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映画『幕末高校生』ネタバレあらすじ感想

映画幕末高校生ネタバレあらすじキャスト評価

映画『幕末高校生』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『幕末高校生』です。

映画『幕末高校生』は1994年にテレビで放送されたテレビドラマが元になっています。

玉木宏演じる勝海舟が未来からやってきた石原さとみや千葉雄大、川口春奈、柄本時生らと接触し、それぞれが成長していく物語となっています。

タイムスリップ系の映画ですが、ドラマ的な要素が濃く人間ドラマとしても十分に楽しめる映画となっています。

それでは『幕末高校生』の映画紹介です。

映画『幕末高校生』は2014年に公開された日本映画。

上映時間は108分。

原案は眉村卓の『名残の雪』。

監督は李闘士男監督

『お父さんのバックドロップ』『デトロイトメタルシティ』『神様はバリにいる』などを監督しています。

キャストは

勝海舟…玉木宏

川辺未香子…石原さとみ

高瀬雅也…柄本時生

森野恵理…川口春奈

沼田慎太郎…千葉雄大

千代…谷村美月

民子…吉田羊

宮川八郎…渡辺邦斗

柳田龍三…柄本明

山下利蔵…隆大介

新門辰五郎…山崎銀之丞

木下長行…中村育二

徳川慶喜…篠井英介

神田尚志…井上肇

薩摩屋…嶋田久作

大崎則篤…伊武雅刀

長英…石橋蓮司

西郷隆盛…佐藤浩市

ほか。

映画『幕末高校生』ネタバレ・あらすじ

高校3年生の1クラスを担任している川辺未香子(石原さとみ)は日本史の教師です。

美香子の授業では生徒たちは各々好きなことをしていて、メイクをしたり雑誌を読んだりしている生徒もいましたが、未香子はそういった生徒に対して厳しく注意するタイプではありませんでした。

高校3年生という事で進路に関して3者面談が行われています。

未香子の前に座っているのは成績優秀だけどどこか冷めきっている沼田慎太郎(千葉雄大)と沼田のお母さんでした。

沼田は進路希望に「獣医」と書いていました。

それを聞いた沼田の母親は驚き、息子は医学部に進みますと言いますが、沼田自身は獣医学科への進路を希望します。

未香子は板挟みとなりますが、ことなかれ主義の未香子は母親の肩をもち沼田を医学部に進学するように説得します。

沼田は担任なのに自分の気持ちを考えてくれずに親の肩を持つ未香子を心の中で軽蔑していました。

沼田には幼い頃からの友人が同じクラスに2人いました。

派手なギャルメイクをしている森野恵理(川口春奈)と黒縁メガネをかけたオタクな風貌の高瀬雅也(柄本時生)でした。

2人は沼田を気にかけていましたが、沼田は「もうガキじゃない」と言い、いつからか2人と距離を取るようになっていました。

学校ではテストが始まり日本史のテストが行われています。

雅也は答えが全然わからず美香子の目を盗んスマホを取り出して歴史に関するアプリである「体感ヒストリー」をダウンロードしました。要するにカンニングしようとしたのでした。

その日のテストが終わり、未香子はいつも通り車で帰宅しようと車に乗り運転を始めます。

すると学校の門の手前で沼田と恵理と雅也が言い争いをしていて突然飛び出してきて美香子は急ブレーキを踏みます。

何があったのかと訊く美香子に沼田は「関係ないでしょ」と言いますが、未香子は担任だから関係あるでしょうと言い返します。

どうやら雅也が構ってくれなくなった沼田にちょっかいを出したのがきっかけだったようでした。恵理はそんな2人を止めている様子でした。

すると突然雅也のスマートフォンの画面が光り出して、4人は光に包まれます。

「体感ヒストリー」というアプリは文字通り歴史を体感できるアプリで、4人は江戸時代へとタイムスリップしていったのでした。

江戸時代では勝海舟(玉木宏)が戦をせずになんとか泰平の世を築くことができないかと思案していました。

薩摩の西郷隆盛(佐藤浩市)が江戸に攻め込もうとしているという情報が江戸には届いていて、江戸に住む人々は恐怖を感じていました。

勝は戦になることを避けるために西郷に向けて一通の手紙を出していました。

しかし戦になることを避けている勝とは真逆に、幕府の要人の柳田龍三(柄本明)は西郷隆盛を迎え撃つつもりでした。柳田は目の上のたんこぶの勝の失脚も目論んでいたのでした。

