THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

芸能人は破天荒で気が強い人が多い?? M&OのQ&Aコーナーのお答え

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芸能界は気が強くないとやっていけない??

おはようございます、M&Oです。

今回はM&Oの質問コーナーにお寄せ頂いたご質問にお答えさせて頂きます。

ご質問はまだまだ受付中でございます!この記事にご質問頂いて大丈夫ですのでもし宜しければ。

 

今回はsho-shさんから頂いたご質問です。ありがとうございます!!

『破天荒な人が多いですか?気が強くないとできないと聞いたりしますが・・・』

というご質問を頂きました!

女優さんを含めてこういうイメージって確かにあるのではないかと思います。今回も実体験と周りの俳優などを例に出しながらリアルにお答えさせて頂きたいと思います!

 

破天荒で気が強い人、割合で言えば・・・

間違いなく多いと思います!

一番は、我が強い人が多いと思います。あまりにイエスマンの人は正直あまり向かない世界だと思います。かなりいいように使われてしまう事が多くなってしまうので。

礼儀がキチンとしているとかは人間として当たり前のことなので、それは俳優の世界も変わりませんしむしろ重んじられる世界だと思いますが、

それよりも求められるのは個性なので、自分を抑えることは全然いいことではないと思います。

言われた通り、なすがままにロボットのように演じても代わりがいくらでもいる役者になってしまいます。

実際売れてる第一線にいる俳優ってみんなそれぞれ個性がありますよね。逆に一時期売れていた人でも個性がない人は消えていっていると思います。

 

見方によると一見わがままと間違われそうな時もあると思いますが、そうならないためには納得させることが必要になります。

例えば『こういう風に演じて欲しい』と演出されたら、求められている演技をした後に、自分が実際にしたい演技をプレゼンする、みたいな。そうすれば相手に選択肢を与えられるわけで、ただ『いやそれはできないです』というより説得力も増します。それでも監督が演出家に最終的にはどちらを選択するかは委ねるべきだと思いますが。彼らは全体を見て舵を取っている役割なので、一任することも大切です。なので信頼関係も必要になります。

でも現場で我を通したり自分の考えを通すというのはなかなかに勇気も必要でして、実はM&Oは気も強くなければ破天荒な性格でもなく、そういう俳優たちを見ては憧れていました。

元々気が強くない人も開き直ることで強くなっていく?

ドラマの現場や舞台の稽古など、俳優はいきなり大勢のスタッフさんや役者の前で演じるわけですが、『さぁこいつどんな芝居すんねん?』という視線も感じるわけです。ここで気が弱い人がぶつかる壁が

安パイな芝居をしてしまうことです。

正直それなりに役者をやっていてお仕事もそこそこもらえるようになっている役者は『オーケーが出る芝居』が大体わかりますし、クリアできるスキルも持っています。なのでビビるとこの『オーケーが出る芝居』に逃げてしまうのです。正直僕も特にドラマの現場ではそんな芝居をしてしまったことが何度もあります。監督のオーケーは出るわけですが、そんな芝居が面白いわけがありません。そして印象にも残ることが出来ず、次の仕事に続かないということになってしまいます。『下手ではない俳優』ぐらいに思われあるぐらいです。

オーディションも同じでこういう芝居をしても受かることはほとんどないと言えると思います。圧倒的にリアルな演技をしていてそれが求められていたならば受かるかもしれませんが。

僕自身はこのままじゃいかんと思ったのは結構後になってからで、それからはとにかくチャレンジと冒険をするように心がけました。そしてそれを実行するためには

開き直るしかありませんでした。

知るか!やりたいようにやらせてもらうぜ!ぐらいに自分に言い聞かせるように意識していました。もちろんそれによってNGになることも全然ありましたが、それに関してへこんだりはなかったです。

