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実話映画『英国王のスピーチ』ネタバレあらすじ結末と感想評価考察

映画英国王のスピーチネタバレあらすじキャスト評価

実話映画『英国王のスピーチ』キャスト・監督・概要

今回の絶対おすすめ映画は『英国王のスピーチ』です。

映画『英国王のスピーチ』は吃音の苦悩を抱えていたイギリスの王ジョージ6世と、治療にあたった言療法士の友情を描いた描いた映画です。

困難にぶつかりながらも乗り越えていく姿、一見破天荒な方法で吃音の治療を行う様子など、見応え十分で勇気と感動を与えてくれる映画となっています。

アカデミー賞で作品賞を含む4部門を受賞しています。

それでは『英国王のスピーチ』の映画紹介です。

映画『英国王のスピーチ』は2011年に日本公開されたアメリカ・オーストラリア・イギリス合作映画です。

上映時間は118分。

監督はトム・フーパー監督

『レミゼラブル』『リリーのすべて』などを監督しています。

脚本のデヴィッドサイドラーは自分自身も吃音症とのことです。

キャストは

ジョージ6世…コリン・ファース

ライオネル・ローグ…ジェフリー・ラッシュ

エリザベス妃…ヘレナボナム・カーター

エドワード8世…ガイ・ピアース

ウィンストン・チャーチル…ティモシー・スポール

大司教コスモラング…デレク・ジャコビ

マートル・ローグ…ジェニファー・イーリー

ジョージ5世…マイケル・ガンボン

スタンリー・ボールドウィン…アンソニー・アンドリュース

ネヴィル・チェンバレン…ロジャー・パロット

ウォリス・シンプソン…イヴ・ベスト

エリザベス王女…フレイア・ウィルソン

マーガレット王女…ラモーナ・マルケス

メアリー王太后…クレア・ブルーム

グロスター公爵…ティム・ダウニー

ロバート・ウッド…アンドリュー・ヘイヴィル

ラジオアナウンサー…エイドリアン・スカボロ

ほか。

実話映画『英国王のスピーチ』あらすじ・ネタバレ

ジョージ6世(コリンファース)は幼い頃から自身の吃音症に悩まされていました。

人前で話すことを自然に避けるようになっていて、そういった思考から自信の持てない人間になっていました。

しかしジョージ6世は生まれた境遇から人前に出る事を避けられない立場にありました。

ジョージ6世は父親が存命の時にスピーチを行ったことがありましたが、吃音で上手く喋ることができず、聞いていた国民たちは少なからず失望していました。

ジョージの父親であるジョージ5世(マイケルガンボン)は、なんとか息子に壁を乗り越えさせようとジョージ6世にスピーチをさせようと厳しく指導していました。

ジョージ6世には兄のエドワード8世(ガイピアース)がいましたが、兄の素行はジョージ5世にとって悩みの種で、父親はジョージ6世に期待をかけていました。

自分が永遠の眠りにつくときに最後の言葉として「ジョージ6世は誰よりも根性がある」と言葉を残したほどでした。

またジョージ5世は、ラジオという技術が進化した今、昔のように国民に馬に乗った姿を見せればいいというわけにはいかず、しっかりと声を届けることが重要になるとジョージ6世に話していました。

ジョージ6世は兄のエドワード8世が王位を継ぐと信じていたものの、そうだとしても吃音を直したいという思いは持ち続けていました。

ジョージ6世の妻であるエリザベス妃(ヘレナボナムカーター)はジョージ6世の吃音の治療に協力的で、様々な言語療法の先生を見つけてきます。

しかし、喉をリラックスさせるためにタバコを勧められたり、ビー玉を何個も口に含ませられたりしながらも、ジョージ6世の吃音は一向に良くなる気配がありませんでした。

エリザベス妃は新たな先生候補の元へ向かいます。古ぼけたアパートで言語療法を行っているライオネルローグ(ジェフリーラッシュ)の教室でした。

エリザベス妃は1人でライオネルに会い、自分たちの立場などを話し治療は自分たちにの方に赴いてもらって行って欲しいと告げます。

しかしライオネルは今までの先生たちとは違い、自分のやり方に従ってもらわないとと、ジョージ6世に足を運んでもらわなければ治療はできないと話しました。

ジョージ6世は期待をせずに半信半疑でエリザベス妃と共にライオネルの元を訪ねました。エリザベス妃に別室で待つようにお願いしたライオネルは2人きりでジョージ6世と話を始めます。

ライオネルはジョージ6世に対して王室の人間という特別扱いをまったくせずに、対等な立場で話をします。

面食らうジョージ6世でしたが、渋々ライオネルの言う事に従います。

ライオネルは遠慮せずにジョージ6世に質問をぶつけていきます。ジョージ6世は癇癪を起したりもしながらも質問に答えていきました。

ライオネルは自分の声を聴くことが大切だと言い、シェイクスピア戯曲をジョージ6世に朗読させます。

最新の録音機で録音するためでした。ジョージ6世は吃音で読めないと拒みますが、ライオネルはクラシック音楽が流れているヘッドホンを装着させてジョージ6世に音読させました。

