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『スクールウォーズ』あらすじ・キャスト・名言・イソップ

『スクールウォーズ』あらすじ・キャスト・名言・イソップ

今回はドラマ『スクールウォーズ』のお話を書かせて頂きます。

昭和に生を受けた人達はきっと聞いたことがあるのではないかと思うこちらのドラマ。

僕はリアルタイムでは観れていないのですが、夕方にやっていた再放送を夢中になって観ていました。

子供の頃に夢中になって観ていたドラマ『スクール☆ウォーズ』なのですが、高校生の時にたぶん僕が発端だと思いますが、友達関係の中でスクール☆ウォーズブームがありまして、レンタルビデオで借りてきて誰かの家で観るということが多々ありまして(笑)

そこで驚いたのが、子供の時に感動しながら観ていたドラマがこんなにも笑えてしまうのかという事でした(笑)

もちろん実話を基にした話で物語としては感動するドラマなのですが、演出が凄まじいというか(笑)

そんな伝説といっていいであろうドラマ『スクール☆ウォーズ』のキャスト、あらすじ、見どころを紹介していきます。

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【泣き虫先生の7年戦争ス・クールウォーズ】とは?実話?

『スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~』は1984年10月から1985年4月までTBS系で放送されたテレビドラマ。

半年間だから2クールぶっ通しで放送されていたんですね、長い!

でも内容としては2クールでもよく収まったなって感じです。

高校ラグビー部が舞台の物語なのですが、代がどんどん変わっていくので。なんてったって7年戦争ですからね!

京都市立伏見工業高校ラグビー部と、その高校の監督でラグビー元日本代表・山口良治をモデルとした『落ちこぼれ軍団の奇跡』著・馬場信浩を基に作られたドラマです。

ドラマのオープニングでは麻倉未稀の『ヒーローHOLDING OUT FOR A HERO』の主題歌と共に、ナレーションで幕を開けます。

ナレーションは

『この物語は、ある学園の荒廃に闘いを挑んだ熱血教師たちの記録である。高校ラグビー界においてまったく無名の弱体チームが、荒廃の中から健全な精神を培い、わずか数年で全国優勝を成し遂げた奇跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を、余すところなくドラマ化したものである』

というもので、盛り上がり始める主題歌ヒーローの伴奏とともに流れるナレーションで、これがめちゃくちゃカッコいいんです。

今書いてても興奮してくるほどにかっこいいんです!

ドラマ『スクールウォーズ』キャスト

スクール☆ウォーズは出演者も豪華です。

山下真司・岡田奈々・松村雄基・岩崎良美・伊藤かずえ・梅宮辰夫・和田アキ子・坂上二郎・名古屋章・小沢仁志などなど。

若い世代に一応言っておきますが、岡田奈々さんはAKB48の岡田奈々ではないですからね!なかなか豪華さに気付けない人もいるでしょう。

僕も世代的にはなかなか豪華さにピンとこない世代なのですが、顔見ればわかる俳優ばかりですし、なおかつ梅宮辰夫さんと和田アキ子さんが夫婦役で出演しているだけでもすごいことですよね(笑)中華料理屋を営んでいます。

ちなみに梅宮辰夫さん、めちゃくちゃ強い役です。

梅宮辰夫さんは出前で乗ってるカブで暴走族のバイクを吹っ飛ばすぐらいのバイクの腕前を持っていますし、有名なシーンである山下真司演じる滝沢賢治がラグビー部員を一人ずつ殴るシーンでは、先生自身の痛みをいち早く察し、止めに入ろうとする和田アキ子を抑え『先生の拳見てみろ。涙で濡れてやがる。』というセリフを残します。