未香子と雅也はタイムスリップした江戸で再会を果たしますが、現代の洋服のまま江戸の町をうろついているため、あまりにも目立ち不審者として扱われて役人たちに捕獲されてしまいます。

奉行の大崎則篤(伊武雅刀)の前に引き出されて質問をされますが、未香子たちに答えは何一つ信じてもらえません。完全に外国人だと思われていました。

話が噛み合わないので大崎は業を煮やして2人を拷問にかける判決を出しますが、勝が偶然にこの判決を聞いて顔を出して「それはあんまりじゃないか」と諭しました。

未香子は教科書でずっと見てきた勝海舟が目の前にいてはしゃぎます。

そして勝に助けを求め「人間的に大きくて常識に囚われない勝ですよね」と勝を褒め、勝はまんざらでもない感じになり、つい2人を預かることにしてしまいます。

勝の力によって未香子と雅也は拷問を受けずに済みました。

勝も勝で未香子たちを外国から人間だと思っていて、外国はどうだと質問をしてきます。

勝に連れられて蕎麦屋に行くと、町の住人達が勝を見つけて「江戸で戦になるのか?」と執拗に訊いてきました。勝はなにも答えませんでした。

蕎麦屋の店主の長英(石橋蓮司)は「ここは蕎麦を食うところだ!無駄話するなら帰りな!」と追い払いました。勝は長英にお礼を言いました。勝はこの蕎麦屋の常連のようでした。

雅也は殺気立っている江戸の様子を見て、戦争が始まるのかとドキドキしています。

未香子が日本史の先生らしさを発揮し「勝海舟の江戸城無血開城」が歴史にしっかり残っているから戦争は始まらないからと安心させました。

未香子と雅也は勝海舟の自宅で寝食の世話になることになりました。

勝の屋敷で自分たちが外国ではなく未来から来たと話す未香子と雅也。真剣に話しますがもちろん勝は信じてくれませんでした。

しかしタイムスリップしてやってきたことを話しているうちに、雅也と未香子が江戸に来た日にちにズレがあることに気が付きます。

雅也は3日前、未香子が来たのは前日でした。沼田と恵理も違う時期に江戸に来てしまっている可能性が大いにありました。

手がかりを探そうと自分たちがタイムスリップしてきた場所に勝と一緒に行きました。雅也はその場所で失くしていたスマートフォンを発見しました。

恵理の髪留めゴムも見つかり、恵理も江戸時代に来ていることを確信する2人。勝は意味がわからず相手にしていませんでした。

しかし突然、未香子の車が現代からタイムスリップしてやってきました。勝はこれには大いに驚き、興味津々でした。

勝と帰っていると刺客たちが現れて囲まれます。勝は最初こそ威勢のいい言葉を発してしたが、相手が刀を振り下ろすと2人に「逃げるぞ!」と声をかけて一目散に逃げて行きました。

