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映画『キャラクター』ネタバレあらすじ結末と感想評価|原作はある?

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映画『キャラクター』キャスト・監督・概要

今回の絶対おすすめ映画は『キャラクター』です。

映画『キャラクター』はSEKAI NO OWARIのFukaseさんが俳優デビューをした作品で、菅田将暉さんや小栗旬さん、高畑充希さんなど豪華キャストが顔をそろえている映画です。

SEKAI NO OWARIのFukaseさんの俳優デビュー作ということで、「アーティストが俳優?」と否定的な見方をする人もいるかもしれませんが、Fukaseさんの演技かなり良いです。詳しくは感想で書かせて頂きます。

菅田将暉さんの熱演も光る映画となっています。

それではさっそく『キャラクター』の映画紹介をしていきます。

映画『キャラクター』は2021年に公開された日本映画。

上映時間は125分。

監督は永井聡監督。

『ジャッジ!』『帝一の國』などを監督しています。

【キャスト】

山城圭吾…菅田将暉

両角…Fukase(SEKAI NO OWARI)

川瀬夏美…高畑充希

真壁孝太…中村獅童

清田俊介…小栗旬

大村誠…中尾明慶

辺見敦…本庄勇人

山城健太…橋爪淳

山城由紀…小島聖

奥村豊…小木茂光

ほか。

 

映画『キャラクター』に原作はある?

映画『キャラクター』には、原作となる漫画や小説はありません。

原案・脚本は浦沢直樹の『マスターキートン』や『20世紀少年』の共同原作者である長崎尚志が担当しています。

 

映画『キャラクター』ネタバレ・あらすじ・概要

漫画家を目指している山城圭吾(菅田将暉)は、自分でもオリジナルの作品を描きながらアシスタントとして働いています。

山城は画の評価は高かったのですが、性格がいわゆる「いい人」なので悪人のキャラクターをかけず、出版社に作品を持ち込んでもデビューに至ることはありませんでした。

山城は自信作を出版社に持ち込み断られた後に、同棲している川瀬夏美(高畑充希)に電話をかけ、漫画家になる夢をきっぱり諦めることを告げました。

夏美は諦める必要はないと山城に話しますが、山城の漫画家を諦めるという意思は変わらず、マンガ家のアシスタントの仕事も辞めることを決めました。

その足で向かったスタジオでアシスタント作業をしている時に、幸せそうな一軒家のスケッチが必要だという話になります。

締め切り間近で全員が忙しそうにしており、人の良い山城は自ら率先して一軒家のスケッチを書いてくると言い、スタジオを出て行きました。

スタジオに残ったメンバーは山城が漫画家を目指すことをやめることに対し「あれだけ画が上手いのにもったいない」と口々に言っていましたが、やはりサスペンスホラーを書きたいのに悪人が書けないというのは致命的だという結論に至りました。

