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映画『真夏の方程式』ネタバレあらすじ結末と感想評価|ひどい?ガリレオ映画

映画真夏の方程式ネタバレあらすじキャスト評価

映画『真夏の方程式』キャスト・監督・概要

今回の絶対おすすめ映画は『真夏の方程式』です。

東野圭吾原作のテレビドラマ『ガリレオシリーズ』の映画化第2弾です。

『容疑者Xの献身』の次の作品ということになります。(5年ぶり)

東野圭吾原作ということで非常に見応えのあるストーリーになっていて、サスペンス要素だけでなくドラマ的な要素もふんだんに込められている質の高い映画となっています。

結末に賛否両論がある映画でもあります。

それでは『真夏の方程式』の映画紹介です。

映画『真夏の方程式』は、2013年に公開された日本映画です。

上映時間は129分。

監督は西谷弘監督。

テレビドラマの『ガリレオシリーズ』のディレクターで、映画化第1弾の『容疑者Xの献身』でも監督を務めています。

原作は東野圭吾の同名小説。

【キャスト】

湯川学…福山雅治

岸谷美砂…吉高由里子

草薙俊平…北村一輝

川畑成美…杏

川畑重治…前田吟

川畑節子…風吹ジュン

仙波秀俊…白竜

塚原正次…塩見三省

柄崎恭平…山崎光

三宅伸子…西田尚美

柄崎敬一…田中哲司

多々良管理官…永島敏行

ほか。

 

映画『真夏の方程式』ネタバレ・あらすじ・結末

綺麗なことで知られる玻璃ケ浦の海に海底鉱物がある可能性がわかり、調査が行われようとしています。

玻璃ケ浦の町では開発による経済効果を望む人々と、綺麗な海を守りたい人々の間で溝が生まれ出していました。

海底調査を行う調査団が、町の人々を集めた説明会を行います。

玻璃ケ浦の海を愛する川畑成美(杏)は、海底調査を行おうとする調査団を相手に環境を破壊してしまう可能性はないのかと質問していました。

帝都大学准教授の湯川学(福山雅治)は、調査団からアドバイザーのような形で説明会への出席をお願いされていました。

電車で玻璃ケ浦の説明会会場に向かっている最中に、同じ車両に座っていた少年・柄崎恭平(山崎光)が車内で携帯電話で両親と話していたことで、年配の男性に絡まれているのを湯川は目撃します。

電源を切るという年配の男性に対して、湯川恭平の携帯電話を取り上げおにぎりを包んでいたアルミホイルに包んで、「これでもう電話がかかってくることはないのでいいでしょう」と諭しました。

湯川は駅に到着するとそのまま説明会会場へと向かいました。

成美が熱心に調査団に質問している中、湯川は遅れてきたことを悪びれる様子もなく用意されていた自分の席に着きました。

調査団と町民との会話がヒートアップしていく中で、湯川は調査団に対してできもしないことを言うべきではないと指摘し、さらに成美たちに対しては開発は仕方のない流れで、これは選択の問題だと話しました。

湯川はその後、予約を取っている民宿に向かいました。

民宿に入ると主である川畑重治(前田吟)と、妻である節子(風吹ジュン)が出迎えてくれました。

説明会で目立っていた成美は、この民宿の娘でした。

さらに電車内で出会った少年・恭平は、重治と節子の甥っ子で、夏休みの間にこの民宿に泊まりに来たことがわかります。

恭平は電車で出会った湯川のことを気に入っていましたが、子供が嫌いな湯川は露骨に嫌な顔をしました。

民宿には湯川の他に説明会にも参加していた、塚原(塩見三省)も宿泊していました。

湯川は民宿で食事をとると節子に料理の美味しさを絶賛し、この後地元のおすすめのお店を案内してもらう話をしました。

湯川が食堂から去った後、塚原が節子に話しかけます。

塚原は自分が元・刑事であることを明かし、過去に三宅伸子(西田尚美)という女性が殺害され仙波(白竜)という男性が逮捕された事件の話をしました。

節子はこの話を聞くと顔色を変え、何も知りませんと言いその場をそそくさと去っていきました。

節子の動揺した様子を見た重治は思いつめた表情をしていました…。

湯川は節子に案内され地元のおすすめの居酒屋へと入り、舌鼓を打っていました。

たまたま成美も開発に反対する友人たちとその店にやってきていて、成美と湯川は会話をしました。

湯川は自分がどっちの味方でもないことを話し、説明会で相手の意見を聞かずに自分の意見ばかりを言う成美の態度をたしなめました。

次の日、恭平が目を覚ますと民宿にはたくさんの警察官がやってきていました。

宿泊客である元刑事の塚原が、夜に散歩に出た際に堤防で足を滑らせ、頭を強打して絶命していたことがわかります。

湯川はこの事件に特に興味を示していませんでしたが、恭平が湯川に対し「下駄を履いてたのがおかしい。下駄を履いたままあの堤防を登ることはできないよ」と話したことをきっかけに、疑問を持ち始めました。

