THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

TBS✖Paraviスペシャルドラマ『新しい王様』完結 ホリエモンが過去にやろうとしたことを体現したドラマ

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TBS✖Paraviスペシャルドラマ『新しい王様』が完結

こんにちは、M&Oです。

TBSで深夜に放送されていたTBS✖Paraviスペシャルドラマ『新しい王様』が先日最終回を迎えました。

約30分の枠で月曜から金曜まで毎日放送されてこの『新しい王様』ですが、最初こそ僕自身も尺の短さと毎日放送されるという形式に少し戸惑いましたが、結果的に「これはこれでいいなぁ」という感想になりました。週に一回の一時間という枠でやってももちろん良かったと思いますが、慣れていない戸惑いはすぐになくなってポンポン観れる感じが新鮮で思ったより良かったです。ただ毎週放送と思っていて第二話とかを見逃した人も多かったのではと思います。まぁそんな時の動画配信サービスということでもしかしらたそれも狙いかもしれませんね。

スペシャルドラマ『新しい王様』の記事を書くのは第一話以来でして、

www.myprivatecomedy.net

第一話鑑賞後はそのキャストの魅力的な部分も手伝ってかなり期待大の高評価な記事を書かせて頂いたのですが、全話を観終えた今、感想としては・・・やはり面白かったです!楽しませてもらいました!ただ個人的にはドラマの演出というか作りで言えば「ちょっと中だるみした感じがあったかなぁ~」という印象です。もうちょっとテンポよくても良かったかなと思います。しかも30分枠ですし。

あとこれは超個人的にですが、もっと藤原竜也さんらしさや香川照之さんらしさがガーっと出る感じで観たかったなと欲深いことを思ってしまいます(笑)僕は藤原竜也さんと香川照之さんが俳優として大好きなので、せっかく深夜枠なのでもっと怪演が観たかったなぁと思ってしまう部分は正直ありまして。これは本当に僕個人の贅沢な望みであることはちゃんと自覚しています。でもせっかく深夜枠でこのお2人が共演してくれてるので、そんな望みは持ってしまうのも自然なのではと思います。カイジ利根川ですからね!!(笑)

 

キャストで言えば他にとってもいいなぁと思ったのはモロ師岡さんでした。なんだか胸がジーンとなる演技を見せてくれて、元々いいなぁと思う俳優さんでしたが、今回でより好きになりました。映画『キッズリターン』でのモロ師岡さんが演技が上手いだけにものすごく憎々しかっただけに今回の『新しい王様』のモロ師岡さんはホントそのギャップも良かったです。見ていて切なくなりましたし。

八嶋さんとかもさすがでしたし、野波麻帆さんはせっかく出てるんだからもっと活躍してほしかったし、川野直輝君もいいキャラでしたし、いろいろな感想を持たせてくれるキャスト陣でした。

武田玲奈さんはじめ若いキャストはさすがにまだまだだなぁという印象は受けましたが、すごくいい経験になったドラマだと思いますのでこれからにも期待ですね!

そしてこのドラマ、魅力的なキャスト陣だけでなく、内容もかなり革命的だったと言えるのではないでしょうか。

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テレビ業界の現状と現代のビジネスを体現したドラマ『新しい王様』

テレビ局を香川照之さんと藤原竜也さんが買収する形でドラマは終わったわけですが、インターネットとテレビの融合という言葉がドラマ内で駆使されていまして、これはまさにホリエモンこと堀江貴文さんが実現しようとしていたことで、ここ最近になって現実となって形になり出したことですよね。ホリエモンの先見の明が凄まじいことを認めざるをえない状況になっているわけです。

そしてネットでこういうドラマを放送されたのではなく、地上波でこういうドラマが放送された当事も大きなことだと思います。

古いしきたりや悪しき習慣にとらわれているテレビ局が変わりつつあることの証明ではないでしょうか。変わらざるを得ない状況になっていると言った方が正しいかもしれませんが。またドラマの中では、芸能界の悪しき習慣にもメスを入れていて、ドラマのキャスティング面などでも、くだらないしきたりはもう終わりにしようというメッセージもあったのかなと思いました。石黒賢さん演じるプロデューサーが左遷されてしまうあたりも。

個人的には藤原竜也さんが銀座で飲むことがステータスだとか、銀座で遊ぶようになってい一人前とかの伝統をこき下ろしているところがとても好きでして。まさにその通りだと思いましたし、ネットで顔も知らない人間があげてる物事を簡単に信用することの危険さを訴えているところもとても好きです。僕自身もですが、メジャーなアプリが撮り扱っているニュースなどはいとも簡単に信用してしまう傾向がありますから、もっと疑ってかからなければいけないなと本当に思いました。今は映像のねつ造なども専門家でなくても簡単に行えてしまいますし。

そして高級ホテルに泊まっている藤原竜也さんが、「この部屋に女の子を連れてきたら、ここに住んでいる僕に対して好意を持ってしまう。僕個人ではなく。」と言っているセリフも目から鱗でした。まさにその通りですよね。

そんな名セリフがたくさん詰まっていたドラマだと思います。楽しめたと同時にとても勉強になるドラマでした。恥ずかしながら融資と投資の違いもなんとなくしか僕はわかっていませんでしたが、このドラマのおかげでよく理解することが出来ましたし。

これからもこういうドラマがどんどん作られていくことに期待したいと思います!

しかし、やっぱり役者・藤原竜也はいいですねぇ。

                           M&O