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映画『コップカー』ネタバレあらすじ結末と感想評価|ケヴィンベーコン

映画コップ・カーネタバレあらすじキャスト評価

映画『コップ・カー』キャスト・監督・概要

今回の絶対おすすめ映画は『コップ・カー』です。

映画『コップカー』はケヴィンベーコン主演の1台のパトカーを舞台にしたサスペンス映画です。

少年2人の些細な遊びが恐怖へと発展する手に汗握る展開の映画となっています。

それでは『コップカー』の映画紹介です。

映画『コップ・カー』は2016年に公開されたアメリカ映画です。

上映時間は88分。

監督はジョン・ワッツ監督

『スパイダーマンホームカミング』『スパイダーマンファーフロムホーム』を監督しています。

キャストは

ミッチ・クレッツァー保安官…ケヴィン・ベーコン

トラヴィス…ジェームズ・フリードソン・ジャクソン

ハリソン…ヘイズ・ウェルフォード

ベヴ…カムリンマンハイム

トランクの中の男…シェー・ウィガム

オペレーター…キーラ・セジウィック

ほか。

映画『コップカー』あらすじ・ネタバレ

アメリカのミズーリ州の田舎町。

地元の10歳ぐらいの少年トラヴィス(ジェームズフリードソンジャクソン)とハリソン(ヘイズウェルヘード)は森の付近まで歩いてきていました。

トラヴィスとハリソンは家出をしてきていて、もう相当な距離を歩いてきていました。

歩き続けていると1台のパトカーが停まっていることに気が付きます。

2人はもしかしたら自分たちの捜索に来ている保安官がいるかもしれないと思い、警戒して隠れました。

ゆっくりとパトカーに近づきますが、見ている感じではパトカーには誰も乗っていませんでした。

トラヴィスとハリソンは隠れている位置から石を投げてみますが、やはり誰もいなそうです。2人はそれぞれパトカーにタッチして帰ってくるという度胸試しをはじめました。

保安官が近くにいないことがわかりトラヴィスとハリソンはパトカーの近くに行きパトカーを珍しそに触り始めました。

パトカーには鍵がかかっておらず運転席のドアが開いたため、2人はパトカーに乗り込み運転してるフリでハンドルを握って遊んでいました。

運転のフリで盛り上がっていると両手を上げた時にパトカーの上部からパトカーのキーが落ちてきました。

トラヴィスは落ちてきたキーを鍵穴に差し込んでみました。エンジンがかかって2人はびっくりして一旦パトカーの外に出ます。

車のボンネットには飲みかけのビール瓶が乗っていたのですが、エンジンがかかったため振動で落下してしまいます。

2人は再びパトカーに乗り込み、なんとトラヴィスは車を運転し始めてしまいます。低速で運転してみるトラヴィス。少しづつ要領がわかってきて段々とスピードを上げていきました。

助手席にいるハリソンはスイッチをいじってサイレンを鳴らしたりしてはしゃいでいました。

2人は誰もいない広大な敷地を車を走らせて楽しんでいました。

このパトカーの持ち主はミッチクレッツァー保安官(ケヴィンベーコン)のものでした。

ミッチはパトカーに乗ってこの森に来て、パトカーを降りると保安官のシャツを脱ぎ、飲んでいたビール瓶をボンネットに置いて、トランクを開けました。

ミッチがトランクから出したのは男性の亡骸でした。ミッチは手荒にトランクから出した亡骸を森の奥へと運んでいきました。大きなリュックを背負い、ビニールシートを使用しています。

ミッチが到着した場所には深くまで続く穴がありました。

ミッチはそこに亡骸を投げ入れると背負ってきたリュックに入っていた石灰を上から大量にかけました。途中で亡骸の靴が脱げてしまっていたので、拾って一緒に穴の中に放り込みました。

なかなかに大変な作業なのでミッチは座って一休みしました。

そしてパトカーの置いてある場所まで戻りますが、置いてあった場所からパトカーは忽然と姿を消していました。落ちていたビール瓶を拾い上げてミッチは真っ青になります。

携帯電話で保安官事務所のようなところに電話をしてオペレーター(キーラセジウィック)と話します。

パトカーが盗難に遭ったと言えないミッチはオペレーターに無線の調子が悪いと嘘をつき、何かあったら携帯電話に連絡するようにとお願いしました。

パトカーを失ったミッチは仕方なくリュックを背負ったまま炎天下の中を懸命に走ります。ミッチには早急にパトカーを取り戻さなくてはならない理由があったのです。

トラヴィスとハリソンは相変わらずパトカーに乗り遊んでいます。無線を使ってみたくなりますが、自分たちがパトカーに乗っているのがバレるかもしれないと思いやめます。

トラヴィスに代わってハリソンも運転を始めます。ハリソンはトラヴィスにけしかけられても30キロぐらいのスピードしか出しませんでした。

再びトラヴィスが運転を代わり、今度は車道に出て運転を開始します。

車は他にいないので調子に乗っていた2人でしたが、対向車線から1台の車がやってきてしまい、あわや衝突という事態になりますが相手がうまくかわしてくれてすれ違いました。

