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映画『ヘアスプレー』ネタバレあらすじ感想

映画ヘアスプレーネタバレあらすじキャスト評価

映画『ヘアスプレー』作品情報

今回の絶対おすすめ映画シリーズは『ヘアスプレー』です。

映画『ヘアスプレー』はミュージカル映画なのですが、実は僕はミュージカル映画が苦手です。

ミュージカル映画を観てのめり混んだ経験がなくて、どこか夢中になれないのです。

実はこれは映画じゃない一般的なミュージカルでも同じです。

完全に個人的な好みの問題なので、もちろんミュージカルというものを認めていないわけではありませんし、むしろミュージカルを演じられる俳優は俳優の中で間違いなく一番芸達者な人たちだと思っています。

それなのにミュージカル映画『ヘアスプレー』をご紹介するのかと言いますと、そんな僕で最高に楽しめる映画だからなのです…繰り返し観ている映画です。

ミュージカル映画が苦手な僕が繰り返し観ているのです。

これ以上は説明不要だと思いますので、映画紹介に行きたいと思います。

それでは『ヘアスプレー』の映画紹介です。

映画『ヘアスプレー』は2007年に日本公開されたアメリカ映画です。

上映時間は117分。

1988年に公開された同名映画『ヘアスプレー』が原作となっています。

監督はアダム・シャンクマン監督

出演は

トレイシーターンブラッド…ニッキー・ブロンスキー

エドナターンブラッド…ジョン・トラボルタ

ベルマフォンタッスル…ミシェル・ファイファー

ウィルバーターンブラッド…クリストファー・ウォーケン

アンバーフォンタッスル…ブリタニー・スノウ

ペニーピングルトン…アマンダ・バインズ

ブルーディーピングルトン…アリソン・ジャネイ

メイベルスタップス…クイーン・ラティファ

リンクラーキン…ザック・エフロン

シーウィードスタップス…イライジャ・ケリー

コーニ―コリンズ…ジェームズ・マースデン

ほか。

映画『ヘアスプレー』ネタバレ・あらすじ

舞台は1960年代のボルチモアです。太っているけどそんなことは気にしていないいつも元気な女子高生

トレイシーは踊ることが大好きで、歌って踊るテレビ番組『コーニ―コリンズショー』が大好きでした。

そしてトレイシーはこの番組に出演して踊ることを夢見ていました。

ある日、番組を観ていたトレイシーはダンサーの出演者のオーディションが開催されることを知ります。トレイシーは喜びます。

トレイシーはオーディションを受けたいと母のエドナターンブラッド(ジョントラボルタ)に言います。

しかしエドナは娘のトレイシーが太った体型の事で傷つくことを恐れ、オーディションを受けに行くことに反対します。

エドナ自身もトレイシーよりも太っていて、それを気にして外出を控えていたのでした。

しかし父親のウィルバーターンブラッド(クリストファーウォーケン)はトレイシーの夢を後押ししました。

トレイシーはオーディションを受けに行きました。しかしエドナの予想通りトレイシーは番組プロデューサーのベルマフォンタッスル(ミシェルファイファー)から体型の事を指摘され、それだけで不合格と言われてしまいます。

しかしトレイシーは特に気にする様子もなく飄々としていました。

この時代のボルチモアはまだ人種差別が存在していて、黒人と白人が何かをする時に交わることがありませんでした。

しかしトレイシーはそんなことを気にする女子高生ではありません。

ある日補習授業を受けなければいけなくなったトレイシーは補修が行われる教室に行きました。

すると教室には黒人の生徒ばかりでした。トレイシーは黒人の生徒たちと打ち解けて、一緒にダンスを踊り始めます。盛り上がってきて黒人の生徒たちとダンスを目いっぱい楽しむトレイシー。

