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映画『カンパニーメン』あらすじキャスト評価リストラされた男達の映画

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映画『カンパニーメン』あらすじキャスト評価リストラされた男達の映画【概要・キャスト】

こんばんは、M&Oです。

今回の絶対おすすめ映画は『カンパニーメン』です。

 

映画『カンパニーメン』はリーマンショックをきっかけにリストラされたエリートサラリーマンを描いた映画です。ベンアフレック、トミーリージョーンズ、クリスクーパー、ケビンコスナーらが出演し豪華キャストが実現しています。落胆と苦悩の中で再起を目指す男たちのドラマに胸が熱くなります。

それでは『カンパニーメン』の映画紹介です。

 

映画『カンパニーメン』は2011年に日本公開されたアメリカ・イギリス合作映画です。

上映時間は113分。

監督はジョンウェルズ監督。プロデューサーとしてヒット映画を数多く世に出している監督です。

出演は

ボビーウォーカー・・・ベンアフレック

ジャックドラン・・・ケビンコスナー

フィルウッドワード・・・クリスクーパー

ジーンマクラリー・・・トミーリージョーンズ

マギーウォーカー・・・ローズマリーデウィット

サリーウィルコックス・・・マリアベロ

ジェームズサリンジャー・・・クレイグTネルソン

ダニー・・・イーモンウォーカー

ほか。

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映画『カンパニーメン』あらすじ

世界に大不況をもたらしたリーマンショックの影響により、大企業で多分野にわたって経営をしていたGTX社もそのあおりを食らいます。

企業の株価は大暴落をはじめ、会社を買収されることを危惧した社長のジェームズサリンジャー(クレイグTネルソン)は経費削減のために大規模なリストラを決断しました。

リストラを行うのはサリーウィルコックス(マリアベロ)で、余剰人員の削減という名目で各地にある工場や本社なども含め数千人規模のリストラを決行しました。

リストラの話を耳にしたボビーウォーカー(ベンアフレック)は12年間もの間GTX社に尽くしてきた男で、エリートのレールにも乗っていた自分がまさかリストラに遭うとは思っていませんでした。MBAも取得しているボビーの年収は12万ドルに奨励金というものでした。しかしボビーはあっさりとリストラを宣告されます。

12年間務めてきたボビーの退職金は12週間分のサラリーの保証だけでした。

ボビーには妻のマギーウォーカー(ローズマリーデウィット)と長男のドリューと長女のカーソンという2人の子供がいて、家のローンもまだまだ残っていました。

ボビーは妻のマギーには自分がリストラに遭ったことをすぐに打ち明けましたが、再就職が決まるまで誰にも言わないでくれとマギーに頼みました。エリートで生きてきたボビーには高いプライドがありました。

ちょうどマギーの兄夫婦の家にバースデーパーティーに行ったボビー一家でしたが、マギーの兄のジャックドラン(ケビンコスナー)と仕事の話をしてもボビーは曖昧に誤魔化していました。ボビーとジャックは元々仲が良くなく、ジャックは大工の仕事をしていました。

そんなボビーのリストラにあった姿を見たGTX社のフィルウッドワード(クリスクーパー)は自分もいつかリストラにあうかもしれないという思いを持ちながらも、今回のリストラを免れたことに安堵していました。フィルは造船所で額に汗を流す仕事からホワイトカラーとなり重役にまで上り詰めていました。もう30年ほどGTX社で働いていました。

GTX社の副社長を務めるジーンマクラリー(トミーリージョーンズ)はこの大量のリストラ騒動を知って激怒し社長のサリンジャーの元へ行きます。リストラはジーンの出張中に決定され行われていたのでした。

ジーンはGTX社の最初の社員という創業当時のメンバーでサリンジャーにも率直に意見を言える人間で、サリンジャーもジーンの意見には耳を傾けます。ジーンは社員たちからの信頼もある人間力のある人間であったために、サリンジャーもジーンを敵に回したくない、説得しつつも自分の意見をジーンに通しました。

ボビーはGTX社が再就職支援のために用意したセミナーに通います。しかしそこは自分を鼓舞するためにみんなで掛け声をかけ合うなどの会合でボビーは最初仕方なく周囲に合わせていました。そこにいる人々は職を探している人々でボビーと同じ境遇の人間ばかりでした。その中でボビーは親切に接してくれる気のいいダニー(イーモンウォーカー)と仲を深めました。

ボビーはエリートという自負があったので、すぐに再就職が決まると思い込んでいましたが、現実はそんなに甘くはありませんでした。

家や高級車のローン、贅沢に使っていた生活費を無職のまま払う事は不可能でした。マギーは生活水準を下げたり、手放せるものは売り、自分も働きに出て少しでも足しにひようと懸命になりますが、ボビー自身はこの時自分の置かれている現実を受け止められずにいました。

マギーの兄夫婦にもリストラの件は内緒にしていましたが、家族で遊びに行った際に食事のお祈りの時間に娘のカーソンが「お父さんに仕事が見つかりますように」とお祈りをしたことで、ボビーがリストラに遭ったことをジャック達は知ります。

ジャックは「困った時は雇うぞ」と大工の仕事にボビーを誘いました。ジャックの収入も余裕のあるものではなく、しかもこれまで仲の良くなったボビーを誘ったのはジャックの優しさでしたが、ボビーは釘を打つ自分が想像できないといって断ります。ジャックは呆れてしまいました。

