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映画『ヒューゴの不思議な発明』ネタバレあらすじ結末と感想評価登場人物

映画ヒューゴの不思議な発明ネタバレあらすじキャスト評価

『ヒューゴの不思議な発明』キャスト・監督・概要

今回のおすすめ映画は『ヒューゴの不思議な発明』です。

映画『ヒューゴの不思議な発明』はマーティンスコセッシがメガホンをとった壮大なファンタジー映画です。

困難を乗り越える事の大切さ、絶望の中からも生きる希望を与えてくれる感動映画となっています。

アカデミー賞5部門を受賞しています。

それでは『ヒューゴの不思議な発明』の映画紹介です。

映画『ヒューゴの不思議な発明』は2012年に日本公開されたアメリカ・イギリス・フランス合作映画です。

上映時間は126分。

監督はマーティン・スコセッシ監督

『タクシードライバー』『アビエイター』『ウルフオブウォールストリート』『キングオブコメディ』などたくさんの名作を監督しています。

『ヒューゴの不思議な発明』はマーティンスコセッシ初の3D映画となっています。

原作はブライアンセルズニックの小説『ユゴーの不思議な発明』。

キャストは

ジョルジュ・メリエス(パパジョルジュ)…ベン・キングズレー

ヒューゴ・カブレ…エイサバターフィールド

イザベル…クロエ・グレース・モレッツ

鉄道公安官…サシャバロン・コーエン

クロードおじさん…レイ・ウィンストン

リゼット…エミリー・モーティマー

ママジャンヌ…ヘレン・マックロリー

ムッシュラビス…クリストファー・リー

ルネタバール…マイケル・スタールバーグ

ルネタバール(回想)…ガリヴァー・マグラス

ルネの兄(回想)…エド・サンダース

エミーユ夫人…フランシス・デラトゥーラ

ムッシュフリック…リチャード・グリフィス

ヒューゴの父…ジュード・ロウ

フーツ警官…ケヴィン・エルドン

映画館の支配人…アンガス・バーネット

バグダットの盗賊…ダグラス・フェアバンクス

トランプ…チャールズ・チャップリン

ジョニーグレイ…バスター・キートン

ボーイ…ハロルド・ロイド

カメラマン…マーティン・スコセッシ

ほか。

映画『ヒューゴの不思議な発明』あらすじ・ネタバレ

パリにある鉄道の駅にヒューゴカブレ(エイサバターフィールド)という少年が住んでいました。

ヒューゴは駅にある大きな時計台の時計のねじ回しの仕事をしていて、そのため学校には通っていませんでした。

元々はヒューゴの叔父のクロードおじさん(レイウィンストン)が行っていた仕事でしたが、クロードおじさんが帰って来なくなってしまったため、ヒューゴがこの仕事を行っていました。

この時計台の中には部屋があり、ヒューゴはその部屋で暮らしながら時計のねじ回しをしていました。

時計が止まってしまうとクロードおじさんがいないことがバレてしまうので、ヒューゴはねじ回しを休むわけにはいきません。

この時計台のある駅では鉄道公安官(サシャバロンコーエン)が常に見回りをしていて、悪いことをしたり親のいない子供はすぐに公安官に捕まり孤児院に入れられてしまいます。

ヒューゴは元々父親(ジュードロウ)と一緒に暮らしていました。

ヒューゴの父は機械人形の修理を行っていました。機械人形は博物館から見つけてきたものでした。

ヒューゴの父は博物館で火事が起こった時に巻き込まれてしまい命を落としてしまいます。ヒューゴはその後にクロードおじさんに引き取られたのでした。

父亡きあと、ヒューゴはこの機械人形を修理するために必要な部品を集めていました。

駅にはパパジョルジュ(ベンキングズレー)が店主を務めるおもちゃ屋さんがありました。

ヒューゴは機械人形の修理に必要な部品を得るためにパパジョルジュが居眠りしている隙に盗みを働こうとしてしまいます。

しかしパパジョルジュは寝たふりをしていただけでヒューゴは捕まってしまいます。ジョルジュは公安官に突き出されたくなければポケットの中身を出すように言います。

ヒューゴのポケットには機械人形に関する説明が書かれたノートが入っていました。パパジョルジュはそのノートを燃やしてしまうつもりでした。

ノートを取り上げられたヒューゴはパパジョルジュの家までついていき、「ノートを燃やさないで」と頼みますが、パパジョルジュはこのヒューゴの頼みを聞き入れませんでした。

