THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。独自の視点でエンターテインメントの表と裏を綴ります。

俳優に必要なものは何よりも個性

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俳優に必要なものはブレない心

 こんばんは、M&Oです。

今回は『俳優に必要なもの』について書いていきたいと思います。

俳優という職業について、経験者としてこれまでも記事を書かせて頂いてきて、頂くご質問にも答えさせてもらってきていますが、今回は『俳優』という職業に必要なもの、そして『俳優』という仕事が一般の企業に勤めるのとどういった面で違うのかという事にも触れていきたいと思います。給料面や雇用の面ではなくて内面的にどう違うかという事です。

皆さんは『俳優』をやっている人に対してどういうイメージをお持ちでしょうか?

『少し変わった人が多いイメージ』

『いい加減な人もいれば真面目な人もいそう』

『将来のことよりも現在の事だけ考えている人が多そう』

『自己主張が強い人が多そう』

『演じてる姿が想像つかないぐらい普段大人しい俳優志望の人が知り合いにいた』

などなど、挙げたらキリがないぐらい皆さん様々なイメージをお持ちだと思います。また漠然としたイメージを持っている方々もいれば、実際に過去にアルバイトしていた先などで俳優志望の子や俳優をやっている人がいて、その人たちの様子が俳優のイメージに直結している方々も結構いらっしゃるのではと思います。

 

様々なイメージを持たれている俳優の中で、どんな人が俳優として仕事を得ていくのかと言いますと・・・あくまで個人的な考察ですが、これまで見てきた中で言える事は『自分を持っている人』だと思います。

自分という人間に自信を持っていて、『自分は自分』という風に生きている、それもポーズではなく心からそう思っている人が俳優として多くの仕事を得ている気がします。

そして自信があるようには見えない人でも、自分の中に確固たるものがあり周りの雑音に惑わされる事のない人も仕事を得ているイメージです。一見気弱そうとかそういう問題ではなく、周囲にどう見られているかとか相手にどう思われているかを気にしていないと言いますか・・・決して見るからに我が強い人ばかりではないのです。大人しい人でもブレはい心を持っている人ってたくさんいるんですよね。そういう人は使う側の人間に好かれる傾向にあると思います。

もちろんそういう人たちは決してわがままというわけではないのです。ただ単に自分がブレないんです。自己否定することもほとんどないのだと思います。あるかもしれませんが容易くは見せないですし、根本にある自分を変えようという発想にはならないのだと思います。

そしてブレない心を持った人たちは相手に媚びることもしません。相手によって態度を変えることをしません。『自分はこういう人間』というスタンスを崩すことなく、どんな相手にも接します。そしてそういう人が俳優という世界では重宝される気がします。くれぐれも言っておきますが失礼とか無礼ぁな人ということでは決してありません。売れている人なんてほとんどの人が礼儀正しくていい人です。ただ相手に媚びるような、気に入られようとするようなことをしないのです。『僕はこういう人間なのでこれでよければ使ってください。嫌なら使わなくて結構です、縁がなかったという事で。』ぐらいの気持ちの持ち主が多い気がします。なんだかこの書き方だと横柄な人というイメージを持たれそうですが、決してそういう事ではないのです。あくまで自分を持っているかどうかなのです。

こういうブレない心を持った人には個性があるのです。個性は誰にでも多かれ少なかれあるものですね。言い方を変えると『個性が強い』のです。そしてその個性は意図的に『奇をてらおう』とか『変なことをしよう』という事ではなくて、その人にとっての普通をただ単に行っていることなのです。『個性が強いかどうか』は周りが勝手に決めることなのです。

こういう俳優の絶対的に強い部分は『自分は今下手な俳優と思われていないだろうか』とか『上手くやろう、OKが出るように芝居しよう』『ダメだしされるの嫌だなぁ』などということは考えないのです。

例えセリフがものすごい棒読みだったとしても、全然いいんです。自信なさげな俳優が棒読みだったら観ていられなかったりしますが、自信たっぷりに棒読みされたら説得力は増し、何より面白いことになる可能性が高いのです。そして忘れてはいけないのは現実のリアルな世界にも喋る時に棒読みの人は存在するということです。

 

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役を演じるという事は他の人間を演じることだけれど、根底にある自分という人間は消えない

役者はいろんな役を演じるのが仕事であり、役によって様々な面を見せなくてはいけません。しかしですね、演じているのは一人の同じ人間です。自分自身という人間をすべて消し去ることはもちろんできません。特に演じている役とリンクしている部分があればなおさら自分自身が顔を出してくるでしょう。

つまり結局のところ俳優が役を演じている時もどうしたってその役者の個性が出るのです。そしてその個性はブレない心を持っている人ほど面白かったりするのです。役を演じるにあたって個性はない方が絶対いいんじゃないのかという意見も聞こえてきそうですが、もしも個性がまったくない、心がブレまくってしまう俳優が演じたら、結構退屈な芝居が生まれてしまうのです。というか誰でもこういう芝居するよね、という芝居をするならば、起用する俳優も誰でもいいという事になってしまいます。そうなると個性のない俳優は重宝されることなく、次回から声が掛からないことになってしまいます。もしくは目立たない役柄で都合よく使われる俳優になってしまうと思います。

もちろん演技力をつけたりダンスや殺陣などの稽古も必要です。ただですね、僕としてはこの『ブレない心』を持つことがかなり最優先で大切なんじゃないかなと思うのです。

これは一般社会では通用しないことかもしれませんが、俳優という職業においてはなかなかというか、かなり大切なことだと思います。一般社会では気が利く人の評価ってかなり高いと思うのですが、俳優の世界では必ずしもそうではないと思います。

                               M&O