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映画『デッドマンウォーキング』あらすじキャスト評価 ショーンペン映画

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映画『デッドマンウォーキング』概要・キャスト

こんばんは、M&Oです。

今回のM&Oの絶対おすすめ映画は『デッドマンウォーキング』です。

監督をティムロビンスが務め、主演にショーンペン、そしてスーザンサランドンを起用した『デッドマンウォーキング』は昔にかなり有名だった映画という印象なのですが、ここ何年かはめっきり話題に出なくなった映画という印象でして・・・。しかし『デッドマンウォーキング』は不朽の名作と言っても過言ではない映画だと思いますし、これからも語り継がれる映画であるべきだと思うので、多くの人に知ってもらえればという思いから今回紹介させて頂きます。

それでは『デッドマンウォーキング』の映画紹介です。

映画『デッドマンウォーキング』は1996年に日本公開されたアメリカ・イギリス映画です。

上映時間は122分。

原作は死刑廃止論者の修道女ヘレンプレジャンによるノンフィクション作品である『デッドマンウォーキング』です。

監督はティムロビンス。俳優としての活躍で世界で有名なティムロビンスです。俳優としては『ショーシャンクの空に』や『ミスティックリバー』などが有名。

出演は

シスターヘレンプレイジェーン・・・スーザンサランドン

マシューポンスレット・・・ショーンペン

ヒルトンバーバー・・・ロバートプロスキー

アールデラクロア・・・レイモンドJバリー

クライドパーシー・・・Rリーアーメイ

ファーリー牧師・・・スコットウィルソン

ほか。

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映画『デッドマンウォーキング』あらすじ

黒人が多く住む地域の教会のシスターであるシスターヘレンプレイジェーン(スーザンサランドン)は死刑廃止論者でした。そんなヘレンの元に一通の手紙が届きます。

手紙を送ってきたのは死刑囚のマシューポンスレット(ショーンペン)という男でした。ヘレンはマシューと文通をするようになり手紙のやりとりをしていました。やがてマシューはヘレンに会いたいと希望を出し、ヘレンはマシューの希望を叶えるべくマシューが収監されている刑務所に赴くことにします。

ヘレンはマシューに会う前にマシューの罪状を刑務所に勤める人間に尋ねました。マシューは若いカップルを襲い、女性を襲った後にその女性を刺殺した罪で捕えられていました。悪人と呼ばれるにふさわしい罪状でした。

刑務所を訪れることはヘレンにとって初めての経験でした。少年院には行ったことのあるヘレンでしたが、刑務所はまったく違った空気をまとっている場所でした。ヘレンは初めて手紙をやり取りしていたマシューと会います。マシューは自分のことをヘレンに話します。逮捕されたきっかけはマシューの妻が通報したことだったことなどを話します。マシューには奥さんもいれば子供もいるとのことでした。そしてマシューはヘレンに対してある言葉を投げかけました。「自分は殺していない。無実だ」と。

マシューは上訴することを考えていて、その協力をヘレンに頼みます。ヘレンが頼まれたのはマシューが必要としている書類の提出と弁護士探しでした。この面会でヘレンはマシューに対して説教をすることがなったくなく、協会の人間はすぐに説教をするという印象を持っていたマシューはヘレンを気に入ります。

マシューの罪状が詳しく書かれている書類をヘレンは熟読します。マシューは6年前に事件を起こしていました。犯行はマシューの単独ではなく二人組で行われていて、事件発覚後マシューともう一人は互いに自分だけが助かろうと画策しますが、マシューと共に犯行に及んだ男の弁護士が有能で、その男は無期懲役となりマシューだけに死刑の判決が下されたのでした。弁護士の力量が判決を左右したと考えられる内容でした。

ヘレンの元にマシューの死刑執行日が決定したとの連絡が入ります。ヘレンは乗り気ではなかった弁護士のヒルトンバーバー(ロバートプロスキー)を説き伏せ、なんとかマシューと面会させました。まずやるべきことは特赦審問会でマシューの人間性に良い印象を与えることでした。母親の出廷が必要ということになりますが、マシューは母親を出廷させることを拒みます。しかしどうしても母親の出廷が必要と考えたヘレンはマシューの母親の元へと向かいます。マシューは凶悪事件の犯人となっている状態です。母親は世間からの強い風当たりを受けて生活していました。ヘレンはマシューのために出廷してくれるようマシューの母親と話をしました。

