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映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』ネタバレあらすじ感想

映画奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガールネタバレあらすじキャスト評価

映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』です。

『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』は、タイトルだけ見ると個人的には特に惹かれる映画ではなかったのですが、妻夫木聡さん出演と松尾スズキさんが出ていること、そして大根仁監督ということ鑑賞させて頂きました。

渋谷直角さんによる漫画が原作になっています。

それでは『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』の映画紹介です。

映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』は2017年に公開された日本映画です。

上映時間は100分。

原作は渋谷直角の『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』で、『と』が抜けているんですね、原作は。

監督は大根仁監督『モテキ』『恋の渦』『バクマン。』『SCOOP!』『SUNNY 強い気持ち強い愛』などなど、テレビドラマの演出を経て映画界に進出した、現在人気の監督です。僕も好きな日本人監督の1人です。

キャストは

コーロキ…妻夫木聡

天海あかり…水原希子

吉住…新井浩文

美上ゆう…安藤サクラ

江藤美希子…天海祐希

倖田シュウ…リリーフランキー

木下…松尾スズキ

ほか。

映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』ネタバレ・あらすじ

編集者として働くコーロキ(妻夫木聡)は雑誌『マレ』への異動となり、『マレ』の編集メンバーに歓迎会を開いてもらいます。

洗練されたオシャレな雰囲気に圧倒されるコーロキでしたが、編集長の木下(松尾スズキ)がコーロキの好きな奥田民生に共感と理解を示してくれたことに感激し、頑張れるという思いと共に大きく安心します。

そう、コーロキは奥田民生に激しく憧れている青年なのです。それはミュージシャンとして奥田民生のようになりたいというわけですはなく、奥田民生のような人間になりたい、彼のように生きたいという憧れでした。

コーロキの雑誌『マレ』での最初の仕事はアパレル関係の会社の企画でした。

先輩の吉住(新井浩文)と共に打ち合わせに訪れたコーロキでしたが、打ち合わせに現れた広報の女性・天海あかり(水原希子)に一目惚れしてしまいます。

打ち合わせの最中もついつい良いところを見せようと大口を叩いてしまったコーロキは、打ち合わせ後の吉住との食事の際に吉住から心配されます。

そして吉住にあかりに気があることをズバリ言い当てられてしまいます。吉住はコーロキならイケるんじゃないかとそそのかし、コーロキもその気になってしまいます。

しかしこの直後コーロキが訪れたフリーランスのライター・倖田シュウ(リリーフランキー)によって、コーロキはあかりをひどく怒らせてしまいます。

倖田は言ってみれば時代遅れのフリーライターで、センスはとっくに古くなっているくせに強引に事を進める倖田は頼まれていない仕事まで余計にこなし、その余計な仕事があかりを怒らせてしまいました。

これにコーロキも怒り、倖田の仕事ぶりを厳しく叱責します。

しかしこれに対し倖田は現代風にネットで応戦し、雑誌『マレ』とあかりのアパレル会社を悪く書き込み炎上させます。

これに焦ったコーロキでしたが編集長の木下をはじめ『マレ』のメンバーはよくあることだから気にしないでいいと焦りもしません。

焦ったコーロキでしたが大きく安堵しました。

コーロキだけが悪いわけじゃないという誤解が解けて、あかりとコーロキの仲はいつの間にか急接近し、2人はつき合う事となります。

しかしコーロキは新たな事実を知ることとなります。

あかりには彼氏がいて、コーロキに彼氏との不仲を相談していたのですが、そこでコーロキがそんな彼氏なら僕とつき合ってくれとなってつき合うことになったのですが、なんとあかりの元彼はコーロキの先輩の吉住だったのです。

何も知らないコーロキは会社で吉住にあかりとつき合っていることを報告します。

吉住は無言で席を立ち会社のテラスであかりに別れたくないと懇願していました。

ここで初めて吉住とあかりの関係を知ったコーロキは複雑な表情でその電話を聞いていました。

吉住はその後長期の休暇を取ることになりコーロキが吉住が受け持っていた仕事を受け持つことになります。

あかりとも関係を続けていくコーロキでしたが段々とあかりと衝突することが増えてきます。

ある時あかりと全く連絡が取れなくなります。

ラインを送っても一向に既読にならずコーロキは一人悶々とした夜を過ごし、もしかして吉住と会っているのではないかなどと妄想を膨らませ一人で苦悩します。

翌日あかりの職場を訪ねるコーロキ。あかりは職場にスマホを置いて帰ってしまっただけだとコーロキに説明します。

あかりもスマホを見たらラインと着信がすごいことになっていてびっくりしたとコーロキに話しました。

この時あたりからコーロキはあかりに振り回されることが多くなります。

あかりは明らかに怒りっぽくなり、しかし甘える時は徹底的に甘えてきます。コーロキはそんなあかりを持て余していました。ある時あかりを怒らせてしまい、偶然会った編集長の木下と飲みに行きます。

