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声優を目指す人は声優の技術だけではなく俳優としての演技も学ぶべきか

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声優を目指す人は声優の技術ではなく俳優としての演技も学ぶべきか

こんばんは、M&Oです。

今回はご質問を頂きましたのでお答えしていきたいと思います。

 

声優と俳優の違いや共通点について書かせて頂いた記事に頂いたご質問です。

ご質問ありがとうございます。

今回頂いたご質問は通りすがりさんから頂きました。

頂いたご質問はこちら。

『こんにちは。
記事拝読しました。大学生活を芸の肥やしに出来るかどうかは当人次第ということですね!しかし俳優と学生の二足の草鞋を履くのは、金銭的に大変そうではありますね……。

さて、M&Oさんに質問があります。それは、

俳優の立場から見た声優業についてです。

私はアニメが好きでよく観るのですが、声優さんのなかでも子役俳優から転向した人や、現役俳優でありつつ声優の仕事を貰ったのでやる(しかもいきなり主役級で)という人達の演技がめちゃめちゃ上手くて震えることがあります!

そういう俳優出身の声優さん(or 何かの縁で声優の仕事をすることになった俳優さん)の演技って、声優専業の声優さんとは違っていてユニークな感じがします。俳優業での経験が、声優をするにあたっては、大きなアドバンテージになるのでしょうか。それとも、演技に特に秀でた俳優さんが声優として起用されているのでしょうか……。

「声優だけ」を目指してしまうとかえって遠回りをしてしまうのではないかな?ということです。演技力を磨くために、自分の引き出しを多くするために、沢山習い事をしたりワークショップに参加したりというのは、M&Oさんのブログを拝読して理解しましたが、声優を目指すと、演技の為に学ぶべきことが後から後から出て来てこんなはずではなかった!となりそうでしょうか?

すみません、何だかまとまりの欠ける質問になってしまいましたが、よろしくお願いします!』

ご質問ありがとうございます、『今何をするべきか』というのは悩みの種ですよね。

それでは自分なりにご質問にお答えしていきたいと思います。

 

まず俳優の人が声優業をやった時に非常に上手く感じる時があり、俳優としての経験が声優をやった時に大きなアドバンテージになるのでしょうかという質問に対してお答えします。

これははっきり言ってめちゃくちゃあると思います。俳優として演じてきた経験というか肥やしのようなものが活きているのは間違いないと思います。もちろんアニメのキャラクターの口の動きに合わせるなどの作業は声優に比べて間違いなく未熟だと思いますが、相手役との掛け合いなど、演技で得てきたものは間違いなく活かされていると思います。

ただ一つ忘れてはいけないことが、俳優の人が声優のオファーを受けて声優業をやるケースは確かに映画などでもよく見かけるのですが、俳優として売れている人、すでに名前が世に出ている人というのが基本的な形なので、センスも経験も豊富な俳優が声優をやっているということも忘れてはいけません。言い方は悪いですが俳優として特に評価されていない人がいきなり声優をしても上手いと感じないケースの方が多いと思います。例外もいらっしゃるとは思いますが。

 

以前声優の学校に通っている人と話したことがあるのですが、学校の授業で俳優と同じように一つの舞台を作っているということを聞いて、それを聞いた時にすごくいいなと思った記憶があります。勝手な個人的な思いですが、アニメのキャラクターの口に合わせてセリフを喋るだけでは思いというのは伝わらないと思いますし、生き生きとしたものにもならないと思いますので、やはり演技で相手役と通じ合ったり掛け合いをしたりという感覚を知っておくのは必要なことだと思います。俳優が声優をやった時に上手い人が多いのはこの部分に長けていることが多いと思います。

通りすがりさんが仰られているように、声優の専門的な勉強だけをするよりも幅広くいろいろなことを学ぶことが重要だと思いますし、その経験は後々間違いなく活きると思います。ただ後になってあれもこれもやっておけばよかったとなる可能性は十分あるのですが、そう感じた時にすぐに取り掛かるという考えでもいいのかなとも思います。今まさにこれが自分に不足していると実感してとりかかる方が身になるような気もするので。ただもちろんそれも早いに越したことはないので、そのためにはなるべく早い段階で声優という仕事に本気で向き合って、自分に足りない部分を自覚することが大切だと思います。

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声優ならではの技術の習得は絶対に必要

俳優が声優業をやった時に一番困ること、不慣れなことというのが『声でしか表現できない』ということです。俳優は身体や顔、声全てを使って表現をするわけですが、声優になると当たり前ですが自分の顔や身体は映らないわけですから、声だけで感情を伝えなくてはいけないわけで、これは俳優にとっては未体験ゾーンとなるのです。

俳優は目線を変えたり態勢を変えたり首を動かしたりなど、様々なことで表現をしています。それがまったくできなくなるのですから、いきなり声優をやったら当然戸惑います。

例えば『・・・・・!!』という無言のセリフがあった場合、俳優は表情や身体を変化させる事で表現するわけですが、声優の人は絶妙に息遣いに音を足して表現できたりします。これは声優としての勉強をしていないと絶対にできない芸当です。

こういったことからも声優としての勉強もしつつ、やはり様々なことを学んでおくということが最善だと思います。特にお芝居を追求するというのは何をするにしても活きると思います。お笑い芸人さんでも元々劇団にいた人とかも結構いらっしゃいますし、そういった人たちはコントが魅力的だったりするので、経験が生きているのだろうなと感じます。

やることがたくさんあって大変だと思いますが、楽しめれば大変さは感じないと思いますので、楽しんで取り組んでほしいです。応援しています。

ご質問ありがとうございました。

www.myprivatecomedy.net

                                   M&O