THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。独自の視点でエンターテインメントの表と裏を綴ります。

俳優の撮影現場は過酷? 睡眠不足は当たり前?

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 follow us in feedly

ドラマや映画の撮影現場は過密スケジュールなのか?

こんばんは、M&Oです。

今回は俳優時代に経験した過酷だった撮影について書いていきたいと思います。

皆さんのイメージでも撮影現場って過酷スケジュールが当たり前で、スタッフさんも出演者もかなりの寝不足なのが当たり前というイメージの人も多いのではないでしょうか。

結論から言いますと、基本的には長時間で寝不足になるスケジュールの撮影現場は多いです。これは予算の問題も大きいと思います。予算が少ない作品の撮影スケジュールはかなりまずいことになっていることもあります(笑)ただ作品によっては無理ないスケジュールでちゃんと睡眠時間を取れる現場もあります。でもそういう作品もなぜか朝は早いんですけどね・・・。僕的には朝遅くして夜遅くまでの方が嬉しいのになって思ってましたが、とにかく撮影現場は朝が早いです。僕なんかはもちろん電車で行くわけですが、始発なんて当たり前でしたし、『いやこれ始発でも無理じゃん』ってこともあったぐらいです。

しかし、スタッフさんは別ですが俳優に関しては自分のその日の出番が終われば帰れるので、実際長時間ずっと現場にいるというのは主演クラスの人だったりします。それでもなるべく負担がかからないようにスケジュールも組まれていることが多いと思います。しかも主演クラスの人となれば他の仕事も同時進行している人がほとんどですし。

僕自身も出演した映像作品はそんなにずっと現場にいるってそこまで多くないです。始発で現場に行って自分のシーンを終えたら終了ですが、お昼前に終わってしまうことも多々ありました。ただ夜に出番がある時は待っていなくてはなりません。これもあまりに長時間の待ちだと中抜け再入といって、夜まで遊んでも何してもいい時間となります。僕は余計なお金使いたくないので楽屋にそのままいたり、近くのカフェで本読んだりしているぐらいでした。もちろん仮眠もできます。

f:id:myprivatecomedy:20190202213807j:plain

 鮮明に覚えている過酷だった撮影現場

一度すごく記憶に残っている撮影があるのですが、僕の中では一番きついスケジュールだった撮影でして。1週間ぐらいの期間だったのですが、全然自宅に帰れなかったのです。帰れないことはそんなに珍しくないのですが、日帰りだと思って初日の撮影に行ったら、そのまま約一週間帰れなかったのです(笑)僕はTSUTAYAのレンタルDVDを延滞したことがなかったのですが、この時に初めて延滞して料金を支払ったのでこの撮影はとてもよく覚えています。共演者の一人は自分の最寄り駅のどんどん自動で駐輪料金が上がっていく駐輪場に自転車を停めてきたと言って青ざめていました(笑)

朝6時頃に某テレビ局に行って局内の楽屋でメイクをしてロケバスに乗って出発し、なんやかんやでその日の撮影終了は深夜の3時でした。そしてスタッフさんが僕に質問をしてきました。

『明日6時入りなんですけど、タク送(タクシーで自宅まで送ってもらう)とホテルどっちがいいですか??』と。

もしタクシーで自宅に帰ったらシャワーだけ浴びてすぐまた出発しなければならないことは目に見えていたので、少しでも寝たいと思い『ホテルでお願いします』と言いました。

そしてテレビ局近くのホテルに送ってもらい部屋に入ったわけですが、日帰りだと思って来ていたのでもちろん何にも持ってきていません。僕は視力がかなり悪いのでコンタクトレンズです。ケースもなければ洗浄液もありません。仕方なくコンビニに行って買って帰ってきました。そしてシャワーを浴びて気付いたのですが、替えの下着も持ってきていないのです。コンビニに行った時に買えばよかったのですが後から気付いたのでもう行く気にはなれません。しかたなくボディーソープで洗いドライヤーで乾かしました。そもそもこの頃って普通に貧乏だったのでできる限り出費はしたくないのです。

そして今の時代と違って問題なのが携帯電話の充電器です。持ち歩いている人も少ないしコンビニにも売っていない時代です。売ってたかもしれないけどお金ないし買いたくない。仕事中なので友人関係と連絡を取れないのは全然いいのですが、マネージャーとは連絡を取らねばなりません。次の仕事だったりオーディションの連絡なども来ますので。この撮影はロケが非常に多くロケバスでの移動もものすごく多かったのですが、撮影場所が携帯ショップの近くだった時に携帯ショップで充電させてもらってました。撮影何日目かには一旦帰宅したそこまで出番のない共演者が充電器を持ってきてくれたので、みんなで回して使ってました。懐かしいなぁ(笑)

この深夜の3時に終わって朝6時入りするというサイクルは約一週間続きました。ただ僕は睡眠不足には強い方なのか眠くてやばいということはなかった気がします。移動中にウトウトしているということもありますが、眠くてやばいってことは不思議となかったです。好きな事をやれているっていうことも大きかったのかなって思います。当時は仕事なかなかなくて役者の仕事がすごく嬉しかったですし。

ただ最終日は確かぶっ通しで朝の9時ぐらいまで撮影したのでさすがに眠かったですね(笑)というかロケバスの中のスタッフさん全員爆睡していました(笑)

 

そんな撮影も結果的にはすごく楽しかったんですけどね。好きなことっていうのはやはり特別なんだなぁと思います。これが普通のアルバイトだったらこんなスケジュール絶対耐え切れないですもん(笑)

この撮影のしばらく後に、僕はこの時よりもハードスケジュールな撮影現場を経験するのですが、それはまた次の機会に。。。

                            M&O