特赦審問会にマシューの母親は出廷しました。そしてマシューが幼い頃から貧しくいい環境で育つことができなかったことを泣きながら訴えました。さらに弁護士のヒルトンは6年前の事件の裁判の不平等さを訴えました。マシューにとって明らかに不利だったことを訴えたのでした。

特赦審問会の決定を待っている時に、ヘレンは被害者の遺族と会いました。ヘレンは被害者の遺族から凶悪犯の味方をする人間として痛烈に非難されます。そして特赦審問会の決定が出ます。マシューの申請は却下され、予定通りマシューの死刑は一週間後に執行されるという結果が出ました。

この決定を受けてマシューはカウンセラーにヘレンを指名しました。弁護士のヒルトンはまだ手はあると考えていましたが、マシューの死刑執行の日を延ばすにはもはや知事の力を借りることぐらいでした。マシューのカウンセラーをヘレンは引き受けます。死刑囚のカウンセラーとは死刑が執行されるまでの間、毎日数時間寄り添って話をして、死刑当日にはずっと一緒にいて精神状態の助けになるという役割です。どんな人間も迫る死に対して平静を保つことは困難極まりない事です。

ヘレンは被害者の男性の父親を訪ねました。思い出話を聞くヘレン。さらに思い出がある自宅に住み続けるのは苦しいと話す被害者の父親の話を聞いて胸を痛めます。

実は死刑手のカウンセラーを女性が務めるのはヘレンが初めてでした。死刑囚の不安をできる限り和らげることももちろんですが、自分の犯した罪を向き合い償いの気持ちを持たせることも必要な役割で、未経験者には困難な役割でもありました。しかしヘレンはこれを神様が自分に与えた試練と捉え、マシューのカウンセラーを精一杯勤めようと決心します。

ヘレンはマシューと話をします。ヘレンは死刑撤廃のデモにも参加しました。そして神に祈りを捧げるのでした。

しかしマシューの様子が少しづつ変わってきます。世間ではマシューのことを極悪人、モンスターと揶揄していましたが、まるでマシューは自らそうなるような振る舞いを始めたのでした。

死刑執行まで残り3日となります。マシューは死刑を逃れようと自分を嘘発見器を使って調べるように要請します。マシューは刑務所から出て処刑所へと輸送されました。ヘレンはマシューに聖書のこの章を読むようにと勧めます。すると突然ベルがなりマシューが連れて行かれます。ヘレンはその場で待っているようにと指示を受けました。

ヘレンはマシューを待っている間に突然倒れてしまいます。医務室へと運ばれたヘレンでしたが、飲まず食わずのために貧血になっていて倒れてしまったとのことで大事には至りませんでした。処刑所内は飲食が禁止なのでヘレンは長い時間なにも口に入れていない状態だったのです。ヘレンはマシューの帰りを待って再びマシューと会う事を希望しましたが、身体のこともありその日は帰るように指示され処刑所を後にしました。翌日ヘレンと会ったマシューはひどく怒っていました。戻ってきてヘレンがいなかったことで大きな不安に襲われたとのことでした。マシューは連れていかれた際で身長や内住の測定をやらされたとのことでした。怒っていたマシューでしたがヘレンの身体を心配もしていました。

マシューは近づく死によって自分に残された時間の少なさを実感していました。眠る時間ももったいないと考えてしまうとヘレンに話します。しかしマシューの元に嘘発見器で調べてもらえるという情報が入ります。マシューは無実を証明する最後のチャンスだとこのチャンスにやる気を見せていました。

ヘレンは死と直面した時に被害者の二人に対してどう思っているかが需要だとマシューに話します。ヘレンは死刑執行を延ばすために弁護士のヒルトンと共に知事の元を訪ねますが、要請は受け入れてもらえず徒労に終わりました。残された希望は上訴審だけでした。

