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実写映画『ボーイズオンザラン』ネタバレあらすじ結末と感想評価

映画ボーイズ・オン・ザ・ランネタバレあらすじキャスト評価

『ボーイズ・オン・ザ・ラン』キャスト・監督・概要

今回の絶対おすすめ映画は『ボーイズオンザラン』です。

映画『ボーイズオンザラン』は花沢健吾原作のマンガを、銀杏BOYZの峯田和伸主演で実写映画化した作品です。

恋も仕事も冴えない男の奮闘劇となっていて、特に男性がこの映画を観ると心が痛くなる人も多いのではないかという内容の映画となっています。

疾走感もありとても楽しめる映画です。

それでは『ボーイズオンザラン』の映画紹介です。

映画『ボーイズオンザラン』は2010年に公開された日本映画です。

上映時間は114分。

原作は花沢健吾によるマンガ『ボーイズオンザラン』です。

監督は三浦大輔

劇団『ポツドール』の主宰であり多くの舞台作品や映画『何者』『愛の渦』などを監督しています。

キャストは

田西敏行…峯田和伸

植村ちはる…黒川芽以

しほ…YOU

青山貴博…松田龍平

鈴木…小林薫

斎田産業社長…リリー・フランキー

田中…でんでん

吉久拓児…渋川清彦

矢野…尾上寛之

迎賓館店長…米村亮太朗

長谷川茜…大西英子

内木…遠藤雄弥

マンモス社長…岩松了

田西の母…新海百合子

ほか。

実写映画『ボーイズオンザラン』あらすじ・ネタバレ

ガチャガチャの中身のおもちゃを作る会社斎田産業の営業課で働くサラリーマンの田西敏行(峯田和伸)は、仕事もパッとせず恋愛も苦手な男性です。

田西は会社の飲み会で知り合った企画部の植村ちはる(黒川芽以)に目を奪われていました。

ちはるは冴えない田西に話しかけてくれ、お酒を飲んで気持ちが大きくなっていた田西は植村と話をし、メールアドレスも交換しました。

田西は自分の誕生日を迎えますが、特に何も予定がなくテレクラで時間をつぶします。テレクラで太った女性と会い時間を過ごしますが、その女性を怒らせてしまい顔に怪我をしてしまいました。

顔に絆創膏を貼った西田は翌日普通に出勤し、営業に出かけようとします。

するとばったり企画部の前でちはると会います。ちはるは田西に話しかけ優しくしてくれ、優しくしてもらった田西は表情には出せないものの心では喜んでいました。

田西は自分が担当している店に行きますが、斎田産業のガチャガチャは売れ行きが芳しくなく、ライバル会社である大手のマンモスに好立地の場所にガチャガチャを置けない状況に追い込まれていました。

さらにその店の店長はどこかしら田西を小馬鹿にしている感じでした。

ガチャガチャの中身を田西が補充していると、ちはるからメールが届きます。

最初は天気についての他愛のない内容でしたが、メールをやり取りしていると飲み会での会話についてちはるはメールしてきました。

田西はお酒に酔っていて覚えていませんでしたが、どうやら酔った勢いで田西は成人用のビデオを貸す約束をしていたようでした。

自分がなぜそんなことを言ってしまったのか反省する田西でしたが、ちはるは嫌がっている感じではありませんでした。

田西は自宅で貸すビデオを物色しますが、これといったものがなく、同僚の吉久拓児・(渋川清彦)に1本貸していたことを思い出し、夜中にも関わらず電話をして自転車で3時間かけて取りに行きました。

吉久はそこまでしてビデオを取りに来た田西を見て笑いが止まりませんでした。

飲み会の時にちはるからは少女漫画を借りる約束をしていたようで、会社で他の人にバレないように田西とちはるはお互い持ってきたものを交換しました。

田西が営業を回っていると吉久から電話がかかってきます。吉久は中身の違う状態でビデオを田西に返してしまったと爆笑しています。焦った田西は何と間違えたのかと訊きます。

