実写映画『東京喰種トーキョーグール』キャスト・監督
今回の絶対おすすめ映画シリーズは『東京喰種トーキョーグール』です。
今年『東京喰種2』が公開されるとのことで今も東京喰種ファンの間で盛り上ってますね!
僕は原作は途中までしか読んでいないのですが、今回の映画のストーリーは原作で読んでいる内容でした。
率直な感想として「非常に満足な映像化」でした。
それでは『東京喰種トーキョーグール』の映画紹介です。
映画『東京喰種(トーキョーグール)』は2017年に公開された日本映画です。
上映時間は119分。
原作は石田スイによる大人気コミック『東京喰種トーキョーグール』です。
監督は萩原健太郎監督。
キャストは
金木研(カネキ)…窪田正孝
霧島董香(トーカ)…清水富美加
神代利世(リゼ)…蒼井優
亜門鋼太郎…鈴木伸之
真戸呉緒…大泉洋
ウタ…坂東巴之助
永近英良(ヒデ)…小笠原海(超特急)
笛口雛実(ヒナミ)…桜田ひより
芳村…村井國夫
西尾錦(ニシキ)…白石隼也
笛口リョーコ…相田翔子
四方蓮示…栁俊太郎
入見カヤ…佐々木希
古間円児…浜野謙太
小倉久志…ダンカン
加納明博…岩松了
他。
映画『東京喰種(トーキョーグール)』あらすじ・ネタバレ
東京で遥か昔からその存在を認められた、人間を食料として狩る食物連鎖の頂点とされる『喰種(グール)』。人々はその見えない存在に恐怖を感じて生きていました。
国家は喰種対策局CCGを組織し喰種の駆除に当たりましたが、全滅させることはとてもできず、喰種は今も人間に紛れ生きています。人間と喰種は見た目では区別がつきません。
喫茶店あんていくでお茶を楽しむ大学生のカネキ(窪田正孝)とヒデ(小笠原海)。
カネキは読書好きの内向的な性格で、ヒデはカネキとは対照的に明るい社交性のある性格でしたが、幼い時からウマが合い親友と呼べる間柄でした。
二人がお茶をしている時に、ヒデはスマホでグールに関するニュースを見ていました。
ヒデは「意外と近くでグールの事件が起きてるんだな」と驚きますが、どこか現実味がないのか危機感を募らせているわけではありません。
そこへ喫茶あんていくにリゼ(蒼井優)がやってきます。
リゼを確認したカネキは激しく動揺します。リゼもこのあんていくの常連でカネキは密かに思いを寄せていたのです。
しかしカネキの性格では話しかけることはできず口を聞いたこともありません。
カネキから話を聞いていたヒデは、カネキに勇気を出して話しかけるように説得します。
カネキは動揺し「この本を読み終わったらね」とはぐらかそうとしますがヒデは逃がしません。
カネキに早く話に行けと本を取り上げようとします。その拍子に本がリゼの前に落ちます。
リゼは本を拾い上げ、本の話題でカネキに話しかけてきました。
リゼが読んでいた本もカネキが読んでいた本も、高槻泉という作家が書いたものでした。カネキはリゼと食事をする約束をすることが出来ました。
食事をしながら高槻泉の話で盛り上がる二人でしたが、カネキは自分がほんの話ばかりしていることに気付きリゼに謝ります。
リゼは楽しいと言って二人はいい雰囲気の中で食事をしていましたが、パスタを食べているカネキとは対照的に、リゼは注文したサンドウィッチにまったく手をつけていませんでした。
カネキが不思議がるとリゼは最近食べ過ぎちゃっててと照れ笑いをしていました。
すっかり夜になり、夜道を歩いているカネキとリゼ。
人気のない場所でリゼはカネキに「前から気付いてたわ、カネキさんの気持ち」とカネキを抱きしめます。
カネキは予想外のリゼの行動にドキドキが止まりません。
しかし、次の瞬間、リゼは信じられないぐらい口を大きく開き、カネキの肩に勢いよく食いつきました。最初何が起こったかわかっていなかったカネキでしたが、なんとかリゼを引き離し叫び声を上げます。
リゼは美しい女性の容姿をした喰種(グール)だったのです。
カネキはリゼにとって単なる食糧でしかありませんでした。必死に逃げ惑うカネキですが、リゼはグールが持つ赫子(かぐね)という巨大な触手のようなものでいとも簡単にカネキを追い詰めます。
そしてリゼの赫子がカネキの腹を貫通し、もはやここまでかとカネキも死を覚悟した時に、リゼの頭上から突然大量の鉄骨が落下してきます。
リゼは鉄骨の下敷きになり鉄骨下からは血が流れ出ていました。カネキは薄れてゆく意識の中で病院に運ばれ、そのまま意識を失いました。
カネキは一命をとりとめました。手術をしたのは加納(岩松了)という医師で、加納はカネキを助けるために、一緒に運ばれてきたすでに死亡しているリゼの臓器を移植していました。
意思確認なしで臓器手術を行ったことで加納は記者会見でマスコミから非難を浴びていましたが、加納は毅然としてリゼはすでに死んでいたので意思確認する方法はなかったと話しました。
助かったカネキは退院して大学へと復帰します。ヒデはカネキが大学を休んでいた間のノートを渡してくれます。
