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映画『タクシードライバー』ネタバレあらすじ感想

映画タクシードライバーネタバレあらすじキャスト評価

映画『タクシードライバー』作品情報

今回の絶対おすすめ映画シリーズは『タクシードライバー』です。

ロバートデニーロ主演、ジョディフォスターやハーベイカイテルらも出演しているこの映画『タクシードライバー』。

監督は巨匠マーティンスコセッシ監督。

映画界に輝き続ける名作で、この作品を好きな俳優も本当に多いです。そんな映画です。

それでは『タクシードライバー』の映画紹介です。

映画『タクシードライバー』は1976年に日本公開されたアメリカ映画です。

上映時間は114分です。

監督はマーティン・スコセッシ監督

『キング・オブ・コメディ』『ギャング・オブ・ニューヨーク』『ミーン・ストリート』『アビエイター』『レイジングブル』『グッドフェローズ』などなど、数えきれない名作を生み出している監督です。

キャストは

トラヴィス・ビックル…ロバート・デ・ニーロ

ベッツィー…シビル・シェパード

アイリス…ジョディ・フォスター

スポーツ…ハーヴェイ・カイテル

ウィザード…ピーター・ボイル

トム…アルバート・ブルックス

パランタイン上院議員…レナード・ハリス

タクシー会社受付…ジョース・ピネル

ほか。

映画『タクシードライバー』ネタバレ・あらすじ

舞台はニューヨーク。ベトナム帰還兵のトラヴィスビックル(ロバートデニーロ)はタクシー会社を訪れました。

トラヴィスはタクシードライバーとして働くためにやってきました。

トラヴィスは眠りにつくことができない睡眠障害を患っていて、眠れないならと深夜のタクシードライバーを志願します。

面接で軽口を叩くトラヴィスでしたが、タクシードライバーとして働くこととなります。

早速ドライバー登録を済ませたトラヴィスはニューヨークの街をタクシーに乗って徘徊します。

しかし深夜のニューヨークで乗せるお客はまともな人間ではなく、クセのあるお客を乗せているうちにトラヴィスは街の汚れている人間模様に憤りを感じていきます。

ある時、トラヴィスはタクシードライバーの勤務中に一人の女性に目を奪われます。

大統領候補のパランタイン上院議員(レナードハリス)の選挙事務所で働くベッツィー(シビルシェパード)という女性でした。

トラヴィスは選挙事務所へ入っていき、パランタイン上院議員を応援している体でベッツィーに近づきました。

物怖じせずにベッツィーをデートに誘ったトラヴィスでしたが、ベッツィーはこの誘いを受けデートをすることとなります。

タクシーの勤務中に偶然パランタイン上院議員を乗せることがあったトラヴィスは上機嫌で会話をします。

そんな日々の中、トラヴィスのタクシーに一人の少女が駆け乗ってきました。

彼女はアイリス(ジョディフォスター)という少女で娼婦として働かされている少女でした。

トラヴィスに助けを求めるアイリスでしたがすぐに元締めの男・スポーツ(ハーヴェイカイテル)がやってきて強引に連れ戻してしまい、トラヴィスは何もすることができませんでした。

待ち合わせをしてデートへと出かけるトラヴィスとベッツィーでしたが、トラヴィスが連れて行ったのはポルノ映画が上映している映画館でした。ベッツィーはこれに激怒しデートは終了となります。

