THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

今もなお伝説として生き続ける俳優ジェームズ・ディーン そんなジェームズ・ディーンの魅力に迫る

人生を駆け抜けたハリウッドスター、ジェームズ・ディーン

映画好きなら誰もが知っている俳優であろうジェームズ・ディーン。もしかしたら若い人は知らないんだろうか。映画にあまり興味がない人は知らないかもしれませんね。でも顔を見たらわかるという人も少なくないのではとも思います。

全てが名作と呼ぶにふさわしい『エデンの東』『理由なき反抗』『ジャイアンツ』という3本の映画を遺して駆け抜けていったジェームズ・ディーン

24歳というあまりにも短い生涯でした。

 

俳優としてなかなか芽が出ない時期を経て、『エデンの東』で主演を演じその存在感と演技力で高く評価され、アカデミー賞の主演男優賞にもノミネート。

個人的にも初めてこの『エデンの東』を観た時に、私生活から常に愛に飢えていたジェームズ・ディーンと、彼がの演じたキャルという役が非常にリンクしていた印象を受けて、とんでもなくジェームズ・ディーンが魅力的でした。映画の中のキャルという人間を愛さずにはいられなくなるんです。そしてジェームズ・ディーンという俳優に完全にハマることとなります。

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上目遣いがたまらないんです。こんな人が身近で思い悩んでいたら誰だって手を差し伸べて自分にできる最大限の事をしてあげたくなるでしょう。ジェームズ・ディーンとはそんな魔力を持った俳優だと思います。

 

『理由なき反抗』でもその魅力はこれでもかと発揮されています。

この作品も映画自体が胸をかきむしられる様な内容の作品となっています。思春期にありがちな強がりと優しい部分、言いようのない整理できない若者ならではの心情をジェームズ・ディーンが見事に体現しています。ジェームズ・ディーンの代表作として挙げられることの多い作品はこの『理由なき反抗』です。映画の中の彼の姿に多くの若者が共感し憧れ、当時若者のカリスマ的存在になっていたといいます。

またこの作品でジェームズ・ディーンはLeeのライダース101のジーンズを履いていて、ジェームズ・ディーン好きの男性はLeeを履くというのは僕の時代にも全然ありました。僕ももちろんその一人です(笑)今はちょっとわからないのですが、売っているLeeのジーパンに値札と別に普通にジェームズ・ディーンの写真がついてました。僕はそれにも惹かれちゃってました。CMもジェームズ・ディーンを前面に出していましたし。たしか『ジェームズ・ディーン、彼は映画出演の際Leeを指名した』みたいなナレーションが流れていた記憶が。なので僕にとっては未だにLee=ジェームズ・ディーンです。

f:id:myprivatecomedy:20180816000225j:plain※画像は『理由なき反抗』のものではないです。

 

ジャイアンツ』では石油を掘り当て成り上がるも富に溺れ、富で寂しさや愛を得ようとするジェットを演じました。この役も非常に可哀そうになる役柄でした。途中までは応援したくなる男なのですが、富を得てからはその力を悪い方向にも使ってしまいます。最後には結局大切な人は誰も周りにいない男となります。

溢れ出た石油にまみれながら喜ぶジェームズ・ディーンの姿が目に焼き付いて離れないこの『ジャイアンツ』。後半部分ではかなり老けたジェームズ・ディーンも観る事ができます。ちなみに上映時間201分の長編大作です。つまり3時間21分ですね。僕が持っているDVDも本編だけで2枚組ですから(笑)

f:id:myprivatecomedy:20180816001727j:plain※こちらも『ジャイアンツ』とは関係ありません。

 

この『ジャイアンツ』撮影終了後にジェームズ・ディーンは愛車のポルシェで自動車事故を起こし帰らぬ人となりました。24歳というあまりに短い生涯でした。

芸歴としても約4年間という短さ、名前が世に出てから半年という期間でした。

 

私生活でも変わり者のレッテルを貼られていたジェームズ・ディーン

彼の伝記的な本も何冊も読みましたが、愛情に飢えていたという話、もっと俺に構ってくれといった様子が多分にあったと当時の友人らは語っています。

太々しくもあり人一倍繊細で傷つきやすくもあり、きっと愛さずにはいられない人物だったのだと思います。

そしてそんなジェームズ・ディーンの持つ魅力は映画の中でも演じる役柄にしっかりと投影されていました。ジェームズ・ディーンが演じた役はどの役もどこか心に影を持ち、自分を見て欲しい、わかってほしいと心で叫びながら、でもその術が分からずに不器用に反抗してしまうという印象が強いです。

そして映画に中での彼が素晴らしかったからこそ、今もなお愛され続けている偉大な俳優になっているのだと思います。

本当に『一瞬で駆け抜けた』という表現がぴったりと合う人だと思います。

エデンの東』『理由なき反抗』『ジャイアンツ』はテレビでもたまに放送してほしいです。金曜ロードショーでも日曜洋画劇場でも。今の若い人も含めて知らない人にジェームズ・ディーンを知ってほしい。観たらきっと彼の魅力にハッとさせられると思うのです。

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そしてジェームズ・ディーンの残した言葉に僕は大好きな言葉がありまして。

『永遠の命と思って夢を持ち、今日限りの命と思って生きるんだ』

大好きな言葉です。こんな風に生きたいと強く憧れます。

ジェームズ・ディーン、永遠のムービースターです。