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映画『学校』ネタバレあらすじキャスト評価 山田洋次監督【概要・キャスト】
今回の絶対おすすめ映画は『学校』です。
映画『学校』は多分誰もが知っている映画なのではないでしょうか。それぐらい有名で語り継がれている名作です。もしかしたら若い世代は知らないかもしれないですが、知らない方々は一度は絶対観て欲しいと思う映画なのです。というかまさに絶対観るべき映画です。田中邦衛の演技がユーモアに溢れながらも涙を誘います。
それでは映画紹介です。
映画『学校』は1993年に公開された日本映画です。
上映時間は128分。
監督は山田洋次監督。『男はつらいよシリーズ』『幸福の黄色いハンカチ』『釣りバカ日誌』『たそがれ清兵衛』『隠し剣鬼の爪』『息子』『武士の一分』『家族はつらいよ』などなど、とにかく日本映画が誇る名監督なのです。
出演は
黒井先生(クロちゃん)・・・西田敏行
イノさん・・・田中邦衛
カズ・・・萩原聖人
エリ子・・・中江有里
オモニ・・・新屋英子
張(チャン)・・・翁華栄
修(おさむ)・・・神戸浩
みどり・・・裕木奈江
田島先生・・・竹下景子
校長先生・・・すまけい
土屋・・・笹野高史
自動車工場の社長・・・小倉久寛
リネン工場の社長・・・坂上二郎
エリ子の父・・・大和田伸也
エリ子の母・・・浅利香津代
八百屋の親父・・・渥美清
河合茂・・・大江千里
ほか。
映画『学校』あらすじ・ネタバレ
黒井先生(西田敏行)は公立の夜間中学で教師を務めています。生徒たちからは『クロちゃん』の愛称で親しまれ愛されていました。校長から異動の話があっても断固として受け入れず夜間中学の教師を務めています。クロちゃんとしては生徒が卒業して時が経ってフラっと母校に立ち寄った時に、知っている教師がいなかったらかわいそうじゃないかという考えでした。
様々な理由で夜間中学校に通う生徒たち。
56歳を過ぎて中学校に入学し読み書きを覚えるオモニ(新屋英子)。
子どもの頃の病気が原因で言葉を使う事が不自由な修(神戸浩)
家庭環境が原因で不良になってしまいシンナーにも手を出ほどになってしまっていたみどり(裕木奈江)。
中国と日本のハーフで、働き先でもうまくやっていけず思い悩む張(翁華栄)。
教室のムードメーカーで口の達者なカズ(萩原聖人)。
おとなしい性格でありながら両親との確執から不登校になってしまっていたエリ子(中江有里)。
競馬が大好きで読み書きを覚えたら車の免許を取ることが夢だと語るイノさん(田中邦衛)。イノさんは現在病気のために学校を休んでいました。
クロちゃんの人間性に惹かれ、教室はいつも明るくみんな楽しく学んでいました。そんな中病気で授業に出れていないイノさんから『一緒に卒業式に出たい』とハガキが届きます。『3月までに良くなる』とも書かれていました。
しかし、教室に入ってきた知らせに一同が愕然とします。
イノさんが病気のために亡くなってしまったという知らせでした。
動揺する生徒たちにクロちゃんはイノさんの話を始めました。
東京に出てきて懸命に働いてきたイノさんの身体はすでにボロボロになってしまっていました。毎日毎日重たいリヤカーを引き歩いていたイノさんは、読み書きを覚えて車の免許を取りたいとクロちゃんに話していました。
読み書きが一切できなかったイノさんは大の競馬好きで、『オグリキャップ』だけはしっかり書くことができました。生徒たちの前でオグリキャップの話をする時の熱の入りようは凄まじいものがありました。少し酒癖が悪いところもありましたが、素直なイノさんのことをみんな愛していました。
学校の田島先生(竹下景子)の事を好きになってしまった時は、定規を使って必死に文字を書いてラブレターを出しましたが失恋してしまい、クロちゃんが励ましました。
そんなイノさんとの思いでを話している間にクロちゃんと生徒たちは『幸せとは何なのだろうか』という話になり、それぞれの考える『幸せ』について話し合います。
大人しく内気な性格だったエリ子はクロちゃんに言いました。
『ここを卒業して高校に行って、頑張って大学に行って教育学部に入りたい』と。
クロちゃんは『お前教師になりたいのか?』と感動しながらとエリ子に訊きます。
エリ子は『夜間学校の先生になる。ここに戻ってくる。』とクロちゃんに話しました。
すでに暗くなっている学校の外は、雪が降り始めていました。
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映画『学校』感想・評価
実家にいた時から何度も観る機会がありましたし、その後も何度も観ている映画です。でも何度観てもいいんです。名作というのは何度観てもいいのです。
幸せとはなんなのだろうと考えさせてくれる映画で、人の温かさが人生にとっていかに大切なのかも教えてくれる映画です。
山田洋次監督の映画は心がずっとあったかくなる映画で、でもせつなさもあって・・・そして感動もさせてくれる、本当に日本の良い部分を大切に映画を作られている人だと思います。そして日本の日常のあるあるを散りばめた笑いが本当に最高なんです。基本的に喜劇ですからね。だからこんなにも多くの人々に愛される映画がたくさんあるのだと思います。
西田敏行さん、田中邦衛さん、萩原聖人さんはじめ、俳優陣ももう本当に素晴らしくて・・・。田中邦衛さんが競馬の話をみんなの前でしている時に熱が入ってしまい唾が飛ぶのをお構いなしに熱弁するのですが、すごく自然に萩原聖人さんが顔に飛んだ唾を手で拭いているのとか大好きなんです。心から笑ってしまいます(笑)
そして友情出演されている渥美清さんがやっぱりすごくて。面白いし目を奪われるし・・・『うわー!やっぱりすごい!』と感嘆してしまいました。
とにかく一度は絶対に観て欲しい映画です。観たことある方も久しぶりに観ると違った感想が出るかもしれません。
ぜひ!
映画『学校』
文字の書けない中年男やツッパリ少女が生徒。真実の物語が熱い共感を呼ぶ。
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