THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。独自の視点でエンターテインメントの表と裏を綴ります。

役者に悩みと不安はつきもの

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役者は悩みと不安はつきもの

こんばんは、M&Oです。

今回は『役者が抱える悩み』について書いていきたいと思います。

これは役者に限った事ではないと思うのですが、役者をやっている人間は特に悩みを抱えている場合が多いので、その現場について書いていきたいと思います。

役者をやっている人間が悩んだり不安を感じたりするもので一番多いのは『将来に対する不安』だと思います。アルバイトをしながらオーディションを受けて、なかなかオーディションに受かることが出来ず、やっと受かったオーディションは単発の仕事でそれからもまたオーディションの日々が続き、週5日もアルバイトをしていれば何が本業だかもわからなくなり、『このままこの生活を続けて将来大丈夫だろうか』と不安になるのも当然かと思います。そして周りの同年代と自分を比べてしまうとより一層不安になることと思います。自分の周りの会社員として働き家庭を築いている友人や知人を見て、焦りや不安をより一層募らせます。周囲から『いいよなぁ。好きなことやれて。』と言われて悦に入っていられるのは20代後半までで、それ以降は結果を出せずに続けているアルバイト生活の現状から、昔の友人の集まりなどにも顔を出しづらくなるなんて事もあるかと思います。役者の仕事がなかなかない人の多くがこういった悩みを抱えていることと思います。そして『売れれば不安はなくなる』という錯覚に陥る人も少なくありません。ある程度役者の仕事ができるようになり、ギリギリだけど生活できるようになる、そんな状態にまずはなりたいと願い、さらに誰もが顔と名前を知っている役者になれば不安など微塵も感じることなくきっと楽しい日々が待っている。そんな事を思っている人も多いのではないかと思います。

しかしそんな事は全くないのが現実です。僕は誰もが顔と名前を知っている役者にはなれていませんが、生活できるようにはなっていました。そこで不安が全くなくなったかと言えばそんな事は全然なくて、今度は『いつ途切れるか』という怖さを持つようになります。とは言ってもそこまで常に深刻に考えているわけではなく、たま〜にそう言った不安感に襲われることがあると言うぐらいでしたが。ただこれは僕が楽観的というか能天気なだけだからかもしれません。生活するためにはもちろんお金が必要なわけですが、ギャラの支払いというのは仕事をした日の翌月末に支払われると決まっているなんて事は全くなく、大体3ヶ月後ぐらいが一般的ですが、これはあくまで目安で支払いが遅い会社はもっと遅いこともザラにあります。アルバイトや会社の給料のように働いた翌月にもらえるというわけではありません。そうなるともちろん計算通りには事は進まなくなります。お金の計算がしっかりできる人や人生設計がしっかりできる人と言うのは、個人的には役者には向かないんじゃないかなぁと思います。たぶん自分のめちゃくちゃな生活に不安で頭がおかしくなるのではないかと思います(笑)僕も開き直るという術を覚えるまでは不安で仕方ない時期がやはりありました。しかし開き直ってからはまったくと言っていいほどそういった不安はなくなりました。別にこれがいい方法だとは思いませんが・・・。

誰もが顔や名前を知っているいるほど売れている俳優の気持ちは経験していないのでリアルにはわかりませんが、結局不安は付きまとうものだと思います。そしてさらにこれまでとは違った不安がのしかかってくるのではないかと思います。視聴率だとか興行成績だとか舞台の集客とか、そしてもちろん期待以上の演技をしなくてはいけないプレッシャーが常にのしかかるわけです。責任というものが売れれば売れるほどどんどん雪だるま式に増していくと思いますし、飽きられたり評価が下がればすぐにお払い箱になってしまうわけですから・・・。一昔前にたくさん目にしていた役者が今では全く見掛けないなんてことはあまりにもよくある話です。

役者の仕事をもらえるようになっても続けるには好きだけでは難しく感じる時が来ると思います。プレッシャーを楽しむことを覚えられた人が、第一線に残り続けているのではないかと思います。後はマンネリなども大きな問題だと思いますが、今回は悩みや不安についてなのであまり触れません。

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ここまでいったら安泰という段階はない

自分の観たことない世界というのはどうしてもかなり美化してしまうものだと思います。『売れれば・・・』という思いで描いている輝かしい世界は幻想でしかないと思います。売れたら今度は『売れ続けなければ・・・』という思いに変わるだけです。

そして早くからこういう意識をなくしている役者の人達が、結局残っているのではないかとも思います。自分の信念を持って役者として生きている人たちが、周りに惑わされたり流されたりしないことで結果的に確固たる地位を築いているのではないかと思います。同業者もそうですが、世間の周りの人たちとも自分を比べたりしないことが大切なんじゃないかと思います。一般的な幸せとされるあたたかい家庭を築いたりとかを求めてもいいですが、あれもこれもと望んでいたらやはり自分が一番欲しているものも遠ざかるのではないかと思います。何が自分にとって一番幸せで楽しいかを考えることが、不安や悩みを吹き飛ばす一つの方法なのではないかと思います。

www.myprivatecomedy.net

                                  M&O

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