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映画『男はつらいよシリーズ第1作』ネタバレあらすじ結末と感想評価

映画男はつらいよネタバレあらすじキャスト評価

映画『男はつらいよシリーズ第1作』キャスト・監督・概要

今回の絶対おすすめ映画は『男はつらいよシリーズ第1作』です。

『男はつらいよ』はもう日本であまりに有名な寅(トラ)さんこと車寅次郎の物語。下町人情の代表的映画です。

元々はテレビドラマで放送されていた物語でしたが、最終回の結末に抗議が殺到し、映画化に至ったという異色の作品。

今じゃ考えられないことですよね(笑)なんだかそういうところも下町人情な感じで面白いですね。

そして元々はこの第1作だけの予定でしたが、あまりに愛されたからでしょう、シリーズ化し長く愛される作品となりました。

本来この映画は副題もないので『男はつらいよ』だけの表記でいいと思うのですが、他の作品もあまりに多いのとシリーズ全体のことを書いた記事と混同されないように『シリーズ第1作』と書かせて頂いています。

それでは『男はつらいよシリーズ第1作』の映画紹介です。

映画『男はつらいよシリーズ第1作』は1969年に公開された日本映画です。

上映時間は91分。

主題歌である『男はつらいよ』は主演の渥美清さんが歌っています。

監督は山田洋次監督。『男はつらいよシリーズ』『幸福の黄色いハンカチ』『学校シリーズ』『釣りバカ日誌シリーズ』『たそがれ清兵衛』『隠し剣鬼の爪』『武士の一分』『息子』『家族はつらいよ』『母と暮らせば』『東京家族』などなど、人間同士の触れ合いをコミカルかつ感動的に描く名人と言える監督です。僕ももちろん大好きな監督なのです。

出演は

車寅次郎…渥美清

さくら…倍賞千恵子

冬子…光本幸子(新派)

御前様…笠智衆

諏訪飈一郎…志村喬(特別出演)

車竜造…森川信

諏訪博…前田吟

源吉…佐藤蛾次郎

車つね…三崎千恵子

小倉梅太郎…太宰久雄

ほか。

映画『男はつらいよシリーズ第1作』あらすじ・ネタバレ

車寅次郎こと寅さん(渥美清)は生まれも育ちも葛飾柴又のチャキチャキの下町っ子でした。しかし寅さんが故郷を離れてから20年の歳月が経っていました。

20年ぶりに故郷柴又に帰郷した寅さんは、ちょうど開かれていた祭りに飛び入りで参加します。そこで御前様(笠智衆)にばったり会い、再会を懐かしみます。

寅さんは妹のさくら(倍賞千恵子)、そしておいちゃん(森川信)やおばちゃん(三崎千恵子)らとも再会を果たします。

特に妹のさくらに会えた喜びは大きく感動の再会となります。

ちょうどさくらにはいいお見合いの話が来ている時で、寅さんが帰郷してすぐにさくらのお見合いの日がやってきました。

しかしこのお見合いに同席するはずだったおいちゃんは何と飲み過ぎて二日酔いとなってしましとてもさくらについていってやれる状態ではなくなってしまいます。

そういうことなら仕方あるめぃということでおいちゃんの代わりにさくらの兄である寅さんがお見合いに同行することとなります。

しかしこのお見合いの席で寅さんは持ち前の正直さと空気の読めなさで、先方に不快な思いをさせてしまい、お見合いをめちゃくちゃにしてしまいます。

お見合いはもちろん『このお話はなかったことに…』という結果となり、おいちゃんとおばちゃんは寅さんに激怒します。

反省の態度もない寅さんにおいちゃんがさらに激怒して寅さんと大喧嘩になり、寅さんは再び旅に出てしまいます。

寅さんは旅先の奈良で御前様と偶然の再会を果たします。

そこにいた御前様の娘である冬子(光本幸子)に寅さんは一目ぼれをしてしまいます。これをきっかけに再び葛飾柴又へと戻る寅さん。

しかし今度は隣の工場の従業員である諏訪博(前田吟)がさくらに思いを寄せていて、寅さんは表面上はこの諏訪の恋に協力することになります。

しかし寅さんは適当にさくらに話をして博に『脈はないから諦めろ』と諦めるように説得します。博はショックを受けますがさくらのことを真剣に好きな気持ちを抑えられず、直接さくらの元へ行き思いを打ち明けます。

博のことを心の中で思っていたさくらはこのプロポーズを受け入れ、2人は結婚することになります。

さくらと博の結婚式には喧嘩別れして疎遠になっていた博の父親・諏訪飈一郎(志村喬)が出席し、最初こそ博は受け入れることができ暗線でしたが、感動的なあいさつに会場中が感動し、中でも寅さんは人目を憚らず大泣きします。

こうして晴れてさくらと博は結ばれました。

そして寅さんの恋の行方は…?

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映画『男はつらいよシリーズ第1作』感想・評価

記念すべき映画の寅さんの第1作です。

僕はテレビドラマを観たことが一度もないのですが、言わずもがな、いきなりこの映画『男はつらいよ』を観ても十分すぎるほどに楽しめます。

寅さん自体があまりに有名ですもんね、もしかして今の若い世代は寅さんを知らないとかあるんですかね??でも銅像もあるしきっと名前は知っていると思うのですが…。

渥美清さんって本当に面白いですよね。

もう喜劇の先生みたいな人だと思います。演技がすっごいリアルで、リアル過ぎて面白いんですよね。

やることなすことが本当に絶妙で、とにかくすごい俳優という印象です。気になることがあった時とかに、見たいけど見れないけど気になる…時に首の振り向く角度とか実生活でよくあるポイントを絶妙に突いているんですよね、もう面白くて仕方ないんです。

コメディとかコミカルな演技ってこういう事だよなぁって改めて思い知らされます。

俳優志望の人たちは特に渥美清さんのお芝居を観た方がいいというか、絶対観るべきだと思います。時代とか関係ない上手さがあると思います。

そして他の出演者の方々も本当に魅力的でうまくて面白くて…参考書みたいな映画だなと思ってしまうぐらいです。

特に特別出演の志村喬さんの演技はおもいっきり感動させられてしまいます。

前田吟さんも素晴らしいですし、そしてびっくりするぐらいカッコいいのです。『渡る世間は鬼ばかり』で知った僕としては結構なカルチャーショックです。

倍賞千恵子さんの綺麗さと可愛らしさもかなりすごいです。さくらにぴったりだしとっても魅力的でした。

でも笠智衆さんも森川信さんもとにかく皆さん素晴らしいのです。

そしてさすが山田洋次監督の大いに笑えて胸をあったかくさせてくれるストーリと演出で。

僕は小学校の授業とかで観るべきだと思います、この映画。古き良き日本がぎゅっと詰まっていますもん。

久しぶりに観返してみてはいかがですか??そして観たことない人は絶対一度は観て欲しいです。

映画『男はつらいよシリーズ第1作』

私、生まれも育ちも葛飾柴又です 

帝釈天で産湯使いました根っからの江戸っ子

姓名の儀は車寅次郎

人呼んでフーテンの寅と発します

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