THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

俳優・女優名鑑シリーズ『二宮和也』 嵐・二宮和也の俳優としての魅力について大いに語りたいと思います

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俳優・女優名鑑シリーズ『二宮和也

こんにちは、M&Oです。

今回の俳優・女優名鑑シリーズは『二宮和也』さんです。

誰もが知っている国民的アイドル嵐のメンバーであり、俳優として非常に高い評価を得ている二宮和也さんについて、個人的に感じる魅力を綴っていきたいと思います。

まず二宮和也さんの魅力でパッと思い浮かぶことと言えば、やはりあのマイペースさではないでしょうか。常に力まずに自然体で物事に臨む姿勢は観る者をリラックスさせ、リラックスして観れるからこそ大きな感動を感じることができます。二宮和也さんの演技が周りより突出していると感じさせる点の1つだと思います。

決してガツガツすることなく、観る人によっては『やる気がないんじゃない?』と思われてもおかしくないようなたまに見せる佇まいも、不思議とニノの場合は昔から魅力に感じさせてしまうのです。その部分が魅力だったからこそ、あの頃のジャニーズジュニア全盛期のメンバーの中から嵐に抜擢されたのではないでしょうか。

そして二宮和也さんの演技はこのキャラクター、人間性をそ存分に活かしたものなっていると思います。他の俳優がしたくてもできない、そんな演技を二宮和也さんはいとも簡単そうにやってのけてしまうのです。

二宮和也さんの演技にはエゴがまったくないのです。『上手く見られたい』とか『役者として評価されたい』とか『今の感情を表現しなくては』という感じがまったくしないのです。これも当たり前のことと思われる人もたくさんいらっしゃると思いますが、実はこの境地に達している役者ってかなり少ないのです。二宮和也さんがいつからこういうスタンスでお芝居をできるようになったのかは定かではないのですが、かなり少年の頃からこういった感じの印象を受けていたので、生まれ持ったモノであり二宮和也人間性と言っていいのかもしれません。

そしてこのエゴのない演技に絶妙にプラスされるのが、アイドルとして培ってきた魅せる部分なのです。嵐での活動の時も演技と同様に決してガツガツすることなく俯瞰でグループを見ている感じで、その場の空気を読んで言葉を発し笑わせたり場を和ませてくれることの多いニノですが、魅せるところはしっかり魅せてくれます。特に歌って踊っている時などは、トップアイドルとしてしっかり観る者を魅了してくれるわけですが、自然体で表現することが元々抜きんでているのに、意識して魅せるスキルも十分に身に付いているわけです。ジャニーズという厳しい環境に幼いころから身を置いていることで培ったものなのかもしれませんが、意識して魅せることだけになってしまわずに自然体で居続ける部分が基本として残っているのは彼の人間性なのかちょっとした戦略だったのか。特にジュニア時代は前に出たがる子たちの方が圧倒的に多いですからね。大野君とニノは戦略というより素でそういう人な気が僕はしています。

そしてその『魅せる時は魅せる』というスキルは演技の際にメリハリを与えることに大いに役立っていると感じるのです。さらに二宮和也さんのすごいところは、このメリハリも異常なほどに自然な流れで表現してしまうのです。もしかしたらご本人的にはただ単に役柄をしっかり生きているだけで、特にここでこうしようとかの演技プランは立てていないのかもしれません。どの作品を観ても二宮和也さんは役を生きているという印象を強く受けるので。

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二宮和也の個人的に好きな出演作品

これまで二宮和也さんの出演作品は結構な本数を観てきているのですが、今回はその中でも印象深かったお気に入りの何本かをご紹介させて頂きます。

僕がニノのお気に入りドラマを聞かれたときにいつも真っ先に答えるのが『フリーター、家を買う』です。これはもう本当に大好きなドラマで元々二宮和也さんは気になる人ではありましたが、このドラマで好き度がかなり上がりました。こういう役ホント上手いです。浅野温子さんと竹中直人さんとのお芝居も好きでした。横尾渉くんとマル(丸山隆平)も出演していたんですよね・・・。ニノの悩む芝居が基本的にはとても好きです。

映画まず挙げなければいけないのがやはり『青の炎』でしょう。これはもう映画界において俳優二宮和也の地位が確立された作品だと思います。世界の演出家・蜷川幸雄が監督を務めたこの作品で、ニノは蜷川幸雄からも、そして多くの人からその演技力を高く評価されました。ストーリーというか主人公の持つせつなさとニノの持つ空気感も非常にマッチしていたと思います。

そして『硫黄島からの手紙』です。僕はもちろんこの映画を映画館で観ていますが、今でも覚えているのですが、冒頭の二宮和也さんが穴を掘りながら愚痴をこぼしているシーンを観ただけで『うわ!すげぇ、めっちゃ上手い!』と衝撃を受けたものです。あまりに自然過ぎて驚いてしまったのです。役者をやっていた身から言わせて頂くと、本当にあんな演技なかなかできないんです。しかもクリントイーストウッドがいる前であんなに自然体でいられるって・・・もう本当になんなんでしょうか(笑)伊原剛志さんとかあんまりよくないキャストも出演していたので、ニノの素晴らしさがさらに際立っていました。二宮和也さんと加瀬亮さんはこの映画で圧巻の演技だと感じました。

『母と暮らせば』の出演は必然な感じがするというか・・・僕は山田洋次監督の作品かなり好きなのですが、ニノに演技は山田洋次監督が好きそうな演技だと前々から思っていたので、ニノにオファーが来たのは至って自然な流れかなと思いました(笑)山田洋次監督は『本物』が好きな監督と言う印象なので。

検察側の罪人』は先日レビューを書かせて頂きましたが、もちろんというか想像をまったく裏切ることなく素晴らしかったです。木村拓哉さんと二宮和也さんの共演というだけでかなり嬉しいのにストーリーも最高に面白かったです。ニノがやりきれない叫びを上げるラストシーンは忘れられないぐらい個人的に大好きです。

 

これからも間違いなく俳優として輝き続けるであろう二宮和也さんの魅力を綴らせて頂きました。これからも持ち前の自然体さで観る者を魅了し続けてくれることと思います。

                                M&O