するとその様子を見たリンクラーキン(ザックエフロン)がトレイシーに声を掛けてきました。

リンクは超イケメンでしかも『コーニ―コリンズショー』に出演していました。

トレイシーは憧れのリンクに話しかけられてさすがに緊張します。

さらにリンクは、コーニ―コリンズショーのダンスパーティーにトレイシーを誘いました。

もちろんトレイシーはダンスパーティーに参加しました。

ここでもトレイシーは大好きなダンスを心から楽しみ、目立って踊りまくるトレイシーはMCのコーニ―コリンズの目に留まります。

そしてなんとコーニーに気に入られたトレイシーは番組に新メンバーとして加入することになりました。

大好きな番組に出演する夢がかなったトレイシーは臆することなく自分を出して心からダンスを楽しんで踊りまくります。

そんなトレイシーを見ていると不思議と笑顔になってしまいます。

するとトレイシーは大人気になります。トレイシーのトレードマークであるビッグヘア―を真似ようと町中でヘアスプレーが売れまくります。

ヘアスプレーは番組のスポンサーだったので、スポンサーは大喜びです。

番組ではヘアスプレーコンテストを毎年開催していたのですが、今年は間違いなくトレイシーがミスヘアスプレーに選ばれるだろうと誰もが思っていました。

しかしそんなトレイシーの人ぶりをトレイシーをオーディションで落としたプロデューサーのベルマは良く思っていませんでした。

しかも毎年ミスヘアスプレーに選ばれているのは、番組に出演している娘のアンバーフォンタッスル(ブリタニースノウ)だったのです。

ベルマはトレイシーを邪魔に感じ、どうにかして降ろしたいと考えていました。

トレイシーが人気者になり、引きこもりがちだった母のエドナも変わっていきます。エドナはトレイシーのマネージャとして活躍します。

外見も着飾ることを楽しむようになり変化していきました。

コーニ―コリンズショーには黒人は『ブラックデー』と呼ばれる回の月一回しか出演する機会がありませんでした。

差別意識などまったくないトレイシーは元々この決まりに疑問を感じていて、さらにリンクと行ったブラックデーMCのメイベルスタップス(クイーンラティファ)主催のダンスパーティーで、トレイシーはブラックデーが終了となってしまい、そのためのパーティーだということを知ります。

トレイシーは黒人がいつでも白人と一緒に出演できるようにしようと提案し、デモ運動にも参加しました。リンクは自分の身を案じ、このデモには参加しませんでした。

しかしデモには警察が出動してきてデモ隊とぶつかります。

先頭に立ってデモに参加していたトレイシーは警察に追われることになってしまいます。

自分がどうなるかなんて気にせず、信念に従って行動するトレイシーを見て、リンクは自分を省み、そしてトレイシーへの自分の気持ちに気付きます。

トレイシーは黒人が住む地域に隠れていました。

ちょうどヘアスプレーコンテストが開催される日でもありました。

ベルマがあの手この手を使ったおかげで、娘のアンバーはたくさんの票を獲得していて、ミスヘアスプレーに近づいていました。

生放送中にミスヘアスプレーが発表されようとしている時に、トレイシーが突然現れました。

トレイシーは自慢のビッグヘアではなくストレートヘアで登場し、持ち前の明るさで踊ります。

コンテストはこの日一番の盛り上がりとなり、黒人たちも参加してみんなでダンスを踊っていました。

そんな中ブラックデーのMCを務めているメイベルの娘、アイネススタップス(テイラーパークス)が踊っていると、視聴者からたくさんの投票が入ります。

トレイシーの望む差別のない世界は実現するのか…?

 

 

映画『ヘアスプレー』感想・評価

トレイシーターンブラッドを演じたニッキーブロンスキーが本当に素晴らしいです!

見ていて元気になるし愛さずにはいられないキャラクターを作り上げてくれています。

こんな人いたらいいなぁって心から思います。ポジティブシンキングを絵にかいたようなトレイシー、そして信念を貫く姿は感動させられます。

他人の価値観に左右されていないんですよね。映画『ヘアスプレー』を見るとトレイシーを見習わなきゃと思ってしまいます。

ジョントラボルタが特殊メイクで母親を演じたことも話題となった映画ですが、そのビジュアルももちろんなのですが、あったかくも繊細な母親を魅力的に演じています。

そして父親役はクリストファーウォーケンですからね。どんだけ豪華な夫婦やねんって感じです(笑)

ミシェルファイファーは憎らしい役をしっかり演じてくれているのですが、結局ところ、『やっぱり綺麗だなぁ』というところに個人的には落ち着いてしまいます(笑)

ザックエフロンはとってもカッコいいのでただただ期待してください。期待を裏切ることはまずないと思います。

とにかく元気になれる映画なんです。

これも観て頂ければきっとわかって頂けると思います!

差別に関するテーマも描かれている作品ですが、重たい感じでメッセージを伝えようとする映画ではありません。

楽しく観られる映画です。

本当におすすめです。ぜひ。

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