対向車線から来た車を運転していたのはベヴ(カムリンマンハイム)という初老の女性でした。

ベヴは危なっかしい運転をしているすれ違ったパトカーを運転しているのが10歳ぐらいの少年であることを見て驚愕します。

トラヴィスとハリソンはブヴにバレたことなど気が付くこともなくパトカーで走り去っていきました。

ミッチは走り続け、ようやく人が住んでいるトレーラーハウスがいくつかある場所までっやってきました。

ミッチは靴の紐を使って駐車している1台の車を盗もうとします。簡単にはいきませんがなんとかドアを開けたミッチはコードをいじってエンジンをかけて、車で走りだしました。

ミッチは途中で近所の人間に怪しまれますが、そのまま車を飛ばして走り続けます。しかしミッチはどこにパトカーが行ってしまったのか見当もつかないのであてもなく走りました。

運悪く白バイに止められてしまいます。ミッチは悪知恵を働かせて携帯電話でオペレーターに電話をかけ強盗事件が発生したと嘘をつきます。

白バイの男が近づいてきてミッチを怪しみますが、白バイの無線が入り強盗事件が起きたから至急向かうようにと指示が入ります。

白バイ隊員はミッチに注意だけして起きてもいない強盗事件の現場に急ぎました。ミッチの作戦勝ちでした。

ミッチは車を捨てて走り出しました。

ベヴはたまたまミッチがでっち上げた強盗事件近くのカフェに立ち寄っていました。パトカーが続々集まってきます。

ベヴは注意深く見ますがどのパトカーもちゃんとした大人の保安官が乗っていました。

ベヴはパトカーを子供が運転しているのを目撃したと保安官に話しました。

しかしパトカーの盗難連絡は来ていないし子供が運転できるとは誰も思わず、保安官は本気にしていない様子でした。

ミッチはトラックの停めてある民家に辿り着きます。ミッチはトラックの無線で保安官たちの無線を聞きます。

ベヴが通報した内容は一応共有されていて、子供2人が運転しているらしいという情報が聴こえてきました。

ミッチはオペレーターに連絡をして「無線が妨害されている感じだからチャンネルを変えよう」と提案します。

オペレーターも同意して保安官たちは一斉に指示を受け自分たちの無線のチャンネルを7チャンネルに変更しました。これで元のチャンネル無線は誰も聞いていません。

ミッチはトラックの無線を使って自分のパトカーに呼びかけます。

「小僧ども。遊びは終わりだ。今すぐパトカーを返すなら何もなかったことにしてやる」と言います。

しかしトラヴィスとハリソンは車外に出て立ち入り禁止のテープや拳銃を持って遊んでいて無線が聴こえていません。

防弾チョッキを見つけてハリソンが身に着け、トラヴィスが防弾チョッキめがけて撃とうとしますが安全装置の存在を知らないので撃つことができないでいました。

パトカーにライフル銃があったのでトラヴィスが取りに戻ります。すると無線から自分たちに話しかけている声が聴こえてきます。

トラヴィスは動揺してハリソンをパトカーの方に呼びます。

ミッチはできるだけ優しく話しかけていて無線の使い方についても説明していました。

2人はすぐに無線に出ずに考えました。このままパトカーを置いて逃げてしまえばいいとも考えます。するとトランクから物音がしてきました。

トランクを外から叩いてみると中から叩き返してきます。

トランクを開けてみると中には怪我をしている男がテープで縛られていました。トラヴィスとハリソンは拳銃とライフルを男に向けていました。

男はひどく怯えていましたがミッチがいなく、相手が子供とわかると、テープを解いてくれるように頼みます。

トラヴィスとハリソンは男をそのままにして立ち去ろうとしますが、男が懇願するので「いい人そうだ」という結論になり助けてあげることにします。

2人は男に「僕たちのことを誰にも言うな」と約束させてテープを解いて自由の身にしました。

ミッチはトラックの持ち主のと思われる家に侵入して家の中を物色していました。

するとトラックの方から無線が聴こえてきたのでミッチはあわててトラックに駆け寄りました。

無線で初めて話すミッチとハリソン。ハリソンは反省しているからパトカーを返すとミッチに言います。ミッチは迎えに行くと言い何か周りに目印がないかと訊きます。

ハリソンが「風車がある」と答えるとミッチは場所の見当がついたと言って、その場で待つようにハリソンに言いました。ミッチはトラックで大急ぎで向かいました。パトカーのものには触るなとも言い聞かせました。

ハリソンとトラヴィスはトランクにいた男に脅されて無線で喋っていました。

自由になった男はミッチを呼び寄せるためにハリソンに喋らせたのでした。ライフルは男に奪われてしまっていました。

パトカーの後部座席は中から開かない仕様になっていてハリソンとトラヴィスはパトカーに閉じ込められてしまいます。

男は隠れられる場所を必死に探していました。隠れていてミッチが来たら撃つつもりでした。

男は隠れる場所が風車の下しかなく風車の下に身を隠してライフルを構えてミッチの到着を待ちました。

ミッチが乗ったトラックがやってきました。ミッチは少し手前にトラックを停車して銃を片手に降りてきます。運転席のドアが開いていて2人が後部座席にいることを怪しみます。