山城はスケッチするのにいい感じの一軒家を住宅街の中に見つけ、スケッチブックを出して一軒家の描写を始めました。

玄関のドアが開き人影が見えたので、山城は自分が漫画家のアシスタントで家の描写をさせてもらっていると大声で伝えました。

しかし、家の主と思われる人物は無言で家の中に入っていってしまいました。

家の中からは音楽が爆音で流れていて、隣人から注意するようにと山城は言われてしまいます。

山城は仕方なく家の中に入り様子を伺いますが、家の中には信じられない光景が広がっていました。

四人家族と思われる一家が、命を奪われ無残な姿でリビングに置かれていました。

山城は腰を抜かし、その場にへたり込んでしまいます。

山城はリビングに一人の中性的な見た目をした青年(Fukase)がいることに気が付きました。

その青年と目が合った山城は、いやが応にもその青年の顔を目に焼き付けることになりました。

警察に通報した山城は刑事の真鍋孝太(中村獅童)と清田俊介(小栗旬)から、事情聴取を受けます。

犯人の顔を見て目が合っていた山城でしたが、事情聴取で「犯人の顔は見ていない」と嘘をつきました。

山城はこの事件にインスピレーションを受け、一心不乱に漫画を描き始めました。

警察の捜査は進み、一人の容疑者が浮上して辺見敦(本庄勇人)という過去に同じような犯罪を犯していた人物が逮捕されます。

辺見はあっさりと容疑を認め、事件は解決したかに思えました。

逮捕の映像をニュースで見た山代は、自分が見た犯人の顔とは程遠い辺見の顔を見て愕然としていました。

山城は自分が見た犯人の顔をそのまま漫画に描きます。

山城その漫画『34(サンジュウシ)』は連載がスタートした後に大ヒット作品となり、山城は人気漫画家の仲間入りを果たしました。

しかし、約1年後に山奥で起こった車で移動中だった一家が命を奪われた事件が起こり、事態が変わっていきます。

山道の中を一人の青年が歩いていたので、四人家族の主である運転手が声をかけて車に乗せてあげました。

その車に乗っていた子供が漫画『34』を読んでいて、車に乗せてもらった青年は子供に向かって「その漫画の主人公、僕に似てるよね」と話しました。

子供は「たしかに」と答えました。

青年は四人家族ということにこだわっていて、四人家族は三人家族や五人家族よりも幸せだと話していました。

車は谷底に転落した状態で見つかりました。

四人の家族は車の中に命を奪われた状態でいました。

警察が駆けつけ、清田と真鍋もやってきました。

清田は何かに気づき現場の写真を撮ります。

さらに清田は車の天井に手を突っ込み、凶器に使われたと思われるナイフを発見しました。

清田の手柄に驚く真壁に、清田はマンガ『34』を読むように手渡しました。

なんと犯行は『34』に描かれているままに行われていたのです。

清田と真壁は漫画家として大成功を収めている山城に話を聞きに行きます。

山城は夏美と一緒に豪華なタワーマンションに住むようになっていました。

夏美のお腹には山城との間の新しい命が宿っています。

編集者の大村(中尾明慶)に連れられ、セキュリティが厳重な山城のマンションの部屋に入ります。

清田は山城と話をし、「本当にあの時犯人の花は見ていなかったのか」と詰めます。

マンガ『34』の主人公であるダガーは、目撃した犯人を描いてるんではないかと尋ねました。

山城は「犯人の顔は見ていない。ダガーは僕のオリジナルのキャラクターだ」と答えました。

山城は居酒屋のカウンターで一人でビールを飲んでいました。

すると清田が現れ隣の席に座りました。清田は勤務が終わっているから仕事の話はしないといい、山城に清田の『34』のファンだと話しました。

清田の携帯電話が鳴り、電話に出るために清田は店の外に出ていきます。

すると一人の青年が山城の席の隣にやってきました。

その人物こそ山城が一軒家で見た犯人の顔でした。

犯人は自分のことを両角だと名乗り、先生の漫画を忠実に表現しているという話をしました。

両角の容姿は山城が描いているマンガ『34』の主人公ダガーにそっくりでした。

驚きと恐怖に包まれている山城に、両角は自分が考えたというストーリーを耳元でこっそりと伝えました。

2回目の事件で起きた時に使われた凶器のナイフが、1回目の事件と共通していることに警察が気が付きます。

真壁はその事実を清田に伝えますが、清田は驚きません。

清田は真壁にマンガの『34』の内容とまったく同じだと、漫画を見せながら話しました。

『34』のストーリーを忠実に再現した事件はその後も起こってしまいます。

山城は夏美の妊娠に関する病院に付き添い、検査の後に地下駐車場を歩いていました。

そこにいきなり両角が現れます。

両角は夏美に「共同製作者です。アドバイザー的な立場かな」と自分の事を紹介しました。

