THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

絶対観るべき映画『味園ユニバース』あらすじ・キャスト・評価 渋谷すばるの秘めた可能性を目撃せよ!渋谷すばる・二階堂ふみ主演の山下敦弘監督作品

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映画『味園ユニバース』概要・キャスト

こんばんは、M&Oです。

今回のM&Oの絶対観るべき映画シリーズは『味園ユニバース』です。

主演はジャニーズジュニア時代から絶大な人気を誇り関ジャニ∞で活躍し、現在は新たな道を歩み始めている渋谷すばるさん。

そして日本映画界で現在重宝されている女優・二階堂ふみさんです。

監督はM&Oのお気に入りでもありハズレのない映画監督・山下敦弘監督ということで、自然と期待ども上がっている中で鑑賞したこの『味園ユニバース』。

それでは映画紹介です。

 

映画『味園ユニバースは2015年に公開された日本映画です。

上映時間は103分。

 

監督は山下敦弘監督。『ハードコア』『オーバーフェンス』『苦役列車』などの監督です。

 

キャストは

ポチ男(大森茂雄)・・・渋谷すばる

佐藤カスミ・・・二階堂ふみ

マキコ・・・鈴木紗理奈

赤犬(バンド)メンバー・・・本人たち

タクヤ・・・川原克己(天竺鼠)

佐藤耕太郎・・・野口貴史

大森のり子・・・松岡依都美

大森利行・・・宇野祥平

大森和雄・・・康すおん

藤田・・・いまおかしんじ

ほか。

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映画『味園ユニバース』あらすじ

頭を強打され記憶を失った大森茂雄(渋谷すばる)は公園で意識を取り戻します。ちょうどその時、公園では赤犬というバンドがライブを行っていました。茂雄はボーカルのマイクを奪うと、静まり返ったライブ会場でアカペラで和田アキ子の『古い日記』を歌い出しました。その歌声に驚いた観客たちは呆然と茂雄を見つめます。

やがて茂雄は力尽きたように意識を失いその場に倒れてしまいます。茂雄はその場に居合わせたバンド赤犬のマネージャー佐藤カスミ(二階堂ふみ)に連れられてカスミの実家へと行きます。

カスミの実家は音楽スタジオとカラオケボックスを経営していました。茂雄は記憶を失っていて自分の名前も思い出せず身分証明書的なものも何も持っていませんでした。カスミは茂雄を『ポチ男』と名付けます。ポチ男はカスミの実家で働きながら居候することになります。

働き始めたポチ男でしたが、カスミがマネージャーを務めるバンド赤犬のボーカルが自分の仕事中に車でカマを掘られ怪我をしてしまいます。カスミはポチ男に代役としてバンドのボーカルをやるように言います。手始めにカラオケボックスでカスミとバンドメンバーの前で歌を歌うことになったポチ男でしたが、その歌唱力はやはり間違いなく素晴らしいもので、赤犬のメンバーたちもポチ男の歌声に触発されて各々曲作りなどに励みだします。

バンドはワンマンライブの開催も決まり、バンド活動は順調そうにも見えました。

しかしポチ男の記憶はあることをきっかけに蘇り、ポチ男の過去が明らかになっていきます。

服役していた過去があり、悪事に手を染めていた茂雄としての記憶が蘇ったポチ男は、カスミと赤犬のメンバーの前からいなくなります。

ポチ男はかつて自分がいた悪い組織へと戻ろうとしますが、カスミはポチ男をどうにかしようと躍起になります。カスミにはポチ男が必要だったのです。

カスミはもう一度茂雄の頭をバットで殴れば再び記憶喪失になるのではないかと思い決行しますが、結果は失敗に終わり茂雄は記憶を再び失う事はありませんでした。

茂雄が目を覚ました場所は赤犬がワンマンライブを行っている会場の楽屋でした。茂雄としての記憶をしっかり持っているポチ男でしたが、ステージへと上がり、自分が加入してからできた曲を歌い上げます。歌い終えたポチ男はバンドメンバーと目を合わせて心から笑っていました。

 

映画『味園ユニバース』感想・評価

まず映画全体の感想ですが、僕はとても面白かったですし楽しませて頂きました。

ストーリーも終わ方も僕はとても満足する感じでしたし、音楽シーンの演出も好きでしたし、緊迫するシーンでは山下敦弘監督の良さも出ていてドキドキさせてもらいました。

オープニングから見入ってしまうというか、目が離せない構成になっています。『えっ?なんでなんで?うわ?』という感じで始まるのですが、しっかり序盤の出来事は終盤で回収されます。

個人的には渋谷すばるさんと二階堂ふみさんが2人でスイカの種を飛ばすシーンはあまりいただけなかったです。たぶんこのシーンが好きっていう人も結構いらっしゃると思うのですが、僕は何だか無理くりに青春っぽい描写を入れてきた感じを受けてしまいまして・・・ポチ男とカスミの関係の変化を表すシーンとして重要なシーンだったとは思うのですが、なんか急に青臭い感じがして僕は『うーん』って感じでした。きっと青臭い感じも狙っている演出だと思うのですが、きっと個人的な感覚で受け入れられなかっただけだと思います。

この映画は渋谷すばるさんをキャスティングしたことで早い段階から素晴らしい映画になる要素を満たしていたと思います。とにかくハマっていましたし音楽的才能もしっかり発揮されていて、渋谷すばるさんの良さがかなり出ている映画なのではないでしょうか。

関ジャニ∞から脱退された渋谷すばるさんですが、音楽の道をこれからも邁進していくと思うのですが、それももちろん楽しみではあるのですが、個人的な願いとしては、俳優業をもっとやって欲しいです。これまでも渋谷すばるさんが演じている姿は観てきていますが、この『味園ユニバース』を観て、もっともっと役者業をやってほしいと心から思いました。渋谷すばるさんの演技が僕はとっても好きです。ポチ男が記憶を取り戻した時の表情なんか、すごいとしか言いようがありません。めちゃくちゃ心動かされました。そしてポチ男と茂雄の演じ分けも見事でした。ただ単に別人にしているのではなく、共通部分も残しながらも表現していて、とっても魅力的でした。

そしてやはりこの人はどこか影のある感じと確固たる自己を持っている感じが演技にもいい感じに作用していたと思います。僕は演じている姿を見ていると、森田剛さんに通じるものを渋谷すばるさんには感じてしまうのです。そしてその部分にもとっても才能を感じるのです。

きっとこの渋谷すばるさんの持つ空気感や内面に根付いているものは、音楽活動においても素晴らしい形で現れると思いますが、映画好きの元俳優のM&Oとしては、願わくばもっともっと映画で渋谷すばるさんが演じている姿を観たいと思うのです。そう思わせる輝きと才能を持っている人だと強く感じました。

そんな渋谷すばるを見るためにも、是非観て欲しい映画です!

 

映画『味園ユニバース

記憶の底から吐き出された歌が、全てを支えてくれるような気がした。

                                 M&O

 

hulu