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映画『ブラックスキャンダル』ネタバレあらすじ感想

映画ブラックスキャンダルネタバレあらすじキャスト評価

映画『ブラックスキャンダル』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『ブラックスキャンダル』です。

映画『ブラックスキャンダル』は実在した稀代の犯罪者であるジェームズジェセフバルジャーをジョニーデップが演じている作品です。ジョニーデップの渾身の演技がすさまじい映画です。

『ブラックスキャンダル』はFBIとマフィアとの関係を描いた映画となっていて、実話が基になっているだけにリアリティもあり、手に汗握りながら鑑賞しました。

ケヴィンベーコンなど演技派俳優たちの共演も見どころのひとつです。

それでは『ブラックスキャンダル』の映画紹介です。

映画『ブラックスキャンダル』は2016年に日本公開されたアメリカ映画。

上映時間は122分。

原作はディックレイヤとジェラードオニールによるノンフィクション。

監督はスコットクーパー監督。俳優としても活動している映画監督です。

キャストは

ジェーム・ズホワイティバルジャー…ジョニー・デップ

ジョン・コノリー…ジョエル・エドガートン

ビリー・バルジャー…ベネディクト・カンバーバッチ

スティーブン・フレミ…ロリー・コクレーン

チャールズ・マグワイア…ケヴィン・ベーコン

ケヴィン・ウィークス…ジェシー・プレモンス

ブライアン・ハロラン…ピーター・サースガード

リンジー・シル…ダコタ・ジョンソン

フレッド・ワイシャック…コリー・ストール

ジョン・モリス…デヴィッド・ハーバー

マリアンヌ・コノリー…ジュリアン・ニコルソン

ロバート・フィッツパトリック…アダム・スコット

ジョン・マッキンタイア…ブラッド・カーター

ジョニー・マルトラーノ…W・アールブラウン

デボラ・ハッセー…ジュノー・テンプル

メアリー・バルジャー…エリカ・マクダーモット

ジョン・キャラハン…ビル・キャンプ

トミー・キング…スコット・アンダーソン

ロジャー・ウィーラー…デヴィッド・ドゥベック

ミス・コディ…ジェイミー・ドネリー

マイケル・ドナヒュー…パトリック・M・ウォルシュ

ジョシュ・ボンド…ジェレミー・ストロング

スコット・ガリオラ…ジェームズ・ルッソ

ほか。

映画『ブラックスキャンダル』ネタバレ・あらすじ

FBIと司法取引を行うことに決めた元マフィアの人間たちは、自分たちのボスであったジェームズホワイティバルジャー(ジョニーデップ)についての情報をFBI捜査官に話します。

そしてバルジャーの情報以外にも重要な情報を離します。

バルジャーと通じていたFBI捜査官ジョンコノリー(ジョエルエドガートン)についての情報でした。

1975年のボストン。

ボストンン南部で育ったギャングのバルジャーとバルジャーの実弟であり現在は上院議員になっているビリーバルジャー(ベネディクトカンバーバッチ)、そしてFBI捜査官になったコノリーは子供の頃から時間を共有していて、現在も関係が続いています。

3人には他の人間が入り込めない絆がありました。

FBIは巨大犯罪組織になっているアンジュロファミリーの壊滅を目標に掲げていました。コノリーは上司のチャールズマグワイア(ケヴィンベーコン)に、精通しているバルジャーから情報を引き出し、利用してはどうかと提案します。

コノリーはこの件を弟のビリーにも話します。

コノリーはバルジャーに会い、FBIと手を組まないかと誘います。

バルジャーは密告を何よりも嫌う人間でした。バルジャーの周囲の密告を行った人間や密告の疑いのあるものはことごとくあっさりと消されてきていました。

提案を受けたバルジャーはありえないと一蹴しますが、密告とは違うとコノリーは説明します。

そしてそうなればバルジャーの犯している犯罪行為を立件できないように取り計らうメリットも伝えました。

しかし殺害だけはフォローしきれないので、コノリーはバルジャーにその犯罪だけは犯さないようにと忠告しました。

バルジャーとコノリーはこれまでの関係性もあり、手を組むこととなりました。

バルジャーはどんどん力をつけ、ボストンの犯罪王へと成り上がっていきます。

FBIは取引をしている手前、バルジャーを野放しにしている状態が続いていました。

しかしFBIはアンジュロファミリーに関する有益な情報を結局バルジャーから聞き出せていないことを問題視していました。

コノリーはFBI内でバルジャーの重要性を説いていましたが、それも限界に来ていました。コノリーはこのままではこの関係は続けられないとバルジャーに伝えました。

バルジャーはコノリーに極秘情報を与えました。

バルジャーの勢いは止まらずさらに勢力を広げていきます。またバルジャーの冷酷非道さは周囲の人間たちを怯えさせていました。

失言をすれば消されるという恐怖がバルジャーの側近の人間たちにすら漂っていました。

バルジャーの恐怖に耐えきれなくなったブライアンハロラン(ピーターサースガード)はFBIに駆け込み情報提供する代わりに保護プログラムを適用してほしいと言い、バルジャー関する情報を喋りますが、コノリーはバルジャーに不利になることは受け入れたくないため、「何一つ有益ではない情報」として一蹴し追い返します。