湯川は恭平から、沖に出て玻璃ケ浦の海の綺麗さを見たいと言いながらも、沖まで泳いでいくことは不可能だし船に乗ると船酔いしてしまうから無理だという言葉を聞きます。

さらに恭平は湯川から科学の話をされた時に理科が嫌いだと言います。

湯川は恭平のためにある実験を行うことを決意します。

民宿に戻り成美にペットボトルを出来れば用意してほしいと頼み、ペットボトルで即席の実験用のロケットを作りました。

塚原がなくなった件は事故ということで終わろうとしていましたが、東京の警視庁では塚原が元刑事ということもあり、事故で足を滑らせてなくなるなんて考えにくいという話が出ていました。

この事件について調べるように言われた草薙俊平(北村一輝)は、塚原が宿泊していた民宿の民宿名簿を見て湯川が泊まっていたことに気づき、岸谷美砂(吉高由里子)に玻璃ケ浦に行って操作するように命令しました。

岸谷は湯川が実験用のロケットを作ってる時に民宿に到着します。

岸谷が警視庁の人間であることを知った重治と節子は顔色を変えていました。

岸谷は湯川に捜査の協力を申し出ますが、湯川は実験で忙しいと断ります。

次の日に湯川は恭平を連れて海に行き、空気でペットボトルで作ったロケットを飛ばし、ペットボトルの中に入れた携帯電話のビデオ通話を使って、恭平に玻璃ケ浦の海の沖の海底を見せてあげました。