後日、ジョージ6世は人前で話すことを余儀なくされます。しかしやはり吃音で上手く話すことができませんでした。

帰宅して失意のどん底にいたジョージ6世は、ライオネルが録音した自分のシェイクスピアの朗読を再生して初めて聞いてみました。

朗読している時はヘッドホンに音楽が流れていて、自分の声がまったく聞こえていない状態でした。

流れてきた自分の朗読は吃音でつっかえることなくスラスラと話している自分の声でした。

ジョージ6世唖然とします。途中から部屋に入ってきたエリザベス妃も驚きを隠せずにいました。

ジョージ6世とエリザベス妃は再びライオネルの元を訪れて、治療の続行を頼みました。ライオネルは「ドクター」と呼ばれることを嫌い、ライオネルと呼ぶようにしつこく言っていました。

ジョージ6世はライオネルの指導の下、身体を動かしたり大声を張り上げたり自分を解放することを目的としているトレーニングを行います。

ライオネルは生まれつきのものではないのだから必ず治るとジョージ6世に話していました。

1936年、ジョージ5世が亡くなり、エドワード8世が王位を継承します。

しかしエドワード8世は公私混同している部分もありジョージ6世も兄のそんな部分を注意している始末でした。

ジョージ6世は父親のジョージ5世が亡くなった夜、ライオネルにこれまでで一番と言えるほどに心を開いて胸の内を話しました。

エドワード8世は離婚歴のあるアメリカ人のウォリスシンプソン(イヴベスト)と交際していて、この交際に関してもジョージ6世は注意しますが、エドワード8世は結婚するつもりだと言い、ジョージ6世は絶句します。

エドワード8世とウォリスシンプソンの結婚は王家として許されることではないと首相からも話があります。

エドワード8世は退位をするかウォリスと結婚するかの選択を迫られ、退位をしてウォリスと結婚する道を選びます。

エドワード8世は自分が恋を理由に王位を退位することをスピーチして国民に伝えました。

こうして次男のジョージ6世が王位に就くこととなりました。ジョージ6世は大きなプレッシャーを感じて押しつぶされそうになっていました。

ジョージ6世とライオネルは王位継承の件で些細な言い合いをしてそれが原因で少し前に仲違いをしていました。

ライオネルはジョージ6世を訪ねていましたが、ジョージは家来に多忙であることを伝えさせてライオネルに会おうとしませんでした。

王位継承評議会でスピーチを行ったジョージ6世は吃音症が出てしまい、スピーチは散々な結果になってしまいました。

王室関係者もジョージ6世のスピーチを聞いてこれから先に不安を覚えずにはいられませんでした。

ジョージはライオネルの家を訪れて和解します。

何も知らずに帰宅してきたライオネルの妻は自宅にジョージ6世とエリザベス妃がいることに大いに驚いていました。

ヒットラー率いるナチスがイギリスに宣戦布告を行い、戦争が避けられない事態になります。

ジョージ6世はこれからイギリスが迎えるであろう困難に希望を見出せるようにスピーチを行う事になります。

ジョージ6世はスピーチが行われることを聞くとすぐにライオネルを呼ぶように家来に指示しました。

用意されたスピーチ原稿を持ってライオネルと特訓を行います。

言いにくい言葉を発音するコツ、歌にしてみて言い方を工夫したりと限られた時間の中で懸命に練習します。

エリザベス妃がやってきてスピーチの時間だと告げます。

ジョージ6世はチャーチルらに励まされながら、マイクが用意されている部屋へと歩いていきました。

全国民が耳を傾けるスピーチがいよいよスタートしました。

ライオネルはジョージ6世の正面に立ち、音を出さないようにジェスチャーでアドバイスを送り、鼓舞し続けました。

スピーチは成功するのか…?

感動の結末は本編をご覧ください。

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実話映画『英国王のスピーチ』感想・評価

映画『英国王のスピーチ』ですが、いろんなレビューを見ているとかなり評価が高い作品なのですが、実際に鑑賞してみて見事に泣いてしまい、評価通りの素晴らしい映画だと実感させられました。

脚色はあるとのことですが、これが実話なんて本当にすごいことだしこの事実を公表していることにも敬意を持たずにいられません。

そして出演者が全員本当に素晴らしいです。

ジョージ6世を演じたコリンファースもライオネルを演じたジェフリーラッシュをはじめ、他の出演者も皆さん本当に素晴らしくて心から拍手を送りたいです。

映画の世界に見事に惹きこんでくれました。

コリンファースの吃音症の演技がリアルすぎるのと、抱えている苦悩、怒りに変えてしまう弱さなどの表現が特に心を打ちます。

逃れらない苦難に立ち向かう姿は勇気をくれます。

ジェフリーラッシュのブレない信念もすごく心に響くのです。

個人的にはエリザベス妃を演じたヘレナボナムカーターが抜群に良かったです。

役柄がすごく良くて理想の女性と思ってしまうほどの魅力を放ってくれていました。

こう感じたのもヘレナボナムカーターの演技が素晴らしかったからだと思います。

チャーチルもよかったなぁ。

『英国王のスピーチ』はアカデミー賞を受賞するのも文句なく納得してしまう映画です。

感動と勇気を与えてくれる映画であると共に、「良質な映画を観たなぁ」という感想も持たせてくれます。

おすすめ映画です。ぜひ。

感想はぜひコメント欄に!

映画『英国王のスピーチ』

英国史上、もっとも内気な王。

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