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映画『弾丸ランナー』ネタバレあらすじ結末と感想評価|堤真一

映画弾丸ランナーネタバレあらすじキャスト評価

映画『弾丸ランナー』キャスト・監督・概要

今回のおすすめ映画シリーズは『弾丸ランナー』です。

映画『弾丸ランナー』は若かりし堤真一さん主演、そしてSABU監督ということで珠玉のコメディ映画となっています。

ストーリーも最高に面白く出演者の演技も最高に面白い映画です。

そして豪華キャストなのでさらに見応えが増します。SABU監督の記念すべきデビュー作品となっています。

それでは映画『弾丸ランナー』の映画紹介です。

映画『弾丸ランナー』は1996年に公開された日本映画です。

上映時間は82分。

監督はSABU監督

『ポストマンブルース』『MONDAY』『ハードラックヒーロー』『DRIVE』などを監督しています。

キャストは

武田一男…堤真一

安田新吉…田口トモロヲ

相沢健二…ダイアモンド☆ユカイ

麿赤児

大杉連

堀部圭亮

白石ひとみ

滝沢涼子

SABU

ほか。

映画『弾丸ランナー』あらすじ・ネタバレ

職場の上司や同僚や後輩からもバカにされていた安田新吉(田口トモロヲ)は、どうにかして自分の人生を変えようと銀行強盗をしようと思い立ちます。

強盗に入る銀行を下見に行き、奪ったお金を詰めるバッグも用意しました。帽子も被り考えている強盗の決行時間になると、従業員から声を掛けられてしまいます。

普通に客として対応した安田はそのまま銀行をあとにして、用意していた車に乗り込み伊達眼鏡をかけて逃走している自分をシュミレーションしていました。安田は一人で行ったリハーサルを終了します。

売れないバンドマンの相沢健二(ダイアモンド☆ユカイ)はコンビニエンスストアでアルバイトをしていました。

相沢はジャンキーでクスリに手を染めていました。

クスリに頼りながら名曲を作ってやると豪語しているダメミュージシャンで、ある時スタジオの近くでクスリを使っていると見るからにガラの悪い武田一男(堤真一)がやってきました。

武田はいきなり相沢を殴ります。相沢はクスリの代金を払わずに溜めてしまっていました。

武田は3日後までにお金を事務所まで持ってくるようにと相沢に告げその場を去ります。

相沢は恨めし気に武田を見送ると再びクスリを使用しアルバイトのためにコンビニへと向かいました。

武田は先輩(大杉連)と一緒にいる時に組長のために命を捨てられるか?と聞かれます。武田は自信満々に命を捨てられると答えます。それを聞いた先輩は武田の覚悟を褒めます。

武田は酔っぱらった刑事が忘れて行った拳銃を手に入れます。その拳銃を売りさばこうと武田は考えました。拳銃を売る相手は安田でした。カフェで武田は安田に銃を売り渡しました。

武田が先輩と共に組長を迎えに行きます。

しかし突然敵対する組の刺客が組長に襲い掛かります。組長のためなら命を捨てられると豪語していた武田でしたが、襲い掛かる刺客に対し「ひぃっ!!」と言いながらあっけなく逃げてしまいます。

組長と先輩はこの襲撃により命を落としてしまいました。

怖いものは仕方ないと開き直る武田でしたが、やはりそんな自分を情けなく思います。

しかも目の前で組長と先輩を殺されて自分は無傷です。武田は組の上司に連絡し自分で落とし前はつけさせてもらいます、とカッコつけて言い放ったのでした。

銃を手に入れた安田は冷蔵庫の中に銃を隠していました。おもむろに銃を取り出し、銀行強盗の決行を明日と決めます。

翌日、変装のために帽子を被り安田は銀行強盗へと向かいます。

しかしなんとマスクを忘れてきてしまいました。慌ててコンビニに行きマスクを購入しようとしますが、運悪く子供用のマスクしか売っていません。

悩んだ安田でしたが銀行が閉まる前に行かねばならないと考え、マスクを万引きしようとします。

コンビニの店員は相沢でした。相沢はこの時もクスリを使っていて、その影響で五感が冴え渡っていました。安田の万引きに気付き近づいてきます。気が動転した安田は拳銃を相沢に向けてしまいます。

