THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。独自の視点でエンターテインメントの表と裏を綴ります。

俳優の役作りはどうやって行われているのか?? M&Oの質問コーナーのお答え

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俳優が自分とは性格の違う役や極端な役を演じる時の役作り

こんばんは、M&Oです。

今回はM&Oの質問コーナーに寄せられたご質問にお答えさせて頂きたいと思います。

ご質問引き続き頂いていて嬉しい限りです。ありがとうございます!

まだまだ受け付けておりますのでどうぞお気軽に!!

www.myprivatecomedy.net

 

今回のご質問はアンジョルラスさんから頂きました。ありがとうございます!

今回頂いたご質問は

『こんにちは。
自分はよく舞台を見に行きます。
舞台だとたまに終演後アフタートークがあり、その際に役者さんの演じた役と役者さんの素の差によく驚かされます。
舞台に限らずドラマや映画で、自分とは全く違う性格の役や、殺人鬼のような極端な役を演じることもあったと思いますが、どのように役作りをされていたのでしょうか。M&Oさんの経験で良いので聞きたいです。』

というご質問を頂きました!ありがとうございます!なるほどなるほどです。不肖・M&Oの経験談で申し訳ないですが、それではお答えしていきたいと思います。

 

もう俳優業を離れて結構経つので忘れてしまっている部分も多いかもしれませんが、自分と全く性格の違う役を演じる時の役作りに付いてまずお答えしていきたいと思います。M&Oの場合はまず自分の友達や知り合いで似ている人はいるかなぁと考えていたかもしれません。そして今まで自分が見てきた映画や舞台やドラマで似ている役柄はあったかなぁなんてことも考えていたかもしれません。ただですね、何よりやっていたことは、とにかく台本を読み込んでなぜその役はこういう行動を起こしたのか、なぜこんなことを言うのか、こういわれたらこう言い返す性格なんだなとか、台本には役作りのヒントがとにかく書かれているので、台本を読み込んでいました。そしていくら台本を読み返していたとしても、相手役とお芝居をしてみると新たな発見があってより深まっていくといったこともあった気がします。

そしてこの役作りというものはあくまで内面的な部分で、外見的なものももちろん関係はあるのですが、それよりも何より大切な部分は内面的な部分でして、そしてこれはやはり台本を読み込んで作者の言わんとすることを掴むしかないと思います。

そしてこれを言い出してしまうと迷宮へと入り込んでしまうのですが、人間というのは『これ』という一つの性格をまとっているわけではないんですよね。時と場合によっていろんな面を持っているのが人間だと思うのです。

わかりやすい例えを出すと医者の役をやったとします。漠然のしたイメージで毅然とした人間的にも立派な、机の周りも整理整頓されていますといった感じの人間をイメージする人って多いと思うのです。一番手っ取り早い役作りとしてはこのイメージに飛びついてしまいがちなのですが、そんな面だけなわけがないのです。恋人にはデレデレしているかもしれないし、友人と居酒屋に行けばバカ笑いして盛り上がりもするでしょうし、親にしか見せない一面もあるでしょう。いろんな面を持っているはずなんです。そこまで考えて役作りをしていくと・・・もうなんだかわからなくなります(笑)なのでとにかく台本を読んだり相手役と関わることで自分の血や肉にしていくしかないと僕は思っていました。

そしていくら自分とは違う人間と言っても、演じるのは自分なので、結局自分自身を使う事になります。なので自分自身緒人生経験というのはどうしても影響してくるものだと僕は思います。

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役者は自分とはかけ離れた役を演じる時はどうするのか

殺人鬼のような極端な役を演じる時の役作りという事に関してですが、これはもう想像力の勝負になってくると思います。そして良くも悪くもこれまで自分が見てきた映画やドラマの殺人鬼に少なからず影響を受けてしまうと思います。しかしこれははっきり言って、『殺人鬼を演じている役者』をイメージしているだけなんですよね。本当の殺人鬼なんて見たことある人の方がレアなわけですから。M&Oは結婚もしていませんし子供もいません。一度子供がいる役で子供のために・・・みたいな役を演じた時に、演出家から『やっぱりお前には子供がいないからわからない感情がどうしてもある』と言われたことがありました。自分としてはできる限りの想像力を使って演じていたつもりでしたが、やはり到達できていない部分があったようでした。そしてそれを言われた自分も妙に納得してしまったものです。もちろん悔しい感情はありましたが。ただできることと言えば想像することしかなかったなと思います。あとは動機とか生きてきた環境とかを考えて、『なぜ』ということを考えていくしかないと思います。

なんだか漠然としたお答えですよね。申し訳ないです。ただ本当に役作りに関しては『こうなんです!』という答えがないんです。

最後にわかりやすく言うと、人間誰しも日常で場面場面に応じて演じているものだと思うのです。そういうことだと僕は思っています。今回のご質問で言えば、アフタートークの時のキャラクターもその役者はある意味演じているわけです・・・。

本当に個人的な見解ですが、今回のご質問の回答はこんな感じになります。お役に立てましたでしょうか・・・。

ご質問ありがとうございました!!

                                M&O