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映画『ハドソン川の奇跡』ネタバレあらすじ感想

映画ハドソン川の奇跡ネタバレあらすじキャスト評価

映画『ハドソン川の奇跡』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『ハドソン川の奇跡』です。

映画『ハドソン川の奇跡』は実際に起きたUSエアウェイズ1549便不時着水事故を描いた映画です。

通称「ハドソン川の奇跡」の奇跡と呼ばれているこの出来事とその後の出来事を描いた作品です。

監督はクリントイーストウッド、主演をトムハンクスが務めています。めちゃくちゃいい映画です。

それでは『ハドソン川の奇跡』の映画紹介です。

映画『ハドソン川の奇跡』は2016年に日本公開されたアメリカ映画。

上映時間は96分。(特典映像があるので実際はもっと長い)

USエアウェイズ1649便不時着水事故を描いた作品。

監督はクリント・イーストウッド監督

『運び屋』『グラントリノ』『ミリオンダラーベイビー』などを監督している名監督であり名優です。

キャストは

チェスリー”サリー”サレンバーガー…トム・ハンクス

ジェフス・カイルズ…アーロン・エッカート

ローリー・サレンバーガー…ローラ・リニー

チャールズ・ポーター…マイク・オマリー

ベン・エドワーズ…ジェイミー・シェリダン

エリザベス・デイヴィス…アンナ・ガン

マイク・クリアリー…ホルト・マッキャラニー

ケイティ・クーリック…ケイティ・クーリック(本人)

クック大尉…ジェフ・コーバー

ラリー・ルーニー…クリス・バウアー

シーラ・デイル…ジェーン・ガバート

ドナ・デント…アン・キューザック

ドリーン・ウェルシュ…モリー・ヘイガン

ダイアン・ヒギンズ…ヴァレリー・マハフェイ

ルシー・ルパルマー…デルフィ・ハリントン

ジミー・ステファニク…マックス・アドラー

ジェフ・コロジェイ…サム・ハンティントン

ロブ・コロジェイ…クリストファー・カリー

ジム・ウィテカー…クーパー・ソーントン

バリー・レオナルド…ジェフリー・ノードリング

パトリック・ハーテン…パッチ・ダラー

ピート…マイケル・ラパポート

ヴィンセント・ロンンバーティー…ヴィンセント・ロンンバーティー(本人)

ほか。

映画『ハドソン川の奇跡』ネタバレ・あらすじ

旅客機のベテランパイロットであるチェスリーサレンバーガー、通称サリー(トムハンクス)は操縦している飛行機が鳥の群れと接触し、エンジン部分に鳥を巻き込んでしまい、それが原因で街に飛行機が墜落してしまう悪夢を見て目を覚ましました。

サリーは悪夢を見る前日に実際に同じ飛行機の墜落事故の状況に陥り、自身の判断によってハドソン川への不時着水を敢行し、着水に成功して乗客全員の命を救っていました。

ハドソン川へ不時着水をする行為は管制官がこの判断を聞いた時に、乗客すべての事故死を覚悟したほどの困難なものでした。

サリーはその後PTSDの影響で冒頭のような悪夢を見たり、精神的に落ち着かない時間を過ごしていました。

奇跡のハドソン川への不時着水の成功によってサリーは乗客すべてを救った英雄として扱われていました。

しかし国家運輸安全委員会(NTSB)は、飛行機はハドソン川に危険を冒して不時着水する必要はなく、引き返して空港に着陸することが可能だったのではないかの見方を示し、サリーはその判断の正当性を問われることになります。

サリーは事件当時の状況を考えて、空港に引き返したり近くの空港に着陸することは不可能だと判断しハドソン川への不時着を決断したと話します。

副操縦士のジェフスカイルズ(アーロネッカート)もサリーの判断は正しく、サリーの直感によって乗客を救う事が出来たと話しました。

しかしサリーやジェフの証言とは異なる証拠が出てきます。エンジンは両サイドともに機能していなかったとサリーとジェフが主張するのに対し、その事実は異なるといういう意見がNTSBから出てきます。

さらにNTSBがコンピューターを使ってシュミレーションをした結果、空港に戻ることは可能であったという結果をサリーとジェフは聞かされました。

そんな背景とは裏腹にサリーはCNNやテレビ番組のレターマンショウなどに取り上げられて国民的英雄へと祭り上げられていきました。

世間が自分を英雄として扱い自分の顔が広まっていき、自宅にもマスコミが押し寄せサリーは家族に連絡をとり自分の思いを話していました。

サリーは自分の判断は間違っていなかったと信じていました。しかし果たしてベストな選択だったかどうか段々と不安に襲われるようになります。

テレビでニュースレポーターがサリーのことを「わざわざ乗客を危険にさらす判断をした機長」と紹介している悪夢すら見てしまうほど、サリーは精神的に追い詰められていきます。

