THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。独自の視点でエンターテインメントの表と裏を綴ります。

絶対観るべき映画『壬生義士伝』あらすじ・キャスト・感想 中井貴一に佐藤浩市ら豪華キャスト出演の浅田次郎原作映画

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映画『壬生義士伝』概要・キャスト

こんばんは、M&Oです。

今回のM&Oの絶対観るべき映画シリーズは『壬生義士伝』です。

この映画は当時かなり話題になった映画でした。そして実際に映画自体もとても面白かったです。男とは、武士とはということを単純に描いていない作品で、心にズシンと来るものがある映画です。

それでは映画紹介です。

 

映画『壬生義士伝は2003年に公開された日本映画です。

上映時間は123分。

原作は浅田次郎の同名歴史小説です。

監督は滝田洋二郎監督コミック雑誌なんていらない!』『僕らはみんな生きている』『秘密』『陰陽師』『阿修羅城の瞳』『バッテリー』『おくりびと』『天地明察』『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』など話題作を監督しまくっている監督です。

 

出演は

吉村貫一郎・・・中井貴一

斎藤一・・・佐藤浩市

しづ・大野みつ・・・夏川結衣

佐助・・・山田辰夫

大野次郎右衛門・・・三宅裕司

ぬい・・・中谷美紀

近藤勇・・・塩見三省

土方歳三・・・野村祐人

沖田総司・・・堺雅人

伊藤甲子太郎・・・斎藤歩

永倉新八・・・比留間由哲

谷三十郎・・・神田山陽

篠原泰之進・・・堀部圭亮

大久保利通・・・津田寛治

近藤周平・・・加瀬亮

大野千秋・・・村田浩雄

徳川慶喜・・・伊藤英明

写真屋・・・木下ほうか

定吉・・・徳井優

ほか。(めちゃくちゃ豪華すぎです)

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映画『壬生義士伝』あらすじ

1899年の冬、満州への引っ越しを控えた小さな大野医院に、病気になった孫を連れた老人・斎藤一(佐藤浩市)がやってきました。斎藤は片足を引きずっていました。医者である大野千秋(村田浩雄)が対応し、千秋の妻であり小児科医の大野みつ(夏川結衣)が斎藤の孫を診察しました。

孫を診察してもらっている間、斎藤は待合室で待ちました。すると一枚の写真が目に入ります。その写真にはかつて斎藤と一緒に新選組で時を共にした吉村貫一郎が写っていました。斎藤は千秋に新選組での話を話し始めました。江戸時代の終わりの時期、斎藤は新選組隊士として人を斬る毎日を過ごしていました。斎藤はそんな自分にも周囲にも絶望していました。

新選組に剣の腕を見込まれた吉村貫一郎(中井貴一)が入隊してきます。吉村はお金への執着心が強く、どんなことにもひるまずに理由をつけてなるべくお金をもらおうとしていました。斎藤はそんな吉村に嫌悪感を持っていました。斎藤は吉村に斬りかかったことがありましたが、吉村の剣の腕は相当なもので斬り伏せることはできませんでした。

斎藤はある日内密に新選組の隊士を斬ります。誰にも知られていないはずでしたが、吉村は斎藤の仕業だと気づき斎藤に近づきます。吉村はなんと斎藤に対して口止め料を要求してきました。斎藤は口止め料を吉村に支払いました。

吉村は盛岡の南部藩の出身でした。吉村はその剣術の腕前を活かして剣術を教えるなどしていました。吉村はしづ(夏川結衣)と出会い結婚しました。幸せに暮らしていましたが2人は貧しさに悩まされていました。ある日貧困を理由にしづが自殺を試みます。吉村は家族のためにお金を稼がなくてはと思い、脱藩してお金を稼ぐ決意をします。幼い頃から知っている藩主の大野次郎右衛門(三宅裕司)は吉村の脱藩を止めますが、吉村は説得を聞かずに家族のために脱藩し、新選組に入隊して得たお金を盛岡の家族に送っていました。吉村がお金をできるかぎり多くもらおうとしているのにはそういった背景がありました。

吉村のことを嫌いなはずの斎藤でしたが、どういうわけだか吉村に惹かれもしていきます。

時代はものすごい勢いで流れていて、新選組の内部でも分裂が起こり、さらに大政奉還が行われ、新選組は一転して逆賊となり薩摩藩長州藩に追われるとなってしまいました。官軍に追い詰められながらも必死の抵抗をする新選組隊士たち。食料もなくなってきて空腹に襲われる中、吉村は斎藤や仲間に自分の食糧を分け与えます。自分は食べるのを我慢して他人に与える吉村に、斎藤はおぬしが嫌いだと言い放ちます。

鉄砲を駆使する官軍を前に、新選組はさらに追い詰められていきました。吉村は闘い続けました。銃弾が飛び交う中、己の義を貫くために吉村は一人勇猛に立ち向かっていきました。煙の中に消えていく吉村の背中に斎藤は『吉村!死ぬな!!』と声を張り上げていました。

斎藤はその後吉村がどうなったのか知りませんでした。

 

大野医院を営む千秋は大野次郎右衛門の息子でした。また千秋と夫婦になったみつは吉村の娘でした。

斎藤は吉村の最期を聞きました。

吉村は故郷へ戻り、大野次郎右衛門を訪ねていました。追われている吉村に部屋を用意し、佐助(山田辰夫)に握り飯を作らせました。

吉村は部屋で切腹し、帰らぬ人となりました。

斎藤は吉村の最期をようやく知ることができました。診察してもらった孫を連れて、斎藤は吉村の生前の口癖だった言葉を言います。

『おもさげながんす』

そういって斎藤は大野医院を後にしました。

映画『壬生義士伝』感想・評価

何度も鳥肌が立ち、最後は涙が出てしまう映画です。新選組を描いたドラマや映画は多々ありますが、吉村貫一郎という男にスポットを当て、一人の武士の生きざまを描いた作品はこの映画だけだと思いますし、ストーリーとしても非常に稀有な作品です。

中井貴一さんが言うまでもなく素晴らしく、前半はちょっとコミカル過ぎるのではないかという印象もありましたが、己の義を貫くシーンでより振れ幅を見せる結果となっていて、俳優としての偉大さを痛感させられました。

沖田総司を演じた堺雅人さんにもうちょっとスポットが当たっていてほしかったなと思いましたが、今回はストーリー的に仕方ないかもしれないなとも思います。

この映画を観ると『おもさげながんす』という言葉をついつい使いたくなってしまいます。『銭こに名前は書いてねえから』という言葉も普段ついつい使ってしまっていました(笑)それだけ吉村貫一郎という人物が魅力的だったのだと思います。

絶対一度は観て欲しい映画です。心を打たれ感動できる映画です。

おすすめ映画です。ぜひ。

映画『壬生義士伝

愛する者のために、涙を切り、人を斬る。

                               M&O