THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。独自の視点でエンターテインメントの表と裏を綴ります。

映画『海街diary』あらすじキャスト評価 綾瀬はるか長澤まさみ広瀬すず

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映画『海街diary』あらすじキャスト評価 綾瀬はるか長澤まさみ広瀬すず【概要・キャスト】

こんにちは、M&Oです。

今回のM&Oの絶対おすすめ映画シリーズは『海街diary』です。

綾瀬はるかさん、長澤まさみさんのお2人が共演しているだけでもすごいのに、さらに広瀬すずさんまで・・・そして夏帆さんを加えての4人姉妹ですからね。実際に存在したら町で噂の4姉妹ですよね、間違いなく超有名姉妹になっていたと思います。そして吉田秋生さんの漫画原作です。吉田秋生さんと言えば『バナナフィッシュ(BANANA FISH)』が有名です。

それでは『海街diary』の映画紹介です。

 

映画『海街diary』は2015年に公開された日本映画です。

上映時間は126分。

原作は吉田秋生による漫画『海街diary』。

監督は是枝裕和監督『ワンダフルライフ』『誰も知らない』『そして父になる』『三度目の殺人』『万引き家族』などを監督しています。

 

出演は

香田幸・・・綾瀬はるか

香田佳乃・・・長澤まさみ

香田千佳・・・夏帆

浅野すず・・・広瀬すず

佐々木都・・・大竹しのぶ

椎名和也・・・堤真一

二ノ宮さち子・・・風吹ジュン

福田仙一・・・リリーフランキー

菊池史代・・・樹木希林

坂下美海・・・加瀬亮

井上泰之・・・鈴木亮平

藤井朋章・・・坂口健太郎

高野日出子・・・キムラ緑子

ほか。

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映画『海街diary』あらすじ

疎遠になっていた父親が病気で亡くなったことを知らせを受けた香田幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤まさみ)、千佳(夏帆)の三姉妹。父親は再々婚をして山形で暮らしていました。長女の幸は自分たちを置いて出て行った父親に対する気持ちから葬儀に出ることを拒み、佳乃と千佳に出席をお願いする。葬儀に出向いた佳乃と千佳を出迎えてくれたのは、中学生の女の子で腹違いの妹にあたる浅野すず(広瀬すず)でした。

葬儀に来ないはずの幸が翌日にやってきました。幸はすずと初めて対面し、すずの肩身の狭い境遇などを慮ります。

すずに見送られ別れようとした時に、幸は突然すずに対し「鎌倉で一緒に暮らさないか?」と誘います。すずはその場で鎌倉に行くと即答しました。

すずは鎌倉に移り住みます。三姉妹とすずの暮らしがスタートします。すずはすぐに鎌倉での生活に馴染みます。新しく通いだした中学校でも馴染み部活動にも静を出していました。すずは優しく接してくれる姉たちを好きになっていて、幸せを感じながら暮らしていましたが、実は自分の存在は好きな姉たちを苦しめているのではないかと不安にを感じ始めました。

父親が家を出て行ってからすぐに母親の佐々木都(大竹しのぶ)も家を出て行ってしまい三姉妹は祖母に育てられていました。そして祖母が他界してからは三姉妹は姉妹だけで暮らしていました。すずを引き取ったことについて祖母の妹の菊池史代(樹木希林)は難色を示していて、お嫁に行くのがさらに遅れるとぼやいていました。

幸は親代わりとして責任感を持って佳乃と千佳を育てました。しかし父親が女性関係にだらしがなく自分たちが苦労することになったのにも関わらず幸は結婚して妻がいる医者の椎名和也(堤真一)と不倫関係を続けていました。椎名の妻は精神疾患を抱えていて椎名は離婚を切り出すことができないでいましたが、幸はそれでも文句や要求を発することなく椎名と交際を続けていました。

信用金庫に勤める佳乃は男性関係に自由奔放なところがあって、男運も悪く悪い男に引っかかっては傷つけられて破局を迎えることが多くありました。大学生の藤井朋章(坂口健太郎)と付き合っていた時も、お金を朋章に渡していた佳乃でしたがある時朋章が見るからに悪そうな男性を共に佳乃のいる信用金庫の窓口にやってきて通帳の解約を申し出ます。この出来事で佳乃はこれまで朋章に貸していたお金が借金返済に充てられていたことを悟ります。そして朋章から「もっとマシな男を見つけてください」というメールを受け取り、貸したお金も返済されず、挙句に別れを切り出された佳乃はお酒を飲んで荒れるのでした。元々佳乃はお酒好きです。

