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映画『マイファニーレディ』ネタバレあらすじ結末と感想評価|オーウェンウィルソン・ジェニファーアニストン

映画マイ・ファニー・レディネタバレあらすじキャスト評価

映画『マイ・ファニー・レディ』キャスト・監督・概要

今回の絶対おすすめ映画は『マイファニーレディ』です。

映画『マイファニーレディ』は主人公を中心の行動が発端になり偶然が巻き起こり続けるコメディ映画です。

主演をオーウェンウィルソンが務め、いつも通り魅力的な演技で面白い脚本をさらに面白くしてくれています。

他のキャストも魅力的で、まさに人間喜劇といった映画になっています。

それでは『マイファニーレディ』の映画紹介です。

映画『マイ・ファニー・レディ』は2015年に日本公開されたアメリカ映画。

上映時間は93分。

監督はピーター・ボグダノヴィッチ監督

『愛と呼ばれるもの』『マスク』『ニューヨークの恋人たち』などを監督しています。

キャストは

アーノルド・アルバートソン…オーウェン・ウィルソン

イサベラ・イジーパターソン…イモージェン・プーツ

デルタ・シモンズ…キャスリン・ハーン

ジョシュア・フリート…ウィル・フォーテ

セス・ギルヴァート…リス・エヴァンス

ジェーン・クレアモント…ジェニファー・アニストン

ペンダガスト裁判官…オースティン・ペンドルトン

ハロルド・フリート…ジョージ・モーフォゲン

ネッティ・パターソン…シビル・シェパード

アル・パターソン…リチャード・ルイス

ジョージー・アルバートソン…シドニー・ルーカス

ヴィッキー…デビメイザー

ジュディ…イリーナ・ダグラス

マギー…ジェニファー・エスポジート

ミリアム…トヴァフェルドシャー

ヴィヴィアン・クレアモント…ジョアンナ・ラムレイ

アンドレ…ジョン・ロビンソン

元売春婦…アーナ・オライリー

売春婦…ルーシー・パンチ

ほか。

映画『マイファニーレディ』あらすじ・ネタバレ

ニューヨークのバーで脚光を浴びているハリウッドの新人女優イサベラ”イジー”パターソン(イモージェンプーツ)がインタビューを受けています。

イサベラはブルックリンの決して裕福ではない家庭で育ちました。父親は発明家で発明に没頭していて、母親は洗髪屋をしながら家庭を支えていました。

父親の発明で儲かることはなく、母親は長年洗髪屋として働いていました。

イサベラはインタビューで前職のことを聞かれます。イサベラは女優になる夢を持ちつつ家計を支えるためにエスコート嬢の仕事をしていました。

イサベラは独自の呼び方でエスコート嬢のことを「ミューズ」と呼んでいました。インタビューでも「ミューズ」と答えます。

イサベラのインタビューから4年前。

演出家のアーノルドアルバートソン(オーウェンウィルソン)は一つの仕事を終えて次の仕事のためにホテルバークレーに宿泊しにやってきました。

エレベーターで俳優のセスギルヴァート(リスエヴァンス)とばったり会います。

セスは次のアーノルドの舞台に出演する俳優です。

挨拶をして同じフロアに泊っている事がわかります。セスは食事に誘いますがアーノルドは終えた撮影がハードだったからクタクタだと言って断り部屋へ入りました。

アーノルドは部屋からエスコート嬢派遣会社のヴィッキー(デヴィメイザー)に電話して、エスコート嬢を依頼します。

グローというエスコート嬢が来ることになります。グローはイサベラのことです。

アーノルドには妻子がいて妻は女優のデルタシモンズ(キャスリンハーン)で、子供にも恵まれていました。デルタは次の舞台に出演する女優でもあります。

エスコート嬢を頼んだ時に電話がかかってきてアーノルドはテンパります。

イサベラはアーノルドの部屋にやってきました。ヴィッキーから確認の電話が入り、アーノルドは1時間ではなくさらに長い時間でお願いします。

アーノルドは食事に行こうとイサベラを誘い2人はイサベラの希望でインド料理を食べに出かけました。イサベラは外食に行くことに驚いていました。

インド料理を食べた後に2人は馬車に乗って楽しみました。

イサベラはエスコート嬢をやっている理由を、女優を目指しているけど生計を立てなきゃいけないからやっていると話しました。

部屋に戻りベッドで時間を過ごします。イサベラはアーノルドがいい人過ぎて他のお客と全然違うとアーノルドに話します。

とてもロマンティックだとアーノルドを褒めました。

