THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。独自の視点でエンターテインメントの表と裏を綴ります。

松木安太郎というブランドを作り上げた松木安太郎の解説

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松木安太郎というブランドを作り上げた松木安太郎の解説

おはようございます、M&Oです。

今回はサッカー日本代表の試合について書いていきたいと思います。ただ試合についてとかこれからの日本サッカーについてとかそういった話ではありません。今回はサッカー解説者の松木安太郎さんについて書いていきたいと思います。

ここ最近めっきりサッカーの試合をテレビ観戦しなくなったM&Oなのですが、テレビ観戦というかスタジアムに足を運んだりもしていません。結果などは一応確認はしますが昔ほど試合を観なくなってしまっていて、理由としては自分にとってスター選手であったりカリスマ性を感じる選手がいなくなってしまったということが大きな要因だと思います。中田英寿さんや川口能活さんや小野伸二さんの世代に興奮していた世代なので、完全に過去を美化してしまっている良くない例であることは自覚しています。唯一久保建英選手はとっても気になってはいます。久保建英選手が出るかなという事で先日の日本代表のタジキスタン戦をかなり久しぶりにテレビ観戦したのですが、解説が松木安太郎さんだったのです。書き忘れましたが僕は学生時代はサッカーの思い出しかないというぐらいサッカー漬けの日々を送っていまして、その時代はもちろんサッカーをテレビでもいつも見ていましたしスタジアムに足を運んで観戦していました。そしてその頃から松木安太郎さんの解説は非常に個性的でユーモアに溢れたものでした。

そもそも僕の松木安太郎さんの印象はさすがに現役時代は見ていませんが、ヴェルディ川崎の監督というイメージが根強く残っていまして、しかもその頃のヴェルディ川崎はまさに黄金時代で横浜マリノスのファンだった自分としてはどちらかと言うと憎い存在でした。しかし解説者として活躍しだした松木安太郎さんの解説を聞いていて「なんて愛すべき人なんだ!」と印象がガラリと変わり、憎い存在から一気に大好きな人物となったのです。

セルジオ越後さんと共に放送席に座った時にはもう誰も手が付けられない状態になってしまうというか、本当に無法地帯になってしまう感じでした(笑)完全に自分の感じたことや思ったことをそのまま言葉にしてしまう感じで、聞いていて心地よくもあり心配になる時もあり、でも大いに笑わせてくれるという感じなのです。そしてそんな破天荒な解説を繰り広げる松木安太郎さんは自ら松木安太郎というブランドを築き上げていきました。これってよく考えると本当にすごいことだと思うのです。

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解説者の概念をぶっ壊した松木安太郎

解説者のイメージって人それぞれだとは思いますが、ある程度同じようなイメージを持っていると思うのです。そのスポーツに精通していてどうしてこういうプレーになったとかこういった理由で今のプレーは生まれたんじゃないかとか、素人が観ていて理解に苦しむ場面などわかりやすく解説してくれる、そんな役割が大前提としてあると思います。中山雅史さんなんかは現役時代はもちろん今でもバラエティ番組に出ると変わらずに旺盛なサービス精神で明るく場を盛り上げてくれていますが、解説になると結構真面目にその役割を果たす人で、もちろんこれはこれで素晴らしいというかあるべき姿なのだと思います。それに対して松木安太郎さんはもはやそういった役割を求められていないような気すらするのです。

一昔前から松木安太郎さんの解説はセルジオ越後さんと共に放送席にいた時を皮切りにネタ化している部分がかなりありました。今でも動画がかなり出てくるんじゃないかと思います。もう感情のままに喋ってしまうんですよね。家のリビングで試合を観ている感じで熱くなって喋っているので、聞いているこっちとしては面白くて仕方ないのです。ちょっと危ない場面になると「おい!!」といきなり大きい声を出すのは日常茶飯事で、有名な言葉としては不可解な判定が続いた試合などでは怒りを露にして「これなんすか?なんすかこれ?これなんすか?」と明らかに不機嫌モードになったりと、もうやりたい放題なのです。

そして松木安太郎さんのもう一つの大きな特徴が自分で言って自分で笑って完結するという特徴です。先日のタジキスタン戦でもユニフォームを破られてしまった吉田麻也選手を見て「完全にVネックみたいになっちゃってますよ。へへへっ」と笑っていて、実況の人もまったくそれを拾わないのでそこで終了になってしまっていました。ちなみに実況の人は間違っていなくてむしろ正解だと思います。そして少し時間が経過して吉田麻也選手が映し出されると確かにユニフォームが破れてVネックみたいになっていて松木安太郎さんのコメントは言いえて然りなのですが、松木安太郎さんは再び得意げに「ほらっ、Vネックみたいでしょ!へへへ」と笑っていて、そして実況の人はこれにまた触れずで、僕は一人で「もうなんなんだこれ(笑)」と思いながら一人で笑ってしまいました。中山雅史さんどんな顔してたんだろうって気になってしまいました。その他にも試合中に「おお!ラッキー!」と言っていたり、たぶん僕も含めて多くの人が麻痺してしまっていると思うのですが、解説者が「ラッキー!」なんて普通言わないですからね(笑)もう本当に松木安太郎さん最高です。

純粋にここまで解説者として個性を発揮してブランドを築き上げてしまった松木安太郎さんはすごいと思います。最近はあまり見なくなってしまったサッカーですが、松木安太郎さんが解説なら見たいなと改めて思ってしまいました。そう思わせる松木安太郎さんって僕は本当にすごいと思います。

                                 M&O