千佳も恋愛をしていて、勤務しているスポーツショップの店長と交際していました。

三姉妹とすずは悩みや傷を抱えながらも表に出すことなく明るく暮らしていました。

すずはサッカー部に入っていて、点を取り活躍したすずを三姉妹はお祝いしようという事になります。千佳が梅ジュースで乾杯をしますが、佳乃がこの梅ジュースに焼酎を入れていたために知らずに飲んだすずは見事に酔っぱらってしまいます。酔ったすずはこれまで溜まったうっぷんを一気に吐き出します。荒れて愚痴を言いまくり寝静まったすずを三姉妹は珍しそうに見つめていました。すずが目を覚ますと幸は来年はすず用のアルコールの入っていない梅酒を用意するからねと語りかけました。そして庭に生えている梅の木をみんなで見ていました。

ある日、三姉妹はすずを連れて海猫食堂に行きます。海猫食堂は三姉妹全員が大好きな食堂で子供のころから通っている食堂です。お店を切り盛りする二ノ宮さち子(風吹ジュン)は三姉妹の子供時代を知っているおばさんでした。すずもそこに加わることになり、三姉妹の共有する思い出にすずも加わっていきます。楽し気に食堂の定食を頬張っていました。

庭に生えている梅の木に実ができ、実を取っている時に音信不通だった母親の都から祖母の七回忌に帰省すると連絡が入ります。都は現在は札幌に住んでいました。急に顔を見せに来るという母親に対して幸は何か良からぬことが起きる予感を感じていました。

七回忌に本当に都はやってきました。初めて会うすずに挨拶を済まし、都は突然幸たちに話を切り出します。都は幸たちが住んでいる家を売りたいと言い出したのです。幸の嫌な予感は的中しました。無責任は都のこの提案に幸が激昂します。「出て行ったあなたにそんなことを決める権利はない!」と言葉を浴びせます。佳乃が止めに入りますが、幸と都はヒートアップし口喧嘩はさらに発展していってしまいました。

都の言い分は「自分が出て行ったのは父親が女を作って出て行ったからで、三姉妹を連れて行きたくても叔母の史代にダメだと言われた」というものでした。史代が仲裁に入りますが都と幸は仲違いをしたままこの日は終わりを迎えました。すずはこの様子を見ていて強く責任を感じてしまいます。三姉妹の元から父親がいなくなったのはすずの母親と交際を始めたからでした。

すずは食事の用意をしている時に幸に謝ります。自分の母親が奥さんのいる人を好きになったのが良くないと謝りますが、それを聞いた幸は自分たちの振る舞いがすずを傷つけてしまっていたことを謝り反省します。幸は誰のせいでもなくどうしようもないことなのとすずに説明しますが、すずは三姉妹の幸せを壊してしまったのは自分の母親だという考えを捨てられませんでした。

翌日、都は渡せていなかったお土産をもって四姉妹が住む家を訪れました。祖母のお墓参りに行くという都を幸は追いかけました。雨の中を傘をさしながら話す幸と都。都は自分の振る舞いを史代に叱られたと話し、あの家は三姉妹の家で私にとっては嫌な思い出になっているけどあなたたちにとっては大切な場所だよねと幸に話しました。こうして幸と母の都は仲直りを果たしたのでした。都は札幌に帰ります。幸は祖母が生前作っていた梅酒を都に譲りました。都は大喜びをしていました。そんな母親を見て幸は恨んでいるはずなのになぜか安堵する自分がいることに気付きました。幸は別れ際に都に「たまには鎌倉に帰っておいでね」と告げるのでした。

佳乃はこれまでの男性に依存する生き方を変えようと仕事に精を出そうと決意します。信用金庫の窓口業務を離れ上司について顧客を周る仕事を始めます。そんな中、海猫食堂の二ノ宮のおばさんから、食堂のこれからを相談されます。おばさんは店を続けていくにはどうしたらいいかを信用金庫の佳乃に相談したのでした。相談を受けた佳乃は上司と相談し海猫食堂に赴きますが、佳乃たちが行くと二ノ宮のおばさんは自分が病気になってしまったために海猫食堂をたたむ決断をしたことを佳乃たちに伝えました。おばさんの病気の進行を聞かされた佳乃は落胆します。幼いころから自分たちを可愛がってくれていたおばさんです。落ち込む佳乃を上司ができる限りのサポートをしていこうと励ましました。