アーノルドはイサベラを気に入り、3万ドルあげるからこの仕事をやめないかと言います。

3万ドルあればしばらく生きていけるだろうと言いますが、イサベルはその申し出をとても本気にはできませんでした。

アーノルドは本当だと言い、カバンに3万ドルちゃんと入っていると説明します。

そのお金を使って芝居の勉強なりをすればいいと話しました。下心がないことも話しました。アーノルドは励ますために「リスと胡桃」の話をイサベラにしてあげました。

イサベルは感激していました。別れ際にドアの外まで見送ったアーノルド。

たまたまその様子をセスが目撃してしまいますが、セスは黙っていました。

イサベラの人生に大きな転機が訪れました。イサベラはエスコート嬢の仕事を約束通りすぐに辞めました。イサベラにはイサベラにぞっこんになってしまっているお客がいました。

裁判官のペンダガスト(オースティンペンドルトン)はイサベラに会いたくヴィッキーに電話をしていましたが、イサベラは辞めたことを告げられショックを受けていました。

女優業にまい進し始めたイサベラは舞台のオーディションを受けることになります。エスコート嬢の役でした。

エージェントから演出家は有名なアーノルドだと説明されます。ちなみにアーノルドはイサベルと1夜を過ごした時に偽名を使っていました。

イサベラはお客からセラピーの無料券をもらっていました。オーディションが明日に迫っているのでせっかくなのでセラピーを受けることにします。

しかしセラピーを行うはずの医師が対応できないという事で、その医師の娘だというジェーンクレアモント(ジェニファーアニストン)がセラピーを行うことになります。

イサベラはジェーンと話し、エスコート嬢を辞めたことなどを話しました。

仕事を辞めたことをジェーンは褒めてくれました。セラピーが終わるころにジェーンが留守番電話確認しました。

留守番電話にはペンダガスト裁判官からの伝言が入っていて、イサベラはかつてのお客の声を聞いて「聞いたことある声だわ」と言いました。

劇場ではオーディションが行われていました。アーノルドの妻のデルタも来ていて、出演者のセスも立ち会うので来ていました。

イサベルの順番になりイサベルがステージへと上がりました。アーノルドはびっくり仰天しています。

隣にいる脚本家のジョシュアフリート(ウィルフォーテ)に「あの子はだめだ!役に合わない!」と強引な言い訳をしますが、ジョシュアはそんなことないだろうと異論を認めませんでした。

セスは昨夜アーノルドといちゃついていた女性だと気が付いていました。

イサベラもアーノルドの姿を見て驚愕しています。

演技審査が始まりました。イサベラはデルタを相手に見事な演技を披露し、その場にいた全員が絶賛します。

アーノルドだけは難色を示し、キャスティングするかの決定を明日に延ばしました。アーノルドにとってはイサベルが出演するとデルタに浮気がバレてしまうので冗談じゃありません。

脚本家のジョシュアは完全にイサベルの才能に惚れこみ、イサベラ自身にも惹かれたジョシュアはイサベラを食事に誘いました。

イサベラのことを忘れられないペンダガスト裁判官は探偵を雇ってイサベラを尾行させていました。

完全な偶然でペンダガスト裁判官に雇われた探偵はジョシュアの父親でした。さらにジョシュアの恋人はイサベラがセラピーを受けたジェーンでした。

ペンダガスト裁判官はジェーンにイサベラと会えなくなったことで相談に乗ってもらおうとしていました。

ジェーンの元には恋人のジョシュアから外食する用事ができたと連絡が入っていて、ジェーンはペンダガスト裁判官と食事に行くことにしました。

アーノルドは劇場で怒るような態度を取ってしまっていたお詫びに妻のデルタを食事に誘いました。

ジョシュアの父親である探偵はイサベラの電話を盗聴していて、イサベラの向かったレストランに自分も向かいました。

全員同じレストランに食事に来てしまいます。それぞれが激しく動揺していて、イサベラを連れているジョシュアを見たジェーンはジョシュアを思いきり殴りました。

イサベラはトイレの窓から逃げようとしているところをデルタに見つかります。しかしこの時はアーノルドとイサベラの関係にデルタは気が付いていません。

逆にイサベラがアーノルドとデルタの関係を知ってしまうことになりました。

結局同じテーブルにみんなで座ります。ジェーンは怒って出て行ってしまっていて、ペンダガスト裁判官はジェーンを追いかけます。ジョシュアの父親の探偵はペンダガスト裁判官を追いかけました。

