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オーディションに受からなくて仕事がない時の俳優の心境

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オーディションに受からなくて仕事がない時の俳優の心境

こんばんは、M&Oです。

今回はM&Oの質問コーナーに寄せられたご質問にお答えしていきたいと思います。

前回の続きとなります。hatihattiさんから頂いたご質問がこちら。

『M &Oさんこんにちは!久しぶりに質問させていただきます!
いろいろ知りたすぎてたくさんなのですが…すみません!

まだまだ芸能界に所属するというのが、どういう感じなのか想像がつきません。まず、その人自身についてお聞きしたいです。(人それぞれとは思うのですが…!)

仕事がないときは、落ち込んでしまうのと、気合いが入るのとはどちらが多いのでしょうか?』

このご質問を頂きまして、前回は『オーディションも仕事もない時期に何を思いどう過ごすか』について書かせて頂いたのですが、

www.myprivatecomedy.net

今回は『オーディションはあるけれど全然受からなくて仕事がない時に何を思いどう過ごすか』について書かせて頂きます。ご質問ありがとうございます!

オーディションがなくて仕事もない時期というのはかなりきつくモチベーションを保つのが非常に難しいという事を前回書きましたが、オーディションにはそれなりに行かせて頂いていても全然仕事が決まらなくて結局仕事がない時期というのもはっきり言ってかなり辛いです。

もちろんオーディションにすら行けてない状態に比べれば役者として前進していることに間違いないのですが、特に活動をスタートしたばかりの頃はまさかこんなに受からないとは・・・と思っている人はかなり少ないので突きつけられる現実に愕然とする人も少なくないです。それぐらいオーディションというものは受からないのです。芸能事務所に所属して最初の頃は、現在も変わらないとは思うのですがCMのオーディションに行く機会が圧倒的に多いです。映画やテレビドラマのオーディションにいきなり行けるというのは事務所の力がそれなりに大きくないと難しいのです。舞台やミュージカルに関しても比較的駆け出しの役者もオーディションに行きやすいですが、ハイレベルな作品のオーディションにはまず参加できないと思います。芸歴も何もなくどれぐらい演技が出来るかもわからない未知数な人間を時間を割いてオーディションで見るよりもある程度のレベルに達している人を役柄に合うかどうかで見て行った方が効率がいいので、選ぶ方の立場になればそれも当たり前のことだと思います。ある程度の品質保証がされている人たちを見たいということです。実際活動を始めたばかりの役者はよほどのセンスがない限り演技も未熟な場合がほとんどなので。

そうなると一番オーディションに呼んでもらいやすいのがCMになるのです。演技が未熟でもイメージ合えば起用されることもあり得るのがCMなので、芸歴のない人間には芸歴を積みいい機会ですし、頻繁に流れるCMが決まれば一気に顔も広まるのでお金の面を考えてもかなりいい仕事と言えます。ただCMに関してはいくらお芝居ができてもイケメンでも美少女だろうとイメージに合わなければ決まらないという特徴が他の仕事よりも強いです。オーディションに行くということは書類審査に通って呼ばれるということなのですが、写真の時点でイメージに合うかをある程度は判断してくれてはいるのですが、やはり会ってみて感じるイメージとはまた違うものなので、オーディション会場に行ってみて周りの俳優たちの感じを見て「あれ?俺絶対受からないでしょ、何で呼ばれたんだろう」なんて思ってしまうこともあります。自分でそんなことを決めつけてはいけないのですが、やはり思ってしまうものです。

今売れている人たちも思いで話として話しているのを多く見かけますが、本当にかなりの数のオーディションにみなさん落ちまくっています。どんな天才でも、どんな光り輝いている人でもすべてのオーディションに受かっている人はいないと思います。

オーディションと就職活動は似ている

僕は就職活動をしたことがないのでイメージや聞いてきた話を参考に書きますが、就職活動と非常に似ていると思います。氷河期と言われていた時代、僕の周りの就職活動をしている人たちは完全に病んでいました。受けても受けても内定がもらえずに最終的には『どこでもいい』という気持ちになり興味のない仕事に就職していく人がたくさんいました。ほとんどの人が数年後に転職していましたが。オーディションもまさにそんな感じです。受けては落ちてを繰り返しその度に自分を否定された気分になり、また結果を出さないとというプレッシャーにも襲われます。オーディションはもちろんギャラがでないので時間と交通費だけを費やして結果がついてこない状況に落ち込む一方になります。このタイミングで俳優を辞めていく人がかなり多いです。『自分にはきっと向いていないんだろう』と思って辞めていくわけですが、個人的には全然いいと思います。もしかしたら辞めた方が幸せを感じられる人生を送れるかもしれないですし。それでも自分は役者しかないんだと思う人がきっと残っているのだと思います。そしてそう思って続ける人たちもいろんな種類の人間がいて、現状を打破するためにどうしたいいいかを試行錯誤する人や、自分は悪くない選ばない方が悪いと開き直る人など様々なわけですが、これに関しては何が正しいというのははっきり言ってないと思います。日本人的な考えだと、寝る間を惜しん努力することが正義となるのだと思いますが、それももちろんなのですが、妙に自分に根拠のない自信を持っているブレない人の方がうまくいったりもするのです。正解がわからないからこそ非常に難しい世界なのです。

『ああ、もうどうでもいいや』と思ってオーディションを受けに行くと肩の力が抜けていて受かるなんてこともたくさんあるわけです。

不安になったり自己否定をしてしまうことは仕方ないとは思うのですが、こういった時期は少し気楽に考えてもいいのかなと思います。ただやるべきことはやらないとダメなのでそのバランスが難しいのですが・・・。受けていくうちにだんだんとオーディションのコツみたいなものがわかってくるので、そうなると勝率も上がってくるのではと思います。実際僕も先輩俳優にアドバイスされてかた一気に決まるようになったので。

自己否定をどうしてもしてしまう時期だと思いますが、それは自分だけでなくみんなそうで、その後どう動くかが大切になってくるのではと思います。

                                 M&O

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