幸と椎名の関係が進展を迎えます。椎名は奥さんと別れることを幸に告げますが、一緒にアメリカに来てほしいと幸に話しました。幸は佳乃と千佳にこのことを相談します。しかしこの相談をすずが聞いてしまい、すずは以前自分の母親が奥さんのいる人を好きになったのが良くないと幸に謝っていたことから、幸の恋愛の相手が奥さんがいる人ということを知って、幸を傷つけてしまったと思い込みます。

幸は次の日に祖母の残した浴衣を花火大会に行く予定のすずにあげました。そして幸は決意を固め、椎名に一緒にアメリカに行くことはできないと告げました。

浴衣を着て花火大会に行き花火を見たすずは帰り道で同級生の男の子に「自分はこのままここにいていいのか」と訊きます。すずは優しくしてくれる三姉妹と暮らすことで自分の傷が癒えていくのを実感していました。すずが帰宅すると三姉妹は浴衣を着て待っていて、みんなで花火を楽しみました。

幸はすずを連れて昔父親に連れられた山に登りました。頂上に着くと幸は「お父さんのばか」と叫び、すずは「お母さんのばか」と叫びました。もっと素直に気持ちを打ち明けていこうと話し、幸はすずに「ここにいていいんだよ」と優しく言いました。

四姉妹はそれから共に生活を営んでいきました。いろいろなことが起こる中でそれぞれの傷は自然と癒えていきます。四姉妹はいつのまにかお互いが自然な存在としてそこに存在するようになっていました。

やがて二ノ宮のおばさんが病気のために亡くなってしまいます。おばさんの葬儀に出席した四姉妹は帰りに海に行きます。幸は父親は人間としてはだめだったけど優しい人だったと話します。だってこんなに素敵な妹を残してくれたからと言葉を続けました。

四姉妹は海で絆を分かち合うように波打ち際ではしゃいでいました。

 

映画『海街diary』感想・評価

是枝監督らしさがしっかりある映画で、日常を切り抜いたかのようなリアルな演技で物語が展開されていきます。あまりにリアルティがあるので、特に綾瀬はるかさんと長澤まさみさんのお2人に関しては、これまで観てきた感じとは違ったお2人を見ることができると思います。メイクなども『メイクしているの?』と聞きたくなるようなナチュラルな感じですし。

それぞれの抱えている事情に関する葛藤や思いを吐露するシーンなども、見事にリアリティが保たれていて、女優陣の実力ももちろんさすがと感嘆しますし、是枝監督の演出はやはりリアルの表現という意味ではものすごいものがあるなと感じます。

そしてこの4姉妹のキャスティングがまた見事と言いますか、とっても絶妙だなと思いました。一見派手なキャスティングに見えるのですが、派手に見せずにしかし持っている類まれな存在感をしっかり活かしているあたりが、この映画をより魅力的にしている一つの要因だと思います。

勝手な想像ですが、長澤まさみさんと綾瀬はるかさんにオファーを出した段階で、お2人ともオファーを受けるとは思っていなかったんじゃないかなと思います。どっちかお1人ならまだわかるのですが、このビッグネームの女優2人がオファーを快諾するって、個人的にはかなりすごいことだと思います。原作ファンとかだったという可能性もありますが、是枝監督作品ならということもあったのかもしれません。M&Oが単純に綾瀬はるかさんと長澤まさみさんが好きな女優だからここまで思うのかもしれませんが、めちゃくちゃ豪華だなぁと思わずにはいられないのです。夏帆さんもお芝居の評価高い女優さんですし。

そして広瀬すずさんはとても将来を見据えたと言いますか、これから先も女優としての活躍がとっても楽しみになるキャリアの積み方をされているなぁと強く思います。着実に女優として成長されていますもんね。元々持っているポテンシャルが高いうえに、さらに良質なキャリアを積んでいることを思うと、女優としてかなり末恐ろしいと言っていいのではないでしょうか。

そして『海街diary』は4姉妹以外にもとっても豪華な俳優が出演しています。是枝ファミリーと言いたくなるような面々も出演されていますし、ベテラン勢の演技は映画にいいアクセントを与えてくれています。

そして久しぶりに鎌倉に行きたいなぁと思ってしまう映画です。

おすすめです。是非!

 

映画『海街diary』

家族を捨てた父が、のこしてくれた家族。

 

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                                    M&O