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映画『カメラを止めるな!』ネタバレあらすじ結末と感想評価|何がすごい?

映画カメラを止めるなネタバレあらすじキャスト評価

映画『カメラを止めるな!』キャスト・監督・概要

今回の絶対おすすめ映画シリーズは『カメラを止めるな!』です。

映画『カメラを止めるな!』は、もはやこの映画のタイトルを知らない人は日本にあまり存在しないのではないかと思えるほどに話題になった低予算映画です。

上映館もどんどん拡大されるという日本では極めて稀なヒットの仕方で、大ヒット映画となりました。

こういった低予算映画が口コミで広がり、沢山のお客さんの目に触れるというのはとてもいいことだと思います。

しかし、本当に面白いかどうかは自分の目で観ないとわからないということも実感することもあるのが実情です。

それでは『カメラを止めるな!』の映画紹介です。

映画『カメラを止めるな!』は2017年に製作され公開された日本映画です。

上映時間は96分。

ENBUゼミナールという俳優・監督養成スクールの製作作品です。

監督は上田慎一郎監督。初の劇場長編作品がこの『カメラを止めるな!』です。

キャストは

日暮隆之…濱津隆之

日暮真央…真魚

日暮晴美…しゅはまはるみ

松本逢花…秋山ゆずき

神谷和明…長尾和彰

細田学…細井学

山之内洋…市原洋

山越俊助…山崎俊太郎

古沢真一…大沢真一郎

笹原芳子…竹原芳子

吉野美紀…吉田美紀

栗原綾奈…合田純奈

松浦早紀希…浅森咲希奈

谷口智和…山口智和

藤丸拓哉…藤村拓矢

黒岡大吾…イワゴウサトシ

ほか。

映画『カメラを止めるな!』あらすじ・ネタバレ

ゾンビ映画の撮影現場、監督は主演女優の演技に納得がいかず、もっと本物が欲しいんだ!作り物の恐怖なんていらないんだとNGを出し続け、テイク数は42テイクにまでなっていました。

スムーズに進まない撮影現場の中、監督はロケ地となっている建物の屋上に血糊であるサインを書きます。するとカメラマンの男性が本物のゾンビとなってしまい、ゾンビは次々と撮影スタッフを襲っていき撮影現場は修羅場と化してしまいます。

その状況に監督は正気を失ったのか興奮し、嬉々としてカメラを回し続けます。

そして主演女優がゾンビとなった元恋人に襲われそうになり、主演女優は自分を思い出すように説得を試みますがゾンビとなった元恋人は思い出してくれず…意を決した主演女優はゾンビを斧でやっつけます。

その光景をカメラで撮っていた監督は台本通りにやらなかったことに激怒し主演女優を叱責しますが、主演女優はゾンビになっていないその監督を斧で殴打します。

主演女優は何ともいえない表情で空を見上げていました。

場面は一か月前に変わります。

映像監督の日暮は普段は再現ビデオやカラオケの映像などを撮影しています。

そんな日暮の元に仕事のオファーが舞い込みます。内容はゾンビ映画専門チャンネルの開局記念なる『30分間カメラ一台でワンカットで撮影。しかも生放送で』という内容でした。

タイトルは『ONE CUT OF THE DEAD』です。

この無茶ぶりに一度は日暮はこのオファーを断ります。

しかし日暮の娘の真央が好きな俳優がこの作品に出演することになり、日暮はこの監督のオファーを引き受けるのでした。

台本を書き、出演者との顔合わせの日になりますが、出演者は一癖も二癖もあるメンバーで顔合わせは前途多難な雰囲気をこれでもかと醸し出します。

ワンカットでの長回し撮影のために入念なリハーサルを繰り返しいよいよ放送当日、撮影スタートとなる予定でしたが、ここで早速事件が起きます。

監督役の俳優とメイク役の女優が交通事故により現場に来れないことが判明したのです。

放送中止はあり得ないという判断の元、監督役は日暮が演じることになりました。

しかしメイク役の女優がいません。

たまたま撮影を見学に来ていた(本当は娘の真央が主演俳優のファンのために見に来ていた)日暮の妻・晴美が演じることになりました。

撮影はとにかくドタバタの連続で、腹を下してしまう者もいれば持病の腰痛が悪化し動けなくなる者、役に入りすぎてめちゃくちゃにしてしまう者などがいる中で、何とか裏方スタッフの奮闘もあり無事に(?)撮影は続行され放送され続けます。

どうにかこぎつけたラストシーンでしたが、最後の最後に機材トラブルが起きてしまいクレーンの利用ができなくなってしまいその撮影を諦めようとしていた監督でしたが、娘の真央がアイディアを出します。

果たして撮影は無事成功するのか…?

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映画『カメラを止めるな!』感想・評価

ここまで話題になっていて『おもしろい!』という評価を嫌というほど見てきただけに少々言いづらいのですが、僕は個人的には『そこまで面白いか??』というのが率直な感想です。

それでも絶対観るべき映画シリーズで紹介したのは、こういった低予算で有名なキャストも出演していない映画がこれだけ話題になりお客さんを劇場に呼んだという事を評価してなのです。

ここまでこういう映画が話題になるのは結構稀な事ですし。日本の悪い意味で安定しているエンターテインメント界に一石を投じたのではないかと思ったからです。実際にすごいことだと思いますし。

しかしですね、実際に冷静に作品を評価した時に、そこまでの衝撃も感動も笑いもなかったのは事実です。あくまで僕個人にはですが。

そこまでストーリーも練られているとはまったく思わないですし、やりたい笑いはわかるのですがどれも中途半端になってしまっている感も否めません。これは役者陣のレベルによるところも大きいと感じましたが。

演技とはまた別の部分ですが、カッコいいとかかわいいとかそういう事ではないのですが、やはり俳優陣の華のなさは結構厳しいものを感じました。

小劇場の演劇を観に行っている感覚を思い出しました。華っていうのはなんだかんだで必要なものなんですよね。もちろん出演者の方々これから華が出てくる可能性大いにあると思いますが。

兎にも角にもすべての演出がインパクトに欠けていたことは否めないので、僕は特にこの作品は高く評価できないです。

自主映画でもこれより面白い作品全然あると思いますし。それでもここまで作品が大きくなったのは本当にすごいと思いますが。

元俳優としてはこの映画を製作したENBUゼミナールというのはもちろん聞いた事のある名前だったので「あのENBUゼミナールか!!」と正直思ったものです。大ヒットしたことでものすごい宣伝になったこと間違いなしですね!

正直言ってこの映画があれだけ面白いとか感動するとか言われていたのは結構驚きです。そういった意味でももし観ていない人は一度観てみて欲しいなと思います。

最後に本音をもう一度しっかり書かせて頂きます。『カメラを止めるな!』ってそんなに面白いかなぁ…。

映画『カメラを止めるな!』

最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる。

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