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映画『ラプラスの魔女』あらすじキャスト評価 櫻井翔広瀬すず 東野圭吾原作

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映画『ラプラスの魔女』あらすじキャスト評価 櫻井翔広瀬すず 東野圭吾原作【概要・キャスト】

こんばんは、M&Oです。

今回のM&Oのおすすめ映画シリーズは『ラプラスの魔女』です。

映画『ラプラスの魔女』は東野圭吾さんによる長編小説を嵐の櫻井翔さんと広瀬すずすずさんが主演を務め映画化した作品です。福士蒼汰さんや玉木宏さんはじめ他にも豪華なキャストが顔を揃え、ストーリーもキャストも魅力的な傑作映画となっています。個人的にめちゃくちゃ面白かったです。

それでは『ラプラスの魔女』の映画紹介です。

 

映画『ラプラスの魔女』は2018年に公開された日本映画です。

上映時間は116分。

原作は東野圭吾の小説『ラプラスの魔女』。

監督は三池崇史監督『十三人の刺客』『スキヤキウエスタンジャンゴ』『藁の楯』『クローズZERO』『悪の教典』などを監督しています。

出演は

青江修介・・・櫻井翔

羽原円華・・・広瀬すず

甘粕謙人・・・福士蒼汰

奥西哲子・・・志田未来

水城千佐都・・・佐藤江梨子

桐宮玲・・・TAO

中岡祐二・・・玉木宏

武尾徹・・・高嶋政伸

羽原美奈・・・檀れい

羽原全太朗・・・リリーフランキー

甘粕才生・・・豊川悦司

ほか。

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映画『ラプラスの魔女』あらすじ

幼い女の子と母親が竜巻に襲われ民家の中に避難しています。母親の羽原美奈(檀れい)は娘を机の下に避難させて手を握ってやります。しかし竜巻の猛威はすさまじく美奈は竜巻に巻き込まれ帰らぬ人となってしまいます。娘は生き残りました。それから20年の月日が流れました。

大学で教授をしている青江修介(櫻井翔)はある事件の調査協力を依頼されてある温泉地を訪れていました。水城という男性が亡くった事件で、温泉から発生する硫化水素で人間を殺すことが可能かどうかを検証してほしいという依頼でした。亡くなった水城義郎は67歳で映画プロデューサーの仕事をしている男でした。妻の水城千佐都(佐藤江梨子)とこの温泉地を訪れていて、妻も千佐都はカメラを旅館に忘れてきたことに気が付き取りに帰ったところ、現場に戻ってくると夫の義郎が倒れてなくなっていたということでした。現場を見ている時にひとりの少女が紛れ込んできました。少女は「死体があったのはあそこ?」と聞きますが、捜査員は立ち入り禁止だから入ってはダメだと追い返しました。青江は不思議そうな顔でその少女が去っていくのを見つめていました。

死因の検証のために訪れた青江でしたが、確かに微量の硫化水素は発生しているものの人間を殺害するほどの硫化水素が発生し溜まっている場所を特定できず、水城の死は事故によるものだと結論を出しました。しかしそこに一人の男が他殺説を持ち掛けてきます。警視庁麻布北署の刑事である中岡祐二(玉木宏)でした。中岡は他殺の可能性はないかと青江に尋ねます。意図的に硫化水素を吸わせて殺害すとこが可能かと質問しました。中岡は義郎の妻の千佐都を疑っていました。義郎が死ぬことで義郎の遺産は千佐都に入ることになっていたからでした。しかし、青江は意図的に致死量の硫化水素をその場所でだけ意図的に吸い込ませることは不可能だと中岡に話しました。

中岡の推理を一蹴した青江でしたが、中岡は可能性を捨てきれず、青江の後をついてきて青江が宿泊している旅館までついてきます。もう少し詳しく話を聞きたいと追ってくる中岡を相手にせず自室に向かっていた青江でしたが、ロビーで一人の少女に目が留まります。事故現場にひょっこり現れた少女・羽原円華(広瀬すず)がロビーの椅子に座り雑誌を読んでいたのです。小さな子供がジュースを溢してしまいます。そのジュースはテーブルの上をつたっていきました。テーブルの上には円華のスマートフォンが置いてあったのですが、円華はこぼれたジュースに目をやると焦った様子もなく自分のスマートフォンを少しだけ元の場所からずらしました。するとこぼれたジュースは円華のずらしたスマートフォンの寸前で流れるのをやめて止まりました。青江はこの様子を見て驚いていました。

