THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。独自の視点でエンターテインメントの表と裏を綴ります。

芸能人というカテゴリーがオワコンになる

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 follow us in feedly

スターを作り出せなくなった実情

こんばんは、M&Oです。

今回は『芸能人とテレビ』について書いていきたいと思います。

昭和の終わりから現在に至るまで、いわゆる『芸能人』というものは価値がどんどん下がってきているように思います。インターネットが普及して一気にその傾向が加速した印象ですが、仕掛ける側の人間が国民を操作できなくなってきたのが大きな要因だと思います。

黒夢の『後遺症』という歌にもありますが、『誰だって金を使えば使うほど有名になる』という形がかなり崩れてきていると感じます。もちろんまだまだ脈々とその流れは続いていて、資金が潤沢にある芸能事務所が売り出したい新人がいる場合などは今でもそれが顕著に見えます。しかし確実に以前よりもその方法が簡単ではなくなっていると思います。

今まで一般の方々に知られていなかった裏の部分や内情がネットによって知れ渡り、興ざめしてしまうといったことが増えたことが大きいと思います。

『ゴリ押し』『バーター』などといった言葉は一昔前であれば一般人は知らない言葉でしたし、耳にしたとしても意味がわからない言葉だったと思います。

それが今ではほとんどの人が知っている言葉になり、ネットニュースでも普通によく見かけるし、芸能人自身もテレビなどで自ら発言する言葉となっています。

さらに俳優やタレントの所属事務所がどこかということも知っている人が増えています。それによりバーターであったりゴリ押しできる力を持っていたりなどがわかるようになってきてしまっています。

以前であれば芸能界に入りたいという思いを持っていない人であれば、吉本興業ジャニーズ事務所など本当に有名な芸能事務所の名前しか知らなかったのではないかと思います。

いろいろな内情を一般の人たちが知ることにより、『芸能人は特別な人達』という考えがどんどん薄れていっているように感じます。もちろん元々芸能人は特別な人間ではなくなんら変わらない人間なわけですが、芸能人を羨望の眼差しで見るように作り上げた方がいわゆる『スター』となるわけで、手の届かないような存在に作り上げることが意図的に出来ていたと思います。

主な媒体はテレビと雑誌だったわけですが、情報が他から入手できない状態であれば、この2つを駆使すれば容易にタレントを売り出すことができていたのではないかと思います。芸能人だけでなく流行も作り上げられていたと思います。

安易な例えを出すとメンズノンノで『この冬は〜〜コートが熱い!』みたいな特集を大々的に組めば、もうそれに飛びついてしまう人がたくさんいた時代です。

ただ全盛期の木村拓哉さんぐらいのスターになると、スターの要素を持っていなければあそこまでの人気ぶりはあり得なかったと思うので、木村拓哉さんは非常に稀な存在だと思います。髪型や服装をあそこまで真似された人ってたぶんいないんじゃないでしょうか。

話しを戻しますが、現在はテレビや雑誌の持つ影響力が確実に落ちてきています。特に雑誌に関してはかなりの苦戦を強いられているのではと思います。

テレビのワイドショーや週刊誌なども、少しでも嘘の報道をすれば、すぐに当事者がSNSなどを使って否定できるようになりました。昔であれば否定する場もなければ、裁判するのも面倒だからいいやと流していたことが、気軽に『これはまったく違う!』と発信できるようになっています。そしてこういったことが起これば起こるほど、テレビや雑誌は信頼を失っていってしまいます。ネット上にも嘘の情報は無限にありますが・・・。

しかし逆にSNSなどにより、芸能人のプライベートが可視化できるようなってしまい、謎めいている部分や想像で楽しめていた部分がなくなっていて、この形ではなかなかスターは生まれにくいのではと思います。特別な存在ではどんどんなくなってしまうと思います。しかし、時代はそれを望んでいるようにも感じますし、セレブリティさよりも庶民的な方が好感度が上がって人気が出るという風潮も感じるので、時代に合ったベストな形なのかもしれません。ただだからこそ昔のような『スター』が生まれていないのではと思います。

さらにツイキャスYouTubeでの活躍が目覚まし人が本当に増えてきていて、こうなってくると芸能人の立場はどんどん危うくなってきているように感じるのです。

f:id:myprivatecomedy:20190811005116p:image

インターネットの世界で活躍している人たちの人気が凄まじい

最近になってYouTubeライブやツイキャスを見始めているM&Oですが、

www.myprivatecomedy.net

噂には聞いていたものの実際に見てみると正直面白いのです。そして多くの配信者がいて、さらにリスナーというか観ている人たちの人数の多さに素直に驚かされました。

僕自身ハマってしまって観ているチャンネルがいくつかあるのですが、正直面白いのです。テレビを見る時間が確実に減っているのです。元々録画していたのを観るタイプなのでそんなに観る方じゃないということもありますが・・・。僕はまだままだツイキャスなどの配信者で誰かのファンということはないのですが、熱心なファンがたくさんいるんですよね。

そして何より大きいのが完全に実力主義ということです。人気のあるないは露骨に数字に表れますし、面白ければ人気があるし、つまらなければ全然視聴者がいないという惨劇になります。トーク力も必要ですし企画の発想もセンスが非常にモノを言う世界だと思います。人気がある人だと配信を始めたら万単位の人間を集めることができている人たちがいるのです。今すでに大きくなっているこの流れがこれからさらに大きくなることはほぼ間違いないと思います。芸能人よりも配信者に夢中になるという人が増えてきてもおかしくないと思います。すぐにはないかもしれませんが、テレビとネットの立場が完全に逆転するということも大いにあり得ると思います。かなり前から子供たちがユーチューバーに憧れているということも話題になってきているぐらいです。憧れの対象がネットの配信者になってきていて、その世代がもっと成長したら・・・芸能人に憧れる人というのは確実に減ってくる流れになるのではと思うのです。

テレビ業界もネットと絡める形を取ってきていますが、その中にいる芸能人はこの先どうなっていくのか。芸能人が商品を宣伝するよりも配信者に商品を宣伝してもらった方が効果が絶大になるとしたら・・・。

ドラマや映画がなくなることはないので俳優という職業は比較的安泰だとは思いますが・・・。この先まだまだ大きな変革がありそうですね。

                             M&O