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映画『ディパーテッド』ネタバレあらすじ感想

映画ディパーテッドネタバレあらすじキャスト評価

映画『ディパーテッド』作品情報

今回の絶対おすすめ映画シリーズは『ディパーテッド』です。

『ディパーテッド』はレオナルドディカプリオとマットデイモン、ジャックニコルソンにマークウォルバーグに監督はマーティンスコセッシという、映画ファンならば涎を垂らしかねないメンバーで織りなす映画です。

大ヒット香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品です。

それでは『ディパーテッド』の映画紹介です。

映画『ディパーテッド』は2007年に日本公開されたアメリカ映画です。

上映時間は150分です。

香港映画『インファナル・アフェア』のリメイクで、アカデミー賞作品賞受賞作品です。

製作にブラッドピットが入っている作品なのですが、ジェニファーアニストンも入っていたんですね、今知りました。

監督はマーティンスコセッシ監督『タクシードライバー』『アビエイター』『ギャングオブニューヨーク』『レイジングブル』『グッドフェローズ』『ウルフオブウォールストリート』などなど代表作を挙げたらキリがない名監督です。

キャストは

ビリーコスティガン…レオナルド・ディカプリオ

コリンサリヴァン…マット・デイモン

フランクコステロ…ジャック・ニコルソン

クイーナン警部…マーティン・シーン

ディグナム巡査部長…マーク・ウォルバーグ

マドリン…ヴェラ・ファーミガ

ミスターフレンチ…レイ・ウィンストン

エーラビー警部…アレック・ボールドウィン

トルーパーブラウン…アンソニー・アンダーソン

トルーパーバーリガン…ジェームズ・バッジデール

ほか。

映画『ディパーテッド』ネタバレ・あらすじ

警察学校を卒業したビリーコスティガン(レオナルドディカプリオ)はクイーナン警部(マーティンシーン)とディグナム巡査部長(マークウォルバーグ)に呼び出されます。

ビリーの過去を調べ上げていた2人は、警察学校を優秀な成績で卒業したビリーには他の顔があり気性が荒く道を踏み外していた経験があることを知っていて、ビリーに極秘任務を言い渡します。

その極秘任務とは、マフィアの大ボスであるフランクコステロ(ジャックニコルソン)の組織にギャングの一員として潜入することでした。

決していい環境で育ってきていないビリーの経歴は、マフィア組織への潜入捜査員に適役だと判断しての事でした。

コステロを逮捕するためにに潜入捜査を目論むクイーナン警部とディグナムでしたが、コステロも裏で密かに動いていました。

子供の頃から可愛がっていたコリンサリヴァン(マットデイモン)をコステロは警察学校に入れ、警察官にさせていたのです。

コリンは刑事となって警察に入り込んでいました。

警察になるための費用などはすべてコステロが面倒を見ていて、コリンは警察内部の動きを逐一コステロに伝えていました。

一方ビリーはマフィアに潜入するために表向きは警察官の資格をはく奪され、罪を犯した体で刑務所へ服役します。

刑務所を出たビリーはコステロに目を付けられるように目立った悪事を働き、さらにコステロの組織に入るためにコステロの息のかかった酒場に行きコステロの手下ともめ事を起こします。