ついにマシューは死刑当日の日を迎えました。ヘレンは朝からマシューと一緒に過ごします。マシューは前の晩に死というものに直面してずっと考えていたとヘレンに話しました。死刑の時までどんな風に過ごしたいかヘレンはマシューに問いかけました。マシューはヘレンに対して、ずっとそばにいて欲しい、一人にしないでほしいと懇願したのでした。マシューは嘘発見器の調査を受けます。その間にヘレンは上訴審がどうなっているかの状況を聞きますが、まだ結論が出ていないとのことでした。マシューはその後、家族と最後の時間を過ごしたのでした。

家族との別れの時、マシュー泣く母親に向かって、自分は泣くのをなんとかこらえながら母親に泣かないようにと言います。母親の出廷を拒んだりマシューは母親への思いやりを最後まで持ち続けていました。最後の食事の最中にマシューの臨んだ嘘発見器の結果が出ますが、死を目前とした緊張状態であることから判断材料にはならないという結果が出ます。マシューは目前に死が迫っても事件当夜の詳しいことをヘレンには話したがりませんでした。

死刑まで残り数時間となったところでヘレンに上訴審に知らせが入ります。結果は却下でした。これでマシューの死刑は完全に決定してしまったことになります。ヘレンは耐え切れなくなり一人トイレへと駆け込みました。そしてマシューのことを神様にひたすら祈りました。「彼に勇気を。我々に勇気を。」と唱え続けました。

死刑執行まで残り30分となり、マシューは家族と電話をしています。マシューの目からは涙がこぼれていました。マシューはヘレンに聖書を差し出しました。聖書にはマシューは自分の命を失う時間を記していました。

マシューは突然、ヘレンに対して泣きながら告白を始めました。カップルの男の方は自分が殺害したこと、しかし女性の方は自分が殺害したのではないと。さらにマシューは昨晩被害者の二人に対して祈りを捧げたこともヘレンに話しました。告白し懺悔をしたマシューに対してヘレンは歌を歌って聞かせました。

いよいよその時がやってきました。マシューはできる限り毅然として処刑の場へと向かいます。ヘレンはマシューの肩に手を置いて寄り添っていました。

マシューは最後の言葉に被害者と被害者遺族に対しての謝罪を口にしました。ヘレンに対して感謝の気持ちを込めて愛していると告げます。そして止まらない震えの中でマシューの死刑は執行されマシューは息を引き取りました。

映画『デッドマンウォーキング』感想・評価

観終わった後に非常に重たい気持ちになります。でも観てよかったと心から思える映画です。人間というものを克明に描いている作品だと思いますし、いろいろと考えさせられる映画でもあります。死というものに対してもこの映画を観るとこれまで以上に考えさせられてしまいます。そしてもちろん大きな感動を与えてくれる映画です。

スーザンサランドンはこの『デッドマンウォーキング』で数々の賞を受賞していますが、それも納得の演技でショーンペン演じるマシューを包み込んでいます。しかしその中にもしっかりと弱さがあることも表現していて本当に圧巻の演技を魅せてくれています。僕は映画『依頼人』からスーザンサランドンは好きな女優なのですが、本当にこの人の包容力は素晴らしいと毎回感じていて、きっと素のスーザンサランドンもとてもあたたかくていい人なんだろうなと思わずにはいられないのです。

そしてショーンペンですが、個人的にはこの『デッドマンウォーキング』のショーンペンの演技がショーンペンの出演作の中で一位かもしれません。それぐらい圧倒的な演技を見せてくれます。時間の経過と共に変化していくマシューの様子が痛々しく観ていて無性に辛くなるのはショーンペンの演技が素晴らしいからだと思います。

ティムロビンスも少ない監督作の中でこんな名作を撮ってしまうのだから本当にスゴイと思います。

もうキャッチコピーを観ただけでも涙腺が緩んでしまう映画です。おすすめ映画です。ぜひ。

映画『デッドマンウォーキング』

その瞬間、誰よりもあなたは人間の顔をしていた。

 

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