有益な情報ではないため保護も行いませんでした。

ブライアンの密告はバルジャーの耳に入り。ブライアンは消されました。

その後アンジェロファミリーは壊滅し、バルジャーとコノリーの関係はより深いものになっていました。コノリーもFBIで出世し欲に溺れるようになっていました。

バルジャーは密告にたいして非常に敏感でした。誰かが密告すればたちまち刑務所に入ることになり、裏切り行為はバルジャーにとって死に値するものでした。

しかしFBIとバルジャーの関係性を知らない検察は、逮捕寸前になるとバルジャーの証拠が消えることに大きな疑問を持っていました。

コノリーはバルジャーをフォローしきれなくなり、仕方なく上院議員のバルジャーの弟のビリーを訪ねます。

しかしビリーは立場上手を貸すことはできず、むしろそんな用事でやってきたコノリーを拒絶しました。

コノリーはFBI捜査官として行き過ぎた行為を行っていました。コノリーと一緒に任務にあたっていたジョンモリス(デヴィッドハーバー)は、バルジャーとの間にあったことを洗いざらいFBIに報告しました。

これにより様々なメンバーが逮捕されることになり、コノリーはもうどうしようもない状態になってしまったことをバルジャーに伝えました。

コノリーの自宅にも警察が逮捕のためにやってきました。

コノリーは抵抗せずに従いますが、手錠をはめずに連行してほしいと警察官に頼みました。

ビリーにバルジャーから電話が入ります。バルジャーはビリーにしばらく会えなくなると伝え、そのまま姿をくらませました。

世界各国でバルジャーの目撃情報が相次ぎますが、バルジャーは逃亡を続けていました。

情報をFBIに流して司法取引をしたバルジャーの側近たちは減刑され刑務所に収監されました。

コノリーは第二級謀殺の判決を出され40年の服役となりました。

ビリー上院議員も辞職した後にマサチューセッツ大学の学長になりますが、一度逃亡中のバルジャーと連絡をとったことがバレて、学長の座を追われました。

2011年、逃亡を続けていたバルジャーが逮捕されました。

バルジャーに下された判決は…?

結末は本編で…。

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映画『ブラックスキャンダル』感想・評価

映画『ブラックスキャンダル』は実在の人物が登場人物となっていて、ケヴィンベーコン演じるFBIのチャールズマグワイアだけが架空の人物となっています。

ジョニーデップは映画『フェイク』『ブロウ』でも実在の人物を演じていますが、この『ブラックスキャンダル』でも同じですが、非常に敬意をもって演じているのが伝わってきます。

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Amazonプライムビデオでは『ブラックスキャンダル』の上映後に撮影の舞台裏を描いた特典映像を楽しむことができるのですが、ジョニーデップ本人が実在の人物を演じる時は敬意を必ず表さなくてはいけないと話しています。

しかしそのインタビューを観る前から、ジョニーデップの演技にはそういった印象を強く持っていました。大切に演じているという印象を受けていたのです。

これは僕以外にも多くの人が感じていることではないでしょうか。

たとえそぼ人物が犯罪者であってもそんなことは関係なく、演じる以上は敬意を持つ、敬意を表するために自分にできる最大限の約作りを行う、ジョニーデップはそれを体現していて観ていてこれでもかと納得をさせられてしまいます。

『ブロウ』もそうでしたが、ジョニーデップ演じるキャラクターの最後はなぜだか観ていて不思議なぐらい切なさを与えてくれます。

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『ブラックスキャンダル』のバルジャーも冷酷非道で自分のことを最優先に考えている男なのに、逮捕されたときはなぜか切なさを感じました。

これは俳優の力量によるところが大きいと思います。

ジョニーデップがメジャー作品ではない映画で活躍していた頃からのファンとしては、「ブラックスキャンダル」のような映画は、とっても嬉しいしテンションがあがります。

ジョニーデップはこうでなくっちゃ!と嬉しくなってしまいます。

映画としても非常に重厚で緊迫感もあり楽しませて頂きました。

おすすめ映画です。ぜひ。

感想はコメント欄にお気軽にどうぞ。

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