さらにセスがエスコート嬢を連れてレストランにやってきました。

エスコート嬢はイサベルの知り合いでイサベルは話しかけられますが、人違いだと言い張りました。

ジョシュアとイサベラは2人で店を出ます。ジョシュアが家まで送ってくれたのでイサベラは自宅にジョシュアを招き入れました。両親も一緒に住んでいます。

イサベラが異性を自宅に招くのは初めてでした。

ジョシュアは誠実な男性でイサベラに何もすることなく、その日は別れました。

イサベラはオーディションの結果が不安だとジョシュアに話していましたが、ジョシュアはきっと大丈夫とイサベラを安心させました。

翌日、イサベラの家の電話が鳴り、イサベラはオーディションに受かった連絡を受けました、イサベラは両親に「ブロードウェイに出られる!」と興奮して報告しました。

アーノルドはデルタと共に買い物に来ていました。

デパートで再びセスと出会います。デルタが洋服を試着していると1人の店員がアーノルドを見つけて喜びます。

アーノルドはイサベラ以外にも多くの女性に同じことをしていました。いいことをしているとも言えますが、自己満足とも言え、またデルタを裏切っていることは明白です。

実はデルタと子供たちを空港に迎えに行った時も過去に同じことをした女性にばったり出会っていましたが、その時はうまくやり過ごしていました。

しかし今回はごまかせず、またその女性が「リスと胡桃(この話も必ずアーノルドがしている話)」の話もしてしまい、試着室で話を聞いていたデルタはすべてを察して激怒します。

