THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。独自の視点でエンターテインメントの表と裏を綴ります。

俳優のマネージャーとは 僕の俳優時代のマネージャーはこんな人達だった

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意外と知られていない俳優のマネージャーの仕事と立ち位置

こんばんは、M&Oです。

今回は芸能界のマネージャーという職業、主にタレントや俳優のマネージャーについて書いていきたいと思います。

僕は俳優しかやっていなかったので、タレントのマネージャーはよくわからないので俳優のマネージャーについてですね。

芸能事務所に所属して俳優業を行う場合、基本的にというかかなりの確率で俳優には担当のマネージャーが付きます。

一人の俳優につき一人のマネージャーが付くという風に思っている方も多いと思うのですが、そんなことはありません。基本的にマネージャー一人に対して俳優が複数となります。

これも当たり前といえば当たり前で、新人俳優でいきなり忙しいなんてことは滅多にないので、忙しくないという事は売り上げも上げられないという事です。もしも一人の俳優につき一人のマネージャーが付くなら、その俳優の売り上げでそのマネージャーの人件費を最低でも稼がなくてはいけません。厳密に言うとそれだけではダメなのですが。まぁ新人を担当する場合は売り上げがどうこうよりも、業界の人にその新人俳優のことを知ってもらえたかとか、世間の認知度は少しでも上がったかとか、そもそも仕事は入ってきているのかという部分が評価されるのではないかと思います。そして担当の俳優とコミュニケーションをとってモチベーションを上げられるかどうかも腕の見せ所といった感じではないでしょうか。

今回は不肖M&Oの実体験、俳優時代に自分に付いてくれていたマネージャーについて赤裸々に書いていこうと思っています。記憶の限りという事にはなってしまいますが(笑)

 

M&Oが芸能活動を本格的に始めたのは、芸能事務所に所属してからとなるわけですが、それまでは芸術系の大学の自主製作映画に何本か出演していた形で、芸能界というものに関しては本当に右も左もわからない状態でした。なので最初に付いてくれたマネージャーには本当にたくさんのことを教わっていて、今でも感謝してもしきれないぐらいなのです。

僕の人生最初のマネージャーは女性マネージャーのMさんという人で、厳しくも愛に溢れた人だったと今は本当に感謝していますし、いつか再会したいと心から思っている人なのです。俳優としてはもちろん、人間的にもいろいろと教えてくれた人でした。

僕は20歳そこそこの時、実は極度の人見知りだったのですが、そんな僕に対して『人見知りはただの言い訳でしかないからね。他人に対して不親切なだけ。』と叱られたこともありました。

先輩の舞台を観に行く時にマネージャーMさんと事務所で待ち合わせして行くことになっていたので事務所に行くと、経理の人が『何か差し入れ持っていったら?喜ぶよきっと』と言葉を掛けてくれたので、何も知らない僕は『そうか、ただで観せてもらうわけだし差し入れぐらい確かに持っていかなきゃな。そういうものか、なるほどなるほど。』ぐらいの気持ちで、事務所を出てからMマネージャーに『すみません、差し入れを買っていこうと思うのですが、どっか寄ってもいいですか?』と聞いたところ、まさかの『買わないでいい』という答えが返ってきたのです。僕が困惑しているのを見て言葉を続けてくれたのですが、『M&Oはさっき経理の人に差し入れ持っていけばって言われたから買おうと思ったんでしょう?そういう事は自発的にやって初めて意味があるの。だから今回は言われてやるならやらなくていい。今度から自分がそうしたいと思ったら差し入れ持っていきなさい』と。

そして逆に僕が頂き物をもらう立場になった時、すぐ包装を取って食べ物とかなら一口食べて感想を言いなさいということも教えてくれました。

新年の挨拶に事務所に行かなかったり、電話すらしなかった時はマジでキレられました。思い出すだけで怖いぐらいキレられました。

怒られたことばかり書いてしまいましたが、本当によく食事にも連れて行ってくれたんです。映画の話もたくさんしましたし、食事の席でもいろいろ教えてもらいました。

オーディションになかなか受からない時はハッパをかけてくれましたし、仕事が決まれば一緒に喜んでくれていました。

恩返しをするためにも絶対売れてやる!と思っていたのですが、悲しくも離れ離れになる時がやってきてしまったのです・・・。

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すべてを教えてくれたそのマネージャーのことは今でも大好きだし感謝している 

かなりいっぱい怒られたし、プレッシャーもかけられていっぱいいっぱいになったこともあったけれど、結局このマネージャーのことが好きで感謝しているのは、愛をもっていろいろ教えてくれていたからだと思います。叱ったり教えたりすることは労力を伴いますからね、それを厭わずにたくさんのことを教えてくれて、面倒を見て頂きました。

結果的にお互い違う事務所に移籍することになってしまい、離れ離れになってしったのですが、その後もことあるごとに心配してくれていました。そして仕事で直接会う機会はなくても、マネージャーMさんの知っている業界の人と仕事をすると、Mさんから可愛がってやってくださいって言われているよ~なんて言われたりして、結局ずっと気に掛けてくれていました。そして僕もマネージャーMさんと知り合いの業界の人と仕事した際は『僕はMさんがいなかったら役者になれてなかったんです』といつも話していました。そしてマネージャーMさんの担当する新人俳優と後に共演した時は、めちゃくちゃ可愛がりました(笑)マネージャーMさんには俺は頭が上がらないんだよと言いながら、その現場では完全にその新人俳優をえこひいきしていました(笑)

今も元気にMさんはマネージャー業に励んでいて、現在はかなり売れている俳優を何人も抱えています。いつかまた再会できると僕は信じているし楽しみにしているのです。

そしてこの後に僕に付いたマネージャーはMさんとは比べ物にならない、ダメな人だったのです。次回に続きます・・・。

                              M&O