未香子と雅也は刺客の中の1人に沼田がいることに気が付いて驚きました。

未香子は自分が勉強して生徒たちに教えてきた勝海舟像と本来の勝海舟が違い過ぎて幻滅していました。

実際の勝海舟は待つばかりで何も自分からは行動を起こさない男に未香子は感じていました。そんな勝の振る舞いが町人たちに不安を感じさせているのも事実でした。

そして未香子は日付を確認し、もうすでに西郷と勝の会談が行われていないといけないことに気が付きます。

江戸は戦争が起きそうな雰囲気になっていて、このままだと歴史が変わってしまいそうです。未香子は歴史が変わると自分たちは戻れなくなるのではないかと考えます。

沼田と恵理の行方を探す未香子と雅也。ゲームアプリでは4日後に現代に戻れることになっていましたが、それは歴史が歴史通りに進めばの話でした。

実は勝海舟が西郷隆盛に送った手紙は西郷の元に届いていませんでした。戦を始めたいため勝のやり方に不満を持っている柳田が手紙を途中で奪っていたのでした。

勝はそんなことも知らずに西郷の手紙の返事を待ち続けていたのでした。

未香子は沼田と恵理の似顔絵を描いてもらい自分の生徒を江戸の町で探していました。

西郷からの返事は来るはずもなく、敵はすぐそこまで迫っていて攻撃が開始されるまであと4日しかなくなってしまいます。

勝の家に再び刺客が襲い掛かります。妻の民子(吉田羊)などが危険な目に遭います。

未香子たちも遭遇してしまいますが、またしても刺客の1人は沼田でした。

しかも沼田はこともあろうか民子に切りかかろうとしました。勝の帰宅と共に刺客たちは逃げて行きました。

沼田の所在地がわかり、急いで沼田の元へ急ぎます。沼田とやって話しができますが。沼田は現代に帰る気はなくこの時代に残って生きていくと未香子に告げます。

そして沼田は自分が住んでいるらしき家の方を見ます。妻らしき女性と赤ん坊がいました。

未香子は驚きます。沼田は「先生のことを先生と思ったことはない」と未香子に言いました。

未香子はこれまでことなかれ主義でやってきた自分の教師人生を省みました。

江戸はいよいよ緊迫感を増してきていました。勝は無抵抗に攻撃を待っているだけに見えて、江戸の町人たちは勝は裏切り者なのではないかとさえ言い始めていました。

しかしどんなことを言われようと勝は自分の信念のためにただただ我慢しています。

勝を慕う者が怒りそうになると勝は「すまないがこれえてくれ」と頼みました。

そんな勝を見ていて、自分の信念のなさを感じた未香子は勝に相談をします。

勝は親身になって未香子の話を聞き、2人は腹を割って話しました。

勝が未来は明るいのかと未香子に訊くので、未香子は明るいですと答え、2人は笑顔を浮かべていました。

あわやのいい雰囲気にもなりますが、何事もなく2人は別れました。

勝は雅也から現代の言葉をいくつか教わっていていて、その中の『ガチ』という言葉が印象に残っていました。

意味を訊くと雅也は「ガチは本気だとか真実とかそういう意味」と答えました。

そしてひょんな時に勝を目の敵にしている柳田が「ガチ」という言葉を使っているのを耳にします。

勝は「おや?」と思い、未香子たちの探している人物が柳田の屋敷にいるかもしれないと考え、雅也に柳田の屋敷が怪しいと教えました。

雅也は早速柳田の屋敷に行きますが門番に阻まれて中に入ることができません。

雅也は知恵を絞り車についていた発煙筒をたいて火事に見せかけて町の人間をあぶりだしました。

柳田邸から恵理が出てきますが人がごった返してしまい雅也はなかなか再会できません。

ようやく再会を果たした2人は抱きしめ合い雅也は幼稚園の頃から好きだったことを告げ、恵理と雅也はキスをしました。

未香子が西郷隆盛と偶然にばったり会います。勝海舟に連れて行ってもらっている蕎麦屋の前でした。

未香子が西郷に話しかけて話すと、西郷が勝からの手紙を受け取っていないことが判明します。

未香子は慌てて勝の元へ行き、勝を連れて西郷の待つ蕎麦屋へと向かいました。

西郷と再会した勝(2人は過去に会っている)は特に今回の戦争について話すことはなく、蕎麦の味などについて話しました。

この長英の蕎麦屋は以前勝が西郷に勧めていた蕎麦屋で、西郷はそれを覚えていてやってきたのでした。

西郷が返ると未香子は戦争のことを話さないのかを勝に訊きます。勝はもう十分話した未香子に答えました。

勝の元に西郷から書状が届きます。明日、薩摩藩邸で話をしたいのでご足労願いたいという内容でした。勝はもちろん行くことにします。

勝の屋敷に突然沼田がやってきました。未香子は驚きます。沼田は「こんなこと言うのは勝手だけど、やっぱり一緒に帰りたくて」と未香子に話します。

自分を頼ってくれたことが嬉しくて未香子はすぐに勝にお願いして一晩止めてくれるようにお願いしました。勝は断ることなく、寝床なら民子に言って作ってもらってくれと言って快く沼田を迎えました。