ミッチはパトカーのところに来ると、後部座席に向かって窓越しに話しかけます。

「まったくお前らのおかげで」と笑って話していましたが、急に顔色を変えて「トランクを開けたか?トランクの中を見たか?」と訊いてきました。

トラヴィスとハリソンは男から口止めされているので黙っていますが顔は完全に怯えています。ミッチは「俺を信用したほうが得だぞ」と2人に話しかけます。

男はライフルの引き金に手をかけていましたが、ミッチがパトカーの死角に入ったため撃つことができません。

緊迫した状況の中、1台の車が通りかかります。トラヴィスとハリソンのことを通報したベヴでした。ミッチは車が来たことに気が付くとパトカーの陰に隠れました。

ベヴは後部座席にいるトラヴィスとハリソンに気付き車を降りてものすごい剣幕で近づいてきます。

大事故になるとこだったのよと怒るベヴはパトカーの傍に来た時に座り込んでいるミッチに気が付き、あまりの驚きに声を上げます。

ミッチは「子供の父親に襲われて怪我をした。父親はどこかに潜んでいる。

パトカーのキーをそっち(風車側)に投げ捨てやがったから、怪我で動けないから申し訳ないが探してくれないか?キーがあればパトカーを開けて無線で応援を呼べるから」とベヴに頼みました。

ベヴは自分が通報しようかと言いますがミッチは断り、ベヴはキーを探しに行きます。

キーを探していたベヴは風車に潜んでいた男を発見し、「あそこに隠れているわ!」と大声を出してしまいます。男は動揺してベヴの頭を撃ち抜いてしまいました。

ミッチは男がトランクから出ていて隠れていたことがわかり、男の方に発砲します。

ミッチと男のパトカーを挟んだ銃撃戦が開始されてしまいます。銃撃戦は長く続きましたが、相撃ちという形で幕を閉じます。

トラヴィスとハリソンはドアを開けられないパトカーの中に閉じ込められてしまい、大声で助けを呼びますがあたりには誰もいません。

ハリソンは拳銃を持ったままでした。撃ってガラスを割ろうと考えますが安全装置を知らないので撃てません。拳銃の持ち手で叩けば割れるかもとトラヴィスが必死に叩きますが頑丈なためビクともしません。

落ちた拳銃を拾ったトラヴィスは引き金を引いてしまい天井に向かって弾丸が発射されました。

2人は耳が痛くて苦しみます。反動で安全装置が外れていたのでした。

ハリソンは窓ガラスに向かって銃を銃を撃ちます。

しかしガラスは割れずに弾は跳ね返ります。ハリソンがもう一発撃ちこむと今度はガラスが割れました。

パトカーから脱出したハリソンは歩き出します。

しかし後ろからトラヴィスがついてきません。トラヴィスが何か言っているのでハリソンがパトカーに戻ると、トラヴィスはハリソンに「なにか当たったみたいだ」と言いました。

トラヴィスのお腹からは血が出ていました。跳ね返った弾丸がトラヴィスの腹に当たってしまったのでした。

トラヴィスが怪我をしていることがわかるとハリソンはパトカーの運転席に乗り発射させました。道路をスピードを上げて走っていきます。

ミッチが動き出しました。ミッチは重症ではあるもののまだ息がありました。

トラックに乗って猛然と追いかけてきます。無線で「パトカーを返せ」と脅してきます。

ミッチはトラックでパトカーに体当たりを繰り返します。スピードを上げるハリソン。

後ろから体当たりをされてパトカーがブレた時に道路に大きな牛がいました。

ハリソンは偶然その牛を避けることに成功しますが…。

後ろのミッチは…?

結末は本編をご覧ください。

映画『コップ・カー』感想・評価

映画『コップカー』は最初は子供2人の悪ふざけから事件に巻き込まれる感じが『依頼人』に似ているかなと思ったのですが、全然違いましたね(笑)

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映画『依頼人』は名作として有名ですが『コップカー』も『コップカー』の良さがありました。

残念だったのはケヴィンベーコン演じるミッチがトランクに入れていた男たちが、結局どんなことをしてあんな目にあっているのかがわからなかったことです。

そこの背景描写はできればしてほしかったなと。

その分上映時間が短く、実際にハラハラもしますし、サクッと楽しめる映画になっています。

ケヴィンベーコンがこれ以上ない悪徳保安官を演じているわけですが、ケヴィンベーコンは本当にこういう役が似合います。

目が半開きの表情とか昔から多用するのですが、その癖がいい感じにこの『コップカー』でも活きていました。

ケヴィンベーコン好きの人には特におすすめしたいです。

走り方が意外とかわいいのも見ものです(笑)

おすすめ映画です。ぜひ。

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映画『コップカー』

ガキども。遊びは終わりだ。

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