パパジョルジュには養女のイザベル(クロエグレースモレッツ)がいて、ヒューゴはイザベルと話し、ノートを燃やさないように見ていて欲しいと頼みました。

翌日、ヒューゴはパパジョルジュの元へ行き、どうしてもノートを返してほしと頼みます。しかしパパジョルジュから渡された包みを開くと中には燃えた灰が入っていました。

ヒューゴは大きなショックを受け涙を流します。しかしイザベルが灰はノートの灰ではなく別の物の灰で、ノートは無事であることを教えてくれました。

ヒューゴはもう一度パパジョルジュに返してくれるように頼みに行きます。

するとパパジョルジュは「今まで盗んだ分を働いて返しなさい。もしノートがまだあればそうすれば返す」とヒューゴに言いました。

ヒューゴは手先が器用なことを活かして、おもちゃ修理をしてパパジョルジュを手伝います。

同時に機械人形の修理も自分で行っていましたが、機械人形の修理にはハートのパーツが必要で、どうしてもそのパーツが見つからずにいました。

パパジョルジュはイザベルに映画を観ることを禁止されていました。

それを聞いたヒューゴはイザベルを連れて映画館に行きこっそり忍び込み、ヒューゴとイザベルは映画に魅了されて夢中で映画を観ます。

イザベルはとても楽しそうにしていましたが、映画館の支配人(アンガスバーネット)に見つかってしまい、映画館からつまみ出されてしまいました。

ヒューゴとイザベルはどんどん仲良くなり、ヒューゴはイザベルに自分の住んでいる時計台の部屋を案内します。

しかしその途中に公安官に見つかってしまい、これまで食べ物などを盗んでいるヒューゴは疑いの目を向けられます。

イザベルがなんとか助け船を出してなんとかその場をやり過ごすことが出来ました。

イザベルが時計台の部屋に来ました。修理している機械人形を見せるヒューゴ。ハートのパーツはなんとイザベルがネックレスとして首にかけていたものでした。

イザベルの持っていたハートのパーツを機械人形に入れ込むと、機械人形が動き出しました。

興奮するヒューゴとイザベルでしたが、機械人形は何かを書きだしたものの途中で止まってしまいます。

ヒューゴは落胆しますが、機械人形は再び動き出し月に関する映画の絵を描き始めます。機械人形は絵を描き終わると最後にジョルジュとサインを残しました。

ジョルジュのサインを機械人形が書いたので、イザベルとジョルジュは機械人形が描いた絵を持ってイザベルの家へと行きました。

イザベルの母のママジャンヌ(ヘレンマックロリー)にこの絵を見せます。(イザベルは養女のため本当の母親ではありません)

ママジャンヌはヒューゴのことを泥棒と呼び歓迎してはくれませんでした。

ママジャンヌはこの絵を見ると激しく動揺し、パパジャンヌにその絵を見られたくない様子を見せてヒューゴにすぐに帰るように言いました。

そこへパパジョルジュが帰ってきてママジャンヌが慌ててヒューゴとイザベルを他の部屋へ隠しました。

ヒューゴとイザベルはその部屋で隠し扉を発見し中から一つの箱を見つけました。箱を取り出そうとしますが、その箱はかなり重く落としてしまいます。

落としてしまった箱からは無数の映画に関する絵が出てきました。ママジャンヌとパパジョルジュがやってきてその絵を見ます。パパジョルジュは激しく動揺し悲しみの表情を浮かべました。

イザベルとヒューゴは映画について調べようと思いました。本屋のムッシュラビス(クリストファーリー)から本を紹介された人は図書館で映画の本を読み始めます。

そこには機械人形が書いた絵が載っていました。ジョルジュは大人気の映画監督でした。そしてジョルジュが戦争で死んでしまっていることが書かれていました。

驚いているイザベルとヒューゴの元にルネタバール(マイケルスタールバーグ)がやってきます。最初2人は怒られるのかと思い構えますが、ヒューゴが本の最後に載っていた写真とタバールが同じ人間だと気が付きます。

