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映画『グラントリノ』ネタバレあらすじ結末と感想評価考察|実話?

映画グラントリノネタバレあらすじキャスト評価

実話映画『グラントリノ』キャスト・監督

今回の絶対おすすめ映画シリーズは『グラントリノ』です。

『グラントリノ』とっても好きなんです。いい映画だなぁって観た後にしみじみ思える、そんな映画です。心に確かな感動を与えてくれる映画です。

いわゆる「生ぬるい感動映画」ではなく、胸をえぐられるような感動を与えてくれます。クリントイーストウッドが言わずもがな最高です。

グラントリノは実話ではありません。

それでは『グラントリノ』の映画紹介です。

映画『グラントリノ』は2009年に日本公開されたアメリカ映画です。

上映時間は117分。

監督はクリント・イーストウッド

キャストは

ウォルト・コワルスキー…クリント・イーストウッド

タオ・ロー…ビー・ヴァン

スー・ロー…アーニー・ハー

神父…クリストファー・カーリー

スパイダー…デュア・モーア

ミッチ・コワルスキー…ブライアン・ヘイリー

スティーブ・コワルスキー…ブライアン・ホウ

アシュリー・コワルスキー…ドリーマ・ウォーカー

マーティン…ジョン・キャロル・リンチ

他。

実話映画『グラントリノ』あらすじ・ネタバレ

ウォルト(クリントイーストウッド)は愛する妻を失い、葬儀を済ませたばかりです。

ウォルトは口が悪く頑固で取っ付きにくい性格から息子夫婦や孫からも好かれてはいませんでした。

ウォルトは移民が多く済む地区に住んでいて、隣の家にはモン族の家族が住んでいました。ウォルトはその性格から賑やかに暮らす彼らを嫌っていました。

そして隣に住むモン族の一家にはタオという気弱な少年がいました。タオはモン族の不良集団から目をつけられていて、悪の道へと誘われます。

しかしタオは気弱な性格からそんなつもりは毛頭ありません。

しかし不良集団はタオに、隣に住むウォルトが大切にしている愛車・グラントリノを盗んでくるように命令しました。タオはその命令を断ることが出来ません。

夜になりウォルトのガレージに侵入するタオでしたが、ウォルトは不審者に気付き銃を持ってガレージに向かい、驚いたタオはすぐに逃走しました。

タオはこんなバカなことはもうしないと決めますが、モン族の不良集団がタオに執拗に絡んできます。

ある時、不良集団が揉めている時にウォルトは彼らが自分の家の敷地内に入っていたため、ウォルトは銃を突き付けて不良集団を追い返します。

不良集団を追い払ったウォルトに、隣に住むモン族一家は大いに感謝し、次々に感謝の印として贈り物をウォルトに持ち寄ります。

ウォルトはこれを迷惑がりやめるように言いますがモン族一家には通じません。また少年タオが姉のスーに促されグラントリノを泥棒しようとしたことを謝罪にやってきます。ウォルトはタオを許します。

ある日、ウォルトはタオの姉のスーが通りで黒人の少年たちに絡まれているのを見掛けます。

スーはタオとは逆に気が強い性格なので負けずに反抗していました。危うく連れ去られそうになったスーをウォルトは車を降りて助けます。

ウォルトは誕生日を迎えます。息子夫婦はウォルトに老人ホームのパンフレットを持ってきますが、ウォルトは息子夫婦を追い返し、一人で誕生日を過ごしていました。

そんなウォルトをスーが自宅に招待します。最初は嫌っていたモン族一家とウォルトは少しずつ心を開き打ち解けていきます。

タオの母親と姉のスーは、ウォルトにタオになんでも手伝わせて構わないとタオを寄越してきます。

ウォルトは必要ないと断りますが、母親とスーは退かずにタオはウォルトの手伝いをすることに。

ウォルトは家屋の修理をやらせたりしますが、タオはひたむきによく働き、ウォルトも最初はナヨナヨしていたタオを嫌っていましたが段々と愛着が湧いてきていました。

今までよりも楽しさを感じる日々を送っていたウォルトでしたが、咳と共に吐血することがあり、病院での検査の結果、ウォルトは自分の命の長さを覚悟します。

ウォルトはタオの将来を心配するようになっていて、タオはウォルトの身体を心配するようになっていました。二人の絆は着実に育まれていました。

ウォルトが現場監督の友人に頼んでくれたおかげで、タオは建設現場で働くことになります。ウォルトはタオに工具を買い与え、自分の大切にしていた工具もタオに譲ります。

しかし、不良少年たちはしつこくタオにちょっかいを出してきます。ある日タオは顔にタバコを押し付けられてしまいます。これに怒ったウォルトは不良少年にやっつけ、二度とタオに手出しするなと告げます。

しかし不良たちは懲りるどころか行動をエスカレートさせ、タオの家に銃弾を撃ち込んできます。また帰宅途中のスーに対して暴行を加え、スーは心身ともに深い傷を負ってしまいます。

ウォルトは自分の怒りに任せた行動が招いた結果であることを反省し、復讐に燃えるタオを自宅の地下に閉じ込め、愛犬を預けて一人で不良集団のところへ向かいます。

ウォルトと不良たちが睨み合い一触即発の雰囲気は漂う中、ウォルトはゆっくりと自分の懐に手を差し込み、まるで銃を取り出すかのような素振りをします。

ウォルトの運命は…

そしてウォルトがタオに残したものは…

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実話映画『グラントリノ』感想・評価

こんな男になりたい、そんな風に思ってしまう映画です。

不器用でありながらも大切なもののために命を賭することが出来る男。ただ単純に憧れますし、大いに感動します。

何度でも観れてしまう映画です。

そしてこの映画、有名俳優がたくさん出演していたりがまったくないんですよね。

もちろん監督・主演のクリント・イーストウッドは誰もが知っている有名俳優なわけですが、イーストウッド以外は僕が無知なせいかもしれませんが、そこまで有名な俳優が出演していないのです。

そんな中でかなりいい興行成績も残して作品の評判も良く、まさに映画のあるべき姿な気がします。

クリント・イーストウッドってだけで観る人はもちろん大勢いるとは思いますが、他のキャストのネームバリューには頼ることなく評価されているところはさすがですね~。

こういう部分が日本と大きく違う部分に感じることが多くて。ハリウッド映画の無名と言うか観たことない俳優ってちゃんと見応えあるんですよね。安っぽい感じも与えないですし。

英語だから演技の上手さとかはそんなに伝わらないかもですが、ちゃんと有名俳優としっかり肩を並べられるというか。それだけ層が厚いのがハリウッドなのかもしれません。

日本って無名と言うか観たことない俳優が多く出演している映画って正直安っぽく見えてしまう事が多々あって。実際に演技もちょっとひどいなぁと思う事も多くて。

もちろんみんながみんなというわけではないのですが。低予算感とかインディーズ感を異常に感じてしまったり。例えば『カメラを止めるな』もその辺はみなさんはどう感じたのかしら?

映画『グラントリノ』はそういう意味でも、観たことないアジア人俳優がたくさん出てますが、まったく違和感も感じないし、むしろ感動させてくれます。

全体的に静かな映画ではあるものの、飽きることなく楽しめて、胸を熱くしてくれる映画です。クリント・イーストウッドとタオ役のビー・ヴァンの演技が見事に呼応していて、とにかく最高なんです。

もう観ている人も多いと思われるこの映画ですが、ひさしぶりにいかがですか?

そしてまだ観たことな人には、胸を張ってお薦めさせて頂きます!

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