そして快気祝いと言ってカネキを二人が大好きなハンバーグ屋へと連れていきます。
大好きなハンバーグがテーブルに運ばれてきますが、カネキの様子がおかしいです。なかなか手をつけようとせずハンバーグを見つめるカネキ。ヒデに促されハンバーグを口に入れるカネキでしたが、激しく嘔吐してしまいます。
カネキは今まで食べていたものが全く食べられない身体になっていました。自宅の冷蔵庫の食べ物を手当たり次第に口に入れますが、何を食べても吐いてしまいます。
空腹の中、空腹を満たすことができず、自分に何が起きているかわからない恐怖にカネキは涙を流しながら嘔吐します。
そして鏡に映る自分の顔を見て、カネキは「なんだよ!これ!!」と絶叫します。カネキの左目は真っ赤になっていました。
カネキはグールであるリゼの臓器を移植されたことにより、グールとなってしまったのでした。グールは人間以外の食糧から栄養を摂取することができません。
カネキが何を食べても吐くようになってしまっていたのはこのためでした。
しかし、元々人間であったグール、半分人間で半分グールという存在はカネキが初めてです。
カネキに救いの手を差し伸べるあんていくの店長芳村(村井國夫)はカネキに希望を見出します。
トーカ(清水富美加)、四方蓮示(栁俊太郎)、ウタ(坂東巴之助)、リョーコ(相田翔子)ヒナミ(桜田ひより)などグールと知り合い絆を深めていくカネキ。
グールを目の敵にするCCGの真戸(大泉洋)や亜門(鈴木伸之)の存在。
人間とグールが共存できない世界。カネキはそんな世界に矛盾と怒り、悲しみを感じます。
カネキの闘いの行方は…。
映画『東京喰種(トーキョーグール)』評価・感想
この映画はかなり実写化が成功していると言っていいのではないでしょうか。僕としては「おおー!すごい!!」と思ってしまうぐらいの大満足の映像化でした。
赫子とかもかなりいい感じになっていたと思いますし、原作読んでいる人も酷評しづらい出来なんじゃないかと思います。
映画の出来栄えは素晴らしいと思います。
漫画を全然読まないので原作を読んでいる状態で映画化を観ることがほとんどないのですが、原作読んでるとこういう楽しみ方もできるのかと発見でした。
あそこはどんな感じで表現するんだろう?そうきたか!みたいな楽しみ方もできました。
ただ映画の出来が良かっただけに、原作まったく知らない状態で観たかったなとも正直思いました。すごいワクワクできそうだなと思ったので。
僕が原作を読んでいるのは今回の映画のストーリーまでぐらいなので、『東京喰種2』はそういった楽しみ方もできるかなぁと思っています。
窪田正孝君が非常に素晴らしいですね。
疲れただろうなぁこの撮影、と思ってしまうシーンの連続ですが、抜群の熱量で鬼気迫る感じと弱さが混在している表現で非常に楽しませてくれました。この人の得意な芝居のジャンルでもありますが。
個人的には藤原竜也さんの後を継げる逸材だと思っているので、大いに期待していますし、好きな俳優です。
かなり昔に『東京喰種』が映画化されていたら、カネキは藤原竜也さんしかいなかったと思いますが、今の時代に窪田正孝くんがしっかり演じてくれていました。
清水富美加さんですが、いろいろありましたが、この映画観てすごいいい女優さんだなと改めて思ったので、もったいないなぁという思いがすごくあります。
普通に上手いですよね。バラエティとかでも見てたから、ガラッと変わる様子に女優としての才能をすごく感じたのですが、なかなかもう観る機会はなさそうですもんね。残念です。
大泉洋さんはやっぱり素晴らしい!素晴らしいんですが、大泉洋さん演じる真戸さんがかっこ良すぎる時があって「おや?」と思ってしまいました。
大泉洋さんだけにカッコいい真戸さんをみると思わずクスッとしてしまいました。
ニシキを演じた白石隼也くん。僕初めて見たのですが、めっちゃいいですね。すごく良かったと思います。ニシキがとても魅力的でしたもん。2にも出演するみたいなので結構楽しみです。良かったなぁニシキ。
ヒデを演じた小笠原海君は正直残念な感じでした。
ヒデじゃなくないこの子?っていう感じがしてしまって。イメージから違うと思うんですけどね、何か力が働いてキャスティングされたのかなぁと思って観ていました。
かなり豪華キャストで驚かされてばかりだったのですが、まさか村井國夫さんが出てくるとは思いませんでしたし、相田翔子さんも全然悪くなかったんですけど、「なぜ相田翔子さん?」とは思ってしまいました(笑)面白い意味で疑問でした(笑)
正直想像以上の出来栄えで非常に楽しかったです!原作読んでいなくても楽しめる内容ですので、原作読んでない人もお薦めです。
映画『東京喰種(トーキョーグール)』
人間と喰種。二つの世界を知る唯一の存在。
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