トラヴィスにはなぜベッツィーが怒ったのか理解できませんでした。

トラヴィスはベッツィーに会いに再び選挙事務所を訪ねますが、ベッツィーに追い返されてしまいます。トラヴィスは逆に激怒し怒りをぶちまけ、選挙事務所を後にしました。

元々精神的に不安定だったトラヴィスの精神はさらに歪んでいきました。

そして再び働かされているアイリスを見掛けたトラヴィスは自分がこの街の悪を浄化しなくてはいけないと思い立ちます。

トラヴィスは銃を買い、身体をストイックに鍛え上げてきます。

手製の武器の装置なども作成し、鍛錬に時間を費やしていきました。

食料品屋で出くわした強盗を撃退するなど、トラヴィスは変化していっていました。

さらに身体を鍛え上げ、銃を構える動作なども繰り返し練習しているトラヴィスは鏡に一人で話しかけます。

『俺に言っているのか?俺しかいないぜ。』と語り、不敵な笑みを浮かべたかと思うとすぐさま銃を構えたりしていました。

トラヴィスは自分で自分を悪を排除する正義の人間に仕立て上げていきました。

トラヴィスはアイリスを訪ね、娼婦の世界から助けようとします。

しかしアイリス本人はスポーツに対して嫌悪感を抱いておらず、スポーツを好きな感情さえ持っていました。

利用されていることに気が付かないアイリスはトラヴィスに対して失礼な態度を取ります。

トラヴィスの精神状態はさらに歪んでいき、トラヴィスは大統領候補のパランタイン上院議員を暗殺しようと考えます。

トラヴィスにとってそれが街を浄化する手段でした。

頭をモヒカンにしてサングラスをかけ、ミリタリージャケットを羽織ってトラヴィスはパランタイン上院議員の演説会場を訪れます。

チャンスを伺っていたトラヴィスでしたが、警備の人間に目をつけられそそくさを退散することとなってしまいます。

トラヴィスは街を彷徨いアイリスが働かされている場所へ辿り着いたトラヴィスは襲撃を開始しました。

スポーツを絶命させさらに中にいる人間を次々と襲撃していきました。

反撃にあったトラヴィスも重傷を負いますがそれでもトラヴィスはひるむことなく襲撃を続けました。

やがて警察がやってきてトラヴィスは自ら命を絶とうとします。

しかしトラヴィスの銃に弾はすでになく、トラヴィスは指で銃の形を作りこめかみにあて撃ち抜く素振りをして見せました。

トラヴィスは少女を救う為に命を賭した英雄として取り扱われ、称賛を浴びることとなりました。

トラヴィスは元のタクシードライバーに戻りました。

以前のトラヴィスとは違い、タクシー運転手の同僚とも話すようになっていました。

アイリスは街をでて故郷へと帰ったことをトラヴィスは知ります。

ある日、トラヴィスは偶然ベッツィーと再会しますが…。

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映画『タクシードライバー』感想・評価

あらすじだけ見るとなんだか普通のヒーローものに感じるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。

そんな綺麗な映画ではありません。

主人公が抱える葛藤や憤り、不安や孤独や闇などから精神的に歪んでいくさまを克明に描いている作品だと思います。

ロバートデニーロはこの映画のためにこっそりとタクシードライバーとして働いたというのはあまりに有名な話ですが、それだけではなくトラヴィスという人間をここまでリアルに演じて見せてくれる中身の役作りが本当にすごいと感じます。

一見滑稽に見えてもおかしくないキャラクターをしっかりと魅せてくれるのは、さすが名優だと感じずにはいられません。

人間の心の片隅に、ほんの少しかもしれないけどトラヴィスのような部分ってあるような気もするのです。

この映画には悲哀をすごく感じます。

そもそもデートでポルノ映画を観に行ってしまうあたりから、もう観ていて辛くなってしまうのです。

俳優をやっている人間はこの映画を観ている人がほとんどで、80年代の売れない俳優のアパートにはこの『タクシードライバー』のポスターが貼ってあるようなイメージがあるぐらい通らねばいけない存在の映画でした。

今はどうかはわかりませんが。

おすすめ映画です。ぜひ。

映画『タクシードライバー』

ダウンタウンの輝き…街の女

光のカクテル…濡れたアスファルト

気怠いジャズの吐息…

ニューヨークの夜が、ひそやかな何かをはらんで、いま、明けてゆく…

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