THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

一つの職場で働き続けている人の視野は狭い 俳優の仕事の形は一般企業でも活かせる

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一つの職場で働き続けている人の思考は狭く更に机上の空論が多い

こんばんは、M&Oです。

今回は職場を変えずにずっと同じ場所で働き続けている人について書いていきたいと思います。

日本では特にこの『就職したら一つの職場で働き続ける人』ってとっても多いと思います。世界はどうなんだ?って言われるとちょっとわからないんですけど、でも一つの場所でコツコツ働くってなんだか昔ながらの日本人の気質って感じがするので、割合的には結構多いのではないかと思います。

終身雇用という形が昔は主流だったみたいなので、その時代よりかは一つの場所で働き続けるている人は減っていると思うし、転職がかなり当たり前の時代にはなっていますが、それでもまだまだ一回就職したらそこで何十年も頑張るなんて人は多いと思います。

個人的にはこんな働き方全然いいと思わないですし、まったく羨ましいと思いません。そういう人って安定を求めているケースが多いと思うのですが、安定なんだろうか?と思ってしまいます。だってそこの会社がもしも倒産したらいきなり無収入になってしまうわけですよね。社会人経験のない僕の考えでは、いくつかの収入源から収入を得ている方がよっぽど安定しているのではないかと思います。いわゆる副業とかもしくはそういう垣根を作らずにすべて本業と思って取り組む方が安定しているのではないかと思うのです。フリーランスの方が安定している場合もあるのではないかと・・・。

そして今回は一つの場所で働き続けている人の働き方・スタンスについて特に書いていきたいと思っているのですが、いきなりまず結論を書かせて頂きますと、そういう人の発想とか考え方って本当に残念なぐらい古いことがほとんどだと思うのです。

特に立場上すごく偉いとされる人がそういう形の人場合、結構タチの悪いことになるといいますか・・・もう他の会社とかのゴリゴリにやっている職場を経験していると、その人のドヤって言っている内容がもうオママゴトみたいに感じるのです。いや、そんな当たり前のこと今さら・・・どれだけ古いこと言ってるんだろうか・・・とものすごく残念な気持ちになってしまうのです。正直心の中で『いいなぁ、あんな思いついた事をとりあえずドヤって言っているだけでそれなりの給料がもらえるのかぁ。完全歩合制の世界ではありえないことだよなぁ』なんて思ってしまうのですが、どうしてそんな感じになってしまうのだろうか?と考えてみたのですが、『あ!そうか!この職場しか知らないからか!』と思ったのです。そう思うといろいろと合点がいくことが多かったのです。小説風に言うなら点と点が線になったのです。その時歴史が動いたのです。。。

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一つの職場しか知らなければその職場の常識や当たり前だけに染まっても仕方ない

一つの職場しか知らないことは僕は結構罪なことというか、あまりよろしいことではないのだろうかと思ってしまいます、特にそういった人の下で働く場合は。

時間が止まっているかのようなアイディアを出しては得意げになっていたり、表面上の部分だけを見て分析した気になっていたり、挙げたらキリがないぐらい狭い視野でしか物事を見ていないなぁと感じることが多々あるのですが、たぶん他の会社に行ったら何にも役職がつかないどころか扱いとしては使えない人になるんじゃないかしらこの人、と思ってしまうのです。でも知らないんですよね、他の会社で働いた事がないから。だから仕方ないんです。そして本を少し読んでは机上の空論としてひけらかすだけで、形になんてならないのです。

大企業だと子会社とか関連会社に出向いたりと若い時とかに他の職場を経験したりがあるみたいですが、そういう事がない小さい会社では他の職場を知らないまま立場だけ上になっていることがあると思います。また立場上偉くなるかどうかは実力ではないことが多々あるようですし、会社というものは。

正直言ってこれでは会社が良くなるとは思えません。むしろ周りの企業にどんどん差をつけられるだけでしょう。自分の中だけで仕事している気になっている人って本当にタチが悪いなぁとしみじみ感じるのです。

そしてこの考えは、今思えば俳優の世界も同じだったなぁと思うのです。

様々な現場を経験すればするほど俳優は成長する

俳優は基本的に様々な現場で芝居をします。例えば舞台で言えば一つの作品が終わって打ち上げが終わった次の日には次の作品の顔合わせに行かなければならないなんてことも全然あります。そして前の作品で通用していたことが次の作品の現場では通用しないなんてこともたくさんあるのです。これは舞台のみならず映像の現場でもミュージカルの現場でも同じで、監督や演出家の要求はその現場によって変化するので、俳優はしっかり要求に応えられるように対応しなくてはいけません。そしてもちろん一緒に演じる共演者も変わるわけですから、様々な面で変化を要求されるのです。意識しなくても変化してしまう部分ももちろんあるのですが。

余談ですが、俳優の活動ってこんな感じなので人見知りとか言ってられないです(笑)

こうしていろんな現場でいろんな要求に応えていくうちに自然と役者として成長していくのです。同じ監督や同じ演出家の人とばかり仕事していると、その人の色に染まってしまうだけなので、もしかしたら幅広い俳優にはなれないかもしれません。よっぽど巨匠だったら別だと思いますが(笑)劇団に入っている劇団員も外部の作品に出演している役者の方が結果的に売れている気がしますし。

もしも一つの現場しか知らなかったら俳優はきっと成長できないと思います。そして会社員も同じことが言えるのではないかと思うのです。転職まではしなくていいかもしれませんが、土日が休みならば関連する仕事している会社とかにアルバイトしに行ったらきっと視野も広がって的を得たことも少しは言えるようになるのかなぁと思います。

知らないことは間違いじゃないけど、お金をもらっていたり周囲の人を巻き込んでいるならば、知らないことは間違いだと思います。

何事においても視野は広く持っていたいものです。

                                 M&O