THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

俳優・女優はタレントの逃げ道ではない。役者を舐めた芸能界の在り方を考える。

取り柄がないと俳優や女優に転身するアイドルやタレントたち

 

『これからは俳優としてやっていきたいと思います』

『これからは女優としてやっていきたいです』

そんなセリフをやたらと耳にする芸能界。正直『は?』と思ってしまうケースもしばしばあります。

もちろんそれぞれ事情はあるでしょう。元々俳優や女優になりたかった人が、たまたま芸能界への入り方がアイドルやタレントだっただけで、『いつかは俳優になるんだ』『いつかは女優になるんだ』と思い続けていた人もきっといると思います。もちろんそれは全然いいと思います。『ずっと演技の仕事をしたかった』って言う人もいますし。本当かどうかはさておき。。。

私M&Oはそんな人たちを全否定したいわけじゃないんです。俳優や女優に転身して素晴らしい人たちもたくさんいますし。お笑い芸人だって演技がいい人たくさんいますしね。

 

ただ、

歌で勝負するにはグループでは良かったけど1人では通用しない。

バラエティで飽きられてきた。

グラビアやる年齢じゃなくなってきた。

その他諸々のケースがありますが…

俳優という仕事を舐めすぎなのではないでしょうか⁇

『演技なんて誰にでもできるでしょ!』そんな空気をプンプン感じてしまうのです。

そして結局は1年か2年でテレビや映画で見なくなるという流れが多いわけで。

やっぱり通用しなかったかぁなんて思っていたら、ちゃっかり舞台に出まくっているケースも本当に多い。

使う方も使う方ですか…知名度って本当に大きいですよね。

こういったケースは二世タレントにも多く見られて。二世タレントって本当に俳優が多いですよね(笑)

音楽でいう楽器とか、お笑い芸人でいう発想力とかと比べて、与えられたセリフを喋ればいいという安易なイメージからとっつきやすいと思われているのでしょうか。

役者で成功するのが一握りなのと同じように、転身して成功するのももちろん一握り。段々と、少しずつですが脈々と続く芸能界のパワーバランスが崩れてきて、実力主義になりそうな予感もする今、淘汰されるべきものは淘汰されることに期待です。

それが日本の芸術レベルを上がる事にも繋がるはず。しかし、その為には観る側の観客の意識改革が絶対に必要です。

観る側が作品のクオリティを求めれば、知名度だけの下手な役者、大手事務所だからといって出てる役者は仕事がなくなるでしょう。なにもそういう人達が失業すればいいと言っているのではなく、そうなればいい役者になるようにしっかり努力をするようになるという事です。二世タレントだろうが、元〜〜で知名度があろうが、いい役者であればなんの文句もないわけです。

僕が言いたいのは、安易に役者という職業に飛びつく流れが嫌なだけです。芸能界にはいたいけど、あれもダメこれもダメ、それも大変そう、そして消去法で役者が残ったみたいな。

やりたいからやってほしいのです。

 

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カテゴライズが曖昧な日本の芸能界

 

そもそも日本って芸能界の中の職業の区別がものすごく曖昧ですよね。アイドルもミュージシャンもタレントもみんなドラマや映画に出演します。バンドのボーカルが役者やる必要あるのかなとは特に思ってしまいます。役者だけをやっている人でそのレベルの演技できる人はきっとたくさんいるので、ネームバリューや大人の事情などのせいなのでしょう。主演の俳優の事務所とそのバンドの所属事務所が同じだとか。

 

ジャニーズの人達もそれはもうたくさんの人達がドラマに映画に舞台に大活躍なわけですが、M&O的にそれに関しては全然いいと思っているのです。しっかり成立させているし、森田剛くんや二宮和也くんを筆頭に魅力的な役者もたくさんいるし。歌って踊れて演技もできるなんてすごい事だと素直に思いますし、本気でリスペクトもしています。ただ職業としては『アイドル』ですよね。

誤解のないように言っておきますが、芸能界の中のどの職業が上で下でとかそういうことじゃないです。上も下もないと思っています。

 

いわゆる『俳優・女優』が職業の人たちって誰もが知っている人で例を挙げると、山田孝之さん、小栗旬さん、藤原竜也さん、菅田将暉さん、松田龍平さん、松田翔太さん、久保田悠来さん、高橋一生さん、濱田岳さん、池松壮亮さん、沢尻エリカさん、長澤まさみさん、満島ひかりさん、戸田恵梨香さん、竹内結子さん、中谷美紀さん、広瀬すずさん、あんまり上の世代の人を挙げないようにしましたが、挙げだしたらキリがないですね。

少しコアなところで言うと、永瀬正敏さん、安藤政信さんなどザ・俳優が他にもたくさんいます。

そして皆さんが顔は知ってるけど名前は知らないなんていう俳優もたくさんいます。

そして舞台などに埋もれている実力派の俳優もたくさんいます。

ならはザ・俳優たちで作品作ればいいと思うんです。作れますよ、役者に大して思い入れのない人たちを使わなくても。

そしたら見応えのある作品ってすごく増えると思うんです。

『スター』は別でいていいと思います。ものすごく稀有な才能の持ち主で、画面の中や舞台上にその人がいると自然とその人を見てしまうというとんでもない才能を持った人っているんです。逆に今ってそういうスターっていないから是非出てきて欲しいです。

 作る側も観る側もレベルアップしないとこれは絶対に変わらないと思います。観る側がシビアになれば作る側は今までのやり方を変えざるを得なくなります。ネットの普及でメディアは昔に比べて流行りを作り出したり誰かを売り出したりという、いわゆるメディアによる洗脳をしづらくなっています。もうメッキでは通用しなくなる世界が見えはじめていると思います。

Viva la Revolution!!!!!!

                                 M&O