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映画『マージンコール』ネタバレあらすじ感想

映画マージンコールネタバレあらすじキャスト評価

映画『マージンコール』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『マージン・コール』です。

映画『マージンコール』はアメリカの大手投資銀行リーマンブラザーズがモデルになっています。

2007年のリーマンショック・世界金融危機を描いた作品で、大手投資銀行の従業員の葛藤や苦悩、欲望が描かれている見応え十分の重厚な映画です。

ケヴィンスペイシーにジェレミーアイアンズなど、演技派キャストがさらに映画に深みをもたらしています。

それでは『マージンコール』の映画紹介です。

映画『マージン・コール』は2011年にアメリカで公開されたアメリカ映画で、日本では劇場未公開作品となっています。

上映時間は109分。

監督はJ・C・チャンダー監督

『トリプルフロンティア』などを監督しています。

キャストは

サム・ロジャース…ケヴィン・スペイシー

ウィル・エマーソン…ポール・ベタニー

ジョン・トゥルド…ジェレミー・アイアンズ

ピーター・サリヴァン…ザカリー・クイント

セス・ブレッグマン…ペン・バッジリー

ジャレッド・コーエン…サイモン・ベイカー

マリー・ロジャース…メアリー・マクドネル

エリック・デール…スタンリー・トゥッチ

サラ・ロバートソン…デミ・ムーア

ラメ・シュシャー…アーシフマンドヴィ

ヘザー・バーク…アシュリー・ウィリアムズ

ルイス・カーメロ…アルサ・ピエンザ

ほか。

映画『マージンコール』ネタバレ・あらすじ

ウォール街の大手投資では大量の解雇が行われていました。

「まさか自分が」そんな思いを持ちながらそれぞれビクビクしながらデスクで仕事をしていました。別室に行くように言われれば解雇を覚悟するしかありませんでした。

若手社員のピーターサリヴァン(ザカリークイント)は呼び出しの女性に話しかけられてドキっとしますが、人間違いで、実際に呼ばれていたのはピーターの上司のエリックデール(スタンリートゥッチ)でした。

エリックは解雇を言い渡されます。

今日付けでの解雇を言い渡され仕事用の携帯電話は使用不能になることや仕事の引継ぎはすでに対策を考えているので、私物をまとめたらすぐに会社から出てくようにと指示されました。

失業手当として給料の半額が6か月間支払われることも説明されます。

エリックはやり残している仕事がありました。なんとかその仕事を片付けたいと申し出ますが、あっさり却下されてしまいました。

エリックは解雇に納得がいかずに怒りを露にしかつての同僚などに思いをぶちまけますが、誰にもどうにもできません。

それどころか「次は自分ではないか」とみんなビクビクしている状態なのです。

エリックの部下であったピーターは挨拶に赴きお世話になったお礼を告げました。

エリックには情報を持ちだしていないかチェックをしている人間が張り付いていました。

しかしエレベーターに乗り込むとその男が目を離したので、エリックはUSBメモリーをピーターに渡し、最後に「用心しろよ」と言葉を残して去っていきました。

USBメモリーを会社に残って調べていたピーターは驚愕の事実を知ることになります。

ピーターは慌てて同僚のセスブレッグマン(ペンバッジリー)に連絡をして、エリックがいないためエリックの上司のウィルエマーソン(ポールベタニー)に連絡を取り、至急会社に来てくれるように頼みました。

ピーターがエリックから預かったUSBメモリーの中身を確認して分析した結果、彼らの働いている大手投資銀行が行っている不動産担保証券(MBS・サブプライム証券)の価格変動率が過去のデータから割り出していた変動率を上回ってしまう可能性があるということでした。