ボビー一家は生活が立ち行かなくなり1台の愛車を売り、ローンの途中だった家も手放しました。長男のドリューは買ってもらっていた新しいゲーム機械を生活の足しにと売っていたことをボビーはマギーから聞きます。ボビーはジャックの下で働かせてもらう決心をしました。家を売ったためボビー一家はボビーの両親の家で同居することになりました。

ジャックに頭を下げて働かせてもらうボビー。大工の仕事をしたことがなくオフィス仕事しかしてきていないボビーは当然使い物になりません。それでも何とか衣装懸命にボビーは頑張ります。給料日、ボビーがジャックから渡された給料は言われていた額よりも多い金額でした。ボビーはジャックに金額が多いと報告しますが、ジャックは何も言わずに立ち去りました。

ジャックは早く家を完成させればボーナスが出ると言って、他の従業員が帰った後も、日曜日も1人で働いていました。ボビーは他の従業員からジャックが雇っている従業員のために安価な値段で仕事を受けていて、ボーナス分の収入があってやっと従業員の給料が払える状態であることを聞かされます。残業や休日出勤をしても賃金を払えないのでジャックは1人で作業していたのでした。ボビーを雇う為にジャックはそこまでしていたのです。ボビーはジャックのこの気持ちに感謝します。

そして人手が足りなくなると就職支援センターで仲良くなったダニーを紹介し、ダニーも働きだしました。

GTX社は微妙に株価は上昇したもののまだまだ不振にあえいでいました。そんな中で再びリストラ行われ今度はフィルもリストラされてしまいます。

ジーンは社長のサリンジャーに間違っていると意見を言いますが、サリンジャーはもはや話し合う事はなく会議があるからとそそくさとジーンの前から立ち去りました。

フィルの解雇に怒り心頭のジーンはサリーに詰め寄ります。ジーンとサリーは長きにわたって不倫をしている関係でした。サリーにフィルを解雇した理由の説明を迫るジーン。そんなジーンにサリーは気まずそうに書類を渡しました。

ジーンも解雇されたのでした。リストラに反対しているジーンは邪魔者と判断されたのでした。

荷物をまとめたフィルのいるロビーにジーンがやってきます。ジーンの様子を見てフィルはジーンもリストラされたことを悟ります。昔話の後に2人は言葉を失っていました。

フィルも会社の支援を受けて再就職支援センターに来ますが、60歳手前の年齢という事もあり、就職活動はまったくうまくいきません。フィルは奥さんから解雇されたのがバレないように18時前には帰ってくるなと言われていて、バーで酒を煽る日々を送っていました。そこにジーンがきて鼓舞しますが、フィルはツテを辿ってお願いした仕事ももらえず、絶望します。フィルは自ら命を絶つ選択をしてしまいました。

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フィルの葬式で再会したジーンとボビー。ジーンはかつての工場にボビーを連れていきどんなに彼が頑張っていたかを話しました。ジーンは会社に行きフィルの葬儀に来なかったサリンジャーを罵りました。サリンジャーは長者番付のようなランキングにまだ載っている状態でした。しかしサリンジャーは会社が買収されたことをジーンに告げたのでした。

ジーンは自らの資産を出して新会社を設立することを決めます。ボビーはジーンからこの新会社へ誘いを受けます。給料は8万ドルでバリバリに働いていた頃の給料の半分でした。

ボビーは日曜日にも働いているジャックの元へ行き、誘われている仕事があることを話します。給料の面なども洗いざらい話します。そして迷っている自分がいることも話しました。するとジャックはその仕事をするべきだとボビーに告げます。間違いなくお前は大工には向いていないからとボビーに言い、2人は笑い合います。ダニーもちょうど手伝いに現れて、ダニーとボビーはセミナーで言っていた自分を鼓舞する言葉を叫んでいました。

ジーンは保有していたGTX社の株を売って資金を作り会社をスタートさせました。サリーがジーンの会社のオフィスにやってきました。話をして最後に共同経営者の候補にいれておいてとジーンに言うサリー。自分もリストラされそうだと話して去っていきました。サリーはこれまでの自分の役回りに懺悔しているようでした。

ボビーは久しぶりにスーツを着て新しい会社へと出社しました。マギーが車で送ってくれました。ボビーがオフィスに入るとGTX社を解雇された者たちがすでに机で仕事の準備をしていました。ボビーはみんなに指示を出し、最後に、就職活動ぐらい必死にやればきっと大丈夫と言葉を発しました。

映画『カンパニーメン』感想・評価

映画『カンパニーメン』は様々な人間ドラマをはらんだ映画となっています。悩み葛藤した末に各々がとった行動には違いがあり、もちろん何が正解かはわからないけれど、何が大切かを教えてくれる、そんな映画になっています。

諸行無常という言葉が個人的にはすごくしっくりくる感じの映画です。

そして家族や周りの人間との触れ合い、そこから生まれる勇気、そしてネガティブな方向にいってしまうリアルさも余すところなく描写されている作品です。

ベンアフレックを始めとした出演者も本当に素晴らしくて、静かなシーンの連続で展開していく映画なのですが、まったく飽きることはありません。トミーリージョーンズが特に素晴らしく、最後まで人間力を持った魅力的な男を演じています。

映画『カンパニーメン』は会社勤めをしていたり、今まさにしている人が観たら、僕なんかよりきっと思う部分が多い映画だと思います。

希望と勇気をくれる映画です。おすすめです。ぜひ。

映画『カンパニーメン』

どんなときも、上を向こう

 

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