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映画『ケープタウン』ネタバレあらすじ感想

映画ケープタウンネタバレあらすじキャスト評価

映画『ケープタウン』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『ケープタウン』です。

映画『ケープタウン』は映画情報を見かけた時に「お!オーランドブルームとフォレストウィテカーが出演しているじゃないか!」と思い軽い気持ちで観たのですが、軽い気持ちで観たことを後悔しました…(笑)

映画としては面白いし重厚で見応えじゅうぶんで満足の作品なのですが、想像をはるかに超える重さもあり、闇をもっている映画でした。

結果的に観てよかったと思える映画だったのですが、軽い気持ちで観る映画ではないです(笑)

映画『ケープタウン』は実話?という意見があるようですが、特にそんな情報はないので実話ではないと思われます。

それでは『ケープタウン』の映画紹介です。

映画『ケープタウン』は2014年に日本公開されたフランス・南アフリカ合作映画。

上映時間は107分。

原作はキャリルフェレによる『Zulu』。

監督はジェローム・サル監督

キャストは

ブライアン・エプキン…オーランド・ブルーム

アリソケーラ…フォレスト・ウィテカー

ダンフレッチャー…コンラッド・ケンプ

ジーナ…ジョエル・カイエンベ

ルビー…インゲベックマン

クレールフレッチャー…ティナリーヴァンウィックルーツ

デビーア…レガルトファンデンベルフ

ジューストオッパーマン医師…パトリックリスター

タラ…タニアヴァングラーン

ほか。

映画『ケープタウン』ネタバレ・あらすじ

刑事のアリソケーラ(フォレストウィテカー)はズール族で、子供の頃に警察官たちによって警察犬に股間を噛まれてひどい目にあった経験がありました。

現在はは刑事となり出世もしていますが、出世ができたには人種差別主義者の署長のおかげでした。

同じく刑事のブライアンエプキン(オーランドブルーム)は破天荒な刑事でしたが、その手腕をアリは認めていました。

署長はブライアンのことをクズと見なしていましたが、アリは頑なにブライアンの刑事としての優秀さを訴えていました。

ブライアンは離婚していて息子とも別居していましたが、元妻が再婚することになり、アパートを1人で借りたいと息子が敷金を出してほしいとブライアンの元を訪ねてきていました。

殺人事件が起きたと通報が入りアリと同僚の刑事のダンフレッチャー(コンラッドケンプ)は現場に急行します。

事件現場は植物園で、女性が殴打により命を奪われていました。

女性の持ち物から、ジュディスという名前が浮かび上がりました。

ジュディスは被害女性にレンタルビデオ屋の会員カードを貸していたのでした。

ジュディスの元に話を聞きに行きます。ジュディスは不在でしたが、父親がジュディスがビーチにいることを教えてくれました。

ジュディスから話を聞くと、被害女性は元ラグビー選手の娘で、ニコールという女性であることがわかりました。

ニコールは勉強しに行くといってどこかに出かけていたことがわかります。

街ではこのニコールの事件以外に子供たちが失踪する事件が多発していました。

しかし治安が悪くホームレスのような生活をしている子供も多く、警察は本腰を入れて捜査に動き出すことはありませんでした。

アリは通りで喧嘩をしている子供をみつけて仲裁します。子供の一人は土管に逃げ込んでしまい出てきません。

アリはその付近に黄色い包装紙にくるまれたドラッグらしきものを発見しました。

ニコールの遺体が検死され、ニコールがティクと呼ばれる違法ドラッグを使用していたことがわかります。

ニコールが事件前に接触していた女性はニコールに別の薬を渡していましたが、それはスタンという売人からもらったものだと供述しました。

売人組織に接触してスタンの情報を得ようと、アリとダンとブライアンは車で組織がいると思われるビーチへと向かいました。

ブライアントは1人で、ダンとアリは2人で聞き込みを開始します。

しかしスタンという人物を知っている人間はいませんでした。

アリが少々強引な聞き込みをすると、組織の人間たちは豹変し一気に攻撃的になります。

銃を持ち出されダンとアリは抵抗でいない状態になってしまい、ダンが手首を切り落とされ首元をナタのようなもので切り付けられてしまいました。

ブライアンも別の場所でピンチになっていましたが、こういった修羅場をくぐることに長けているブライアンは銃で絶命させてピンチを切り抜けてアリとダンの元へ駆けつけます。