でも一つ問題は気が弱いと、自分のせいで現場を止めてしまっていることに非常に申し訳なさを感じてしまって、どんどん萎縮してしまったりします。ドラマの撮影は時間ない時が多いからある程度で妥協して次に進むことが多いですが、舞台の稽古などでは演出家によっては一つのシーンで出来るまで延々と同じシーンをやったりすることもあります。8時間とかも全然あります。そうするとそのシーンに出ていない役者たちを延々と待たせることになるわけです。罵倒を浴びせられながら(笑)

そこで『何回やっても今は出来ねーよ!』とか心の中で思える性格ならいいのですが、『ああ。。。自分が出来ないせいで申し訳ない。情けない。。。』と思ってしまう気の弱い性格だともういい芝居なんて絶対できないです。そんなときは開き直るしかないのです。

僕自身はそんな経験を繰り返しているうちに、少しずつ気が強くなったかもしれません。あんまり物事に対して動じなくなったというか。

『別に命取られるわけじゃない』ぐらいに考えるようにいつの間にかなっていました。

今思ったのですが、子供の頃に歯医者で虫歯の治療していた時もそんな風に考えていた気がします(笑)

何かしら自分なりに気の弱さを克服する術を見つけられないと、結構続けられないかもしれません。でも人間環境に順応する生き物なので、好きでその場所にいたいなら処世術はみんな編み出しているのではないでしょうか。好きじゃないならわざわざ自分が傷つく場所に無理に居る必要はまったくないですし。

あ、でもこれ俳優の世界では結構有名な言葉なのですが、

『俳優はMが圧倒的に多い』

なんてよく言われています。現場によっては本当に精神的にかなりやられるので、確かに言いえて然りな気がします。僕も多分そうですし(笑)M&Oだけに・・・。

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破天荒な人は俳優に多い??

これはもう生活面、人生面でのお答えとなりますが、

役者を長期間ちゃんと続けてる人は基本的に破天荒でしょう!(笑)

アルバイトちゃんとしてて安定した生活してて年に2本ぐらい舞台出てますみたいな大人の人もいますが、そういう人たちは破天荒では決してないと思います。そもそも俳優なのか?という感じなので。

アルバイトをしていても俳優としての生活に重きを置いている人、俳優以外で収入を得てない人たちは、

破天荒じゃなかったらやっていけません(笑)

給料制っていう稀な俳優を除けば、安定の『あ』の字もないですから(笑)

毎月決まった金額は入ってこないし、いきなり収入がなくなったり、そんな可能性が全然あるわけです。しかも僕も含めてあんまり貯金とかする人やたら少ないイメージです。中にはきちんとしていて貯金も頑張ってしていて、なんて人もいますが少数派です。六角精児さんなんて破天荒の筆頭ですよね(笑)六角さんほどではないにしても、借金を経験している俳優は結構多いと思います。

一桁の収入の月があったり三桁の収入の月があったり無収入の月があったり、もうよくわかんなくなってた時もありました。とりあえず生きていけてるからいいや!みたいな(笑)

なので、人生設計をしっかりできる人はなかなか続けるのが難しい世界なんじゃないかしらと思います。多分不安に押しつぶされます(笑)M&Oも20代の半ば過ぎに一回だけ先々が不安になってかなり悩んだことがありましたが、結局開き直ってしまいました。

決まった金額を貯金するとかは今まで一回も経験ないです。貯金してたのは同棲してた時ぐらいです、基本的にお財布全部預けてしまうので。

だからと言っていつもすっからかんだったわけではありませんからね(笑)お酒も飲まないからそんな出費ないですし。あ、お酒好きな俳優って多いので、お金ないのに飲んでる人見ると、そういう人たちは僕から見ても破天荒だなぁ~って思います。

ものすごく売れてる人たちは貯金もしっかりあると思いますが、どんな俳優でもいつ仕事なくなるかはわからないですからね。しかも一般的なビジネス経験もなくいい歳になっているのでいわゆる潰しもきかない職業ですし・・・。

そんなわけで、こちらも割合としては『宵越しの金は持たねえ』みたいな江戸っ子気質な人が多いと思われます。

※何かあった時のために貯金はあったほうがいいと思います。

                            M&O

ハリポタ