恭平はとても興奮し喜んでいました。

湯川と恭平が民宿に戻ると、警察が大掛かりな捜査を行っていました。

民宿の屋上に警察がいることを確認した湯川は、何があるんだろうとつぶやきます。

恭平が屋上に煙突があることを湯川に告げると、下からは煙突が全く見えないのにどうして恭平が屋上に煙突があることを知っているんだろうと湯川は強い疑問を感じました。

塚原の件は捜査が進んでいて、湯川は岸谷から塚原の死因が転落して頭を強打したことではなく、一酸化炭素中毒であることを知ります。

調査書に目を通した湯川は、塚原の体内から睡眠薬が検出されたこともすぐに気づきました。

夜中になり湯川は恭平を連れて、塚原が倒れていた海原の間に忍び込み部屋の中を調べました。

塚原が亡くなる前夜、恭平は民宿の前で重治と一緒に花火をしていました。

湯川は恭平に海原の間の窓が閉まっていたかどうか分かるかと聞きました。

恭平は閉まっていたと言い、打ち上げ花火が部屋に入らないように窓がちゃんと閉まっているか確認したから覚えていると話しました。

湯川は完全に何かに気づいた表情をしていました。

湯川は重治が近くにいる状態で、食堂で恭平と夕ご飯を食べました。

湯川と恭平の会話を聞いていた重治は、節子に「湯川さんは全部気づいてる」と話しました。

湯川は次の日には宿を出て行ってもらうように頼まれました。

湯川はこの時に重治が自首する気であることをすぐに悟りました。

重治は警察に連行され、地元の警察署で何があったかを話しました。

重治はボイラーの故障が原因で、建物が老朽化していることで塚原の泊まっていた部屋に一酸化炭素が流れてしまい、塚原の命を奪ってしまう事故が起きた事を話しました。

部屋の中で宿泊客がなくなったということが分かれば、誰も泊まりに来てくれなくなると恐れたため、転落死に見せかけてしまったと話しました。

警察は使っていないはずの海原の間にどうして塚原がいたのかと尋ねましたが、重治は自分と甥っ子が花火をしていたので花火を見に来たのではないかと話しました。

実は重治と節子と成美は、亡くなった元刑事の塚原と関係がありました。

伸子という女性の命を奪って逮捕された仙波は、節子と深い中にあった人物でした。

仙波を逮捕したのが当時刑事だった塚原です。

塚原はこの時の逮捕を誤認逮捕だったと身内に話していました。

実際にこの事件の犯人は仙波ではなく他の人物で、節子と成美が絡んだ大きな秘密が隠されていました。

刑事を引退した塚原は仙波の逮捕の件がどうしても心残りで、仙波の故郷である玻璃ケ浦にやってきていたのでした。

逮捕された仙波が命を奪った伸子は、当時東京で暮らしていた重治と節子と成美の家にやってきて、ひとりで在宅していた成美に暴行を加え、家族写真を持って去っていました。

伸子は節子のことを恨んでいるようでした。さらに当時中学生の成美の顔を見て「お父さんに似てるって言われないでしょう」と発言しました。

成美は自宅にあったナイフを持って、伸子を追いかけ歩道橋の上で伸子の腹部にナイフを突き立ててしまいました。

伸子の命を奪っていたのは、実は仙波ではなく当時中学生だった成美だったのです。

ニュースでこの出来事を知った仙波が慌てて節子に連絡を取り、成美を守るために自分の犯行に見せかけわざと逮捕されました。

なぜ仙波は罪をかぶってまで成美を守ろうとしたのか…?

成美は重治と節子の子供ではなく、仙波と節子の子供だったのです。

重治はその事実に気づいていました。

重治は自分の子供ではないと分かっていながらも、成美を大切に育ててきたのでした。

節子と成美は、伸子の命を奪い仙波が身代わりに逮捕されていたと言う秘密を共有しながら、ここまで生きてきたのでした。

塚原が亡くなったのはボイラーの事故ではありませんでした。

すべては重治が画策し、及んだ犯行でした。

しかし重治は足が悪く、自由に動き回ることができません。

重治は恭平を使って塚原を事故に見せかけて絶命させたのでした。

重治は恭平を使ってどうやって事故に見せかけて塚原の命を奪ったのか…。

湯川はどうしてその事実に気が付いたのか?

事件の真相よりも湯川が危惧していた点とは…。

深く悲しい衝撃の結末は、本編をご覧ください。

 

映画『真夏の方程式』感想・評価 ひどい?

ガリレオ映画シリーズ第2弾『真夏の方程式』の感想ですが、率直に言って…

実に面白かったです。

冗談はさておき、本当に面白かったです。

上映時間が約2時間となっていますが、長く感じることもまったくありませんでした。

東野圭吾さん原作ということで、やはり非常に見応えがあり僕は犯人などもまったく想像していない展開だったので、「ええー!」と驚きながら楽しむことができました。

ただ、中学生の成美がひどいことをされたとはいえ初対面の伸子に対していきなりあんな行動を起こすのかなという疑問は少しあります。

そんなこと言ってたら物語を作れないのは重々承知なのですが…。

ガリレオの前作の映画もそうでしたが、『真夏の方程式』は推理ものやサスペンスというジャンルであることは間違いないのですが、個人的にはヒューマンドラマの要素が強いと感じました。

これは良い意味で言っていて、ドラマの要素があるからこそ秀逸な作品になっていると思います。

『真夏の方程式』は結末に対して賛否両論ある作品となっていますが、僕はものすごく深くて悲しく、考えさせられる結末でとても気に入っています。

原作を読んでいないのですが、原作もこの終わり方なのだとしたら東野圭吾さんってやっぱり天才だなって強く思います。

少年の未来に関して考えさせる結末なんて、推理小説を書いてて普通思い浮かばないと思います。

福山雅治さん演じる湯川が変に感情的にならずに、淡々とこの事実を話すところが逆にいいんですよね。

ガリレオを演じている時の福山雅治さんは、本当に魅力的で素敵です。

成美を演じた杏さんもとっても素晴らしかったです。

すごく魅力的な女優さんですよね、人の良さそうな感じがにじみ出ているのも大好きです。

ラストの方の感情をあらわにするシーンでは、杏さんの演技に見事に感動させられました。

僕はガリレオに関しては吉高由里子さんよりも柴咲コウさん派なのですが、『真夏の方程式』の吉高由里子さんはすごく素敵に感じました。

ダダっ子っぽいキャラクターじゃなかったからかもしれません。

あ、吉高由里子さんは全然嫌いな女優さんじゃないですからね、むしろ好きな女優さんです。

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他のキャストも皆さん魅力的で、すべてにおいて楽しめる映画でした。

観てよかったと心から思える映画です。

自信を持ってお勧めします。

映画『真夏の方程式』

これは事故か?殺人か?湯川が気づいてしまった真相とは…

 

ガリレオシリーズ映画化第1弾のレビューはこちら。

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