寝る前に雅也と沼田は久しぶりの再会ということもあり話し込みました。深夜、沼田の目が開きます。沼田は布団から出ると勝の寝ている部屋へと向かいました。

勝が寝ているのを確認すると沼田は刀を抜いて勝めがけて振り下ろしました。

勝は寸前で気配に気が付きなんとか身をひるがえして避けました。

沼田は刺客のままだったのでした。未香子が駆け付けます。

沼田はさらに勝に斬りかかりますが、未香子が身体を投げ打って間に入り、沼田の刀は未香子の腕をかすってしまい未香子の腕からは血が流れます。

沼田はショックを受けて慌ててその場から逃げ出しました。

いよいよ江戸への祖攻撃が実行される日となってしまいます。

未香子たちは未来へと変える準備をし、勝は薩摩藩邸へと向かう準備をしています。

未香子は勝に「勝先生がしっかりしてくれなかったらあたしたち未来に帰れないんだからね!」と元気づけました。

未香子は雅也と恵理に車で待つように言い、沼田を探しに向かいました。そんな未香子を見て恵理と雅也は未香子が先生っぽくなったと話していました。

走り回って沼田を見つけた未香子ですが、沼田はまだ帰らないと言い張ります。

未香子が話していると沼田には妻子は本当はいないことがわかりました。

未香子は沼田を連れて車の場所に向かい、時間ギリギリでなんとか間に合いました。

未香子と恵理と雅也と沼田は無事に現代へと帰ることができるのか…?

一方勝は西郷の待つ薩摩藩邸に馬を走らせていました。

しかし柳田の追手たちが邪魔をしてゆく手を阻まれてしまいます。

勝は怒り、決して人は斬りませんがみねうちで相手を倒していきます。

しかし相手のあまりの多さと遠くから大砲で狙われていることから絶体絶命の危機に陥ります。

しかしそこに江戸の火消しをはじめとした町人たちが大勢現れて命がけで勝を守ります。

蕎麦屋の長英もいます。町人は勝のことを信頼していたのでした。

町人が大勢いるために大砲を撃つことができず。勝は薩摩藩邸へと無事に辿り着くことができました。

勝と西郷は話をしました。戦は回避されました。

勝は攻め込まれたら江戸に火を放って江戸と一緒に命を捨てるつもりだったと話し、西郷は勝の覚悟に息を呑みました。

4人は無事に未来に帰って来られたのか…?

結末は本編をご覧ください。

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映画『幕末高校生』感想・評価

映画『幕末高校生』ですが、はっきり言ってい意味で予想を見事に裏切ってくれて、最高に面白かったです。

本当に面白かったです。まさかこんなに面白かったとはと素直に思いました。

とても軽く観れる映画ですし、軽く観るべき映画だとも思います。

これで辺に真面目に重たい感じで作っていたらたぶん面白い作品にはなっていなかったと思います。

玉木宏さんの勝海舟がなかなかにいいのです。いい感じの軽やかさを出してくれていてとても見やすい演技をしてくれています。

ただやっぱり玉木宏さんが演じてしまうと「勝海舟イケメンすぎやろ」と突っ込みたくなります。

柄本時生さんすっごく良かったです。柄本明さんがかなりいい役で出演しているので、たぶんこの時はまだバーター的な出演だったのかもしれませんが、そんなこと微塵も感じさせない魅力的な雅也を見せてくれていました。

やっぱりうまいなぁと思いながら観てしまいました。

川口春奈さんですが、派手な顔立ちが見事に役柄とマッチしていてとっても合っていました。

川口春奈さんは『上手く演じよう』『上手く見られたい』という意識が全くない女優さんだと思っていて、そういった部分にかなり魅力を感じています。

まっすぐな感じが観ていて気持ちいいです。

そして石原さとみさんですが、器用ですよねぇ。

この『幕末高校生』でも見事にコミカルさもありつつ締めるところは締めるといった感じで引っ張っていました。

あとはやはりルックスが可愛すぎですね。

外見も内面も魅力的な女優さんです。

他の出演者も方々も皆さん魅力的です。

そして映画自体も本当に普通にかなり面白いのでぜひ観て頂きたいです。

おすすめ映画です。ぜひ。

感想はコメント欄にお気軽に。

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