最初は疑いの目を持たれていたビリーでしたが、父親とコステロ関係などもありコステロの組織に潜入することに成功します。

マフィアに潜入した捜査官、警察に潜入したマフィアという形となりましたが、この事実を知るものはまだ誰一人としていませんでした。

マフィアの情報を警察に流すビリーと、警察の動きをコステロに流すコリン。

警察はコステロの逮捕に躍起になりますが、情報が洩れていることであと一歩で逮捕まで辿り着けません。

そしてコステロも動きを読まれていることに気付き、コリンに『潜入しているネズミを探り出せ』と命令します。

ビリーは潜入捜査官であることがコステロにバレれば命がないのはわかりきっているため、毎日を命がけで生きていました。

精神的にも限界に来ていましたが、潜入捜査は続いていきました。

ビリーはクイーナンとディグナムに早くコステロを逮捕してくれと懇願しますが決定的な証拠がまだ掴めていません。

そしてその最中、警察内部にコステロの犬がいることを知らされたビリーはさらに追い詰められていきます。

一方コリンは警察内部にいるコステロの犬を探し出せと上司から指示されます。コリンは自分で自分を探せと言われていたのでした。

コステロは内通者を炙り出そうと自分の部下たち全員に社会保険番号を教えるように命令します。

ビリーはこのやり方に反抗します。

番号を書く際にコステロの部下にCITIZENのスペルがわからない者がいてビリーが書いて教えてやりました。

コステロは集めた社会保険番号をコリンに渡しなんとか潜入捜査をしているネズミは誰なのかを探し出そうとしていました。

ビリーはクイーナンに連絡を取り、人気のないビルの屋上で2人きりで会う事にします。

クイーナンは用心深く電車を乗り換えてビリー待つ現場に向かいますが、コリンがクイーナンに尾行をつけていました。

クイーナンとこっそり会っているものが潜入捜査官であると思っているコリンはクイーナンと会う者が誰なのかを緊張の面持ちで連絡を待ちました。

クイーナンが入っていくビルを突き止めたコリンはコステロに連絡しコステロは部下たちを急行させます。

そこにビリーにもコステロの仲間から現場のビルに行くように連絡が入ります。

尾行されていたことに気が付いたクイーナンはなんとかビリーだけは逃がそうとビリーを非常階段から降ろします。

自分はエレベーターで降りますがコステロの部下たちに見つかってしまい、屋上から落とされてしまいます。

ちょうどビリーがビルの下に到着したところにクイーナンが落下してきてビリーの前で死に絶えます。

ビリーはショックで固まりますが、クイーナンを尾行してきた警察とコステロ一味の銃撃戦が始まり仲間の車に乗ってその場から逃げました。

コステロの仲間たちはビリーが現場に到着したところだと思っているだけでした。

ビリーは潜入捜査官だという事がバレずに済みましたが、クイーナンが死んでしまい大きなショックを受けます。

ビリーは精神科医のマドリン(ヴェラファーミガ)の元に行き慰めを求めます。

しかしマドリンはコリンの恋人であるため、ビリーとずっと一緒にいることはできずコリンの元へと帰っていきました。

ビリーが潜入捜査官であることを知っているのはクイーナンとディグナムだけでした。

しかしクイーナンは死んでしまい、この一件でコリンに噛みついたディグナムは休職を言い渡され、ビリーは完全に孤立してしまいます。

ビリーはコステロの大掛かりな麻薬の取引に行くことになります。

その頃、コリンはクイーナンが残した資料からコステロがFBIに情報を流していることを知ります。

自分もいつFBIに売られるかわからない、利用されていただけと感じたコリンはコステロを裏切り取引の現場を警察に包囲させます。

コステロ一派と警察の激しい銃撃戦となります。コリンもこの現場に来ていました。そしてコリンは自らの手でコステロを撃ち始末してしまいました。

ビリーは潜入捜査を終えて警察へと戻ってきました。

クイーナンとディグナムがいないためコリンが対応しました。

ビリーはコリンに対し身分を返してくれと言い、コリンは潜入捜査官がビリーであったことを初めて知り、資料を取ってくると席を外します。

ビリーは解放感を感じつつありましたが、コリンの机の上の封筒に目が留まります。

そこにはコステロに書かされた社会保険番号の、ビリーが仲間に教えてあげたCITIZENの文字がありました。コステロの仲間しか持っていない封筒です。

ビリーはコステロの犬がコリンであると確信し、コリンが席を外している間に出ていきます。戻ってきたコリンはビリーがいないことに驚きますが、ビリーが自分がコステロの犬であったことに気付いたことを悟ります。

ビリーはコリンに盗聴したテープを送りつけました。

そしてそのテープをコリンと同棲しているマドリンが聴いてしまい。コリンとマドリンは破局を迎えます。

ビリーはコリンをビルの屋上に呼び出し、話をつけます。

正体を暴き連行しようとするビリー。エレベーターに乗りコリンを連れて行っている最中、エレベーターの扉が開いた瞬間にビリーは頭を撃ち抜かれてしまいます。

ビリーを撃ったのはコステロがコリンの他に送り込んでいる犬でした。

コステロはコリン以外にも自分の部下を送り込んでいたのでした。

コリンに同じ犬だと告げるその男をコリンは撃ち殺します。

これで自分がコステロの犬だと知っている人間はいなくなりました。

自分の保身のために作り話をしてビリー殺しも警官殺しの容疑も免れたコリンは元の生活に戻りますが、コリンの家にディグナムが訪れ…。

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映画『ディパーテッド』感想・評価

『ああ。映画を観た。』観終わった後にそう思える映画です。

上映時間が150分と少々長めの印象を受けるかもしれませんが、かなり中身が凝縮されていて基本的に手に汗握る展開なので全然長く感じることはないと思います。

元々の『インファナル・アフェア』という映画ですが、実はこの映画がまず抜群に面白いんですよね。

僕は『インファナル・アフェア』を初めてみた時に大きな衝撃を受けたのですが、それぐらい面白い映画なのです。

脚本が本当に秀逸で散りばめられた伏線が繋がった時の衝撃はかなりのものでした。

そんな作品をリメイクした『ディパーテッド』がつまらないわけがないのです。

スコセッシにディカプリオにマットデイモンにマークウォルバーグにジャックニコルソンでつまらなくなるわけがないんです。

個人的には『ディパーテッド』の方が、人物の心の葛藤に焦点を当てているという印象です。

中でもマフィアに潜入しているディカプリオ演じるビリーがプレッシャーに苦しんでいるところが個人的に大好きでして、ディカプリオはこういう演技本当に上手いなぁと一人でホクホクしてしまうのです。

スコセッシ作品でディカプリオとマットデイモンが共演って僕は世代的に感慨深いものがありまして…『グッドウィルハンティング』から見ているマットデイモンと『バスケットボールダイアリーズ』のディカプリオが共演ですからね。

そこにジャックニコルソンとマークウォルバーグって…書いてて涙が滲んできそうなレベルなのです。

出演者皆さん素晴らしいのですが、特にジャックニコルソンが半端じゃないです。

アドリブでいきなりやっているんじゃないか?と思ってしまうよな演技をたくさん魅せてくれます。

絶対に観て頂きたい映画なのです。おすすめです。是非

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