硫化水素で人が亡くなる事件が再び起こります。亡くなったのは俳優をしているという那須野吾郎39歳でした。那須野が亡くなったのは同じ温泉地ではあるものの水城が亡くなった場所からは遠く離れた場所でした。さすがに青江も不可解にも同じ場所で同じ死因の事件が起きたことで頭を悩ませます。事故の可能性が高いのですが、二つ目の事件のせいで事故以外の可能性も考えざるを得ない状態です。が、意図的であることはどうにも考えにくいのです。もしも故意的に殺人を行ったならば地形や風向きや風量などあらゆる知識が必要になり、さらに偶然も味方につけなくてはなりません。教授をしている青江ですら硫化水素の溜まる場所の予測もできなければ突き止めることもできていない状況です。

旅館に戻り自室で青江は一人でいろいろと想定して考えていました。すると部屋に物音が聞こえます。不審に思った青江が扉を開けるといきなり円華が現れます。しかし円華は何かに追われている様子でそそくさと姿を消します。すると今度は別のドアが開き黒いコートに身を包んだ武尾徹(高嶋政伸)と桐宮玲(TAO)が現れます。少女を見なかったかと訊かれた青江が返答に困っていると武尾は失礼と言って部屋に入り奥の部屋を開けます。窓からはシーツをつなぎ合わせたと思われる布が垂れ下がっていて、円華が脱出したとみた武尾と桐宮は後を追い出ていきます。青江は再び一人になり「なんなんだよ・・・」と言い部屋に戻ると平然と円華が座っていました。円華は部屋から脱出したと見せかけていたのでした。円華は青江に友達を探していると告げスマホで写真を見せます。そして事故現場に連れて行ってほしいと青江に頼んできました。青江は旅館のジュースの一件が印象に残っていて円華に協力することにします。明日の朝と言いかける青江を制して円華はすぐに向かう事を提案しました。

事故現場に到着した青江と円華。円華は現場の様子を見ながら「夏なら死ななかったのに」と呟きました。どうかんがえても特異な能力を持っている円華に青江は何者なのかと質問をぶつけます。円華は自分は「ラプラスの魔女」なのだと青江に告げました。ラプラスとは18世紀に活躍したフランスの数学者であるピエールシモンラプラスのことでした。ラプラスの悪魔を提唱している数学者でした。『ラプラスの悪魔』とは未来に起こることをすべて計算して予測し、何が起こるのかを読める能力のことで、緻密な計算によって予測をするもののはたから見れば超能力にしか見えないものでした。この力を持っている円華は自分を『ラプラスの魔女』と呼んでいたのでした。スマートフォンを少しずらしただけでジュースに濡れずに済んだのはこの能力によるものでした。スマートフォンの一件を目撃している青江はなにか恐ろしい感覚を覚えました。

一方刑事の中岡は今回の事件の被害者二人の共通点はないかと探っていました。すると水城がプロデューサーを務めた映画に那須野が端役で出演していたことに気が付きます。そしてその映画の監督を務めていたのは甘粕才生(豊川悦司)という鬼才の映画監督でした。被害者の共通点を見つけた中岡は青江の大学の研究室にやってきて、そのことを報告し、さらに映画監督である甘粕才生の書いているブログを見せました。ブログには才生の家庭事情などが赤裸々に綴られていました。

甘粕才生は妻と娘と息子を持っていました。しかし8年前に娘が自宅で硫化水素自殺を図り、妻はその時に亡くなってしまい、息子の甘粕謙人(福士蒼汰)は意識不明の状態に陥ってしまいました。一命を取り留めた謙人でしたが身体は動かない状態になってしまい、わずかに動かせる指だけで父親の才生と会話をするようになっていました。謙人には事故当時の記憶がないようでした。指先で文字を打つことができるようになりはした謙人でしたが、回復をしていくにつれて才生に対して冷たい態度をとるようになっていきます。才生は謙人にこの関係は嫌かと尋ねると謙人は指先で「どっちでもいい」とそっけない返答をしました。それから才生は謙人の元を訪れなくなりました。

被害者の水城義郎は当時借金に苦しんでいて、もてはやされていた甘粕才生に嫉妬して甘粕の家族を殺害したのではないか、そして甘粕才生は水城にその時の復讐を果たしたのではないかと中岡は推理しました。

甘粕才生のブログには息子の謙人の写真が載っていて、青江は見覚えを感じました。円華が探していると言っていた友人にそっくりでした。円華に電話をして確認を取ると円華は探している友人が甘粕謙人であることを認めました。