中身はかなりマニアックな内容の大人のビデオでした。田西は絶望感を覚えます。

いつもの店に行きガチャガチャを補充していると、ライバル会社マンモスの営業の青山拓児(松田龍平)と鉢合わせになります。青山は気さくな男で田西に話しかけ挨拶をしました。

少し話していた時に田西にちはるからメールが入ります。

田西は青山に事の経緯を話します。青山はちはるからのメールを見せてもらい、これは怒っていないと言いさらに返信についてもアドバイスしてくれました。

青山の助けのおかげで田西はちはると飲みに行くことになりますが、田西は上手く話せる自信がまったくありませんでした。

青山は自分の会社に狙っている女性がいるから、その子を連れて一緒に行きましょうと言ってくれます。田西は青山の優しさに感動しました。

飲み会の日、青山は同じくマンモスの社員の長谷川茜(大西英子)を連れてきました。

飲み会は青山の助けもありそれなりに盛り上がり、カップル同士で別れます。

終電が亡くなっている時間帯になっていました。田西とちはるはいつの間にかホテル街に来ていて、2人はホテルへと入ります。

緊張した空気の中、田西は我慢できずちはるに抱き着きます。田西が服を脱がそうとするとちはるが泣いていて、気が付いた田西は必死に謝りました。

ちはるはまだ経験がないことを田西に打ち明け、できればもっと知ってからがいいと話します。田西はそれ以上のことは一切せずに、何もないまま朝を迎え2人は別れました。

月曜日になり、田西は企画部の同僚からちはるが風邪で休んでいることを聞きます。公園で青山とばったり会い、ホテルに行ったけど何もしなかったことを話している時に、心配してちはるに送ったメールの返事がきます。

熱が出て動けないという内容のメールを見て、田西は近くにいるからと言ってお見舞いに行くことにしました。

年賀状の住所を頼りに、頼まれた栄養ドリンクを買ってちはるの家を訪ねると、見知らぬ女性が玄関を開けて出てきました。

出てきたのは風俗嬢のしほ(YOU)で、田西が部屋に入るとちはるが驚いています。ちはるは眠っていてしほが勝手にちはるの携帯電話をいじってメールを返信していたのでした。

しほは2人をからかうと仕事へと出かけていきました。田西はすぐに帰ろうとしましたが、ちはるはまだいて欲しいと田西に頼みました。

ちはるが眠っている間に田西はご飯を作り置手紙をして部屋をでました。

帰ろうとしていた田西でしたが、アパートの前でしほが酔いつぶれて座り込んでいました。しほを起こしますが、しほは吐きそうだから部屋まで連れて行って欲しいと頼みます。

しほの部屋はちはるの隣の部屋です。しほは部屋に着くと田西に構わず服を脱ぎ、さらにちはるとのことを遠慮なく田西に話します。

ちはるはちほに田西のことを何でも話しているようでした。本当はあの時ホテルでしたかったと言っていたことも聞きました。

しほが服を脱いでいたのを見た田西は我慢できなくなってトイレを借りて1人でし出してしまいます。しほにバレてからかわれますが、しほは仕方ないから抜いてあげると言ってコンドームを装着しました。

しかし田西は「僕にはちはるさんがいるので」と言って辞めてもらいました。しほはそんな田西を可愛く思い手で触ってからかっていると田西はフィニッシュしてしまいます。

ちょうどそこへ目を覚ましたちはるが玄関をノックしてやってきてしまいます。

田西はパンツもズボンも履けないまましほの部屋のクローゼットの扉の裏に隠れました。ちはるが入ってきてしほと話し始めます。

ちはるは田西のことを好きになってしまったとしほに話し、今電話して告白すると言い出します。

しほの制止を振り切ってちはるは田西に電話します。クローゼットの扉の奥で携帯電話の着信音が鳴り響きます。

田西はあられもない姿でちはるの前に出てしゃがみこんでいました。

この時をきっかけにちはるは田西と一切口を利かなくなりました。

田西は完全に落ち込んでいました。

田西は営業先でバッタリ青山と出会います。青山は田西にちはるとの進展を尋ねました。

田西は強がってしまい付き合っている的な嘘をつき、さらにちはるを貸そうかと青山に偉ぶってしまいます。

最初は断っていた青山でしたが、帰り際に「やっぱりお願いしようかな」と言って去っていきました。

先輩の吉久が結婚式を挙げます。田西は酔った勢いもありスピーチでちはるに向けて誤解であることを告げ好きだと告白しますが、ちはるからは「大嫌い」とそっけないメールが来ただけでした。