コーロキは木下から愛について話をされ独身の編集長の木下の話に感銘を受けていました。そこにあかりからの着信があり、編集長に促されてコーロキは店を後にしてあかりの元に向かいました。

コーロキは吉住の仕事の引継ぎで美上ユウ(安藤サクラ)というコラムニストの担当になります。

仕事が順調でいい調子のコーロキはあかりと初の京都旅行を控えて浮かれていました。

しかし美上は癖のある人物でコーロキは美上に振り回され京都旅行に行けなくなります。あかりは怒ってしまいますが、コーロキは美上の信頼を得ることができました。

あかりから別れを切りだされてしまい連絡も取らない関係になってしまいました。あかりのことが好きで諦めきれないコーロキはあかりの職場のパーティーに出向きます。

コーロキには最後のチャンスという覚悟がありました。そしてコーロキは吉住とあかりが復縁したのではないかと疑っており、証拠も掴もうとも考えていました。

パーティー会場に到着しあかりを見つけるコーロキ。コーロキの近くに吉住の姿を確認したコーロキは「やっぱり…」と思いますが、あかりの背後にはさらに一人の人物が。編集長の木の下でした。

パーティーが続く中、あかりとコーロキと吉住と木下は4人で話し合います。

それぞれがあかりに対する愛を語りだします。編集長の木下はあかりと結婚の約束をしたと言い、吉住は頼りにされていた存在でした。そしてコーロキはあかりの彼氏だったはずでした。

あかりは自分に悪気はなくみんなが幸せになれるようにと思ってこういった行動をしていただけだと話します。

吉住があかりに詰め寄ると編集長の木下がいきなり吉住の顔をナイフで切りつけました。吉住はもんどりうって倒れ、木下はナイフを持ったまま今度はあかりの方へ向かいます。

緊迫の展開の行方は…?

 

 

映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』感想・評価

大根仁監督らしい映像の遊び心や綺麗さがすごく良かったです。

映画全体を通しては話しがすごく入ってきやすい映画です。

かなり見やすい映画ですし、気楽に見て十分楽しめると思います。キスシーンはなかなか激しい描写ではあるのですが、変に色気は感じないので清潔感のある感じになっています。

ラストシーンは僕はなんだかかなりグッときました。心打たれてしまいました。

妻夫木聡さんがいい演技してくれていて、なおさら感動してしまいました。

とっても表情していました、元々好きな役者さんですが、なおさら好きになりました。ちょっとお芝居的には『ジャッジ』の時とカブっているかなぁと思っていたのですが、そんな思いがすべて払拭されました。まぁカブっていてもそもそもいいんですけどね(笑)

個人的には松尾スズキさんがもう本当に最高でした。

昔から好きな俳優さんですが最近特に好きすぎて困ってしまいます。

今回もシリアスなシーンも非常に多い役柄なのですが、どこかユーモラスなんですよね(笑)これはもう実力と才能としか言いようがないです。ユーモラスと言っても何ひとつ損なわせていませんからね。演技の中でのとっても上質な笑いを見せてくれます。

普通に演じているシーンも自然体過ぎて怖くなります。役者を志している人はお手本とすべき俳優の一人だと本当に思います。

水原希子さんは悪くはなかったのですが、かなり男を誑かす役なので個人的な好みかもしれませんがもっと誰もが認める美人な女優さんとかの方がハマったかなと思います。

誰が演じても誰かしらの好みではないという現象が起きるのでしょうけど(笑)

観始めてから気付きましたが、新井浩文さんが出演していました。特に触れずにいこうと思います。

残念だったのが、天海祐希さんの出番がとっても少なかったことです。天海祐希さん出てる!って思って楽しみにしてたので、結構残念でした。もっと観たかったな。

奥田民生のファンじゃなくても十分楽しめる映画ですし、感動も与えてくれる映画です。ちなみに僕はユニコーンも奥田民生も世代ではあるので、より楽しむことができたと思います。お薦めです!

映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』

最狂の恋が僕にやってきたッ!!

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