身の危険を感じた山城は夏美を連れて急いで車に乗り込み、すべてを打ち明けました。

さらに清田と真壁にも実は犯人の顔を見ていて、接触したこともあるということも話しました。

警察は両角の行方を追うことにします。

捜査から両角が働いていたと思われる運送会社を割り出し、履歴書の住所に書かれてる家に向かいましたが、両角は他人の戸籍で生活をしている男でした。

山城はこれ以上被害者を出すわけにはいかないと出版社に直談判し、連載をやめる方向で進めてほしいと頼みました。

しかし『34』は雑誌を支えるほどの大人気となっていたため、せめて休刊という形にしてくれと頼まれ、『34』はしばらく連載を休むことになりました。

山城が本屋に居ると両角が接触してきました。

両角はいきなり休刊になったことに怒っている様子で、「せめて最終回は書こうよ」と山城に迫りました。

山城は『34』を書くにあたって参考にしていた資料を清田に見せます。

ある村の話で、四人家族を一つの幸福の形としてとらえるという話でした。

清田が人気のない場所で真壁に電話をしています。

清田は新たな被害者が出たことを知り現場に向かうと電話を切りますが、その瞬間に辺見がいきなり清田に襲いかかりました。

清田の視界には、歩道橋の上に佇むダガーにそっくりの両角が見えました。

清田はそのまま帰らぬ人となってしまいました。

山城は両角が漫画を忠実に再現して犯行を行っていることを逆手に取り、自分自身が四人家族であることを利用して、漫画の中で自分が命を奪われる内容のストーリーを書き、最終回として載せました。

山城の実際の家族も協力し、防弾チョッキのようなものを着込んで警察の警備の元で両角が現れるのを待ちました。

しかし両角は現れません。

山城の携帯電話に両角から連絡が入ります。

両角は山城の父親と母親が再婚で、妹とは血の繋がっていないことを指摘し、四人家族でも全然幸せな四人家族ではないと話し、これまで幸せな4人家族を犠牲にしてきたんだから、最後までルールはちゃんと守ろうよと電話で告げました。

山城は嫌な予感がして夏美に電話をします。

山城が確認をすると、夏美は双子を妊娠していました。

標的になる四人家族となってしまっていたのです。

夏美と山城のマンションに現れる両角。

山城は両角に襲われ大怪我を負いますが、なんとか夏美を守ろうとします。

果たして山城と夏美の運命は…?

衝撃の結末は本編をご覧ください。

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映画『キャラクター』感想・評価

SEKAI NO OWARIのFukaseさんが映画に出演するというのは、なんとなく耳にしていたニュースだったのですが、あまり気にせずに時間が過ぎ去っていました。

たまたまAmazonプライムビデオで映画を探していたら、今回鑑賞した『キャラクター』が見つかり、「この映画がSEKAI NO OWARIのFukaseさんが出演した映画か!」と気がつき、そのまま鑑賞しました。

まず映画全体の感想ですが、めちゃくちゃ面白かったです。

最初から最後までかなりハラハラドキドキできましたし、小栗旬さん演じる清田が襲われるシーンでは思わずびっくりして声を出してしまったほどです。

菅田将暉さんや高畑充希さん、小栗旬さんなど芸達者な俳優が勢揃いしているのも見応えをアップしてくれていました。

そしてSEKAI NO OWARIのFukaseさんですが、素晴らしかったです。

ていうか演技めちゃくちゃうまかったんですけど…。

役柄にもすごい合ってましたし、ミステリアスな雰囲気もこれ以上ないほど醸し出していました。

かなり熱烈にFukaseさんに両角役をオファーしたようですが、ミステリアスな雰囲気が確かにとてもピッタリでした。

それにしてもいきなり演技をしたにしては上手すぎると思って調べてみたら、Fukaseさんは今回の映画に出演するにあたって、演技のワークショップに1年ほど通っていたそうです。

プロ意識の高さが伺えますね。

演技のワークショップに通ったからといって、誰もが演技が上手くなるとは限りません。

Fukaseさんはアーティストだけあって、演技のセンスが間違いなくあるのだと思います。

本当に素晴らしい演技で楽しませてくれました。

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脚本も非常に凝っているので、いろんな意味で楽しむことができる映画です。

まだ観たことがない人がいたら、是非一度鑑賞してみてください。

映画『キャラクター』

描いてはいけない、主人公だった。

菅田将暉の演技について評価しているので、良かったらご覧ください。

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