田西はどうしていいかわからないまま時を過ごし、しほの店に行きます。しほはてっきり田西としほが上手くいっていると思っていました。

ちはるは土曜日に必ず朝帰りをしていて電話もよくして最後には泣いていると話します。田西は「それ僕じゃないです」としほに悲しそうに言いました。

田西は偶然街でちはるを発見しました。男といるちはるでしたが、なんとその相手は青山でした。

駅まで尾行した田西はちはるが青山にそっけなくあしらわれているのを目撃します。その後、1人で落ち込んでいる様子のちはるに田西は缶コーヒーを差し出しました。

喫茶店に行き、久しぶりに会話をしました。しほとのことを説明する田西でしたが、ちはるはしほから全部何度も聞かされていると言います。

ちはるは結婚式でのスピーチにも怒っていて、直接言ってくれるべきことだと話しました。

しほとのことがあった1か月後ぐらいに青山と付き合いだしたから、あの時のことは関係ないとも田西に告げました。

田西は同僚たちとクリスマスを過ごしている時に、矢野(尾上寛之)からちはるが最多産業をクビになり1か月後に退職することを聞かされます。

田西が理由を聞くと、ちはるはガチャガチャのおもちゃのアイディアをマンモスに売った可能性が高いことを知ります。

ちょうど社長(リリーフランキー)が入ってきたので、田西は土下座してちはるを解雇しないでくださいと頼みます。

すると社長はちはるの方から退職を申し出てきたことを話しました。

斎田産業は新年会を兼ねた社員旅行に行きます。そこでちはるは今月いっぱいで退職することを話し、みんなに挨拶をしました。

田西は2人で話した時に青山と別れたことを聞き、田舎へ帰ることも聞きました。

それならば自分と付き合ってほしいと言おうとした矢先に、ちはるは妊娠3か月であることを田西に告白しました。青山との子供でした。

田西はちはるの中絶に同行します。しほも付き添いで来ていました。書類にサインをしてちはるは手術へと向かいました。

外でしほと田西がいると、バイクで長谷川がやってきます。しほが青山に連絡をしていたのですが、青山はやって来ず替わりに長谷川が中絶費用を持ってやってきたのでした。

しほは怒りを露にしますが田西が止めます。田西は長谷川にぶっ飛ばしに行くと青山に伝えるように言いました。

会社の勤務中に会社から青山に電話する田西。青山は田西からの携帯電話への連絡をすべて無視していたのでした。青山は電話で田西をからかい反省の色はまったくありませんでした。

田西はブチ切れて他の社員のいる前で「ぶん殴りにいくから待ってろ!!」と怒鳴り散らします。

「青山は会社に来るの?クビになっちゃうよ?」と余裕です。すると社長が田西から受話器を取り「大丈夫です。田西はクビにしませんから」と告げます。

青山はそれでも「会社ぐるみですか」と笑っていました。

青山は長谷川の話だと相当喧嘩慣れしているという話でした。先輩社員の鈴木(小林薫)が元ボクサーで田西にボクシングを教えてくれることになります。

田西はまじめにトレーニングに精を出し、鈴木も親身になってボクシングを教えました。社員全員が田西を応援していました。

田西がいつもの店でガチャガチャの補充をしていると新たにその店の担当になったマンモスの内木(遠藤雄弥)が話しかけてきました。

田西と知らずに話しかけてきた内木は、田西って人が会社に殴りこんでくるかどうかで会社で賭けが盛り上がっているんですよと話しました。

名刺交換をして田西本人だと知った内木は「殴り込み本当に来るんですか?」と訊きます。

田西は「31日に行きますよ」と答えました。31日に引っ越すとちはるから連絡が来ていたからでした。内木はそれなら来る方に僕は賭けますねと言って去っていきました。

田西は映画『タクシードライバー』を見てよりトレーニングに励んでいました。

ちはるは殴り込みに行くのを知って田西を止めていました。送別会の日に必殺技であるサラリーマンアッパーを披露して、「これなら誰にも負けない」と田西はちはるに話して別れました。