怒ったデルタはアーノルドの弁明を聞かずに試着中のブランド品を着たままセスの乗る車に乗り込みそのまま行ってしまいました。

結果的に万引きなのでアーノルドは警備員に囲まれながら「全部払うから」と話していました。

セスはデルタを誘惑しますがデルタはこの誘惑に乗りませんでした。。デルタは夫を信じていたい気持ちがありました。

車を降りるとセスは大勢のファンに囲まれます。デルタは試着した服をそのまま着ているため盗んできたと思われて警察に捕まってしまいました。

イサベラはジョシュアと時間を過ごしていましたが、ペンダガスト裁判官と探偵が現れて、イサベラがアーノルドと一夜を過ごしたことをジョシュアにバラしてしまいます。

イサベラは悲しくなってその場を離れ、追いかけてきたジョシュアを振り切ってタクシーで去って行ってしまいました。

バークレーホテルに宿泊しているのはアーノルド、セス、ペンダガスト裁判官です。

アーノルドはイサベラと話す必要があると思い、イサベラを部屋に呼びます。妻のデルタのことなどを正直に話すつもりです。

セスは相変わらずヴィッキーに電話をしてエスコート嬢を依頼しました。しかし頼んだ直後にデルタから電話が入り、デルタが部屋に来ることになります。

セスは慌ててヴィッキーに電話をしてキャンセルをお願いしますが、向かっているエスコート嬢の電話の調子が悪いと言われます。セスはそれでもキャンセルをお願いしました。

ペンダガスト裁判官もヴィッキーに頼んでエスコート嬢を依頼していました。イサベラの事が忘れられないためできるだけ似ている人を頼みました。

アーノルドの部屋にイサベラがやってきて、アーノルドは話をはじめました。

セスの部屋にはキャンセルしたにも関わらずエスコート嬢キャンディがやってきてしまいます。

しかも英語があまり通じなくてセスがいくらキャンセルだと言っても要領を得ません。

ヴィッキーに電話するとキャンディが言っている間にデルタがやってきてしまいます。セスは慌ててキャンディをバスルームに入れてデルタを迎えました。

デルタは部屋に入りバスルームを借りたいと言い出し、セスは焦ります。

しかしトイレが壊れているのどのセスの嘘も空しく、デルタはバスルームに行き見知らぬ女性を見つけて叫びます。

男はどうしてこうエスコート嬢ばかり!と怒りデルタは部屋を出て行きました。

ヴィッキーと電話がつながったキャンディは、隣の部屋だとヴィッキーから言われます。部屋を間違えていたのです。

キャンディはエレベーター前で揉めているセスとデルタに部屋を間違えたと告げますが、デルタの怒りは収まりませんでした。

そしてキャンディを迎え入れたのはペンダガスト裁判官でした。

デルタは夫のアーノルドに電話をして部屋に向かうと告げます。今度はアーノルドが窮地に立たされました。

イサベラにすぐに帰るように言いますが、デルタはすでにホテルにいたためにすぐに部屋の呼び鈴が押されます。

アーノルドは「異常に早い!!」と言ってイサベラをバスルームに隠しました。

部屋に入ったデルタはイサベラがアーノルドにお土産に持ってきたリスのぬいぐるみに反応し、香水の匂いにも気が付きました。

デルタがバスルームを開けるとイサベラが立っていました。

イサベラも一緒になってアーノルドと共にデルタに誤解だと説明します。

しかし怒って出て行ったデルタは廊下にいたセスからイザベラとアーノルドが過去にも関係を持っていたと暴露してしまいました。

イザベラは3万ドルで仕事を辞めれたことなど、その時の嬉しかった気持ちをデルタに伝えました。デルタはそのままホテルを去っていきました。

翌日は舞台の稽古が始まる日でした。アーノルドはただ事ではない稽古場の雰囲気の中、プロは私情を持ち込むべきではないと話し、本読みを開始しようと言います。

デルタがいきなり立ち稽古をしたいと言い出します。

アーノルドは仕方なくこの願いを聞き入れて、デルタとセスのシーンの立ち稽古がスタートしますが、デルタはキスシーンでアーノルドに見せつけるように激しく演じ、スタッフ一同ドン引きしていました。

稽古場にはペンダガスト裁判官と探偵、そしてジェーンもやってきました。交錯していたことがすべて明るみになりました。

イサベラの父親もやってきて、娘とベッドを共にしたと聞いたペンダガスト裁判官とアーノルドとジョシュアを殴ります。ジョシュアは完全に誤解なのですが問答無用で殴られました。

この騒動の時にセスとジェーンはお互いを気に入っている様子を見せていました。

ついに舞台の幕が開きました。

イサベラは新人とは思えない堂々とした演技を披露して絶賛されます。観に来ていた両親もカーテンコールの時に誇らしげに「娘です!」と自慢していました。

舞台自体の評判も良かったのですが、1週間で打ち切られてしまいます。

インタビューを受けているイサベラのシーンに戻ります。

打ち切られた理由はエスコート嬢が舞台の話は主婦層に受けないから仕方ないとイザベラは話しました。

しかしイザベラは運を持っていました。両親の後ろに座っていたのが映画会社の人間で、イザベラは見事に目に留まったのでした。

イザベラはジョシュアと交際しましたが長くは続きませんでした。

アーノルドは現在は非営利団体で働いていて、匿名で女性への寄付を行っています。

デルタは新たにロケット関連の仕事をしている人と恋に落ちました。

セスとジェーンは交際をスタートさせ現在も続行中です。

イザベラには女優として師匠と崇めている人物がいました…。

インタビューしている場にその師匠(クエンティンタランティーノ)が現れ…。

結末は本編をご覧ください。

 

 

映画『マイ・ファニー・レディ』感想・評価

映画『マイファニーレディ』は思わずこんな偶然起こりまくる!?と突っ込みたくなる映画ですが、だとしてもとても楽しめる映画です。

たくさん笑わせてくれるのですが、しっかり感動と楽しさを与えてくれる映画で、とても明るい気持ちになれます。

次から次へと重なる偶然と連鎖していく関係がたたみかけてくる展開なので、まったく飽きることなく最後まで観られます。

タイトルからしていいですよね、『マイファニーレディ』

内容にもとてもマッチしています。

オーウェンウィルソンをはじめキャストの役者たちがすごくいいです。

コミカルでありながらも自然な演技で楽しませてくれます。

オーウェンウィルソンはコメディ映画のスターですが、演技はリアリティのある演技をいつも見せてくれていて本当に大好きな俳優です。

ジェニファーアニストンは最初わからなかったぐらい、ジェーンという役になりきっていました(笑)

そして最後に持っていってしまうのがクエンティン・タランティーノなわけですが、キャラクターの濃さがもうずるいです(笑)

改めて見るとアゴすごいなとしみじみ思ってしまいました(笑)

映画『マイファニーレディ』はとってもハッピーになれる映画です。

おすすめ映画です。ぜひ。

感想はコメント欄にお気軽にどうぞ。

映画『マイファニーレディ』

最高に楽しくてとびきり笑えるロマンチックコメディ

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