THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

『世界の果てまでイッテQ!』のやらせ騒動からバラエティのやらせ問題がネットで話題ですが、今さら何を・・・やらせじゃなくて演出でしょ

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バラエティ番組のやらせ騒動って何回やるんでしょう

おはようございます、M&Oです。

少し前の話になりますが、『世界の果てまでイッテQ!』のやらせ騒動が話題になり、その後は他のバラエティ番組も「あれはやらせだった!」みたいな話題が結構出ていましたが、問題なのはやらせと演出の境界線ですよね。

 

お祭りも実際のお祭りだけに参加していたら、面白い競争もなくてはならないわけですから、バカ正直にやっていたらお祭りネタは結構すぐに枯渇することは製作側も百も承知だったでしょう。

面白い競争を思いついて「どうせならどこかの祭りという事にして宮川大輔さんにいつも通り祭りに参加してもらう形にしたら盛り上がるし面白いじゃないか」

と会議でなったかは知りませんが、番組だってその架空のお祭りのために現地の人に参加してもらったり海を渡っていたりしているわけですから、かなりの労力を使っているわけです。僕としてはバラエティなんだからいいじゃんという考えなのです。

そもそも非難する人たちはどんな感情で文句を言っているのでしょうか。

「ふざけんなよ!この祭りがあるって信じてたのによ!」

「裏切られた!もう立ち上がれない!!」

とか思っているのでしょうか。もしかしたらそういう人たちもいるのかもしれませんが、ものすごくマイノリティなんじゃないでしょうか。だってドキュメンタリーって謳っているわけじゃないんですから。

過剰に反応しずぎじゃない?と思わずにいられません。

例えばイッテQ!で取り扱っていたお祭りに海外旅行で訪れた人がいて、しかも目的がそのお祭りで行ってみたら実際そんな祭りは存在していなかったっていうんなら、まだわかります。でもいるんですかね、そんな人。怒って自然なのはそういう人ぐらいだと思います。

しかもイッテQ!の問題に関しては「やらせ」ではないでしょう。言うなれば「嘘」であって、もっと言えば「演出」でしょう。

そしてこれによって誰かが傷ついたのでしょうか。「嘘」という言葉ではあまりに重すぎるでしょう、「冗談」で充分だと思います。宮川大輔さんが一番傷ついているんじゃないかとさえ思います(笑)完全に被害者でしょう。

 

TOKIOが昔やっていた番組で『ガチンコ』という番組がありまして、この番組もやらせだった!といって一時期ネットを賑わしていましたが、別に良くないですか(笑)少年だったM&Oはやらせとは知らずにドキドキしてガチンコファイトクラブとか観てました。すごく楽しかったです。だからそれでいいじゃないですかと思うのです。むしろやらせと知らずに夢中になって観ていたM&Oは、ある意味番組サイドに負けていたという事です。勝ち負けではないですが、信じ込ませた番組側があっぱれなだけです。楽しい時間をくれて感謝すらしてしまいます。

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バラエティで「やらせ」を非難するなら、ほとんどのバラエティが非難されるべきでしょう

僕は一応芸能界に身を置いてたせいで、恋愛もののバラエティ番組は観ようと思ったこともありません。『あいのり』とか『テラスハウス』とか、今の世間の定義で言うならすべて「やらせ」ですよ。僕が観ていないのはあまりに「演出」として寒かったからですが。もちろん本当の感情もあるでしょう、男女が一緒に過ごしたらそうなるのが当たり前ですしね。でも完全に視聴者の事を最優先に考えた展開が存在しているはずです。じゃなきゃめちゃくちゃになってすぐに番組打ち切りです。出演している人たちも他言しないようにっていう誓約書をしっかり書かされていると思います。あくまで想像ですが。

昔売れっ子のホストの人と知り合う機会があったのですが、彼はテレビの特番で売れっ子ホストとして取り上げられたりしていましたが、密着取材みたいな企画だったみたいですが、高級マンションは番組が用意していて、「ここに住んでいる設定でお願いします」と言われそのまま初めて入った部屋でくつろいでいる様子を撮影したそうです。今の世の中ではこれは立派な『やらせ』ということになりますよね。でも『演出』だと言えば『演出』でしょう。

 

『この番組はすべてフィクションです』というテロップももちろんエンディングに流しているわけではありませんが、『この番組はすべてノンフィクションです』ともいっていないわけです。なんだか減らず口みたいなことを言ってしまっていますが、実際そうなんです。観ている人が「これは本当のことなんだ、真実を放送していたんだ!」と勝手に思っているだけです。映画で言えば、実話を基にした映画だと勝手に思い込んでいて、後で実話じゃないと知ってブチ切れているようなものでしょう。一言も実話を基にしているなんて言っていない映画に対して。

 

誤解してほしくないのですが、バラエティを『やらせ』と思って観ることを勧めているわけではないのです。そんなこと思わずに観る方が絶対楽しめますから。ただ観て楽しめればいいと思うんです。問題はその後に『やらせだった』みたいな騒動が起きても「マジか~!全然わかんなかった!(笑)」ぐらいの感じでいいんじゃないかなと思うのです。というか僕は怒る感覚がわからないです。自分はまだまだだなと思うならまだしも。

最後にですが、『モニタリング』をこの前たまたま観たのですが、失礼記者がインタビューでっていう昔からやっている企画だったのですが、今となっては失礼記者の顔が売れすぎていますよね。インタビュー受けてるタレントや俳優絶対わかっているでしょう。あれに関しては『やらせ』って騒がないのが不思議です。

                               M&O

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