殴り込みの前日、田西は頭をモヒカンにしてもらいます。同僚は大笑いしていましたが鈴木は満足そうな表情を浮かべていました。

鈴木がマンモス本社の前まで付き添い、いよいよ田西は殴り込みに行きました。

律儀に受付で名前を書く田西。受付の女性は田西の頭を見て明らかにビビっています。そこへ長谷川が通りかかり田西を歓迎します。

エレベーターで青山のいる営業課のあるフロアにやって来た田西でしたが、緊張のあまりトイレの個室に入り吐いてしまいます。

そこへ内木が同僚と一緒にトイレにやってきて、ちはると関係を自分も持っていたことを話します。カッとなった田西は個室から出て内木をアッパー一撃でノックアウトしました。

大人数のいる営業課に入っていった田西を見て、マンモスの社員たちは賭けのことで大いに盛り上がります。

マンモス社長(岩松了)が田西に「個人的なことは勤務時間以外でお願いしますよ」と言うと、田西は俺らのアイディアをパクッて飯食ってんだろうが!と怒鳴ります。

これにマンモス社長も怒り、青山に喧嘩を買うように指示しました。

田西は青山とマンモス社員数名と公園へと連れていかれます。鈴木も公園へと駆け付けて見守ります。

喧嘩が始まり田西がサラリーマンアッパーを繰り出そうとした時に青山が「あ、サラリーマンアッパー?」と訊いてきます。青山はちはるから聞かされているとのことでした。青山は田西をボコボコにします。

田西を侮辱する言葉もぶつけました。田西は開き直りおしっこを漏らして青山のスーツを汚しました。

結局さらにボコボコにされて意識を失い、目が覚めた時には鈴木がいるだけで青山はもういませんでした。鈴木は田西の奮闘を讃えてくれました。

田西は急いでちはるが乗る電車のホームに向かいました。

田西は思いのたけをちはるにぶつけます。ちはるは「青山君はだいじょうぶ?」とボロボロの田西に訊きます。

田西はショックを受けながらも「大丈夫、一発も殴れなかったから。俺はこんなになっちゃったけど」と言いました。

ちはるの気持ちに変化が訪れます。

果たして2人の運命は…?

結末は本編で…。

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実写映画『ボーイズオンザラン』感想・評価・考察

映画『ボーイズオンザラン』ですが、僕は原作を読んでいないのでキャラクターがハマっているかなどはわかりませんが、峯田和伸さん相当良かったです。

青山を演じた松田龍平さんもすっごく良かったです。

でんでんさんやリリーフランキーさん、そして小林薫さんとベテラン勢の安定感とにじみ出る男の優しさもとても魅力的でした。渋川清彦さんもよかったなぁ。

尾上寛之さんって僕凄く上手い俳優だと思っているのですが、そこまで見かけなくなってしまってとても残念です。いい俳優さんなのに。

峯田和伸さんはこういう不器用な役本当にハマるし魅力的ですよね。

演技をうまく見せたいという欲がまったくなくて本当に観ていて心地よいです。

物語ですが、男性なら特に心にズシンと来る映画なのではないかと思います。

自分の過去とも少し照らし合わせてみてしまいました。頑張ってもうまくいかないことってやっぱりあるんですよね。

この映画『ボーイズオンザラン』はその部分も非常にリアルですし、それでも頑張った結果の清々しさが感動を与えてくれます。

映画『タクシードライバー』が好きな僕としては、テンションの上がるシーンもありましたし、僕は大満足です。

あ、YOUさんも黒川芽以さんももちろん素晴らしかったです。

観てよかったと思わせてくれる映画です。

ぜひ一度はご覧いただきたいです。

おすすめ映画です。ぜひ。

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