相沢はひるむことなく安田を挑発します。安田は銃を発砲してしまい、相沢は左腕を撃たれてしまいます。

さすがに相沢は撃たれて驚いています。安田は慌ててコンビニを出て行こうとしますが、他のお客とぶつかった拍子に拳銃を落としてしまいます。

相沢はこの拳銃を拾い、猛ダッシュで逃げる安田を猛ダッシュで追いかけ始めました。

商店街を駆け抜け住宅街へと猛ダッシュで逃げる安田でしたが相沢も猛然と追いかけてきます。

一度は振り切ったかと思った安田でしたが、目の前に再び相沢が現れ慌てて逃げだします。相沢も変わらず追ってきます。

そこへ組長と先輩を目の前で殺されてしまった武田が現れます。武田は生気のない様子で歩いていました。

相沢と安田は武田にぶつかり、ぶつかった拍子に武田は誤って持っていた拳銃を発砲してしまいます。その銃弾は関係ないおばさんを撃ち抜いてしまいます。

安田は変わらず逃げています。相沢も追いかけています。そしてさらに武田が怒りに任せ二人を追いかけ始めます。

そのころ武田の所属している組では組長の仇を取るために殴り込みをかけに行くところでした。

組員たちは自分たちがかっこよく仇を取ることを妄想しながら仇討ちへと向かっていました。

警察にも組長が殺され仇討に向かっているという知らせが入り、刑事たちが現場へと向かいます。

銃を失くして武田に盗まれていた刑事もいましたが、その刑事は銃を失くしたことを反省している様子もなく、拳銃の代わりにモデルガンを持っていたほどでした。

安田、相沢、武田の三人は相変わらず街を激走していました。

途中試飲を行っているイベントがあり、マラソンの給水所のようにジュースを走りながら受け取った三人でしたが、安田はこぼしてしまいほとんど飲むことができませんでした。

走っている最中に女性を見掛けると三人はそれぞれ変な妄想に走ったりと精神状態はよくわからないことになっていっています。

辺りも暗くなりさすがに体力の限界が来始める三人でしたが、それそれが妄想に入り始めます。

安田は恋人のみどりと幸せな時間を過ごしている妄想を、相沢は別れた昔の彼女を思い出し、ヨリを戻している妄想、武田は目の前で命を落とした先輩が現れて勇気づけてくれる妄想でした。

三人は自らが起こした妄想により再び活力を取り戻しました。

仇討のために向かっていた組員たちが事務所へと到着しました。現場に向かっていた警察も事務所へと到着しました。そこへもはや笑顔で走っている安田と相沢と武田が走り込んできます。

三人はそのまま事務所の中へと駆け込み、息を切らしながら倒れ込みました。

突然走り込んできた三人に対して組員たちはどこの組だと聞きますが、限界まで走っていたため息が上がって質問に答えることができません。相沢がいきなり殴られます。

殴られた拍子に相沢は誤って発砲してしまい、銃弾は組長を撃ち抜いてしまいます。

武田も襲われますが、襲い掛かってきたのは武田の組長と先輩を殺めた組員でした。

武田は持っていたドスでその男を殺めました。結果的に仇討に成功しました。

そこへ外で待機していた武田の所属する組の組員と刑事たちが雪崩れ込んできます。

銃を失くした刑事が相沢の銃を見て自分のではないかと訝しみますが、緊迫した事務所内でなかなかよく見ることができません。

事務所内は抗争が開始されもみくちゃになります。刑事と二つの組が入り混じっての大乱闘です。しばらくして相沢が血を流しながら外へと出てきました。

相沢の手にはしっかりと安田が万引きした子供用のマスクが握られていました。

安田と武田もボロボロの状態で外へと出てきました。事務所内は阿鼻叫喚と化していました。ガス漏れも発生し辺りにはガスが充満していました。

武田はゆっくりと煙草を口に加えました。安田がガスが充満している中でライターに火をつけました。

果たして結末は…?

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映画『弾丸ランナー』感想・評価

堤真一さんがとにかく若いです。しかしこの頃からそのお芝居の力はさすが、コメディセンスもやはり抜群です。大いに笑わせてくれます。

そしてほかの出演者も豪華で田口トモロヲさん、ダイアモンド☆ユカイさんもとにかく最高です。

個人的にはダイアモンド☆ユカイさんが特に好きです。

僕はこの映画で知ったぐらいでしたので(笑)

大杉連さんもSABU監督映画の常連なのですが、とっても魅力的でいい先輩としてカッコ良くもありしかし演技ではしっかり笑いも提供してくれます。さすがの一言です。

そしてSABU監督の映画は脚本がやはり秀逸で、登場人物を絡み合わせるのが本当に上手いなと感嘆してしまいます。

観たことない人も多い映画だと思います。

ぜひご覧になって頂きたいです。

おすすめ映画です。ぜひ。

映画『弾丸ランナー』

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