円華は青江をとある豪華な庭園に呼び出します。到着した青江は電話で円華に居場所を尋ねます。円華は庭園の橋の上にいました。円華はそのまま電話で青江に立ち位置を微妙にズレるように話します。言われたとおりにした青江に対し、円華はドライアイスを使って青江に気体を発射しました。気体は青江に向かって一直線に向かっていき青江を取り囲みました。青江は驚き「ありえない」と言葉を発しますが、現実に円華はそれをやってのけたのでした。気体はまるで円華に操られているようでした。

しかしそこに円華を追っていた武尾と桐宮とさらにその仲間が現れます。円華はつかまり青江も同行するように言われます。青江が連れて来られた場所は開明大学病院でした。青江はそこで脳神経外科医を務める円華の父親である羽原全太朗(リリーフランキー)を紹介されます。全太郎は硫化水素で重体となった謙人の手術を行った医者でもありました。

しかし手術を成功させた全太朗は数年後に謙人の様子を見ていて、目を見張る出来事が起きていることに気が付きました。青江はその時の映像を見させられます。謙人はサイコロを振っていますが、サイコロが止まる前にサイコロの目を言い当てていたのです。しかも百発百中でした。青江は予想だと表現しましたが全太朗はこれはサイコロが当たる場所や重力などを計算して出している予測だと説明しました。手術による思わぬ結果が出たことで、全太朗は国からもっとこのことについて研究を進めるようにと要請を受けていました。そして全太朗は研究を進めるべく、竜巻による事故で母親を目の前で亡くしている娘の円華に謙人と同じ手術を行ったのでした。円華が異常なまでの予測能力を持っていたのにはこういう背景がありました。手術を望んだのは円華自身だったという事でした。

全太郎はすべてを話すことによって青江にこれ以上円華に関わらないようにと暗に州国をしたつもりでしたが、事実を知った青江は悩みます。謙人に事件の時の記憶が実はあって水や那須野に復讐をしたのではないかと仮説を立てますが、全太郎はありえないとこの仮説を一蹴しました。そこへ刑事の中岡から青江に電話が入りました。

中岡は甘粕才生を見つけ出していました。しかし才生は精神疾患を患って施設に入っていました。一心不乱に絵コンテや脚本を描いているとのことでしたが、その映画はすでに完成している映画でした。精神が崩壊している才生にはとても犯行はできないだろうという結論に至りました。そうなると硫化水素の致死量が溜まる場所を予測できる謙人が怪しいということになります。

円華は母親の死をずっと心で悔いていました。竜巻の日、母親は帰ろうと円華に行ったのですが、円華はどうしても湖が見たいと言い、円華の願いを聞いて帰宅せずに湖に行き竜巻に巻き込まれたからでした。円華は過去に謙人と会っていました。バスを降りると見知らぬ謙人が円華に傘を差しだし、間に合わないから使ってと言ってバスに乗り込んでいったのです。すると少しして雨が降り出してきたのです。謙人のことが気になった円華は謙人と話すようになります。そして自分もその予測能力があれば母親を救えたのにと思うようになり、自ら手術を受けることを志願したのでした。

円華は逃げ出さないように見張っていた武尾を騙し抜け出します。青江を見つけ「教授の力が必要なの」と懇願します。その気になりかけた青江に円華は車のキーを渡します。「運転手かよ!」と思わず突っ込んだ青江でしたが、円華を連れて車で抜け出しました。逃走に成功した円華と青江。青江は考え事をして煮詰まると紙飛行機を作って飛ばすのだと説明しながら紙飛行機を降ります。円華は「ただの現実逃避じゃん」と言いながら青江から紙を奪い紙飛行機を折り飛ばしました。さすが円華の飛ばした紙飛行機はキレイな軌道を描きながら遠くまで失速することなく飛んでいきました。

円華は手術を受けた後に謙人とより話すようになっていました。いろいろな話をする中で乱流である竜巻は突発的なもので予測することは難しいと謙人は円華に話しました。夜の海で佇んでいた謙人と円華は月の光の中で出現した一筋の虹を見ていました。

青江に中岡から連絡が入ります。調査の結果、甘粕才生が書いていたブログが完全な嘘で作り話しであることが判明します。幸せな家庭に訪れた悲劇のように書かれていましたが、本当は妻は不倫をしていて離婚を考えていて娘は援助交際を行っていて、完全に家庭崩壊の状態に陥っていたのでした。犯人は甘粕才生かもしれないと疑いを強めます。そして謙人は真犯人を知っていて、自分の身を守るために父親の前で記憶を失った振りをしていたのではないかと考えました。青江の推測は的中します。