結論として会社は自分たちの総資産を超える可能性のある、リスクの高い不動産担保証券を持っていることになるのです。

しかも計算上はすでにこの2週間以内に越えてはいけないラインを何度も超えていました。

明日にでもそのリスクが形となって現れる可能性を大いにはらんでいました。

ウィルはさらに上司のサムロジャース(ケヴィンスペイシー)に連絡を取り遅い時間でしたが緊急を要するため会社に来てもらいました。

会社に到着したサムは説明を受けて真っ青になります。

上席のジャレッドコーエン(サイモンベイカー)にも話し、ピーターらも同席し打開策を考えます。しかし事態が大きすぎるためサムは役員を緊急招集することに決めます。

会議室に役員が集まり社長のジョントゥルド(ジェレミーアイアンズ)がピーターにわかりやすいように説明するように指示します。

ピーターは役員たちの前で現在起こっている事態を緊張しながら説明しました。

それぞれの今できる役割を明日までに行うしかありませんでした。決定した会社の方針は「バレる前に不良債権を売りさばくこと」でした。

価値のないものを相手をうまく乗せて売り払うのです。

そしてこの作戦は早い段階で異変に気付かれて市場に悪いうわさが出まわることも予想されるため、市場が開けてからできる限り早く売りさばくことがマスト条件でした。

しかし何より、この行いは会社やトレーダーたちの信頼を顧客や市場から完璧に失うことになります。

サムはこの決定したやり方に納得ができずにいました。社長のジョンとも長い付き合いなのでお互いに物申せる関係ということもあり、自分の意見を述べます。

しかしジョンはサムの力を必要としていました。トレーダーや他の社員を動かすにはサムの力がどうしても必要でした。

解雇になったエリックは破格の報酬で社に引き戻されました。

サムはトイレでジョンから報酬を提示されます。サムは「太っ腹だな」と言いこの条件をのみました。

サムは会社の方針に従いMBSを売りまくる指示を出社してきたトレーダーたちに出します。彼らのトレーダーとしての未来を奪ってしまうことも承知でした。

そのかわりに条件付きではあるものの破格の報酬をつけました。

市場が開き不良債権を売っていきます。午後を過ぎると段々と噂が広まってきていました。それでも彼らは売り続けました。

サムは解雇通知が同時進行で行われていることを知ります。トレーダーとしても信頼を失い仕事も失うという非情極まりないものです。サムは自分自身も解雇となることを覚悟していました。

しかしジョンに呼び出されたサムは会社に残るように言われます。そして今回の騒動を見抜いたピーターも残りさらに傷心も果たしたことを知らされます。

サムは解雇になって行く者たち、そして自分たちが今日まさにやった行いを思い、会社に残るわけにはいかないとジョンに話し、辞めることを告げます。

しかしジョンはサムが必要だと説得します。

サムが選択した道は…?

結末は本編をご覧ください。

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映画『マージンコール』感想・評価

映画『マージンコール』はまず映画自体が人間の弱い部分や欲望を描いている作品となっていて、ヒューマンドラマとしてかなり楽しめる映画です。

欲望、お金への執着心、保身、葛藤など様々な人間の感情が入り混じる展開は見ものです。

ケヴィンスペイシー、ジェレミーアイアンズ、デミムーアをはじめとしたキャストの面々が演技で魅せてくれて、緊迫感も楽しむことができる映画となっています。

そしてこういったリーマンショックやウォール街の話というのは、ちょっと難しくて理解するのが大変という印象を持つ人も多いのですが、僕自身もそうでした。

この『マージンコール』も鑑賞前は「大丈夫かなぁ、ついていけるかなぁ」と不安だったのですが、丁寧にわかりやすく作ってくれているせいか全然ついていけて楽しむことができました。

専門用語とかいまだにわからない部分は多々ありますが、それでも話には問題なくついていけますし、人間模様に重きを置いている作品なので、金融の知識がなくても普通に楽しめる作品なのでご安心ください。

僕は楽しめると同時に勉強にもなって一石二鳥の映画でした。

おすすめ映画です。ぜひ。

感想はコメント欄にお気軽にどうぞ。

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