他にも多数の出演者がいるドラマ『スクールウォーズ』ですが、どうにもたくさんいすぎるので次へ行きます。

『スクールウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~』あらすじ

ラグビー日本代表だった滝沢賢治(山下真司)は現役を引退後に川浜市教育委員会に勤務しラグビー指導などをしていました。

そんな滝沢賢治に川浜高校の校長から川浜高校の体育教師になってほしいとオファーが入ります。

しかし川浜高校は県の中で不良で有名な高校であり、偏差値もワースト一位で荒れに荒れている高校だったため、賢治の妻・節子(岡田奈々)は赴任することに反対します。

しかし賢治は考えた末に川浜高校の教師になることを決意します。

訪れた川浜高校の荒廃ぶりは賢治の想像以上で、生徒たちは好き勝手に学校生活を送っている状態でした。

教師たちもすでにあきらめている状態で、廊下でバイクに乗ろうが教室でマージャンしようがタバコを吸おうが何も注意されない状態。

賢治はそんな状態に憤りを感じ、理解ある一部の教師と共に、毎朝校門に立ち生徒におはようと声を掛けるなど、少しずつ学校の改善に取り組んでいく。

ラグビー部の監督に就任してから挑んだ県大会では、強豪・相模一高と対戦するも、109対0というラグビーの試合結果とは思えない大差で敗北する。

練習も満足にできていないラグビー部。『おつかれさん!』と声を掛ける賢治だったが、部員たちの態度を見て激怒します。

試合内容と結果よりも賢治が許せなかったのは、負けてヘラヘラしている部員たちの態度でした。

年齢も変わらない相手に手も足も出ずに大敗した川浜高校。その結果に対してヘラヘラ笑う事で逃げ場を作る部員たち。ここであの有名なシーンです。

『お前ら!悔しくないのか!情けないと思わないのか!!!』

『悔しいです!!!!!!!!情けなかったです!!!!!!』

森田の叫びを皮切りに、ごまかしていた自分たちの気持ちを吐露する部員たち。

『ちくしょー!!!!!!!』

という泣き声まじりの叫びがロッカールームに響き渡ります。

そして賢治は今日の痛みをわすれないようにと今から部員全員を殴ることを宣言します。

並んだ部員たちを父兄の前で殴り倒していく賢治。賢治自身も泣きながらの愛の拳でした。

ここから川浜高校ラグビー部は生

まれ変わります。打倒・相模一高を目標に猛練習の日々を送り、練習試合で相模一高に見事に勝利し雪辱を果たします。

卒業を迎え、代が変わりながら数々の苦難に直面しながらも、川浜高校ラグビー部は着実に力をつけていき、県大会優勝、国体での優勝、全国大会への出場、決勝へと勝ち進みます。

『スクールウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~』見どころ

赴任早々に現れる少年院上がりの不良生徒・水原(小沢仁志)と賢治の関係も見もので、賢治をなんとか失脚させようと水原はあの手この手で賢治を挑発し歯向かいますが、賢治の必死の説得に水原は徐々に賢治に心を開き始めます。

河原でのタイマンをした2人はその後、賢治の家へ。

水原は賢治に対して「先生よぉ、俺もラグビーやっときゃよかったかなぁ」と完全に心を開き改心します。

それを聞いた賢治は、まだ間に合うぞと水原に告げ、2人は完全にわかり合います。

水原は卒業後はトラックドライバーになり社会人ラグビーチームの『浜っ子クラブ』に入りラグビーをプレー。賢治に出会って人生が変わった生徒の一人です。

川浜一のワルと噂されながら入学してきた大木大助(松村雄基)も、賢治との関係性含め見どころ満載です。

とにかく短気で気が短い大木大助ですが、実は母親思いで、弱い者にも優しい一面を持っています。

イソップと呼ばれる病弱の生徒にも優しく、イソップからも慕われ、その関係があって大木はラグビー部に入ることになる。

後にキャプテンを務めることになる大木ですが、何度もラグビー部を辞めようとしていて、賢治の説得によって踏みとどまりました。

イソップと呼ばれた奥寺浩が病気で他界してしまったり、女子マネージャー山崎加代が交通事故で他界してしまったり、森田の義理の兄である下田大三郎が刺されて亡くなったりと、悲しい出来事も多々起きるので、観ていて涙を流すことの多いドラマです。

その一方で、昭和ならではの昔の演出に思わずクスリとしてしまうシーンも多々ありまして(笑)

特に若い世代はこの頃の不良のファッションや振る舞いがかなりのフィクションに思えてしまうのではないでしょうか?とにかくチョイ役で出てくる不良たちの残すインパクトが半端じゃないんです(笑)

バイクで校内を走り回るのは当たり前で、先生相手に金属バットを振り上げたかと思えば、意外にスカートめくりなんかもしてしまう不良たち。挙げだしたらキリがないし記憶にない部分もきっとあるので、観たことない人はこのドラマは一度は観てみることをおススメします。

観たことある人はたぶん忘れないドラマになっていると思います(笑)インパクトすごいですからね。

とは言っても、なんだかんだで今回この記事を書いてて少し泣けてきてしまったので、やはり感動できるドラマです。

合言葉は、

『ONE FOR ALL ,ALL FOR ONE』(一人はみんなのために、みんなは一人のために)

歴史に残るドラマだと僕は思っています。

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