サリーは飛行機事故のことを細かく思い出すことを精神的に避けていました。しかしサリーは飛行機事故で起こったことをしっかりと振り返ることことを決心します。

USエアウェイズ1549便不時着水事故当日

サリーは副操縦士のジェフとともにいつも通り乗客を乗せて飛行機を操縦します。

離陸して間もなくサリーとジェフの操縦するUSエアウェイズ1549便は鳥の群れと接触します。

鳥の群れとの接触により鳥がエンジン部分に巻き込まれ両エンジンが停止してしまいます。

サリーは緊急事態と判断し管制塔に連絡し状況を説明します。

管制官は空港に引き返す選択肢を提案。この間ジェフは冷静に緊急事態の手順をマニュアルに沿って行っていました。

引き返すことは困難であると判断したサリーは管制官に伝えます。管制官は近くの空港に着陸することを提案し、旋回する方角を指示ました。

サリーは操縦を行いながら低くなっていく飛行機の高度、またエンジンの再稼働ができなかったことからハドソン川に不時着水することを決め管制官に伝えます。

着水は非常に危険な行為であり成功する可能性が極めて低いため管制官はこの判断に反対しました。

管制官はサリーに無線で呼びかけますが応答はありませんでした。

サリーは衝撃に備えるように客櫃乗務員たちと乗客に伝えます。乗客たちは騒然としています。

サリーは見事にハドソン川への不時着水を成功させ奇跡を起こします。

乗客たちを飛行機の中から出し、両ウィングの上に並んでもらい避難させます。

地元の警備船はじめすぐに救助が駆けつけてくれたおかげで、極寒の中でのハドソン川への不時着水でしたが、全員を無事に救出することに成功しました。

サリー自身は救助後も自分の濡れた服も着替えずに救助された乗客の人数をしきりに気にしていました。サリーの責任感からの行動でした。

サリーは当時の様子を回想して、空港に着陸することの判断を下すために要する時間、タイミングが重要になっていたことに気が付きます。

サリーとジェフは関係者が多く出席するNTSBの公聴会へと臨みました。

当時の管制官との音声を聞き終えた後に、コンピューターによるシュミレーションでは空港に引き返すことが可能であったという報告がなされます。

人間が実際に操縦をしてシュミレーションを行いますが、このシュミレーションでも空港への着陸が可能であったことが証明されました。

サリーはあることを指摘しました。イレギュラーな状況下での判断を必要とされる状況と今のシュミレーションとでは、比較することはできないと話します。

サリーの言うようにシュミレーションは鳥たちの大群と接触をするとすぐに空港に向けて機体を方向転換していました。

さらにサリーはこのシュミレーションの操縦士はこのシュミレーションのための練習をしたのではないかと尋ねます。

NTSBがシュミレーション用の練習を操縦士が17回行ったことを話すと会場からどよめきが起こります。

たしかにイレギュラーな出来事に対して練習を行っていたのではシュミレーションになりません。

NTSBの話し合いの結果、35秒の時間をおいて空港への操縦を開始することになります。ジェフは35秒でも短いと意見しましたが、サリーは異を唱えませんでした。

シュミレーションが鳥と接触してから35秒間の時間をおいてから空港に向かう形で再開されます。

空港に引き返すことは不可能でした。そして近くの他の空港に着陸するシュミレーションも行われますが、こちらも失敗に終わります。

これによりサリーのハドソン川への着水への判断がベストな選択であったことが証明されました。

さらにエンジンは稼働可能であったという報告がされていましたが、エンジン部分が見つかり著しい破損が発見され、稼働可能の報告は間違いであったことも報告され、サリーの判断は正しかったことがさらに証明されたのでした。

NTBSは計算上乗客を救う事はできなかった出来事だったと話し、サリーがいたからこそ乗客を救う事ができたとサリーの偉業を称賛しました。

これに対しサリーは「不時着水は決して奇跡ではないし、自分が英雄だとは思っていません。これまでの40年間と同じように、訓練通りに行っただけです。すべての乗客と乗務員、そして救助に駆けつけてくれた方々の一致団結のおかげで、一人の犠牲者を出すことなく、全員が助かったのだと私は思っています。」と話しました。

公聴会の会場は大きな拍手で包まれました。

サリー機長ら実際のご本人の映像になります。

とても感動的な映像なので、ぜひ本編をご覧ください。

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映画『ハドソン川の奇跡』の実話と違う点は?

実話を元につくられた映画ですが、実話と違う点は「実際はパイロットのサリーは映画ほど判断を疑われることはなかった」という点だそう。

取り調べが映画ほどきつくなかったようですね。

映画『ハドソン川への奇跡』感想・評価

映画『ハドソン川の奇跡』、最高の映画でした。近年で上位に間違いなく入る映画です。

監督がクリントイーストウッドでよかったと心から思いました。トムハンクス演じるサリーの描写が絶妙で自然にかなり感情移入して観ていました。

サリーが事故の様子を回想するシーンはハドソン川に無事に着水することがわかっているのに、緊張して息を止めて見入ってしまいました。すごいリアルなんですよね。

もちろんトムハンクスやジェフを演じたアーロネッカートや客室乗務員の女優達、乗客の俳優たちの演技が素晴らしいからということも大きいです。

アメリカの映画はこういった『大人数のキャスト』の人たちのレベルが本当に高いんですよね。日本との差を毎回痛感させられます。

それぞれが本当に生きている錯覚を起こさせてくれるのです。『ハドソン川の奇跡』でも顕著に感じました。

そしてトムハンクスが本当に素晴らしくて…。この人は本当になんなんでしょうか。

たくさんのトムハンクスの映画を観ていますが、本当に外見とかの意味ではなく毎回全然違う人間なんですよね。

映画のキャスティングプロデューサーの人がトムハンクスについて『名優より上の名人だ』と言っていましたが、なんとかくわかると同時に無性にこの言葉が心に残っています。

『ハドソン川の奇跡』はとても感動して心が震える映画です。

同時にいま生きていることに感謝を自然にできる映画となっています。

そして実際のサリー機長の人柄にも感動してしまいます。

名作です。おすすめ映画です。ぜひ。

感想はコメント欄にお気軽にどうぞ。

映画『ハドソン川の奇跡』

155人の命を救い、容疑者になった男。

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