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映画『ザ・ファン』ネタバレあらすじキャスト評価 名作サスペンスホラー【概要・キャスト】
今回の絶対おすすめ映画シリーズは『ザ・ファン』です。
『ザ・ファン』はロバートデニーロ主演の映画で、初めて観た時はかなりの衝撃を受けた映画です。ロバートデニーロがとにかく怖いです。トニースコットがメガホンを取り、ウェズリースナイプスも出演している映画です。ラストシーンは必ず驚かれると思います。
それでは『ザ・ファン』の映画紹介です。
映画『ザ・ファン』は1996年に日本公開されたアメリカ映画です。
上映時間は117分。
監督はトニースコット監督。『トップガン』『マイボディガード』『スパイゲーム』『アンストッパブル』などを監督している名監督です。
キャストは
ギルレナード・・・ロバートデニーロ
ボビーレイバーン・・・ウェズリースナイプス
ジョエルスターン・・・エレンバーキン
マニー・・・ジョンレグイザモ
ホアンプリモ・・・ベネチオデルトロ
ティム・・・クリスマルケイ
クープ・・・チャールズハラハン
ギャリティ・・・ダンバトラー
バーニー・・・カートフラー
放送技師・・・ジャックブラック
リッチーレナード・・・アンドリューJファークランド
エレンレナード・・・パティダーヴァンビルクイン
ジョーンレイバーン・・・ブランドンハモンド
ほか。
映画『ザ・ファン』あらすじ・ネタバレ
ギルレナード(ロバートデニーロ)はナイフを扱う会社に勤める男で熱狂的な野球好きでジャイアンツの大ファンです。ジャイアンツが大金をはたいて大物強打者ボビーレイバーン(ウェズリースナイプス)を獲得したことで、ギルは高まる期待の中で開幕戦を待ち望んでいました。
ギルは仕事もプライベートも上手くいっていませんでした。仕事では成績が上がらず上司からこのままではクビだと宣告されていました。
しかしギルは性格に難がありカッとなりやすい性格で、契約はまったく取れませんでした。さらに心待ちにしているジャイアンツの開幕戦が大事な商談と重なってしまいます。
ギルは離婚していて、ジャイアンツの開幕戦を離れて暮らす息子のリッチーレナード(アンドリューJファークランド)と観戦に行く約束をしていました。ギルは高額でダフ屋からチケットを買い、なんとかリッチーと開幕戦に行こうとします。
開幕戦が始まりボビーがホームランを打ちます。ギルはリッチーをスタジアムに置いたまま商談へと急ぎました。
しかし商談は破談に終わり、スタジアムに戻ると置いてきていたリッチーは迷子として保護されていてすでに自宅に帰されてしまっていました。
別れた元妻のエレンレナード(パティダーヴァンビルクイン)はこれに激怒し、ギルはリッチーに近づくことができない措置を取られてしまいました。そして商談に失敗したことで会社もクビになってしまいます。
一方、鳴り物入りでジャイアンツに入団したボビーは開幕戦の後に怪我の影響もあり深刻なスランプに陥ってしまいます。
対照的にチームメイトのホアンプリモ(ベネチオデルトロ)は絶好調でした。プリモの背番号は11番でしたが、11はボビーにとってのラッキーナンバーで、スランプに苦しんでいたボビーはプリモに背番号11を譲ってくれないかと打診しますが、プリモはこの申し出を拒否しました。
仕事も子供との時間も失ったギルはジャイアンツだけが生きがいとなり、一人で野球観戦に行き、さらに熱狂度を増していきました。
さらにラジオ番組でボビーと話したことがきっかけで、親近感を抱いたギルはボビーをスランプから救うのは自分の役割だと信じて疑わなくなります。
ボビーにとってプリモが邪魔な存在だと考えたボビーはなんとプリモを殺害してしまいます。
ボビーは調子を取り戻しスランプから脱出します。ギルはこれが自分のおかげだと思い込んでいました。ギルは段々と自分に何の感謝もしてくれないボビーに憤りを感じていきました。
さらにギルの行動はエスカレートし、ボビーのプライベートまでも追いかけるようになっていきます。海に行ったボビーを監視していたギルは偶然に溺れてしまったボビーの息子・ジョーンレイバーン(ブランドンハモンド)を助けます。
何も知らないボビーはギルに感謝し、ギルを自宅へと招待しました。ギルが熱狂的な野球ファンであり、ましてや自分の熱狂的なファンだとはボビーは気付いていません。
ギルは野球に興味のない人間を装い、ボビーの本音を聞き出します。この時にボビーがファンを悪く言う発言をしてしまい、ギルは怒りに震えます。
ギルはボビーの息子のショーンを誘拐してしまいます。
ギルはボビーに対して、『ファンであるギルのためにホームランを打つ』と宣言して、次の試合でホームランを打つように伝えました。ボビーは警察に届け捜査が開始されますが、ギルの居所は掴めませんでした。
ギルは子供の頃に一緒に野球をしていた友人・クープ(チャールズハラハン)を訪ねますが、クープは常軌を逸しているギルに対して違和感を覚え、ショーンを解放します。
しかしこれに激怒したギルはクープに襲い掛かりクープを絶命させてしまいました。ショーンはギルから逃げ切ることができず、再びギルに捕らえられてしまいました。
試合当日、スタジアムにギルが来ているという情報はあるもののギルの居場所がわかりません。事情を知っている人間たちが緊迫している中で試合は進んでいきます。ボビーはなんとかホームランを打とうと躍起になりますがそう簡単にことは進みません。
なんとかボールを打ち返し、ボビーは必死に走りランニングホームランを狙います。ホームベースに滑り込んだボビーはセーフを確信しましたが、アンパイアは何度もボビーにアウトを宣告します。
ボビーは逆上してアンパイアに食ってかかります。そしてアンパイアのマスクの奥の顔を見て驚愕しました。なんとアンパイアはギルだったのです。ギルはボビーにナイフを投げつけようとしますが、その刹那ギルは銃弾に倒れました。ギルは薄れていく意識の中で、ボビーに対し自分に感謝しろと言いました。
ショーンは無事に保護されましたが、ショーンが監禁されていた場所はギルが集めた野球関連のもので溢れかえっていました。
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映画『ザ・ファン』感想・評価
ハラハラドキドキできて手に汗握る、時間があっという間に過ぎる映画です。
元々面白いストーリーではありますが、トニースコット監督の演出となによりロバートデニーロの演技力がより作品を良質で面白いものにしてくれています。
ウェズリースナイプスももちろんいいです。最後にアンパイアがロバートデニーロだった時のウェズリースナイプスの表情は一見の価値ありです。そりゃあ驚きますよね(笑)
そしてロバートデニーロですが、この人の醸し出す怖さは何なのでしょう。マフィア役も数多く演じてきているロバートデニーロですが、この人の表現する怖さは決してオラオラしている怖さではなく、どこか狂気を感じさせる怖さというか、しかもその狂気もあからさまに狂っている男というわけではなく、自分の中ではこれが正義と思いこんでいる、狂っている自覚のない狂気に感じます。
だからなおさら怖いのだと思います。無表情でも恐怖を表現できる俳優というのは滅多にいないと思います。この人が映画史に残る名優と言われている一つの理由なのではないでしょうか。この『ザ・ファン』でもそんなデニーロを堪能することができます。
一歩間違えば誰にでも起こり得るかもしれないことをテーマにしている映画です。
おすすめ映画です。ぜひ。
映画『ザ・ファン』
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