを多くのギャラリーが心配そうに見つめ、警察が拡声器を使ってアーニーに降りてくるように説得を続けていました。

ギルバートは警察から拡声器を借り、アーニーに話しかけ、即興で作った歌を歌ってあげました。アーニーはゆっくりと鉄塔から降りてきて、無事に地上に戻ってきました。

ちょうど自転車で通りかかりこの様子を見ていたベッキーは微笑ましく兄弟の様子を見ていました。

ギルバートは警察から次は承知しないからアーニーをちゃんと見ておくように注意され、アーニーを車に乗せその場を去りました。

車に乗り込む際、ギャラリーの少年の一人がアーニーをからかい小突きますが、ギルバートはすぐに少年に「アーニーに触るな」と凄みます。ギルバートはずっとアーニーを守ってきていました。

食料品店の店主からギルバートはベッキーのトレーラーへの配達を頼まれます。ベッキーと祖母はトレーラーの故障によってエンドーラに立ち往生を余儀なくされていました。

部品が取り寄せとなってしまい、しばらくエンドーラに滞在することになっていました。

これを機にベッキーとギルバートの距離は縮まり、二人はいろいろな事を話します。ささやかながらデートのようなこともして、夕焼けを見ようとしている時に、ギルバートはアーニーをお風呂に入れなければいけないことを思い出し、ベッキーにすぐに戻るからと告げ一旦帰宅してアーニーをお風呂に入れます。

いつもならお風呂から上がるまで一緒にいるギルバートですが、この日はアーニーに自分でできるよなと言い残し、急いでベッキーの元へ戻りました。

あくる日、ギルバートが何気なく洗面所に行くと、なんと冷え切った湯船に浸かったままのアーニーが震えていました。

驚いたギルバートはすぐにアーニーの身体をタオルで拭きながらしきりに謝りました。この一件でギルバートは家族から責められてしまいます。

ベッキーは祖母を連れていろんなところを旅していました。

ギルバートはそんな生活に憧れながらも、家から出られない太った母親やアーニーの面倒を見なくてはならない自分の境遇ではそんなことはできるはずがないと諦めていました。

アーニーの誕生日が迫っていて大々的にパーティーしようと家族は話し合っていました。アーニーはホットドッグが食べたいと騒ぎ立てます。

庭に飾り付けをして近所の子たちも集まり大々的にアーニーの誕生パーティーが開かれます。しかし母親のボニーは自分の太った身体を見られるのを嫌がり家の中に閉じこもっていました。

ベッキーもアーニーにお祝いを言いにパーティーにやってきました。ギルバートはベッキーを母親のボニーに紹介します。

母親のボニーはいつも一階のソファで寝ていたのですが、その夜二階の寝室に行ってネ寝ようと突然階段を昇り始めました。

そしてボニーはそのままベッドでその夜就寝しました。あくる朝、アーニーが母親を起こしに行くとボニーは帰らぬ人になっていました。

眠ったまま亡くなってしまっていたのです。警察などがやってきますが、帰り際にボニーの太った身体をからかうような発言をします。

家族はボニーの葬儀などで母親が笑いものになってしまうのではと危惧します。するとギルバートは強い眼差しで「ママを笑いものにはさせない」と言い、一家で住んでいた家ごと燃やしてボニーを火葬しました。

姉のエイミーと妹のエレン、そしてギルバートとアーニーはそれぞれ新しい生活をすることとなります。そしてまたトレーラーがエンドーラを通過する季節がやってきました。

ベッキーは再びエンドーラにやってくるのか…?

ギルバートがアーニーに伝えたこれまでと違う言葉が心を揺さぶります。

果たしてその言葉とは…?

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映画『ギルバートグレイプ』感想・評価

心あったまる映画とはこういう映画だ!という教科書のような映画ではないかと思います。大きな盛り上がりなどがあるわけではないのですが、描かれている日常感がリアルさを与えてくれます。

一見淡々とした映画という印象を受けるかもしれませんが、まったく飽きることなく見入ってしまいます。ギルバートの持つ葛藤などは形は違えど、大なり小なり共感する部分もあるのではないかと思います。

そしてこの映画で必ず言われるのがレオナルド・ディカプリオの天才的な演技です。

あの巨匠マーティン・スコセッシ監督もこの映画を観た時に、本当に知的障害を持った子を起用したと思っていたそうです。

ディカプリオはすでに『ボーイズ・ライフ』というデ・ニーロとの共演作品で本格映画デビューしていましたが、この作品は他の映画のオファーを蹴り、オーディションを受けて勝ち取った役だそうです。

とにかく研究し、施設にも足を運んで一緒に過ごして役作りをしたとインタビューで言っていました。

ジョニー・デップも素晴らしくて、この頃ジョニー・デップはプライベートなことが原因であまりいい精神状態ではなかったそうですが、その影響なのか絶妙な憂鬱さを表現していて、繊細な演技が観られる作品です。

また撮影現ばでは空き時間にはレオナルド・ディカプリオの明るさに救われたと言っていたので、仲良い関係を築いていたようです。

昔インタビュー動画を見た時に、『ギルバート・グレイプ』から何年か経っていましたが、ディカプリオにインタビューしていたインタビュアーがレオに「この後別件でジョニーデップにインタビューする予定だ」的な事を言ったら、レオがカメラに向かって「お兄ちゃん元気??弟は元気だよ!」とメッセージを送っていて、その後ジョニーデップもそれに応え、カメラに向かって「お兄ちゃんも元気だよー!」とニコニコしてレオにメッセージを送っていて、僕はもうそれを見た時嬉しすぎてテンション上がったのを覚えています。

今思えばそれが「萌え」という感覚なのかもしれません(笑)

もちろんこの映画の他の出演者もみんな魅力的で、感動作なのは間違いないのですが、ユーモアも散りばめられていて、監督の演出力と俳優陣の演技力の高さを実感できる作品でもあります。

しかしジョン・C・ライリーという俳優はこの映画を皮切りにレオの出演作に多く出演していて、偶然なのかレオが気に入っているのか、いい俳優なので全然いいんですけどね!

『アビエーター』とか『ギャング・オブ・ニューヨーク』にも出演していますし。

登場人物のユーモアの部分と人間味あふれる演技にも注目して観て頂きたいです。

絶対に、観るべき映画です。

映画『ギルバート・グレイプ』

あなたに会えてよかった。

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