タバールは「ジョルジュに興味があるのかい?」と2人にやさしく聞きました。

タバールは元々ジョルジュの大ファンでした。イザベルとヒューゴはジョルジュが死んでいなくて生きていることを説明するとタバールは興奮を抑えきれない様子でした。

公安官の元にクロードおじさんが川で酔って亡くなっていたという報告が入ります。

もう何日も前に死んでいたと思われるという説明を受けた公安官は、どうして時計台の時計が動き続けていたのか不思議に思います。

ヒューゴとイザベルはタバールを連れて家へ帰りました。

ママジャンヌは帰ってほしいと言いますが、タバールが奇跡的に残っていたパパジョルジュのフィルムを持ってきていて、パパジョルジュに内緒で上映会を行うことになります。

パパジョルジュの映画には若き日のママジャンヌが出演していてイザベルは驚くと共に喜びます。ママジャンヌは映画を観て涙を流しています。

そこへ寝ていたはずのパパジャンヌが起きて部屋にやってきます。

映写機の音は今でもすぐにわかるといったパパジョルジュは、自分の半生を4人の前で語り始めました。

パパジョルジュは最初は手品師として活躍し多くの人々を魅了していました。

助手を務めていたのはママジャンヌでした。

パパジョルジュは自分の劇場を持つことができるほどに成功していました。同時に発明にも興味を持っていて、機械をいじることも行っていました。

映写機が発明されるとパパジョルジュはこの映写機の虜になります。

すでに制作していた機械人形の部品を使いつつ映写機を自分で作り、映画を撮り始め、持っていた劇場も売り払い映画製作に没頭していきました。

パパジョルジュの映画は大人気となり、自分のスタジオも作り多くの人間が参加して続々と映画を作っていました。

しかしそんな中戦争が始まってしまいます。戦争は終わりを告げますが、戦争で現実を見せつけられた人々はパパジョルジュの映画に魅力を感じなくなってしまいました。

スタジオは荒廃し、役者へのギャラも支払えなくなってしまいました。パパジョルジュはすべての映画のセットや衣装を燃やしてしまいました。

フィルムは化学製品を作る会社に売りました。パパジョルジュの売ったフィルムはハイヒールのかかとの部分に使われました。

フィルムを売ったお金でパパジョルジュはおもちゃ屋を買い、現在おもちゃ屋を営んでいたのでした。

話を聞いたヒューゴは機械人形をパパジョルジュの元に持ってこようと時計台の自分の部屋に取りに行きます。

しかし公安官に見つかって捕まりそうになってしまい、ヒューゴは必死に逃げます。

逃げている時に機械人形を線路に落としてしまい、そこへ列車がやってきてしまいます。

ヒューゴは機械人形を救うために線路に降りて機械人形を手に取ります。列車はもうすぐそこまで迫っていました。ヒューゴはこの状況と同じ夢を数日前に見ていました。

間一髪のところで公安官がヒューゴを救いました。

公安官はヒューゴに怪我がないか心配した後に、クロードおじさんがいない今、孤児院に行くしかないと連れ去ろうとします。

そこへパパジョルジュたちがやってきて…。

感動の結末は本編をご覧ください。

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映画『ヒューゴの不思議な発明』感想・評価・考察

映画『ヒューゴの不思議な発明』は僕は3Dでは観れていなくて、3Dで観たかったなぁと後から悔やんだ作品です。

やはりその時にしかできない体験は無理してでもしておくべきですね。

マーティンスコセッシが『ヒューゴの不思議な発明』のような映画を撮ることは個人的には結構意外だったのですが、率直にとても面白かったです。

マーティンスコセッシ監督はエキストラの演技にも細かく演出することでも有名ですが、この映画でもそれは明らかで、画面に映っているすべてがしっかり生きているという感覚を与えてくれます。

出演者も皆さん言うまでもなく素晴らしいですし、ジュードロウはちょっと出番なのに異常にかっこいいし、クロエグレースモレッツは現在はとても綺麗な女優さんになっているわけですが、子役の頃からすごく可愛いし愛くるしいです。

初めて映画を観ている設定のクロエグレースモレッツの演技が表情豊か過ぎて面白くもあり可愛くもありといった感じで最高です。

マーティンスコセッシ監督の映画への愛情がびっしり詰まった映画になっていると思います。

映画って夢と希望なんですよね。そんなことを教えてくれると同時に、主人公のヒューゴを通してどんな困難の時も諦めてはいけないというも教えてくれます。

そしてもちろん『ヒューゴの不思議な発明』は大きな感動を与えてくれる映画となっています。

こういうジャンルの映画は久しぶりに観ましたが、こういった映画は何歳になってもやはりいいものだなぁとしみじみ感じました。

おすすめ映画です。ぜひ。

映画『ヒューゴの不思議な発明』

世界は幸せにあふれている 必要なのはちょっとした修理だけ。

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