今回の被害者となった二人は甘粕一家の自殺事件の才生の共犯者でした。回復を果たした謙人は復讐を果たすべくこの共犯者たちを殺害しました。そして主犯である父親の才生にも復讐を果たすためにかつて撮影で使用されていた廃墟で才生と謙人は対峙します。才生はしばらくぶりに会う謙人に大人になったなと言いながら隠していた銃を取り出して銃口を向けました。謙人にはすでに考えがありました。ダウンバーストと呼ばれる気流の急激な吹きおろしが起きることを予測している謙人は廃墟ごと吹き飛ぶことをわかっていて父親と共に命を投げ捨てようと考えていました。

手がかりをつかんだ青江と円華はその廃墟へと急行していました。到着し車を降りた円華に帰るように言われた青江でしたが自分も行くと円華に同行しました。円華にもダウンバーストが起きることはわかっていました。建物の被害を最小限に抑えるために車で廃墟へと突っ込みます。これにより被害は最悪の状態よりかは軽減されました。謙人も無事で才生も建物の下敷きにはなりますが息をしていました。

この一件はニュースにもなりますが、単なる不運な事故として報道され謙人や円華の特異な能力に触れることはなく、事実は隠されていました。

そして数日後、青江が日常に戻って研究室で仕事をしていると、映画監督の甘粕才生が自殺したというニュースがテレビで流れます。何も知らない助手の奥西哲子(志田未来)は「私この監督好きだったのになぁ」と呟いていました。すると研究室の窓から一つの紙飛行機が入ってきます。青江が窓の向こうに目をやると円華が立っていました。青江は外に出て円華と歩きながら話します。円華は青江にお礼を言い、青江も円華なら正しく生きられると言葉を掛けました。

青江は円華に「君には未来が見えているのか?」と訊きます。円華は青江に対し「そうだとしたら知りたい?」と言うのでした。

映画『ラプラスの魔女』感想・評価

もちろん面白そうと思って映画『ラプラスの魔女』を鑑賞したのですが、想像以上に面白かったです。もう少し超常現象的な話かなと思って観たのですがよく考えたら東野圭吾さん原作なんですよね。そんなことはなく非常に緻密で重厚なストーリーでした。しかし本当にすごい知識量と発想力で東野圭吾さんってどれだけすごいんだという感じです。東野圭吾さんの小説で面白くなかったのってないですもん。今回の『ラプラスの魔女』も例外ではなく非常に面白かったです。最高に面白かったと言っていい映画でした。

そしてキャストの皆さんも恐ろしいぐらい豪華で魅力的でした。櫻井翔さんもしっかりと魅力的で人間味あふれる演技を魅せてくれていて、ちょっと風変わりな役柄の広瀬すずさんが活きるのは櫻井翔さんが一貫して「普通さ」を演じきってくれたおかげだと思います。

ラプラスの魔女を演じた広瀬すずさんですが、この女優にオファーがたくさん来るというのは本当に心の底から納得してしまいます。ここまでスクリーンでしっかりと絵になる女優って同年代ではまずいないと思います。元々の可愛さと綺麗さのポテンシャルが高い上に被写体としてここまで魅力的なのは奇跡と言っていいと思います。ここまでのクラスの若い女優さんはしばらく出てこないと思います。それぐらいこの『ラプラスの魔女』でも魅力的でした。

福士蒼汰さんも演技の幅が年々広がってきている印象で、今回の『ラプラスの魔女』でも難しい役どころを見事に演じてらっしゃいました。あれだけの端正な顔を持ちながらどこか素朴さも感じさせるのはこれもまた才能だと思います。どんどん魅力的になってきている印象です。

リリーフランキーさんは元々役者じゃないなんて考えたくないぐらい上手いです。この人は本当になんなんでしょうか。演技のレッスンとかやっている俳優が悲しくなるような演技を毎回見せてくれています。演技って本来こういうことなんだろうなと見るたびに思うのですが、リリーフランキーさんがやっている演技ってできないんですよねぇ。役者から嫉妬されている存在だと思います。

玉木宏さんも安定感抜群で素晴らしかったです。癖のある喋り方が僕は若干ツボなので『ラプラスの魔女』でもちょっと笑ってしまいました(笑)好きな俳優の一人なのです。

豊川悦司さんも言うまでもなく素晴らしく、高嶋政伸さんはよくこれだけの出番で出てくれたなって感じでしたし、とにかく豪華キャストが見応えのある演技を披露してくれていてかなり楽しめました。

間違いなくおすすめ映画です。ぜひ。

映画『ラプラスの魔女』

凶器は知性 動機は愛 殺人を証明せよ

 

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                               M&O