ブライアンが銃で次々と射殺していき、アリも隙をついて脱出し加勢し、組織の人間を始末しました。しかしダンは極めて危険な状態でアリは急いで救護班を呼びました。

ダンは病院に搬送されましたが、そのまま帰らぬ人となりました。

ダンの妻のクレアは悲しみに暮れ、ブライアンはやりきれない思いでその光景を見ていました。

スタンは身の危険を感じどこかへ高飛びしようと荷物をまとめます。

しかし街を牛耳っている組織のボスのキャットはこの騒ぎをすでに聞きつけていて、部下にスタンを連れてこさせます。

スタンはキャットの手下から拷問を受け、何が起きたのかを洗いざらい話します。

スタンはニコールにドラッグを吸わせますが、吸引しすぎたためにニコールは急に暴力的になり、スタンは殴られて腹を立ててニコールを殴打して絶命させたと白状します。

デビーア(レガルトファンデンベルフ)は麻薬成分の入った薬の開発を行っていました。

表向きは警備会社DNPを経営していることになっていますが、この警備会社は完全なダミー会社でした。キャットに指示を出しているのもデビーアでした。

開発している薬は凶暴になる特徴があり、街の子供たちが失踪していたのは拉致されてこの薬の治験をやらされていたからでした。

子供たちは治験の結果命を落とし、ブタの餌にされていました。失踪事件の真相はそんな冷酷な事件だったのです。

警察署で働くジャネットの調査でダミー会社が所有している一軒家があることがわかります。ブライアンはさっそく赴き、黄色い包装紙にくるまれた薬らしきものを発見しました。

海岸で新たな女性の遺体が発見されます。遺体には髪の毛が付着していて、警察署にはスタンの頭部が送り付けられます。

遺体に付着していた髪の毛はスタンの髪の毛と合致しました。明らかに工作されたものだと確信したアリとブライアンはキャットのアジトへと踏み込み激しい銃撃戦となります。

この銃撃戦でアリは右腕を負傷し病院へと運ばれました。

署長は女性の殺害事件はニコールのものもスタンが犯人で事件は無事解決をしたと記者会見を開き事件を終わらせてしまいます。

ブライアンは納得がいかず捜査を進めますが署長は終わった事件の捜査をするなとブライアンを戒めました。

ジャネットの調査でダミー会社と警備会社の間に多額の金が送金されていることがわかります。

ダミー会社の代表者はオパーマン博士で元々は化学兵器を開発していた人物でした。

今回のドラッグに大きな関わりを持っていると感じたアリとブライアンは黒幕がオパーマン博士だと推理しました。

彼の開発しているドラッグの被害に大勢の子供が被害に遭い、ニコールなども命を奪われたと考えました。

ブライアンはDPS警備会社に侵入しました。サンプルの血液などを持ち出し、データもディスクに抜き取って署に戻ります。

しかしデビーアから連絡が入り、元妻を人質にとられてしまいます。

デビーアの言う通りにディスクと血液サンプルを持って駆けつけたブライアンは拘束され、ルビーの再婚相手は自分だけ助かろうとしてデビーアにあっさり命を絶たれてしまいました。

ブライアンと元妻はピンチとなりますが、ブライアンが手下の人間を始末しなんとか逃れることに成功しました。

この事件にアリの最愛の母親が関わってしまい、キャットの手下に命を奪われてしまいます。

アリは捜査の中で母親の遺体を見て絶句します。

アリは復讐に燃え、ライフルを持ってデビーアたちがいる場所へと向かいました。

ブライアンが先に到着していて、アリの復讐を必死で止めますが、アリはブライアンの制止を振り切ってキャットや手下たちをライフルで撃ち絶命させていきます。

ブライアンも加勢をします。

オパーマン博士が逃げ出したのでアリは追いかけます。ブライアンはデビーアを絶命させました。

アリは逃げているオパーマン博士を追い詰め、殴打して命を奪いました。

ブライアンがアリを発見した時にはアリは…。

結末は本編をご覧ください。

 

 

映画『ケープタウン』感想・評価

映画『ケープタウン』ですが、時代背景とか歴史に詳しい人が観たら僕よりももっと楽しめる映画なのだと思います。

政治的と社会的な知識を僕はまったくもたずに見たので、たぶん伝わりきってないと思われます。

しかしそれでもじゅうぶんに楽しめる作品でした。

楽しめるというか見ごたえのある作品と言った方がしっくりくる感じの映画です。

ただ結構きつい描写はあるので、僕もあまり得意な方ではないのでいくつか目をそらすシーンはありました。

映画『ケープタウン』は緊張感はたっぷりで次の展開が気になるスリリングさのある映画です。

そしてオーランドブルームとフォレストウィテカーですが、オーランドブルームと言えば日本で有名になった頃は「美しい」俳優という印象がとっても強かったですが、めちゃくちゃワイルドです(笑)

そしてワイルドがしっかり似合っています。俳優として確かな実力を見せつけてくれています。

そしてやっぱり美形ですよね。演技はもちろんですが、ビジュアル面でも惹きつけてくれます。

フォレストウィテカーは大好きな俳優の一人ですが、『ケープタウン』でも相変わらずの最高さでした。

フォレストウィテカーの悲しげな顔って誰よりも悲しさを表現しているし、フォレストウィテカーの無表情って誰よりも何を考えているかわからない怖さがあるんですよね。

映画に出ているとどうしても気になってしまう俳優なのです。もちろんいい意味で。

映画『ケープタウン』は見応えじゅうぶんの映画で、ちょっと疲れる映画でもありますが、一見の価値はある映画ですので、観たことない人はぜひ一度観てみてください。

おすすめ映画です。ぜひ。

感想はコメント欄にお気軽にどうぞ。

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